「青学の政経受験について知りたい!」
「政経の傾向や対策方法は?」
この記事ではこのような疑問を解決します。
具体的には
・青学(青山学院大学)の政経(政治・経済)の基本情報
・青学(青山学院大学)の政経(政治経済)の傾向・特徴
・青学(青山学院大学)政経(政治経済)の対策法・勉強法を単元ごとに解説
・青学(青山学院大学)政経(政治経済)は何割取れれば良い?
・青学(青山学院大学)政経(政治経済)の勉強におすすめの参考書一覧
・青学(青山学院大学)政経(政治経済)の過去問情報
の順に解説します。
10分で読めるのでぜひ一読ください。
青学(青山学院大学)の政経(政治・経済)の基本情報
青学(青山学院大学)の政経(政治・経済)の基本情報を解説します。
青学の政経の配点
青学の政経の配点はどの学部も100点になっています。
青学の政経の解答形式
解答形式はマーク式 & 記述式となっています。
記述式の場合は
・「カタカナ~字で記述せよ」
・「漢字~字で記述せよ」
と指定されることが多いです。
青学の政経の出題範囲は?
出題範囲としては以下のパターンがあります。
・政治範囲から1題、経済範囲から2題
・政治範囲から1題、経済範囲から3題
・政治範囲から2題、経済範囲から2題
経済範囲からの出題が多くなっています。
青学の政経の試験時間と時間配分
試験時間は60分で、問題数は40〜50問です。
試験時間に対して問題数が多くなっています。焦る必要はありませんが、わからないところは飛ばし、できるところから解いていく練習が必要です。
青学の政経は難しい?難易度を考察
青学の政経の難易度は易〜標準レベルです。一部難易度の高いものが出題されますが、基本は受験において標準的な問題が出題されます。
青学(青山学院大学)の政経(政治経済)の傾向・特徴
青学(青山学院大学)の政経(政治経済)の傾向・特徴を解説します
青学の政経全体の特徴
青学の政経全体の特徴を解説します。
一部レベルの高い問題が出題される
青学の政経全体の特徴1つ目は一部レベルの高い問題が出題されることです。基本的に青学の政経は標準レベルの問題が多いです。
しかしどの学部においても一部「高度だな」と思う問題が出題されます。資料集、用語集を活用した上で、時事問題対策も行うことが大切です。
用語の丸暗記では解けない問題がでる
青学の政経全体の特徴2つ目は用語の丸暗記では解けない問題がでることです。青学では歴史的な流れや背景を知らないと解けない問題が出題されます。
例えば「地球温暖化が進んでいる」という知識がある場合、これだけで終わらず「なぜこうなったのか」まで知ることが大切です。
そうすることで知識が繋がり、青学の問題にも対応していけます。
論述問題のボリュームがある
青学の政経全体の特徴3つ目は論述問題のボリュームがあることです。青学の論述はかなりの量を書かされます。
またレベルも高く、用語の説明ではなく、歴史のつながりまで問われることが多いです。
踏み込んだ知識が必要であることを覚えておきましょう。
青学の政経受験の入試方式ごとの特徴
青学の政経受験の入試方式ごとの特徴を解説します。
一般選抜(個別日程)
青学の政経受験の一般選抜(個別日程)の特徴は日本経済・経済理論からの出題が多いということです。
またこれらの範囲に加え、国際政治経済学部では国際政治が、法学部では法律が頻出です。
関西大学や立命館大学の問題は難易度、問題形式が似ているので対策に使いましょう。
一般選抜(全学部日程)
青学の政経受験の一般選抜(全学部日程)の特徴は語彙力を問われる問題が多いということです。
語句を答える問題、正誤問題が多いのでレベルは標準的と言えます。
また頻出の範囲は
・経済理論
・日本経済
・国際政治と日本
です。
難易度の高い問題も一部問われるので余裕のある人は資料集などを使ってグラフなどを使った勉強をしましょう。
問題ごとの特徴
青学の問題は
・マーク式問題
・記述式問題
の2つから構成されます。
ここではそれぞれの特徴を解説します。
マーク式問題
マーク式問題の特徴は語句問題が7割・正誤問題が3割であることです。
語句問題が多いので簡単かと思いますが、その分落とすことはできません。語句問題をしっかりと得点した上で、正誤問題、記述式問題を得点する必要があります。
記述式問題
記述式問題の特徴は問題数が多いことです。
5~10問ほど出題されます。
形式としては
・「カタカナ~字で記述せよ」
・「漢字~字で記述せよ」
と指定があるので解きやすいでしょう。
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の対策法・勉強法を単元ごとに解説
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の対策法・勉強法を単元ごとに解説します。
政治
政治分野の勉強法は、大まかな流れから勉強することです。政治の分野を細かく勉強していくのは効率が悪いといえます。
なぜなら知識と知識がつながらないから。
まずは大まかな知識を入れ、その後細かく見ていく。この順序をたどることで記憶効率が良くなります。
経済
経済分野の勉強法は情報の一元化をすることです。情報の一元化とは、一つの参考書や教科書に情報を足していくこと。
例えば問題を解いている中で新たな知識に出会ったときは、参考書にその知識を書き込みます。
自分オリジナルの参考書ができ、知識の抜けもなくなるのです。
青学(青山学院大学)政経(政治経済)は何割取れれば良い?
青学(青山学院大学)政経は何割取ればいいのかを合格最低点、平均点から考察していきます。
青学政経の合格最低点はどれくらい?
青学法学部における2021年の合格最低点がこちらです。 A方式:331.3/500(66.3%) B方式:353/550(70.6%) 全学部:270/350(77.1%)
青学政経の平均点はどれくらい?
青学法学部における2019年の平均点がこちらです。 A方式:263.1/350 B方式:246.3/350 全学部:280.9/350
結論:青学政経は何割必要?
合格最低点、平均点を考慮すると、青学政経は8割が必要だと言えます。
高得点の戦いになりますから、1問で合否が変わると思って勉強しましょう。
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の勉強におすすめの参考書一覧
政経の参考書はたくさん出版されています。選択肢がたくさんあるのはいいことですが、その結果自分のレベルにあった参考書を選ぶのも難しくなっているのです。
もし自分にあっていない参考書を選べば、身にならず時間の無駄になってしまいます。
ここで解説する青学(青山学院大学)政経の勉強におすすめの参考書一覧を参考に、自分のレベルに合った参考書を選びましょう。
インプット向けの政経参考書
インプット向けの政経参考書を解説します。
「蔭山のセンター政治・経済」
インプット向けの政経参考書1つ目は「影山のセンター政治・経済」です。
「影山のセンター政治・経済」は人気講師である影山さんが、ストーリー形式で書いた政経の参考書。
政経初学者向けの参考書となっています。
中を見てみるとフルカラー。図や表を多用し、文字も大きいので政経が苦手な人でも取り組みやすくなっています。
政経といえば堅苦しく「語句の意味すらわからない」ということもあるでしょう。
しかし「影山のセンター政治・経済」では「国家」など基本的な語句から解説してくれています。
使い方としてはまず流し読みで1周。そして2周、3周目はしっかりと読んでいきます。
3周するだけで、政経の基礎力がつけられるでしょう。
「政治・経済の点数が面白いほどとれる本」の使い方
インプット向けの政経参考書2つ目は「政治・経済の点数が面白いほどとれる本」です。
「政治・経済の点数が面白いほどとれる本」はセンター試験用の参考書となっていますが、MARCHレベルの政経にも対応できます。
講義形式の説明があり、センター試験の問題が数問ついている構成。極力、優しい言葉で説明されているので、取り組みやすくなっています。
「MARCHはこれ一冊だけで大丈夫?」と心配になるかも知れません。
ただ情報が足りないことは一切なく、「政治・経済の点数が面白いほどとれる本」さえ極めれば政経のインプット教材は十分になります。
受験まで時間がないという人は「政治・経済の点数が面白いほどとれる本」を徹底的に極めるようにしましょう。
「用語集 政治・経済」
インプット向けの政経参考書3つ目は「用語集 政治・経済」です。「用語集 政治・経済」は上記の2冊のように、読んでインプットするものではありません。
わからない語句があればそのたびに調べるようにしましょう。政経がわからなくなるのは、語句がわからないことが多いからです。
英語も英単語を知らないと長文が全く読めませんよね。わからない語句に出会うたびに用語集で調べることで、少しずつ知識が積み重なっていきます。
アウトプット向けの政経参考書
次にアウトプット向けの政経参考書を解説します。
「マーク式基礎問題集 政治・経済」
アウトプット向けの政経参考書1つ目は「マーク式基礎問題集 政治・経済」です。
「マーク式基礎問題集 政治・経済」は共通テストより少しやさしいレベルの知識を整理できる参考書です。
具体的には読解力を必要としている問題は出題されません。知っていれば解ける基本的な知識が問われます。
逆に「マーク式基礎問題集 政治・経済」が解けなければ、どこの大学も厳しいということ。
全く解けなかった場合は、インプット向けの政経参考書で紹介した「蔭山のセンター政治・経済」から取り組むのがおすすめです。
ほとんど解けたけど、一部わからなかった人はインプット系の参考書に戻って間違えた単元のみを復習しましょう。
「共通テスト 政治・経済 集中講義」
アウトプット向けの政経参考書2つ目は「共通テスト 政治・経済 集中講義」です。
「共通テスト 政治・経済 集中講義」は共通テスト用の参考書なのですが、MARCHレベルまで対応できる優秀な参考書です。
内容は共通テスト頻出のテーマを50個に分類し解説しています。頻出の根拠は2001年からの共通テストの分析をした結果。
つまり約20年分のデータの頻出問題のみを解けるので、とても効率的に実力をつけられるのです。
1つのテーマは4ページで構成されています。そのためスラスラと進んでいけるので、勉強が楽しくなるでしょう。
「畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集」
アウトプット向けの政経参考書3つ目は「畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集」です。
「畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集」は実際の試験問題を想定して作られた問題集。
読解系の参考書で知識は身につけられても、出題形式によって解けなくなることはよくあります。
知識をどのように使っていくかわからないからです。
「畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集」では
・一問一答形式
・文章の空欄補充
・論述
・グラフ
・計算
・資料問題
・正誤判定
・時事問題
など様々な問題形式が試せます。
左側のページに問題、右側のページに答えがある形式で反復しやすいレイアウトになっているので、何度も復習して力をつけていきましょう。
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の過去問情報
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の過去問情報を解説します。
大学受験パスナビ
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の過去問情報1つ目は大学受験パスナビです。
大学受験パスナビでは)旺文社が刊行する「全国大学入試問題正解」を中心に過去問を配布しています。
条件は無料で会員登録するだけ。さらに解説までついています。
東進大学入試 過去問データベース
青学(青山学院大学)政経(政治経済)の過去問情報2つ目は東進大学入試 過去問データベースです。
東進大学入試 過去問データベースでは会員登録をするだけで185大学分の過去問が閲覧できます。
さらに最大25年分の過去問が見られるのです。近年のものだけでなく、昔の過去問を見れるのは非常にいいですね。
まとめ
ここまで青学の政経受験の傾向と対策、何割必要か、参考書も紹介してきました。
重要なポイントをまとめます。
〈青学の政経全体の特徴〉
・一部レベルの高い問題が出題される
・用語の丸暗記では解けない問題がでる
・論述問題のボリュームがある ・7割取れば青学の政経は安心