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浪人したくない人が浪人を回避する方法や浪人すべきか迷った場合の対処法を解説

2021.03.06

浪人したくない理由とは?

もう1年勉強したくない

ほとんどの受験生が浪人したくない理由としてもう1年勉強したくないということを挙げるでしょう。高校に入ってから大学受験を意識し始め、高校2年生ごろから勉強を始める学生が多いです。そういった生活を続けながら、高3の3月で受験が終わるとゴール設定をして走ってきた学生にとっては体力的にも精神的にも辛く感じるのでしょう。

予備校の費用が負担

浪人する場合、多くは予備校や塾に通うことになります。そうなればその費用は親御さんが負担することになります。平均的な月額は12万、年間は約144万円です。現役時代にも予備校に通っている受験生にとっては、さらに負担をかけることに対して申し訳ない気持ちになり、浪人したくないという理由の1つになります。

大学生になりたい

中には「早く大学生になりたい」という理由も多くあるのではないでしょうか。大学生になれば高校生よりも自由になり、行動範囲も交友関係も広くなり楽しい生活を送ることができます。受験から解放されて、そっちの生活を送りたいと願い学生が多いのは当然のことかもしれません。 1年浪人してから大学生になると、周りの同級生と歳が1つ変わることを不安に思う方も多いのかもしれません。ただ、こちらは実際に入学してしまえば心配する必要はありません。周りに浪人生も多いですし、現役生もあまり気にしていませんから。

浪人したくない人が浪人を回避する方法

浪人のデメリットを知りモチベーションを上げる

浪人のデメリットを徹底的に記憶して、モチベーションを上げましょう。

経済的損失

浪人すると現役で入学した学生よりも経済的な損失は大きくなります。例えば、1年ぶんの予備校費用。約100万円かかります。また、現役で入学した場合より1年、社会に出るのが遅くなりますから22歳時点での収入差はかなり開いてしまいます。また、年収というには年齢を重ねるごとに上がっていくものではありますが、働けなくなる年齢は同じです。つまり、1年浪人すれば1年分の年収が減る。しかも、最も年収が高いと言われる1年間が削られるのです。経済的にはかなり大きな損失ではないでしょうか。

精神的負担

浪人というのはみなさんが想像する以上に辛いものです。これはやってみないとわからないとは思うのですが、また不合格の文字を見てしまうのではないかという壮絶な不安が常に付きまといます。これはどんなに勉強しても拭うことはできませんし、かなり精神的にはしんどい1年になります。友達と話したり息抜きしたり、現役時代よりもできなくなりますからかなりの覚悟が必要です。

浪人生の増加

入学定員の厳格化により、大学に入るハードルは高くなっています。それに伴って浪人生の数も増えています。浪人生(既卒生)の受験者数は2013年は7万6千人。そして2018年では10万9千人へと増加してます。定員がこれから増える見込みもありませんから、浪人生の数が減る可能性は低いでしょう。

失敗率高い

浪人生の成功率は10%と言われています。つまり浪人した人の中で10人に1人の割合です。これは第一志望の大学に受かる確率です。現役の時に受かった大学よりも偏差値の高い大学に受かる確率は20%と言われています。数字で見ると、かなり低い数値ではないでしょうか。

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第1志望に合格できる学力を身につける

当たり前の内容ではありますが、浪人回避するためには第一志望に合格できる学力を身につけて合格することです。きちんと現状と目標を把握し、ギャップを埋める。立てた予定をきちんと実行する。当たり前を当たり前として行動に移すことで浪人を回避できるのではないでしょうか。

慎重に併願校を選ぶ

第一志望しか行きたくないという受験生の参考にはなりませんが、"全落ち"を避けるというのも浪人回避の1つの手です。そのためには幅広いレベルの大学を受けるというのが大切になります。また、似たような学部でも、必要になる科目は異なってきます。自分自身が得意な科目の配点が高い大学を受ける等工夫してみてください。

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浪人したくない人が実践すべき勉強法

苦手をまとめる

問題集を解いていて間違えた問題や、受けた模試で間違えた問題、授業で分からなかった問題など、1つのノートにまとめておくことをお勧めします。苦手な問題だけを効率的に振り返ることができます。

スマホ断ち

現代の受験生の大敵になるのがスマホですね。LINEやSNSに時間を取られてしまっていたら勉強に集中することは不可能です。スマホ断ちのためには、携帯プランを変えてできるだけ触らないようにしたり、カバンの奥にしまっておいたり、スマホを使う時間を決めておいたり。メリハリをきちんとつけることが必要です。

毎日やることリストを決めて実践

成功の近道は、小さな習慣の積み重ねにあります。つまりルーティンです。きちんと毎日何を勉強するのか決めて実行しましょう。また何時から勉強するのかもルーティン化しておくと生活リズムが一定になり良いでしょう。

浪人したくない人に伝えたい浪人のメリット

自信が得られる

先ほども申し上げましたが、浪人は前提としてかなりきつい。だからその分達成感があります。1年間、必死で勉強して合格を手にした時に得られる自信はこの上ないのではないでしょうか。自信というのは、長い人生を生きていく武器になります。

将来を考えられる

浪人生は何にも所属しない1年間を送ります。学生でもなく社会人でもありません。だからこそ、深く自分自身を見つめ直し、将来を考えることができる時間にできます。その中で明確なビジョンが見える可能性もあります。

自由に学べる

浪人生は、現役生と違って高校がありませんから、時間を自由に使うことができます。部活もありませんし、そもそも時間の母数が増えます。その中で、勉強内容をコントロールすることができますから、浪人生のメリットの1つと言えるでしょう。

浪人するかどうか迷った場合の対処法

自分と向き合う

自分にその体力は残っているのか、精神力はあるのか考えてみましょう。浪人生活の1年を長い、もしくは短いと感じるかは人それぞれです。感じるプレッシャーや不安の大きさも、それに対する耐性も、あなた自身にしかわかりません。浪人生活戦い抜く自信があるのか、見極めましょう。

費用の相談

宅浪という選択肢もありますが、ほとんどの浪人生は予備校に通います。その場合100万円を超える大金が必要になります。支払うのは親御さんでしょうから、きちんと相談することが必要です。また100万円という大金や1年間という時間は、他のことにも使うことはできます。いろんな選択肢も考慮した上で、それでも志望校を目指したいという場合、浪人を選択したほうが良いのかもしれませんね。

まとめ

今回は「浪人したくない」というテーマでお話ししてきました。基本的に浪人を前向きに検討する人はなかなかいません。ですから後ろ向きな感情を持つことは当然です。ただ、時には必要な選択肢になりうるということを念頭においておきましょう。そして何より、いま目の前の勉強を一生懸命頑張ることです。現役で志望校に合格できれば、浪人することにはなりません。頑張ってくださいね。

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