学生の人気が高く、憧れの大学として早慶を上回る存在と言っても過言ではない青山学院大学。現在青山学院大学には11の学部があります。今回は11学部についてご紹介します。
11学部の一覧、偏差値や難易度、学部で学ぶことをご紹介するとともに、学部間の序列もお伝えさせていただきます。
青学の学部一覧と偏差値・難易度・学ぶことを徹底紹介
文学部
青山学院大学発足当初から存在し、青山キャンパスにおける中心的な存在の文学部。看板学科の英米文学科を始め、フランス文学科、日本文学科、史学科、比較芸術学科の5つの学科があります。女性が全体の7割を占めています。
文学部の偏差値
文学部の偏差値は57.5~65.0です。フランス文学科で偏差値57.5となっていますが、ほとんどの学科で偏差値62.5もしくは65.0を記録し、アベレージ的には高めです。
文学部の難易度・レベル
2021年度から自己推薦入試がスタートしたことで、一般入試や共通テスト利用入試の倍率が一気に下がりました。その反動を受け、2022年度の志願者数はほとんどの入試方式で増え、特に共通テスト利用入試が急激な伸びを見せており、かなりの激戦、難易度の高さをうかがわせます。
文学部で学ぶこと
英語の青山のシンボルと言える英米文学科を筆頭に、各言語圏の文学や文化、外国語のコミュニケーションなどを行っています。史学科では日本史や東洋史、西洋史、考古学のコースに分かれ、研修両校で史跡の調査などが行えるほか、比較芸術学科では芸術をテーマに各地域における芸術を比較していきます。
教育人間科学部
2009年と比較的最近に新設された教育人間科学部は、教育学科と心理学科で構成されています。表参道のキャンパスを拠点としており、文学部同様女性が7割ほどを占めます。
教育人間科学部の偏差値
教育人間科学部の偏差値は2学科ともに偏差値62.5です。共通テスト利用入試でもほぼ同じ得点率でボーダーとなっており、80%前後の得点率が求められます。
教育人間科学部の難易度・レベル
教育人間科学部でもいくつかの入試形式が新設されましたが、自己推薦入試ではない入試形式の新設もあってか、一般入試などの倍率をわずかに下げた程度にとどまっています。また2022年度入試では教育学科で志願者の減少が目立つ一方、心理学科は前年をやや上回っており、2学科で若干の差が生じた可能性があり、今後の偏差値の推移に注目です。
教育人間科学部で学ぶこと
教育学科ではようちえんや小学校の教員免許の取得を目指せるなど、教育関係の学習が行えます。心理学科では臨床心理士など本格的な学びができるほか、心理学を一般社会で活用して行けるような学習も行えます。
経済学部
青山キャンパスにある経済学部は、経済学科と現代経済デザイン学科の2学科で構成されています。1953年から70年ほどの歴史を誇り、男性が6割ほどを占めています。
経済学部の偏差値
経済学部の偏差値は62.5~65.0です。経済学科の全学部日程で偏差値65.0を記録し、他では偏差値62.5となっています。共通テスト利用入試では2学科ほぼ同じボーダーとなっており、80%近辺がボーダーです。
経済学部の難易度・レベル
経済学部では入試形式の新設がありませんでしたが、全学部日程で倍率を伸ばし、10倍近くまで迫るなど、偏差値上昇と倍率アップが結びついているケースが見受けられました。しかし、2022年度入試では経済学科で全体的に志願者が減少、現代経済デザイン学科がその分増えており、難易度的には同程度と言えるでしょう。
経済学部で学ぶこと
経済学科では1年目に入門科目を学び、2年目から体系的に経済学を学び、好きなコースを選べます。現代経済デザイン学科は経済学を学びながらも公共性や地域コミュニティに重点を置いた学習が行えるなど、実用的な学びができます。
法学部
1959年に設置され、青山キャンパスが拠点の法学部。法学科とヒューマンライツ学科の2学科で構成されており、男女比率はほぼ半々となっています。
法学部の偏差値
法学部の偏差値は60.0~62.5です。2学科ともに偏差値62.5の入試形式があるため、現状では2学科に大きな差があるとは言えません。ただ共通テスト利用入試ではやや法学科の方がボーダーの得点率が上になっており、全くの横並びではないでしょう。
法学部の難易度・レベル
法学部は共通テストを利用した入試形式が増えたことで、一般入試の倍率は半減になっており、全学部日程では7倍近くあった倍率が3倍まで落ち込みました。2022年度では全学部日程で大幅に回復した一方、ヒューマンライツ学科では法学科を上回る倍率になっており、幸先のいいスタートが切れそうです。ヒューマンライツ学科の難易度は来年以降に定まっていきそうですが、現状では十分難易度が高そうです。
法学部で学ぶこと
法学科ではリーガルマインドを学びつつ、海外セミナーで法律を学ぶなど、多様な法を学びとっていきます。ヒューマンライツ学科は2022年に新設予定となっており、人権をメインにした学びを行っていく予定です。
経営学部
1966年に設置された経営学部は、経営学科とマーケティング学科の2つで構成されています。青山キャンパスにあり、男女比率はほぼ半々です。
経営学部の偏差値
経営学部の偏差値は60.0~62.5です。経営学科の方が偏差値62.5の入試形式が多いため、偏差値では2学科間に若干の差があります。
経営学部の難易度・レベル
経営学部でも共通テスト利用入試の形式が増えたことで、その分、一般入試などの倍率が激減しました。全学部日程では2学科ともに10倍以上の倍率を誇る激戦区でしたが、入試形式の新設で幾分か緩和されています。しかし、2022年度は昨年度の反動が大きくなっており、再び激戦区となるなど、1年おきに難易度は上下に変化している状況です。
経営学部で学ぶこと
経営学科では2年生まで経営学の基礎を学び、ゼミに向けた鍛錬、コンピューターを活用した授業を行っていきます。3年生になってから専門性を磨き、ゼミに力を入れた学習を行います。マーケティング学科では統合マーケティング思考をベースとし、マーケティングの実践を学んでいきます。
国際政治経済学部
1982年に青山キャンパスに設置された国際政治経済学部は、国際政治学科、国際経済学科、国際コミュニケーション学科の3つで構成されています。男女比率は若干女性の方が多いです。
国際政治経済学部の偏差値
国際政治経済学部の偏差値は62.5~65.0です。国際政治学科と国際コミュニケーション学科で65.0を記録し、国際経済学科は62.5です。
国際政治経済学部の難易度・レベル
国際政治経済学部では全体的に倍率が下がる一方、国際経済学科では微減に終わるものがあるなど、学科によって傾向が異なります。2022年度で大幅な伸びを見せたのが国際コミュニケーション学科で昨年とほぼ同じだった国際経済学科と国際政治学科と比べれば、伸び率はそれなりです。
国際政治経済学部で学ぶこと
国際政治経済学部では3学科がそれぞれ専門的な教育を行いながらも、学科に関係なくそれぞれの教育を受けられるため、多様的な学びができるのが特徴的です。外国語教育に熱を入れており、英語力向上も行いながら、国際的な学びも行えます。
総合文化政策学部
2008年に設置された総合文化政策学部は総合文化政策学科のみで、青山キャンパスにあります。男女比率は女性が7割以上を占めており、女性の割合が各学部間でも多めです。
総合文化政策学部の偏差値
総合文化政策学部の偏差値は65.0です。入試形式に関係なく偏差値65.0をキープしており、他の学部と比べても高めです。共通テスト利用入試でも9割に迫るボーダーとなっているため、難易度は高めです。
総合文化政策学部の難易度・レベル
近年人気が高い総合文化政策学部ですが、入試形式の新設もあってか、その倍率は2020年度から2021年度にかけて下がりました。2022年度は共通テスト利用入試が大激戦となっており、9割に迫るボーダーが上がる可能性もあり、難易度の上昇が想定されます。
総合文化政策学部で学ぶこと
総合文化政策学部では主にメディア文化、都市文化、アートデザインの分野に分け、文化や芸術の発信、創造に関する学びを行っていきます。1つの学部でやれることはとても幅広いのが特徴的です。
理工学部
理工学部は1965年に設置され、相模原キャンパスにあります。物理科学科、数理サイエンス学科、化学・生命科学科、電気電子工学科、機械創造工学科、経営システム工学科、情報テクノロジー学科の7学科で構成されています。男女比率は男性が8割以上を占め、青山学院大学の中では男性の割合が突出している状況です。
理工学部の偏差値
理工学部の偏差値は52.5~60.0です。最も高い60.0を記録するのは情報テクノロジー学科で、どの入試形式でも偏差値60.0でした。最近新設された物理科学科が52.5ですが、その他の学科は55.0もしくは57.5です。
理工学部の難易度・レベル
理工学部は2021年に再編が行われた関係で、倍率が大きく変動しています。全体では一般入試が倍率3倍を切っており、物理科学科がその数字を押し下げているなど、影響が見られます。しかし、物理科学科は2022年度入試で志願者が一気に増え、全学部日程では前年度から倍増。偏差値にもいい影響がもたらされることが予想され、今後難易度が上がる可能性が考えられます。
理工学部で学ぶこと
基本的に物理や化学、数学を中心とした学科があり、それにちなんだ学びが行えます。21世紀のモノづくりをリードする人材を生み出すため、全体的に最先端技術を取り入れ、企業が要望するような人材に育てるべく、進化を遂げている最中。情報テクノロジー学科や機械創造工学科など、これからのモノづくりを支えるための技術や研究のノウハウが伝授されています。
社会情報学部
2008年に設置された社会情報学部は、相模原キャンパスにあります。社会情報学科1学科のみで、男女比率は男性が6割とやや多めです。
社会情報学部の偏差値
社会情報学部の偏差値は57.5~65.0です。1つの学部1つの学科ではかなりの差ですが、全学部B方式で57.5を記録し、共通テストを利用した個別学部A方式で65.0をマーク。それ以外は60.0のため、全体的な偏差値は60.0に迫っている可能性があります。
社会情報学部の難易度・レベル
社会情報学部の倍率は2020年度から2021年度にかけて大きく変化し、特に共通テスト利用入試では15倍から4倍へ大きく倍率を落としました。偏差値65の個別学部A方式で志願者が減りましたが、それ以外では増えており、学部間の難易度の差は小さくなったかもしれません。
社会情報学部で学ぶこと
社会情報学部では、数学的な思考、論理的思考力、情報、コミュニケーションと21世紀を生きる現代人に欠かせないものを中心に、知識をつけていきます。社会、情報、人間を組み合わせたコースが用意され、3年以降はより細かく深く学びます。
地球社会共生学部
2015年に設置された地球社会共生学部は相模原キャンパスにあります。国際系学部の1つであり、学科は地球社会共生学科のみです。男女比率は女性が圧倒的に多く、その割合は理工学部における男性比率に迫っています。
地球社会共生学部の偏差値
地球社会共生学部の偏差値は60.0です。他の学部学科と比べると入試形式が少なくシンプルで、偏差値が出ている入試形式は1つのみとなっています。その影響もあってか、2022年度はどの入試形式でも大きな伸びを見せており、偏差値への好影響、難化の可能性もあります。
地球社会共生学部の難易度・レベル
地球社会共生学部の難易度ですが、一般入試の倍率がかなり落ちており、3倍台まで下がりました。
地球社会共生学部で学ぶこと
メディア、コラボレーション、ソシオロジーなど複数の専門領域を学んでいく地球社会共生学部。実践的な英語力を身につけるため、学部生は必ず東南アジアに半期の留学をしなければなりません。留学で得た経験をどのように活かすか、4年間トータルでの課題になっていきます。
コミュニティ人間科学部
青山学院大学の学部では最も新しいコミュニティ人間科学部。相模原キャンパスにあり、学科はコミュニティ人間科学科のみです。男女比率は女性が6割ほどです。
コミュニティ人間科学部の偏差値
コミュニティ人間科学部の偏差値は57.5です。地球社会共生学部同様、入試形式がシンプルな分、偏差値が出る入試形式は1つのみです。
コミュニティ人間科学部の難易度・レベル
コミュニティ人間科学部は2021年度から共通テスト利用入試が新設され、一般入試の倍率が落ちる一方、共通テスト利用入試の倍率は高めです。2022年度ではその反動が見られ、全学部日程で倍増し、その他の入試形式で志願者を減らしている状況で、偏差値が出る全学部日程の難化が想定されます。
コミュニティ人間科学部で学ぶこと
コミュニティ人間科学部では、その名の通り、コミュニティに関連した学びが行えます。子どもや若者、女性の活動、コミュニティ支援、コミュニティの文化資産の継承、創生に必要な知識、ノウハウ、考え方を学びます。
青学の学部序列ランキングとは?
これまで紹介した11の学部ですが、その序列はどのようになっているのか、複数のファクターから解説します。
偏差値面
1位:総合文化政策学部
2位:国際政治経済学部
3位:経済学部
4位:文学部
5位:教育人間科学部
6位:法学部
7位:経営学部
8位:社会情報学部
9位:理工学部
10位:地球社会共生学部
11位:コミュニティ人間科学部
偏差値面では総合文化政策学部が偏差値65.0でトップとなり、経済学部や国際政治経済学部が続きます。青山キャンパスと相模原キャンパスで上位と下位に分かれた形になりました。
人気面
1位:国際政治経済学部
2位:文学部
3位:総合文化政策学部
4位:経営学部
5位:経済学部
6位:法学部
7位:教育人間科学部
8位:理工学部
9位:社会情報学部
10位:地球社会共生学部
11位:コミュニティ人間科学部
人気面では国際政治経済学部が優勢で、国際系学部の人気の高さがわかります。文学部は英米文学科を筆頭に青山学院大学を代表する名門学部で、経営学部も有名な経営者を多数輩出するなど、隠れた看板学部という声も聞かれます。
キャンパス(立地)面
1位:総合文化政策学部
2位:国際政治経済学部
3位:経済学部
4位:文学部
5位:教育人間科学部
6位:法学部
7位:経営学部
8位:社会情報学部
9位:理工学部
10位:地球社会共生学部
11位:コミュニティ人間科学部
あえて順位は偏差値面のランキングと据え置きにしましたが、表参道にある青山キャンパスが立地面では断然上、相模原キャンパスはどうしても割を食う形です。ただ相模原キャンパスも開放感があって気持ちよく勉学に励めるため、それぞれに特色があると言えるでしょう。
規模(学生数)面
1位:文学部
2位:理工学部
3位:経済学部
4位:経営学部
5位:法学部
6位:国際政治経済学部
7位:教育人間科学部
8位:総合文化政策学部
9位:コミュニティ人間科学部
10位:社会情報学部
11位:地球社会共生学部
大学の定員厳格化の影響や後発の学部ほど募集人員が少ない影響もあり、昔からある学部学科に学生数が割かれる結果となっています。国際政治経済学部が激戦の状態が続けば、今後規模が変わる可能性も考えられます。
結論:青学の学部序列ランキング
1位:国際政治経済学部
2位:総合文化政策学部
3位:文学部
4位:経済学部
5位:経営学部
6位:法学部
7位:理工学部
8位:教育人間科学部
9位:社会情報学部
10位:地球社会共生学部
11位:コミュニティ人間科学部
国際政治経済学部が今後の人気上昇を考えると学部の序列ランキングでは1位になるでしょう。総合文化政策学部も偏差値が高いため、浸透していけば1位になる可能性もあります。理工学部は昔からある学部としての存在感があるため、序列としては若干上になるでしょう。
青学の学部ごとの口コミ・評判
青学にある11の学部にはそれぞれの口コミ、評判があります。今回はその一部を抜粋してご紹介します。
文学部に関する口コミ・評判
英語に打ち込める
英語の青山と言われるだけあって、英米文学科では英語に対する知識、考え方が多様で、刺激を受けることも多いとのこと。特に先生が非常に熱心で、留学を視野に入れた指導や英語への取り組み方も教えてくれるなど、英語に打ち込めて語学力を高められる環境が作られています。
語学力別に学べる
英語に力を入れているので、英語の授業についていけるのかと思ってしまう人も多いようですが、入学前にTOEICを受けて、その成績でクラス分けを行うため、習熟度別に取り組めます。最初の2年でアメリカやイギリスの文学を学べてそこからコース選択があるので、学びたいことをふるいにかけながら、やりたいことを見つけられます。
教育人間科学部に関する口コミ・評判
意外と必修が少ない
教育学科だと教員免許の兼ね合いもあってか、必修科目が他の学部と比べると多くないそうで、その分、やりたいことを見つけて取り組んでいけます。教員が熱心に指導を行うため、将来的な進路について真剣に取り組むことができる環境のようです。
学部全体が落ち着いている
教育学科、心理学科ともに雰囲気が落ち着いており、腰を据えて学んでいける環境にあるようです。コロナでオンライン授業になっているものの、創意工夫が見られ、対面授業も取り入れるなど、学びの環境を整備しようとする姿勢が垣間見えるとのことです。
経済学部に関する口コミ・評判
実践的な学びができる
経済学部で教鞭をとる教員の中には大学以外のところで活躍し、教員に転向した方も多く、それだけ実践的な学びが行えるようです。楽しい授業、面白い授業、考えさせられる授業が多く、経済への興味関心が強まっていくとのことです。
幅広い選択肢がある
経済学部では経済はもちろんのこと、統計、プログラミングなど幅広く学べるなど、色々な授業をとれるのがポイント。そのため、就職や起業などを考える際に選択肢が幅広く、当然金融系への道も開けており、自分がやりたいことがやれる可能性が出てきます。
法学部に関する口コミ・評判
1年生から興味をもった学問を掘り下げられる
1年生の時は基礎的な勉強を行い、2年から専門的な学びを行う大学が多い中で、法学部では1年で学んで興味をもった内容で、2年以降掘り下げていくことができます。早い段階で将来的な進路を考えられるのがプラスであり、法学のエキスパートが揃っている分、学びの刺激も多いようです。
専門科目の充実ぶり
青学でも目立たない存在と言われがちの法学部ですが、ラインナップは充実しており、専門的に学ぶにはもってこいとのこと。それだけ学ぶことが多く、忙しさこそありますが、勉学に励むには最適な環境と言えるでしょう。
経営学部に関する口コミ・評判
いい意味でイメージを裏切る
表参道にある大学とあって、浮ついた学生が多そうというイメージを青学生に持つ人は多いかもしれませんが、経営学部ではそのような人は少ない様子。特にマーケティング学科は、マーケティングを専門的に扱っており、他の大学を見渡しても実はさほど多くないとか。そのあたりも経営学部に入ってよかったと思えるポイントのようです。
企業のことがわかる
経営学部で企業経営などを学んでいくことができるため、現状の企業の問題を授業、講義、セミナーなど様々な形で理解し、勉学につなげられます。データサイエンスを活用した授業も取り組むなど、頭で考え実際に実践するという仕組みも作られ、企業のことをより理解できるそうです。
国際政治経済学部に関する口コミ・評判
全体的にレベルが高い
国際協力の仕事をしたいなど、国際系の仕事、道に進みたくて入学した人が多い国際政治経済学部。そのため、国際系に関係する授業が多数用意されているほか、毎週1回ディスカッションの授業があり、出席するだけで単位がもらえる授業も少なく、学ぶ側の意識が高くなり、全体的なレベルの高さにつながっているという口コミがあります。
英語にも力を入れている
国際系学部とあって、英語への力の入れ方は相当なもののようで、英語の授業が週に4回あるなど語学力アップにつなげられます。加えて国際的な授業が幅広く用意されているので、全方位的にスキルアップも行えるとのこと。文学部と経済学部のハイブリッド的な学部のようです。
総合文化政策学部に関する口コミ・評判
学べることが多彩
総合文化政策学部の口コミで目立つのは、学ぶことが非常に多彩であること。全体の規模はそこまで大きくないものの、ゼミの数は豊富にあり、好きなことを学べます。就活に向けた講座も長期で展開するなど、自主性さえあればいくらでも成長できそうな環境と言えそうです。
やりたいことが見つかる
多彩な授業もあってか、それまでにやりたいことが見つけられていなかった人も何かしらやりたいことが見つかりやすいという声も見受けられました。授業を受けることで学芸員の資格も得られることから、幅広い就職の道もあります。
理工学部に関する口コミ・評判
理系っぽさがそこまで強くない
男性の割合が多い理工学部なので、理系っぽいイメージを持っていた人も多かったようですが、実際はそこまでお堅い感じではなく、他の理系学部と比べれば青学っぽさを感じる学生も多いようです。もちろんいたって真剣に授業を受ける学生が多いので、いい意味で理系っぽさを感じにくいようです。
青山スタンダード
青山学院大学に入学すると青山スタンダードという専用の講義を受けることになり、理工学部でもこれは同じで、青学生としてのイズムを学ぶのだとか。社会に出る際に役に立つことも多いようです。
社会情報学部に関する口コミ・評判
学びの種類が豊富
社会情報学部は情報系はもちろん、様々なジャンルの学びを行えるため、最初にやりたいことが見つかっていなくても履修していく中でやりたいことが見つけやすくなっています。何がやりたいかわかっていなくても、4年間で見つけて磨いていけるところという声が聞かれます。
就職に強い
学ぶ内容が多岐にわたり、講義などで得たものを実際に活用していくための場もあるため、スキルを磨けます。それもあってか、就活では青山学院大学内部でも就職に強いとされ、いいところに就職したい学生にとっては評判がいいようです。
地球社会共生学部に関する口コミ・評判
実は英語に強い?
英語の青山といえば英米文学科や国際政治経済学部などが浮かびますが、実は地球社会共生学部でも留学が必須の関係で、英語の授業がほぼ毎日あり、語学力のスキルアップが行えます。留学の存在は大きく、英語を使って仕事をしたい人にはおすすめです。
学びが面白い
地球社会共生学部には、駅伝の監督でおなじみの原監督が教授として参加し、実際に授業もあるなど、アジアに関する話を含め、自分が学びたいものにアクセスできるのが特徴のようです。率先して自立心を育みながら勉学に励めるのがいいそうです。
コミュニティ人間科学部に関する口コミ・評判
まだ新しい
2021年度の時点ではまだ卒業生が出ていないほど、できて間もないために色々と発展途上の部分もあるようですが、それはそれでよく、教員含めてモチベーションが高いのがいいのだとか。今後に期待したくなる学部です。
教員のやる気が高い
人数も少なく、少人数教育のような状況になりやすいこともあり、教員のやる気は高く、成長したい意欲さえあればいくらでも成長できる環境となっています。キャンパス自体も雰囲気もよくてきれいなので、評価を高くしている方が多く見受けられます。
まとめ
青学11学部にはそれぞれ個性があり、カラーが見られました。意外にも女性の割合が多い学部が多く、特に後発の学部ほど女性の割合が高かったのが印象的です。目まぐるしく受験の情勢が変わっており、今後にも注目が集まります。