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日東駒専の合格に必要な勉強時間や合格するための方法を解説

2021.04.19

近年難化が進んでいるとされる日東駒専。MARCHの滑り止めという認識も今後は段々と変わっていくことが考えられます。そのような状況になると気になるのは、日東駒専に合格するために必要な勉強時間や合格するための方法です。

MARCHや早慶合格と比較した勉強時間や日東駒専の元々の難易度、合格方法や勉強法などをまとめました。

日東駒専合格に必要な勉強時間とは?

日東駒専に合格するために必要な勉強時間として参考になるのは、学校外での学習時間です。ベネッセの調査では、高校を偏差値別に分けた際、偏差値が55以上の学校群だった場合は105.1分、平日に1時間40分も学校外で勉強していることが明らかになっています。偏差値が下がるごとに学習時間は減り、偏差値50を割ると1時間を切った勉強時間になります。(参考:第4回 学習基本調査・国内調査 高校生版)

偏差値55以上の学生は平日に1日2時間、学校外で勉強をする人が最も多かったことから、平日は最低でも2時間、休日はその倍の4時間は勉強したいところです。1週間で18時間とすると、年間で900時間になります。家庭学習の頻度を見ても、偏差値55以上の高校生のうち、4割以上がほぼ毎日家庭学習を行い、半分以上家庭学習を行う生徒を含めれば7割の学生が家庭学習を頻繁に行います。

日東駒専に合格するためには、最低でも家庭学習をほぼ毎日行うレベルに近づける必要があり、「学校以外」で年間900時間の勉強時間の確保が求められます。

MARCH合格に必要な勉強時間とは?

偏差値的に日東駒専の一段上の場所にいる大学群がMARCHです。日東駒専に合格するために必要な勉強時間として平日1日2時間、休日4時間を想定しましたが、一段上のMARCHを狙う場合には平日1日3時間、休日5時間を想定し、週25時間、1年間で1300時間の勉強時間が必要になっていきます。先ほどの調査で、平日の学習時間を3時間と答えた学生が2時間半よりも多く、1日3時間を意識して勉強している学生が多いことが考えられます。

早慶合格に必要な勉強時間とは?

MARCHよりもさらに上のステージにいる大学群が早稲田大学と慶應義塾大学、いわゆる早慶です。難関国立大学と同じくらいの難しさを誇る早慶において、MARCHよりも長い勉強時間が求められます。1学年あたりの学生の中で早慶や旧帝大以上に入学できる学生は数%にとどまるとされています。平日の学習時間で3時間半以上と答えた学生も数%だったことから、平日の学習時間を4時間、休日の学習時間を6時間に設定し、週32時間、1年間で1600時間以上の学習時間が必要になる計算です。

これらの数字は1年間で必要となる勉強時間の数字であり、アンケート自体は高校2年の時に行われたもののため、高校3年生になればさらに増えることも予想されます。そのため、少なくとも高2と高3でそれぞれ、先ほど紹介した学習時間を最低でも確保し、夏休みや冬休みでさらに勉強時間を稼いでいくことも必要になるでしょう。

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日東駒専のレベル・難易度はどれくらい?

日東駒専に合格するためには最低でも年間900時間は必要となり、それを高2と高3でできれば可能性はグッと高まるでしょう。では、共通テストでどれくらいの成績を出せば合格できそうなのか、探っていきます。

共通テストから見るレベル・難易度

日東駒専では多くの人に受験をしてもらおうと、共通テスト利用入試を幅広く行っているため、同じ学部学科でも合格に必要な得点率が若干異なるケースがあります。ここでは共通テストの得点だけを利用する入試形式でチェックします。

日東駒専の入試において、おおよそ80%の点数を共通テストで獲得していれば合格できる学部学科がほとんどです。もちろん、偏差値が日東駒専でも上位になってくれば、これより数%ほどの上乗せが必要ですが、例えば駒澤大学を例にとると、共通テスト利用入試で合格最低点が最も高かったのは経済学部経済学科で83.7%でした。

一方、東洋大学になると90%以上の得点がないと合格できない学部学科があり、経営学部会計ファイナンス学科では91%が合格最低点になっています。ただし、この数字は共通テストで高得点だった2科目で判定されたものなので、得意な科目を2つだけ猛勉強すれば合格できる形式です。そのため、最もオーソドックスな均等配点のコースでは会計ファイナンス学科の合格最低点は78.6%となっています。(参考:大学受験パスナビ)

トータルで80%の得点率を確保する一方で、得意科目を最低でも2つは作り、90%の得点率を目指した勉強法を心がければ共通テスト利用入試で合格をもぎ取ることは可能です。

偏差値から見るレベル・難易度

日東駒専の偏差値を見ていくと、医学部がある日本大学を除けば、おおむね最大偏差値は60.0か57.5となっており、経済学部や経営学部など一般的な学部では偏差値55あたりをキープしているところがほとんどです。理系の学部では偏差値50を切るところがある一方、文系科目では偏差値50以上を確保しています。

偏差値を見る限りでは、日東駒専のレベルには大きな差は見られず、学部学科によって若干の差こそあるものの、「易しすぎず難しすぎず」のラインにいることが言えるでしょう。

MARCHとの比較

日東駒専の大学群よりも1つ上にいるのがMARCHです。偏差値的には1段階上で、日東駒専の最大偏差値がMARCHの最低偏差値になるなど、偏差値を見る限りではMARCHと日東駒専はギリギリ交わらないような関係性にあります。

共通テストの得点率で見ていくと、共通テスト利用入試を採用する法政大学では、得点率8割では届かず、9割前後を確保しなければ合格は難しいケースが目立ちます。(参考:大学受験パスナビ)

東洋大学では均等配点なら8割でクリアできるところが多かった中、法政大学は国語や数学、英語に重きを置いており、地歴公民などは低い配点にされ、ハードルがかなり上がっていることが言えます。MARCHによっては個別学力試験と併用のところもあり、一概に言えない部分もありますが、共通テストで9割レベルの得点率を、どの科目でも確保できる学力が欲しいところです。

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日東駒専に合格する方法

日東駒専に合格する方法にはどのようなものがあるのか、ここでは日東駒専に合格する方法について解説します。

英語で確実に点数を稼げるようにする

入試において2教科もしくは3教科でチャレンジしますが、その際、英語以外で受けられるケースは非常に少なく、英語が必須になっているケースがほとんどです。つまり、英語の出来が入試を左右すると言っても過言ではありません。裏を返せば英語で高得点を獲得できればあとは地歴公民で得意科目を1つでも作り上げれば、国語で普通の成績を収めても、合格の可能性は高まります。

どの大学でも英語力を問うことが増え、学部学科によっては英語力を重視し、英語のみで授業を行うところもあるぐらいです。今後の事を見据えて英語に力を入れることは戦略的にアリです。

得意科目が武器になる入試方式で勝負する

MARCHにはない日東駒専の特徴は多彩な入試方式がある点です。例えば日本大学には外国語ともう1科目だけで受けられる共通テスト利用入試があります。地歴公民が得意で常に満点レベルの成績を出せるけど、他は興味がなくて平均点ぐらいしかとれない学生がいたとします。もし外国語と国語、地歴公民で受けた場合、これでは地歴公民を満点にさせたとしても外国語と国語で成績が伸びないので合格は厳しいです。しかし、外国語と地歴公民のみで同じ配点だったら大きく変わります。地歴公民の比重が高まり、外国語で多少点数を落としてもカバーできます。(参考:大学受験パスナビ)

勉強をするにも苦手科目を克服するための勉強は苦痛です。しかし、得意科目であればいくらでも勉強をする気になります。大学によって入試方式は異なるので、これならばチャンスがある!という入試方式を見つけてそこに特化するのもおすすめです。

AO入試など総合型選抜入試も活用する

どうしても日東駒専に合格したい人向けとしてAO型入試など総合型選抜入試を活用し、あわよくばそこで合格をしてしまうのも1つの方法として存在します。最初に書類審査を行い、その後小論文や面接などでふるいにかけるところもあります。専修大学国際コミュニケーション学部では、講義を受講してから小論文を作成して面接を行い、合否を判断します。(参考:専修大学)

日東駒専を第一志望にしており、合格したら絶対に入学するという人であれば、入学のチャンスを確保しておくのは大事です。倍率は各大学の学部学科で異なりますが、合格する方法として立派な選択肢の1つです。

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日東駒専に合格するための勉強法

日東駒専に合格するためにはどのような勉強法があるのでしょうか。ここでは具体的な勉強法について解説します。

英単語と英熟語を徹底的に覚える

英語の長文読解の配点が高いので、長文読解対策を行うべき!と指南するケースが見受けられますが、その前にやるべきことがあります。それは英単語と英熟語の知識を詰め込むことです。例えば古文の場合、古文の単語や熟語の意味を知らずして読解問題は解けません。逆に英単語や英熟語を知っていれば、それらを追っていくうちになんとなく意味は理解できます。

旺文社から出ている「ターゲット1900」やZ会から出ている「速読英熟語」は日東駒専を攻略する上で欠かせないアイテムです。この2つの参考書で徹底的に語彙力を強化すれば、長文読解対策を行うことで高架を高められます。

選択科目を1つに絞る

国公立大学を受験する際には、英語や国語、数学、理科、地歴公民とすべて受けなければならず、どの科目でも安定した点数を出さなければいけません。私立大学の場合、国語と英語、その他1教科で構成されるので、選択科目を1つに絞り、その科目だけをひたすら勉強することで長い時間をかけた対策が行えるようになります。日東駒専各大学の学部学科によって選択科目が異なることがありますが、例えば政治経済の科目を極める、はたまた物理や生物で勝負するなど、色々なことが考えられます。

おすすめなのは、長時間勉強していても苦にならない科目にすることです。外国語や国語の勉強は大変なので、息抜きになるような科目にした方がモチベーションの維持につながりやすいです。

過去問を何度も解く

共通テスト利用入試で合格を決められるのが一番いいですが、一般入試を視野に入れて勉強を行っていくことも大事です。過去問は大学のカラーが出やすく、すべてマークシートにしているところもあれば、所々記述問題を設ける大学もあります。特に英語に関しては、大学によって難易度が異なり、学部によって傾向が異なるケースも。一番大きいのは、「たくさんの過去問を解いてきて安定した成績を出せている」と自信につなげられることです。

過去問が掲載されている「赤本」は、現在本屋で市販されているものはもちろん、メルカリなどで昔の過去問が掲載された赤本を購入して過去問対策を立てることもできます。英単語や英熟語など勉強で蓄えてきた基礎力をぶつけてどれだけ結果を残せるかをチェックできる貴重な機会なので、できる限りの過去問を解けるようにすれば自信になります。

まとめ

日東駒専でも相当な勉強時間を必要としており、最低でも平日で2時間の学習時間を設けなければならず、家や予備校で勉強をすることになります。もちろん学校でその日学んだことを夜に復習をするだけでも知識が定着するので、その日1日学んだことを復習する時間から始めていき、語彙力などをつける勉強を行っていくのがいいでしょう。一夜漬けではどうにもならないのが大学受験なので、日東駒専を目指す際には毎日2時間以上の学習時間を設けていき、効果的な勉強を行っていくのはいかがでしょうか。

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