青学の化学の傾向と対策!何割必要かやおすすめの参考書も紹介

「青学の化学の傾向や対策を知りたい!」
「青学の化学には何割必要?」

この記事ではこのような疑問を解決します!

具体的には
・青学(青山学院大学)の化学の基本情報
・青学(青山学院大学)の化学の傾向・特徴
・青学(青山学院大学)化学の対策法・勉強法を解説
・青学(青山学院大学)化学は何割取れれば良い?合格最低点から考察
・青学(青山学院大学)化学の勉強におすすめの参考書一覧
・青学(青山学院大学)化学の過去問情報
の順に解説します。

10分くらいで読めるのでぜひ一読ください。

青学(青山学院大学)の化学の基本情報

青学(青山学院大学)の化学の基本情報を解説します。

青学の化学の配点

青学の化学の配点は100,150,200点(入試形式による)です。

青学の化学の解答形式

青学の化学の解答形式はマークシート方式、記述式です。

青学の化学の試験時間と時間配分

青学の化学の試験時間は80分、大問3題、約30問になります。それほどタイトな時間というわけではありません。

大問1:20分
大問2:25分
大問3:25分
見直し:10分

このように見直しの時間も取れるよう練習していきましょう。

青学の化学は難しい?難易度を考察

青学の化学は標準レベルです。極端に難しいわけではないため、焦らずに基礎→標準と固めていけば問題ありません。

青学(青山学院大学)の化学の傾向・特徴

青学(青山学院大学)の化学の傾向・特徴を解説します。

青学の化学全体の特徴

青学の化学全体の特徴を解説します。

すべての分野から出題される

青学の化学全体の特徴1つ目はすべての分野から出題されることです。青学の化学は特定の分野に偏ることはありません。

そのため幅広く力をつける必要があります。しかしレベルとしては標準レベルまでの問題がほとんど。

しっかりと基礎から身につけていけば問題ありません。焦って難易度の高い参考書を選ぶことがないよう注意しましょう。

化学反応式、化学式の記述が出題される

青学の化学全体の特徴2つ目は化学反応式、化学式の記述が出題されることです。青学はマークシート方式と記述式の出題があります。

記述式では化学反応式、化学式が頻出です。化学反応式、化学式は普段から書く練習をしていないと、なかなか書けません。

普段の勉強から化学反応式、化学式を書くように意識しましょう。

芳香族が頻出

青学の化学全体の特徴3つ目は芳香族が頻出であることです。青学の化学はあらゆる範囲から出題されるものの、芳香族の問題は毎年と言っていいほど出題されてます。

芳香族の問題自体はそこまで難しいわけではありません。しかし様々な知識を組み合わせる力が必要です。

意識的に芳香族の問題は取り組んでいきましょう。

分野ごとの特徴

分野ごとの特徴を解説します。

有機化学のマーク式問題の特徴

有機化学のマーク式問題の特徴は
・構造異性体が関わる構造決定問題
・タンパク質や合成高分子の性質を問う問題
が頻出なことです。

有機化学は見慣れないカタカナの用語が多くて覚えにくいイメージがあると思います。しかしまずはこれらを暗記しないと、有機化学は解けません。

よくでてくる化学物質と構造を暗記した上で、上記のような問題に取り組んでいきましょう。

無機化学のマーク式問題の特徴

無機化学のマーク式問題の特徴は
・気体や沈殿生成反応についての知識を問う問題
・結晶構造に関わる問題
が頻出なことです。

無機化学は化学の中で最も暗記要素が強い分野です。暗記においては反復が何より重要。

何度も知識を使うことで脳が重要な情報と判断し、忘れないようになります。 反復を意識しながら勉強していきましょう。

理論化学のマーク式問題の特徴

理論化学のマーク式問題の特徴は
・反応式を使った物質量計算
・周期表を使った性質を問う問題
が頻出なことです。

理論化学は知識を使って計算していく分野。まずはしっかりと知識を覚えてから計算問題を演習することでスムーズに学習していけます。

青学(青山学院大学)化学の対策法・勉強法を解説

大学受験は勉強法を間違えると、いつまで経っても成績が上がらないことになります。

しかし学校で化学の知識を学ぶことはあっても、勉強法を学ぶことはありません。

ここで解説する青学(青山学院大学)化学の対策法・勉強法を理解し、実行していきましょう。

教科書レベルの知識を固める

青学(青山学院大学)化学の対策法・勉強法1つ目は教科書レベルの知識を固めることです。

まず前提として高校の授業のペースに合わせるのはやめましょう。高校の授業は3年生の受験直前になっても化学の全範囲を終えられないこともあります。

もしぎりぎり終えられたとしても受験で通用する知識にもっていく時間はありません。そのため自分のペースで勉強していきます。

教科書レベルの知識を全範囲で身につけるのが最初の目標です。

具体的には
・学校の授業の内容はほとんど理解できる
・どんな範囲があり、どんな問題があるのか理解している
・化学の苦手意識がない
状態を目指します。

基礎的な参考書を使って基礎を固めましょう。

定石の問題を解けるようにする

青学(青山学院大学)化学の対策法・勉強法2つ目は定石の問題を解けるようにすることです。

定石とはこの問題ではこうやって解くというような定番の型のこと。教科書レベルの知識を固めた後、問題の解き方を学ぶフェーズになります。

知識を覚えていても問題は解けるわけではありません。なぜならどのように知識を使っていくかがわからないからです。

受験で頻出の問題の解き方を学んでいきましょう。

目標としては「センター試験・共通テスト利用で7~8割取れる」こと。時期としては夏休りの終わりまでにできていることが理想です。

そうすれば秋から冬にかけて、実践的な問題を解いていけます。

過去問を解く

青学(青山学院大学)化学の対策法・勉強法3つ目は過去問を解くことです。

ここまで以下のことをやってきました。
・教科書レベルの知識を固める
・定石の問題を解けるようにする
次は過去問を使い、青学の問題に慣れていきます。

過去問で勉強する際のポイントは以下の2つです。
・結果に一喜一憂しない
・参考書のように過去問を反復する

過去問を解くとき、多くの人は「これまでこんだけ勉強してきたんだ。どれくらい取れるか楽しみだな」という気持ちになります。

しかし多くの場合、良い点数はとれません。その結果大きく落ち込んでしまうのです。

ですが問題形式や時間配分に慣れていないので、得点できないのは当たり前。無駄にメンタルを不安定にすることになるのではじめから一喜一憂しないと決めておきましょう。

また過去問は自分の実力をはかるものと思われがちです。しかし実際は、本番と同じ傾向の問題が載っている最高の参考書なのです。

そんな過去問を一度や二度解いて満足するのはもったいない。参考書のように何度も反復しましょう。

青学(青山学院大学)化学は何割取れれば良い?合格最低点から考察

青学(青山学院大学)化学は何割取れれば良いか合格最低点から考察していきます。

青学理工学部、物理学科の2021年度における合格最低点は以下です。
A方式:261/450(58%)
B方式:298.8/500(59.8%)
全学部:252/400(63%)

これらのデータを考慮すると、化学では6.5〜7割が必要だと言えます。

青学(青山学院大学)化学の勉強におすすめの参考書一覧

化学の参考書はたくさん出版されています。選択肢がたくさんあるのはいいことですが、その結果自分のレベルにあった参考書を選ぶのも難しくなっているのです。

もし自分にあっていない参考書を選べば、身にならず時間の無駄になってしまいます。

ここで解説する青学(青山学院大学)化学の勉強におすすめの参考書一覧を参考に、自分のレベルに合った参考書を選びましょう。

初級者向けの化学参考書

初級者向けの化学参考書を解説します。講義形式の参考書で基本的な知識を身につけていきましょう。

「鎌田の理論化学の講義」

初級者向けの化学参考書1つ目は「鎌田の理論化学の講義」です。 この参考書がおすすめな人は以下です。
・高校の教科書は文章が固くて理解できない
・化学に苦手意識がある

この参考書は大学受験で必要となる理論化学の基礎をわかりやすく学べます。

同シリーズとして「福間の無機化学の講義」「鎌田の有機化学の講義」も出版されているのであわせて使いましょう。

この参考書は予備校で講義を受けているかのような口調で書かれているので、化学が苦手な人でもスラスラと読み進められます。

しかもこの参考書をしっかりと勉強するだけで、日大レベル、MARCHの優しい問題は解けるレベルまで到達できるのです。

量も320ページと特別多いわけではないので、夏前までには学習しておきましょう。

「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」

初級者向けの化学参考書2つ目は「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」です。

この参考書は先程紹介した「鎌田の理論化学の講義」よりももっと簡単なレベルからとり組みたい人が勉強すべきもの。

問題数は必要最低限におさえられており、講義部分に重点が置かれています。そのためほとんどが読む作業。確実に化学基礎の基本を抑えられる構成です。

化学を初めて学ぶ人でもこの参考書を経由すればスムーズに勉強できるでしょう。

中級者向けの化学参考書

中級者向けの化学参考書は「化学基礎問題精講」です。「化学基礎問題精講」は基礎という名前がついていますが、内容的には標準~応用レベル。

中堅医大やMARCHで戦える力が付きます。初級者向けの化学参考書で紹介した講義系の参考書を学んだ後に取り組むと良いでしょう。

また内容は受験化学の良問を集めた問題集で、効率よく勉強できます。

化学は大きく「理論化学」「無機化学」「有機化学」の3つに分類されます。それぞれの分野に決まったパターンの問題があるのです。

この参考書では良問が集められているので繰り返しとくことでそれらの出題パターンを身につけられるでしょう。

使う際のポイントは解答の根拠を理解すること。化学はプロセスを理解しないと、計算問題で遠回りをしてしまいます。

上級者向けの化学参考書

上級者向けの化学参考書は「化学重要問題集」です。「化学重要問題集」は以下の人におすすめ。

・化学で高得点を取りたい
・余裕があるのでさらに化学を固めたい

この参考書は大学受験の化学の問題をほとんど網羅しています。高校でも指定の教材として、配布されることの多い信頼感のある参考書です。

問題はAパート、Bパートに分けられていて内訳はいかです。

Aパート:MARCHレベルの入試で良く出題されるような標準的な問題
Bパート:MARCHの難問や早慶レベルの難しい問題

大学受験のほとんどの問題をカバーしているだけあって、問題数はとても多いです。そのためまずはAパートに取り組み、余裕があればBパートに取り組むと良いでしょう。

この参考書をやりきれば青学で合格点が安定して取れるようになるはずです。

青学(青山学院大学)化学の過去問情報

青学(青山学院大学)化学の過去問情報を解説します。

大学受験パスナビ

青学(青山学院大学)化学の過去問情報1つ目は大学受験パスナビです。

大学受験パスナビでは)旺文社が刊行する「全国大学入試問題正解」を中心に過去問を配布しています。

条件は無料で会員登録するだけ。さらに解説までついています。

東進大学入試 過去問データベース

青学(青山学院大学)化学の過去問情報2つ目は東進大学入試 過去問データベースです。

東進大学入試 過去問データベースでは会員登録をするだけで185大学分の過去問が閲覧できます。

さらに最大25年分の過去問が見られるのです。近年のものだけでなく、昔の過去問を見れるのは非常にいいですね。

まとめ

ここまで青学の化学の傾向と対策、何割必要かやおすすめの参考書を紹介してきました。

重要なポイントをまとめます。
青学の化学全体の特徴を解説します。

〈青学の化学の傾向〉
・すべての分野から出題される
・化学反応式、化学式の記述が出題される
・芳香族が頻出

・合格には6.5〜7割が必要!

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