「青学でリスニングがある学部ってどこ?」
「所要時間や難易度は?」
このような疑問を解決します。
具体的には
・青学でリスニングがある学部学科はどこ?
・青学のリスニングの基本情報
・青学のリスニングの傾向と対策
・青学のリスニング対策におすすめの参考書や教材5選
の順に解説します。
5分くらいで読めるのでぜひ一読ください。
青学でリスニングがある学部学科はどこ?
そもそも青学のすべての学部でリスニングがあるわけではありません。
青学でリスニングがあるのは文学部英米文学科のみです。それ以外の学部では、共通テストを点数に換算する方式を選んだ場合以外は、リスニングはないです。
青学のリスニングの基本情報
青学のリスニングの基本情報を解説します。
青学リスニングの配点
リスニングのみの配点は公開されていないので、正確にはわかりません。しかし英語の配点は200点。
大問5のうちの1つがリスニングであることを考えると40点くらいだと考えられます。
青学のリスニングの時間は何分?
青学のリンスニング時間は正確には公表されていません。
しかし受験生の証言をもとに考えると15~20分だと考えられます。
青学のリスニングの難易度はどれくらい?
青学のリスニングの難易度を解説します。
青学のリスニングの読むスピードは?
青学のリスニングの読むスピードはとてもはやいです。共通テストレベルのスピードを想定していると「何も聞き取れない」レベル。
高レベルなリスニングだと考えておきましょう。
青学のリスニングは英検やTOEICと比較して難しい?
青学のリスニングは英検やTOEICと比較して難しいのでしょうか。結論から言うと難しいです。
そもそも青学のリスニングは600語程度の長文です。そのためTOEICなどとは形式が全く違います。
また「一度も聞いたことがない」レベルの語彙も当たり前にでるのです。
結論:青学のリスニングの難易度
結論は青学のリスニングの難易度は大学受験の中でも高いといえます。
リスニングのスピード、語彙力も高いです。また問題形式も様々で、対策がしづらいという特徴もあります。
青学のリスニングの傾向と対策
青学のリスニングの傾向と対策を解説します。
青学リスニングの傾向
青学リスニングの傾向を解説します。
スピード早い
青学リスニングの傾向1つ目はスピードが早いことです。体験談によると、帰国子女の受験者でも聞き取れないところがあったほど。
そのため自分が想定しているよりもっと速いスピードを考えておくべきです。英語のニュースやラジオをきくなど、スピードの早い英語を聞き取る練習をしていきましょう。
問題形式が固定されていない
青学リスニングの傾向2つ目は問題形式が固定されていないことです。これが青学のリスニングを難しくさせている原因。
普通、問題のレベルが高くても過去問を解いて傾向に慣れることで、解き方がわかってきます。
しかし青学では毎回、新しい形式の問題を出題するのです。レベルの高いリスニング力が必要とされます。
語彙のレベルが高い
青学リスニングの傾向3つ目は語彙のレベルが高いことです。知らない英単語・熟語・慣用句は耳で聞き取ることも困難。
あらかじめ英単語・熟語・慣用句については力を入れておく必要があります。
青学リスニングの対策法・勉強法
大学受験は勉強法を間違えると、いつまで経っても成績が上がらないことになります。しかし学校で英語の知識を学ぶことはあっても、勉強法を学ぶことはありません。
ここで解説する青学(青山学院大学)リスニングの対策法・勉強法を理解し、実行していきましょう。
ディクテーションをする
青学リスニングの対策法・勉強法1つ目はディクテーションをすることです。
ディクテーションとは書き取りのこと。英語を聞き一文ごとに止め、書き起こす作業を行います。
ディクテーションし終わった後に、スクリプトと見比べてみると、冠詞が抜けていたり、重要な単語を聞き逃していることに気がつけるのです。
ディクテーションを行う際、わからない言葉が出てきたらカタカナで書くようにしましょう。その積み重ねでリスニング力の基礎が付きます。
シャドーイングをする
青学リスニングの対策法・勉強法2つ目はシャドーイングをすることです。
シャドーイングとは音声に少し遅れて影のように発音するトレーニング方法です。
10回、20回と繰り返すことで、読解スピードが格段に上がっていきます。リスニング学習では誰もが行っている王道の方法です。
ディクテーションをある程度行った後はシャドーイングをしていきましょう。
リーディングをする
青学リスニングの対策法・勉強法3つ目はリーディングをすることです。「リスニングなのにリーディング?」と思った人もいると思います。
しかしリスニングにはリーディング力が大切なのです。そもそも読めない文章を聞き取ることは不可能です。
またリーディングのスピードよりリスニングのスピードが上回ることもありません。
つまりリーディング力がなければリスニング力は上がらないのです。リスニングの勉強をしながらも、リーディングの勉強も並行して行っていきましょう。
青学のリスニング対策におすすめの参考書や教材5選
リスニングの参考書はたくさん出版されています。選択肢がたくさんあるのはいいことですが、その結果自分のレベルにあった参考書を選ぶのも難しくなっているのです。
もし自分にあっていない参考書を選べば、身にならず時間の無駄になってしまいます。
ここで解説する青学(青山学院大学)リスニングの勉強におすすめの参考書一覧を参考に、自分のレベルに合った参考書を選びましょう。
「関正生の英語リスニング プラチナルール」
青学のリスニング対策におすすめの教材1つ目は「関正生の英語リスニング プラチナルール」です。
「関正生の英語リスニング プラチナルール」は人気講師の関正生さんの著書で、難関大のリスニングに対応する力をつけられます。
リスニングといえば耳で聞き慣れる事が重要というイメージがあります。たしかにそれは事実です。
しかし受験は英語を聞き取ることが目的ではなく、設問に答えることが目的。設問を意識するかしないかで正答率は大きく変わってきます。
例えば数字に関する問題はどういう風に出題されるか。このような他の問題でも応用可能な知識を教えてくれるのです。
リスニング力をつけた上で、この参考書を組み合わせれば青学のリスニングにも対応していけるでしょう。
「灘高キムタツの東大英語リスニング」
青学のリスニング対策におすすめの教材2つ目は「灘高キムタツの東大英語リスニング」です。
「灘高キムタツの東大英語リスニング」は東大の二次試験対策用の教材。「青学には必要ないのでは?」と思うかも知れませんが、そんなことはありません。
実は東大二次のリスニングは600字前後の長文問題。青学のリスニングと同じくらいの長さです。このような長文の試験問題は数が多くないので格好の教材となります。
とはいえ、最初からハイレベルなわけではなく、最初はゆっくりとしたスピードの長文です。
その後、どんどんとスピードも上がっていくので、地道にやればしっかりと力がつけられます。
CNN English Express(月刊教材)
青学のリスニング対策におすすめの教材3つ目はCNN English Express(月刊教材)です。
CNN English Expressはアメリカのニュース専門局CNNのニュースを教材にしたもの。
実際のアメリカのニュースを使って英語を学べるということで一石二鳥です。生の英語なので、教科書的なリスニングとは違い、スピードがバラバラ。
教科書的なリスニングに慣れている日本人にとってはハイレベルでしょう。
しかしナチュラルスピードと、ゆっくりスピードの2つの音声が収録されているので、心配はいりません。
値段は1年間購読で15,156円(税込)、半年間購読は7,578円(税込)となっています。
English Journal(月刊教材)
青学のリスニング対策におすすめの教材4つ目はEnglish Journal(月刊教材)です。
English JournalもCNN English Expressと並んで英語学習で定番の教材。
一番の特徴は
・著名人のインタビュー
・すぐに役立つ特集
・世界のニュース
・ネイティブのトーク
などバラエティ豊かなコンテンツが収録されていること。
具体的に連載の一部を紹介すると以下のようなものがあります。
「あっぱれ!ジャパニーズ」:世界で活躍する日本人にインタビューする企画
「FILMOSCOPE」:新作の映画や関連する映画を紹介する企画
「英米小説翻訳講座」:毎月作家を1人選んで、翻訳の技を紹介
このような連載が10本ほどあると聞くと、とても面白そうですよね。
実際に青学のリスニングではケヴィン・コスナーのインタヴューが出題されたこともあります。
値段は紙幣だと1,417円(税込)、デジタルでは最新号:1,222円(税込)です。
「リスニングの達人上級編」
青学のリスニング対策におすすめの教材5つ目は「リスニングの達人上級編」です。「リスニングの達人上級編」は上級者とあるだけあって、レベルの高い教材。
TOEICで言えば750点から900点以上を目指す人の参考書です。
内容もたっぷりでテキスト5冊とCD5枚がついています。レベルの高い教材でたっぷり練習がしたい人にピッタリの教材です。
まとめ
ここまで青学でリスニングがある学部について、所要時間や難易度も解説してきました。
重要なポイントをまとめます。
・青学でリスニングがあるのは文学部英米文学科のみ
・青学のリスニングは難しい
青学のリスニングは受験の中でもハイレベル。ここで紹介した参考書などを使い、しっかりと準備していきましょう。