「青学教育人間学部の傾向が知りたい!」
「対策は何をすればいい?」
このような疑問はありませんか。
この記事では上記の疑問を解説していきます。
具体的には
・青学(青山学院大学)教育人間科学部の入試情報
・青学(青山学院大学)教育人間科学部の傾向と対策
・青学(青山学院大学)教育人間科学部の難易度はどれくらい?
の順に解説します。
8分くらいで読めるのでぜひ一読ください。
青学(青山学院大学)教育人間科学部の入試情報
青学(青山学院大学)教育人間科学部の入試情報を解説します。
青学教育人間科学部の学科ごとの偏差値
青学教育人間科学部の学科ごとの偏差値は以下です。
教育人間科学・教育 62.5
教育人間科学・心理 62.5
青学教育人間科学部の入試方式ごとの配点・試験時間・合格最低点
青学教育人間科学部の入試方式ごとの配点・試験時間・合格最低点を解説します。
教育学科・全学部日程
外国語:150点(80分)
地理歴史or公民or数学:100点(60分)
国語総合:100点(70分)
合計:350点
合格最低点:279.0点
教育学科・共テ
外国語:100点
国語総合:100点
小論文:100点(70分)
合計:300点
※大学入学共通テストの『英語』と『国語』の合計点に基準点を設け、基準点に達した者のうち、「小論文」の得点の上位者を合格とする。
心理学科・全学部日程
外国語:150点(80分)
地理歴史or公民or数学:100点(60分)
国語総合:100点(70分)
合計:350点
合格最低点:275.0点
心理学科・共テ
外国語:100点
国語総合:100点
小論文:100点(70分)
合計:300点
※大学入学共通テストの『英語』と『国語』の合計点に基準点を設け、基準点に達した者のうち、「小論文」の得点の上位者を合格とする。
青学(青山学院大学)教育人間科学部の傾向と対策
青学(青山学院大学)教育人間科学部の傾向と対策を解説します。
教育人間科学部全体の傾向と対策
教育人間科学部全体の傾向と対策を解説します。
英語の配点が高い
教育人間科学部全体の傾向1つ目は英語の配点が高いことです。受験で重要なのは、成績を上げることではありません。合格することです。
もし配点の低い成績を上げて、英語の成績が伸びていないのであれば、正しい勉強法とはいえないのです。
そのためまずは英語の勉強をしましょう。
具体的には単語→文法→英文解釈の順の勉強がおすすめです。英語の基礎は単語。たとえば日本語でも、語彙のレベルが高い文章を読んでいると内容が入ってきませんよね。
逆に絵本ならすらすら読めると思います。それは使われている単語をすべて知っているからです。
このように英語も単語がとにかく重要。まずは英単語帳一冊を完璧にしましょう。
個別日程で共通テストの利用が必須である
教育人間科学部全体の傾向2つ目は個別日程で大学共通テストの利用が必須であることです。
2021年から青学教育人間学部の入試は大きく変わりました。独自試験を一部廃止し、共通テストと併用する形にしたのです。
共通テストは独自試験と比べて簡単です。そのため高得点の戦いになります。
つまりいかに点数を取るかという試験から、いかに点数を落とさないかの試験になったといえます。
必要なのはスピードと正確さです。過去問を何度も反復し、問題形式に慣れ、スピードを上げていきましょう。
個別日程では小論文が必須である
教育人間科学部全体の傾向3つ目は個別日程では小論文が必須であることです。
先ほど個別日程で一部、独自問題が廃止され共通テストの利用が必須であると説明しました。
残った独自問題が小論文なのです。小論文を今まで対策したことない人が多いでしょう。そのため非常に合否を分けるポイントになります。
自分の考えを小論文の形で文章にするには練習が必須。「勉強する時間がなかった」とならないように早めに取り組むことが大切です。
科目別の傾向と対策
科目別の傾向と対策を解説します。
英語
青学教育人間科学部の英語は長文問題、英作問題、語彙・文法問題と幅広く出題されます。
しかし大問数は5問で、そのうち3問が長文なので、長文で得点しないことには、合格はありません。
そのためまずは長文を抑えることが大切。具体的には英単語→英文法→英文解釈の順番で勉強していきましょう。
英文解釈まで勉強できれば、どんな文章でもゆっくりなら読める状態になります。
そこまでくれば、多読していくだけ。経験値を積めば積むほど早く読めるようになるでしょう。
英作に関しては、英作文専用の参考書で勉強することが大切。書き方を学んでいないと、全く得点できないことになりかねません。
国語
青学教育人間科学部の国語は現代文が2題、古文が1題で構成されています。
現代文は基本的に評論。しかし稀に随筆が出題されます。随筆は小説と評論の間に位置する文章。
評論と違い、筆者の感情表現を意識して読み取る必要があります。
普段とは違う文章だと読みにくいので、慣れておく必要があるでしょう。
古文は文法、日本語訳、敬語問題が出題されます。どの問でも、単語、文法が基礎です。
単語、文法なしには日本語訳も答えられません。
古文単語帳と文法の参考書を使い、徹底して基礎を固めていきましょう。
日本史
青学教育人間科学部の日本史は大問3つ。初めの2題はテーマ史で、のこりの1題が史料問題となっています。
テーマ史は通史の知識だけでは得点できません。
さまざまな問題を解き、テーマごとの知識をまとめる作業が必要です。
例えば仏教に関する問題に出会った場合、仏教のみの知識をまとめてみましょう
すると今までとは違う視点で、知識を使うのでより記憶に定着されますし、テーマ史で得点できるようになります。
史料問題は時代背景と結びつけて覚えることが大切です。なぜこの史料が取り上げられているのかを知ることで、問題作成者が聞きたいことがわかるようになります。
世界史
青学教育人間科学部の世界史は大問3つ。記述式とマーク式の併用問題です。
難易度は標準。極端に難しいわけではないので、教科書レベルの知識を覚えていくことで、着実に得点できます。
頻出範囲はアジアと欧米。中国史、古代ギリシア、中世ヨーロッパはよく出題されているので、よく勉強しておきましょう。
小論文
青学教育人間科学部の小論文はコツがあります。
それはルールに従って書くことと、オリジナリティを入れることです。
例えば「〜だ」「〜である」で統一されているか、書き言葉であるかどうかなどです。
これらの基本的なルールを押さえることで減点を避けられます。
また高校生が書く内容はどれも似通っています。そのためオリジナリティのある文章を書ければ、大きく差別化できるのです。
しかしオリジナリティのある文章はすぐに書けるようにはなりません。
まずは小論文の問題にあたり、たくさん練習して基本的なルールを学びましょう。
青学(青山学院大学)教育人間科学部の難易度はどれくらい?
青学(青山学院大学)教育人間科学部の難易度はどれくらいなのでしょうか。
青学教育人間科学部の難易度
青学教育人間科学部の難易度は高いです。 MARCHは全国で有名な難関私立大学。その中の青学ですから、当然入学は難しくなります。
青学内での教育人間科学部の難易度はどれくらい?
教育人間科学部の難易度は青学内で高めです。
偏差値を見てみると、法学部、経済学部についで、3番目に高い数値となっています。
MARCH内での青学教育人間科学部の難易度はどれくらい?
MARCH内での青学教育人間科学部の難易度は高いです。
MARCH文系の偏差値ランキングは以下です。
1位:中央大学
2位:青山学院大学
2位:法政大学
2位:明治大学
3位:立教大学
青学は2位にランクインしています。その青学内で上から3番目の偏差値をほこる教育人間科学学科は、かなり難しいと言えるでしょう。
まとめ
ここまで青学(青山学院大学)教育人間科学部の傾向と対策、難易度を解説してきました。
青学(青山学院大学)教育人間科学部への入学は簡単ではありません。しかし正しい勉強法で勉強すれば十分合格を狙えるレベルです。
ここで紹介した内容を参考に青学(青山学院大学)教育人間科学部を目指しましょう。