「青学の全学部入試ってどれくらい難しい?」
「合格には何割必要?」
このような疑問に答えます。
具体的には以下の順に解説します。
・青学の全学部入試の難易度はどれくらい?
・青学の全学部日程と個別学部日程の違いとは?
・青学の全学部の傾向と対策を科目ごとに解説
・青学の全学部日程は併願できる?
8分くらいでよめるのでぜひ一読ください。
青学の全学部入試の難易度はどれくらい?
青学の全学部入試の難易度はどれくらいなのでしょうか。
青学の全学部が受からない・難しいと言われる理由
ネットで調べてみると「青学の全学部は受からない」と言われています。
青学の全学部が難しいと言われる理由は問題が簡単で、高得点争いになるからです。実は青学の全学部入試は共通テストレベルの難易度。
青学を受験するのはMARCHレベルの受験生ですから当然、高得点での戦いとなります。その結果「8割取れたのに、落ちた!青学の全学部は受からない!」となるのです。
青学の全学部の合格最低点・合格者平均・受験者平均一覧
青学の全学部の合格最低点・合格者平均・受験者平均一覧を解説します。
文学部
【英米文学科】
〇合格最低点
2019:280/350(80%)
2020:276/350(78.9%)
2021:283/350(80.9%)
〇合格者平均点
2017:285/350
2018:291.1/350
2019:286.3/350
〇受験者平均点
2017:241.3/350
2018:241.1/350
2019:238/350
【フランス文学学科】
〇合格最低点
2019:273/350(78%)
2020:261/350(74.6%)
2021:263/350(75.1%)
〇合格者平均点
2017:268.8/350
2018:287.8/350
2019:281.6/350
〇受験者平均点
2017:232.9/350
2018:243.4/350
2019:236.3/350
【日本文学科】
〇合格最低点
2019:302/400(75.5%)
2020:320/400(80%)
2021:321/400(80.3%)
〇合格者平均点
2017:324.5/400
2018:332.4/400
2019:315/400
〇受験者平均点
2017:272/400
2018:281.4/400
2019:265.3/400
【史学科】
〇合格最低点
2019:309/400(77.3%)
2020:313/400(78.3%)
2021:315/400(78.8%)
〇合格者平均点
2017:317.8/400
2018:330.2/400
2019:321.7/400
〇受験者平均点
2017:275.6/400
2018:282/400
2019:268.8/400
【比較芸術学科】
〇合格最低点
2019:309/400(77.3%)
2020:315/400(78.8%)
2021:319/400(79.8%)
〇合格者平均点
2017:319.5/400
2018:331.7/400
2019:319.4/400
〇受験者平均点
2017:272.4/400
2018:279.6/400
2019:262.3/400
法学部
【法学科】
〇合格最低点
2019:272/350(77.7%)
2020:266/350(76%)
2021:270./350(77.1%)
〇合格者平均点
2017:278.7/350
2018:285.5/350
2019:280.9/350
〇受験者平均点
2017:237.1/350
2018:242.3/350
2019:237.8/350
国際政治経済学部
【国際政治学科】
〇合格最低点
2019:281/350(80.3%)
2020:278/350(78.4%)
2021:284/350(81.1%)
〇合格者平均点
2017:290.1/350
2018:297.8/350
2019:286/350
〇受験者平均点
2017:256.8./350
2018:257.7/350
2019:247.5/350
【国際経済学科】
〇合格最低点
2019:281/350(80.3%)
2020:270/350(77.1%)
2021:289/350(82.6%)
〇合格者平均点
2017:287.2/350
2018:297.2/350
2019:284.7/350
〇受験者平均点
2017:246.8/350
2018:255.9/350
2019:244.6/350
【国際コミュニケーション学科】
〇合格最低点
2019:281/350(80.3%)
2020:274/350(78.3%)
2021:282/350(80.6%)
〇合格者平均点
2017:287.5/350
2018:296.6/350
2019:285.7/350
〇受験者平均点
2017:245.4/350
2018:251.9/350
2019:245.5/350
経済学部
【経済学科】
〇合格最低点
2019:270/350(77.1%)
2020:270/350(77.1%)
2021:283/350(80.9%)
〇合格者平均点
2017:282.4/350
2018:288.2/350
2019:279.5/350
〇受験者平均点
2017:236.4/350
2018:239/350
2019:232.5/350
【現代経済デザイン】
〇合格最低点
2019:270/350(77.1%)
2020:261/350(74.6%)
2021:272/350(77.7%)
〇合格者平均点
2017:279.4/350
2018:284.3/350
2019:277.7/350
〇受験者平均点
2017:234.3/350
2018:243.1/350
2019:232.5/350
総合文化政策学部
【総合文化政策文化】
〇合格最低点
2019:276/350(78.9%)
2020:270/350(77.1%)
2021:283/350(80.9%)
〇合格者平均点
2017:285.7/350
2018:292.4/350
2019:284.3/350
〇受験者平均点
2017:238.7/350
2018:247.6/350
2019:236.7/350
社会情報学部
【社会情報学科】
A方式
〇合格最低点
2019:276/350(78.9%)
2020:260/350(74.3%)
2021:274/350(78.3%)
〇合格者平均点
2017:275.7/350
2018:283.7/350
2019:285.5/350
〇受験者平均点
2017:226.1/350
2018:233.6/350
2019:225.7/350
B方式
〇合格最低点
2019:307/400(76.8.%)
2020:323/400(80.8%)
2021:272/400(68%)
〇合格者平均点
2017:313.8/400
2018:346.1/400
2019:325.6/400
〇受験者平均点
2017:233.2/400
2018:250.8/400
2019:246.4/400
経営学部
【経営学科】
〇合格最低点
2019:272/350(77.7%)
2020:273/350(78%)
2021:279/350(79.7%)
〇合格者平均点
2017:282.1/350
2018:293.5/350
2019:281/350
〇受験者平均点
2017:236/350
2018:243.8/350
2019:233.2/350
【マーケティング学科】
〇合格最低点
2019:278/350(79.4%)
2020:275/350(78.6%)
2021:283/350(80.9%)
〇合格者平均点
2017:277.3/350
2018:293.1/350
2019:284.7/350
〇受験者平均点
2017:236.2/350
2018:245/350
2019:237.4/350
教育人間学部
【教育学科】
〇合格最低点
2019:266/350(76%)
2020:262/350(74.9%)
2021:279/350(79.7%)
〇合格者平均点
2017:280.7/350
2018:286.3/350
2019:274.1/350
〇受験者平均点
2017:234.9/350
2018:243.2/350
2019:232/350
理工学部
【物理科学科】
〇合格最低点
2021:252/400(63%)
【数理サイエンス学科】
〇合格最低点
2021:244/400(61%)
【化学・生命科学科】
〇合格最低点
2019:305/400(76.3%)
2020:272/400(68%)
2021:271/400(67.8%)
〇合格者平均点
2017:304.9/400
2018:324.4/400
2019:321.4/400
〇受験者平均点
2017:239.2/400
2018:258.9/400
2019:255.9/400
【電気電子工学科】
〇合格最低点
2019:289/400(72.3%)
2020:266/400(66.5%)
2021:270/400(67.5%)
〇合格者平均点
2017:288.4/400
2018:317.4/400
2019:301.3/400
〇受験者平均点
2017:217.7/400
2018:237.9/400
2019:237.2/400
【機械創造工学科】
〇合格最低点
2019:281/400(70.3%)
2020:282/400(70.5%)
2021:267/400(66.8%)
〇合格者平均点
2017:319.6/400
2018:319.4/400
2019:304.1/400
〇受験者平均点
2017:244.9/400
2018:244.1/400
2019:235/400
【経営システム工学科】 〇合格最低点
2019:306/400(76.5%)
2020:289/400(72.3%)
2021:281/400(70.3%)
〇合格者平均点
2017:310.2/400
2018:327.1/400
2019:321.3/400
〇受験者平均点
2017:234.2/400
2018:257/400
2019:243/400
【情報テクノロジー】
〇合格最低点
2019:307/400(76.8%)
2020:288/400(72%)
2021:289/400(72.3%)
〇合格者平均点
2017:312.1/400
2018:319.6/400
2019:322.2/400
〇受験者平均点
2017:222.2/400
2018:240.1/400
2019:239.2/400
地球社会共生学部
【地球社会共生学科】
〇合格最低点
2019:270/350(77.1%)
2020:256/350(73.1%)
2021:265/350(75.7%)
〇合格者平均点
2017:269.3/350
2018:276.6/350
2019:278.5/350
〇受験者平均点
2017:225.9/350
2018:236.3/350
2019:231.7/350
コミュニティ人間学部
【コミュニティ人間学科】
〇合格最低点
2019:260/350(74.3%)
2020:252/350(72%)
2021:245/350(70%)
〇合格者平均点
2019:270.1/350
〇受験者平均点
2019:226.5/350
青学の全学部は9割必要?大体何割あれば安心できるのか
青学の全学部は8割が一つの目安になるでしょう。しかしこれもあくまで目安。
安心できる点数は8.5割になります。
青学の全学部は何ミスで落ちる?
青学の全学部は何ミスで落ちるか気になるところですよね。しかし青学は配点を公開していません。
また問題によって点数が違うと予想されるので「3問、間違えたからやばい!」と考えるのはもったいないです。
たとえば英語の長文が1問6点だとして、文法が1問2点なら、文法問題を3問落としても長文1問分です。
配点が公開されていない以上、考えても仕方ありません。合格するにはできるだけ点数をとるしかないという姿勢で勉強していきましょう。
青学の全学部日程と個別学部日程の違いとは?
青学の全学部日程と個別学部日程の違いを解説していきます。
募集人数
青学の全学部日程と個別学部日程では募集人数が大きく違います。全学部日程の方が圧倒的に少ないのです。
例えば経済学部経済学科の2022年の募集人数は以下です。
個別日程:約280
全学部日程:約30人
約9倍の違いがあることがわかります。
倍率
青学の全学部日程と個別学部日程では倍率が違います。全学部日程の方が倍率は高いです。その訳は多くの人が個別入試と併願しているから。
また募集人数が全学部日程のほうが少ないという理由もあります。 例えば経済学部経済学科の2022年の倍率は以下です。
個別日程:約18.9倍
全学部日程:約27.6倍
全学部日程の方が高いことがわかります。
受験方式
青学の全学部日程と個別学部日程では受験方式も変わります。個別入試にはA,B,C方式が存在するのです。
教科が違う、共通テストを点数として変換するなど、様々な受験方式があります。例えば共通テストが得意な人は、点数に換算してもらったほうが得ですよね。
このように自分の強みを生かした受験方式を選べます。一方全学部日程では、方式に種類はありません。
青学の全学部の傾向と対策を科目ごとに解説
青学の全学部の傾向と対策を科目ごとに解説します。
英語
英語の傾向を解説します。
英語は以下の内容となっています。
・長文読解(内容一致)
・長文読解(空所補充)
・文法・語法(整序英作)
・Part1文法・語法(空所補充)
・Part2会話(空所補充)
大切なのは文法・語法を落とさないこと。その上で長文が、会話でどれだけ得点できるかです。
まずは文法・語法を固め、英文解釈を学びながら長文を練習していきましょう。
国語
国語の傾向を解説します。国語は現代文と古文に分かれています。
現代文はMARCHの中で見ると簡単な部類です。しかし時間的に余裕があるわけではないので過去問で時間の使い方に慣れておきましょう。
また漢字などの知識問題も出るので対策が必須です。
古文は標準的な問題が多く文章自体は読みやすいものが多いです。
そのため古文単語→文法→長文と王道の学習を進めましょう。
日本史
日本史の傾向を説明します。大問数は3題で、小問は50問です。全学部の日本史はすべてマークシート。
・正誤
・選択
・配列問題
で主に構成されています。
教科書のレベルの問題が多いですが一部難易度の高い問題がでます。範囲は原始から近代まで出題されるので、全般的な学習が必須です。
まずは教科書レベルの問題をすべての範囲で解けることを目指しましょう。
世界史
世界史の傾向を解説します。世界史は約50問全てマークシートの問題。レベルはMARCHの中では簡単な部類に入ります。
年度により出題範囲にばらつきがあります。そのため苦手な範囲がでたら大きな失点になるでしょう。
苦手を作らないように、まんべんなく勉強することを意識しましょう。
数学
数学の傾向を解説します。大問4角完全マークシートの問題。
・場合の数・確率
・微積
からの問題が毎年出題されています。
レベルは基礎~標準レベルと難しくないので、上記の範囲を中心に固めていきましょう。
青学の全学部日程は併願できる?
青学の全学部日程は併願できるのでしょうか。確認していきます。
青学の全学部は併願可能
青学の全学部は併願可能です。そのため全学部日程+個別日程分受験できることになります。
もちろん受験回数が多いほど合格のチャンスは増えます。必ず併願するようにしましょう。
併願時は受験料がかかる
青学では併願時に割引制度などはありません。そのため受験回数×35000円分がかかります。
親に払ってもらうことが多いと思うので、しっかりと説明をして理解を得ましょう。
まとめ
ここまで青学の全学部入試の難易度、何割必要かや科目ごとの対策も解説してきました。
青学の全学部は問題が簡単な分、高得点の争いになります。8.5割取ると安心できるので、この点数を目指して勉強しましょう。