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MARCH(マーチ)への世間イメージは?大学ごとに解説

2021.02.28

MARCHの世間イメージは?

MARCH全体のイメージは?

「MARCH」という語呂が良いので、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の5大学の知名度はかなり高いでしょう。ですが、大学ブランドのイメージとしては"そこそこ"の印象が強いようです。やはり早稲田大学や慶應大学よりも合格しやすい大学群であり、浪人リスクや受験コストは低いものの入学して得られるメリットも早慶と比べると少ないのでしょう。

世間受けも、就職先の豪華さも、卒業後に得られる社会的地位も、どれをとっても早慶の方が高いと言わざるを得ません。ここまでお話しすると、早慶に行きたい気持ちがある受験生は「多少難しくても総計を目指したい」という気持ちになるかも知れません。

一方、早稲田大学や慶應大学の合格を勝ち取るのが難しいと判断された方はMARCHに絞って集中しましょう。きちんと人生設計を工夫すれば、早稲田大学や慶應大学の卒業生以上に開けた未来が見えるかもしれません。

それぞれの大学のイメージは?

明治大学

明治大学はMARCHの中でも人気が高く、MARCH筆頭大学と言えるでしょう。かつてはバンカラ色が強く男臭いイメージが強い大学でしたが、近年では女子学生にも人気になっています。そういった変化からかオシャレなイメージにひかれて入学する学生もいるようです。8年連続で志願したい大学1位に選ばれたこともあります。明治大学は「脱MARCH、これからは早慶明」と標榜しています。元々のバンカラのイメージは元気のよい学生が多いイメージへ繋がり、早稲田に入れなかったコンプレックスを笑い飛ばしてしまうような明るさがあると言えます。

また、野球・ラグビー・駅伝などスポーツも盛んです。キャンパスは「和泉」「駿河台」「中野」(いずれも都内)「生田」(神奈川)にあります。文系学部の1・2年は和泉キャンパス、3・4年は駿河台キャンパスで過ごします。どちらも都心にあり立地は抜群です。生田キャンパスは理系の学部です。

青山学院大学

表参道にキャンパスを構えているイメージがかなり強い大学ではないでしょうか。そのためおしゃれなイメージも根強いです。「チャラい」という悪いイメージを持つ人も多いようですが、派手に遊んでいる学生はごく一部です。実際には、勉強や課題はしっかりこなしている学生が多い。ミッション系大学でもあり、キャンパス内に教会もあります。英語教育に力を入れています。最近では駅伝が強いことでも一躍有名になりましたね。キャンパスの立地は「青山」(都内)「相模原」(神奈川)です。青学は青山キャンパスのイメージに押されていますが、相模原にあることも記憶しておきましょう。

少し念頭においておくべきこととしては、金持ちであることをひけらかすことはありませんが裕福なご子息・ご令嬢もそれなりにいる環境だということです。特に女子学生はオシャレに使えるお金がないと疎外感を味わうこともあるかもしれません。

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立教大学

立教大学はかなりミッション系大学ということがイメージとして強いのではないでしょうか。そういった西洋的なイメージからか、落ち着いている、おしゃれといったイメージにも繋がっているようです。蔦に囲まれたモリス館は有名ですね。また、女子生徒の数が多くて華やかさを引き立てているのかもしれません。立教大学はMARCHのなかで唯一女子生徒数が男子生徒数を上回っている大学なんですよ。キャンパスは「池袋」(都内)「新座」(埼玉)に立地しています。

立教大学には男子学生を中心におとなしめの印象があります。プライドは高くて勉強もできるが、物事への執着心は少なめでガツガツしたところはなく、周りに合わせようとする学生が多いと言えます。人間関係は「つかず離れず」です。周囲から浮かないように……という、ゆるやかな同調圧力が働く面もある。だが、明らかに浮いている言動をとらなければ孤立することもなく、高校の雰囲気と似ている面もあるのかもしれません。

中央大学

中央大学と言えば、看板学部である法学部が有名ですね。法学部の司法試験合格者は早慶にもひけをとりません。また、公認会計士の合格者も多いことで有名です。中央大学は資格取得に集中する人にはぴったりの環境です。「炎の塔」とよばれる国家資格勉強専用の建物もあります。

中央は、MARCHの中では地方出身の学生が多く、まじめで控えめ、外見もどちらかといえば地味な学生が主流でしょう。高校では優等生だった人が集まっているというイメージがあります。そのためかMARCHのなかでは地味だという意見もありますが、その反面真面目だというイメージが強いです。ただ、チャレンジ志向よりも安定志向を持つ学生が多い印象で、第一志望の大学に入れなかったコンプレックスをバネにして、司法試験や公認会計士試験を突破しようとやる気に燃える人の多さに繋がっているようです。キャンパスは「多摩」(東京西部)「後楽園」「市谷田町」(いずれも都内)にあります。 多摩キャンパスは都心から離れていますが、自然に囲まれており勉強するにはもってこいの状況かもしれません。

法政大学

少し前までは明治大学と同様にバンカラなイメージでしたが、最近は明るく親しみやすいイメージを持たれています。新しい学部や施設を増やしたことで志願者が増え、イメージアップに成功した大学です。学生のプライドも気合いも右肩上がりといった印象があります。明るくてパワーがあり、打たれ強いキャラの学生が多い。オシャレな女子学生も多い大学です。

市ヶ谷にあるボアソナードタワーはシンボルと言える存在でしょう。留学生の人数がMARCHのなかでトップクラスというのも特徴の1つです。キャンパスは「市ヶ谷」(都内)「多摩」「小金井」(東京西部)です。

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MARCH(マーチ)早慶のイメージの違いとは?

前述しましたが、早慶とMARCHには明らかな差があります。その差は何か、こちらで具体的に示していきたいと思います。

早慶の世間イメージ

Yahoo!知恵袋に「早稲田大学って聞くと、どんなイメージを持っていますか?」という質問があり、早大OBと思われる人が回答しているのでそちらを参照してみましょう。 (参照:Yahoo!知恵袋)

まとめてみると
・社会的な影響力が強い
・首相を多く輩出し政治力が強い
・マスコミ各社で早大閥が形成されている
・早大卒者は支配欲、独裁欲が強く、目立つ存在になりたがる
・経営者や組織のトップに就くと個性的な運営をする
・建設業界で存在感がある
早稲田大学を卒業すると、ビジネス界でリーダーシップを存分に発揮できる地位を確立しやすいようです。

当たり前ですが、慶應大学卒業者もビジネス界での活躍では負けていません。特に金融業界に強く、慶應生なら、メガバンクや大手生保などの若くして高額年収を獲得できる企業から内定を獲得できる可能性が高まるといえるでしょう。慶應生は、「就活の最強の勝ち組」と言われる5大総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅)への就職率の高さが印象的ですね。5大総合商社への入社は、私立なら慶應、国立なら一橋が有利だという認識の方が多いですね。



次に学生の評判について述べていきましょう。「日本一の私大生」という称号を手にした慶應生と早稲田生には、どんな特徴があるのでしょうか。ある現役の慶大生は、入学当初は「東大を落ちて慶大に入った」ことにコンプレックスを感じていたそうです。しかし学生生活を送るうちに、母校愛が芽生えてきて、大学や級友たちに溶け込めるようになり「慶應に入ってよかった」と思えるようになったそうです。他の慶應生は「慶大生はチャラい」という印象は必ずしも当たっていないと話します。それよりも大学の講義は課題や試験が厳しく「勉強させられる環境」だそうです。

日経BPコンサルティングが行った「首都圏大学ブランド・イメージ調査 (2018-2019)」から見ると、慶應大学のブランド力偏差値は83.0で2位です。1位は偏差値90.7の東大90.7で早大は3位で79.5でした。 首都圏限定ランキングなので京都大学はランクインしていません。東大以外の国公大では東京工大が5位、4位は私大の上智大でした。つまり首都圏の人たちは「東大早慶」が大学のトップ3であると認識していることが分かります。

もう少し学問から離れてキャンパスとしてのイメージを挙げてみましょう。

早稲田大学と慶應大学はポジティブな印象を周囲に与えているようです。早稲田受験も慶應受験も浪人リスクや受験コストはとても高いのですが、それだけのハードルを越えてでも入学する価値があります。

早慶とマーチはどれくらい偏差値が違うのか?

それでは早慶大MARCHの計7大学の偏差値をみてみましょう。

慶應が早稲田より高い数値になっているのは私立大で最も偏差値が高い慶應医学部があるからです。慶應医学部を除けば、2つの大学の偏差値に大きな差はありません。
MARCHの5大学の中だと、明治大学の偏差値が頭一つ抜き出ています。今回は早慶MARCHで比較していますが、早稲田と明治の間には上智大と東京理科大が入ります。つまり私大のランクとしては「早慶」がトップペアで「上智理科大」が第2グループ、「MARCH」が第3集団という順番になります。
偏差値の高さは「受験コスト」の高さと比例しています。受験コストは合格点を取るまでに必要な勉強量や塾の授業料や参考書代などの総額のことです。また、偏差値が高いと入試で落ちるリスクが高くなるので、同様に浪人する可能性も高まるということです。浪人生活には、予備校の授業料に加えて社会に出るタイミングが1年遅れることによる生涯年収の低下にも繋がるので意識しておきましょう。

就職では早慶のほうがやはり強い

就職においてMARCHと比較すると、早稲田と慶應のほうが有名企業に勤める人が多いと言えるでしょう。出身大学というベクトルのみで判断する会社はありませんが、学歴は1つの強みになります。学歴という強みの中においては、MARCHよりも早稲田と慶應の方が高い位置にあることは言わずもがなのことだと思います。

MARCH(マーチ)でも良いキャリアを築ける

もちろんMARCHも難関大学ですので、良いキャリアを築くことは可能です。具体的にそれぞれの大学を分けて説明させていただきます。

明治大学

明治大学は有名企業への就職に強いです。それも大学を挙げて学生たちの就活を支援しているからでしょう。その取り組みは確実に成果を生んでいます。2017年度の卒業生は、NTTドコモやキーエンス、JCB等に入社しています。いずれも誰もが憧れる企業であり、採用難易度の高い会社ばかりです。こうした一流企業に早慶を出ていなくても入ることができる明治大は、「受験コスパがよい」のかもしれません。

青山学院大学

青山学院大学は、華やかさでは早慶上智を上回ると評価されることも多いです。サザンオールスターズの桑田佳祐さん、フリーアナウンサーの田中みな実さん、「お・も・て・な・し」の滝川クリステルさんたちの出身大学であり、箱根駅伝の2015、2016、2017、2018年の優勝校であり、そしてなんといってもキャンパスの場所は 表参道です。これだけ華やかさがそろっている大学はなかなかありません。そんな青山学院大学は実は就職に強い一面もあります。「就職力で見抜く!沈む大学 伸びる大学」(木村誠著、朝日新書)で、就職率上昇大学ランキングで3位に入っています。実際、2017年3月卒業生たちは、「みずほフィナンシャルグループ」「全日本空輸」「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」「富士通」「楽天」「JTBグループ」「ソフトバンク」「リクルートグループ」「アクセンチュア」「日本IBM」「ニトリ」「オリックスグループ」「ソニー」「SUBARU」等に入社しています。

立教大学

立教大学は青山学院大学同様、華やかな印象の強い大学です。また就職支援が手厚い一面を持っています。2020年の感染症流行の中でも、支援を耐えまず、不安な生徒のためにオンラインでサポートし続けていました。低学年向けのイベントも多く、年間約450件も開催しています。就職先は「みずほフィナンシャルグループ」「三菱東京UFJ銀行」「三井住友海上火災保険」「東京都特別区」「三井住友銀行」等の大手に多くの学生が入社しています。

中央大学

資格取得で有名な大学です。実際に、中央大学はホームページで「中央大学で取れる資格」を大々的にPRしています。
(参照:中央大学「中央大学で取れる資格」)

その資格とは、以下のとおりです。

資格を持つということは「手に職」ということです。一般的な就職活動ではなく有利に就活を進めることができると言えるでしょう。また、30~40代まで企業で経験を積みその後に独立することができるとも言えます。早稲田や慶應のブランド力や学閥人脈に対抗するため、MARCH卒者は資格という武器を携えて社会で闘っていけばいいのです。

法政大学

東洋経済オンライン(「就職力」の強い大学トップ100ランキング)によると、法政大学は第4位にランクインしています。卒業生は「みずほフィナンシャルグループ」「三井住友銀行」「日本郵政グループ」「東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)」「JTBグループ」に就職しています。

MARCHの難易度やレベルはどれくらい?偏差値・倍率から徹底考察

MARCH(マーチ)の学生や出身者が抱えがちなコンプレックスとは?

MARCH全体のコンプレックスとは?

早慶の下

もちろんMARCHは難関私大ではありますが、最上位の早稲田大学・慶応義塾大学さらには上智大学には敵いません。早慶落ちの学生も多く、「早慶の下」というコンプレックスを抱えています。

国立大学の下

難関国公立だけでなく、地方国立(駅弁大学)よりも合格難易度が下のこともあります。3教科で入学している学生が多いので、そういった面でコンプレックスを抱えるようです。

国立大学の下

難関国公立だけでなく、地方国立(駅弁大学)よりも合格難易度が下のこともあります。3教科で入学している学生が多いので、そういった面でコンプレックスを抱えるようです。

知名度がやや低い

東大や京大、または早稲田大学や慶應大学に比べて知名度が低いことをコンプレックスに感じる人も多いようです。首都圏以外ではどこの大学を指すのか言えない人も多く、実際に知名度はやや低いです。

就活に有利ではない

偏差値60前後ではありますが旧帝大下位・筑横千に比べて就職で有利にはならないことが多いようです。学歴フィルターで引っかかる会社もあるようで、そういった点をコンプレックスだと感じる人も多いようです。

それぞれの大学のコンプレックスとは?

明治大学

MARCHでは首位だが早慶には遠く及ばない。

青山学院大学

オシャレなイメージだが、レベルの面で明治大に劣る

立教大学

レベルの面で明治に劣っている。穴場学部が足を引っ張る。

中央大学

立地が悪く、印象が薄い。

法政大学

MARCH最下位であり、東洋大への脅威もある。

MARCHでコンプレックスを抱えている人は?

一般入試で入学している人

一般入試で入学した人達はコンプレックスを持ちやすいでしょう。根本的な原因は指定校推薦という制度です。明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学はいずれも指定校推薦での入学者が一定数存在しています。また、エスカレーター式に系列校から上がってくる子達も多いです。高校で出席日数が足りていれば推薦をもらえる子のいますし、学校の先生による予備選挙のような会議で推薦を獲得できることが多いです。たとえ一般入試で合格できるほどの学力がなんくても入学することができます。一方、一般入試では早慶上智に次ぐほどの学力がないと合格できません。この制度がMARCHという大学群の質を落としているとも言われています。

第一志望は早慶、旧帝大などの国公立

滑り止めでMARCHを受けて、そのまま入学した人たちです。つまり他の大学を第一志望としていたものの、そこに不合格となってしまい、やむを得ず合格できたMARCHに進学した人のことです。彼らは、当然ながら「負けた気持ち」を持ってしまいます。例えば、慶応落ちで明治大学に進学した人は、早慶には一定の憧れを持ち続けます。そういった人たちにとっては明治大学がMARCHの一員で難関私大と心から思うことはできないのではないでしょうか。

就活を失敗した

MARCHが第1志望で合格できたものの、就職活動で失敗した人もコンプレックスを持つ可能性が高いです。MARCH出身であれば難関大学というグループに入るので、大手企業に入る人も数多くいます。学歴フィルターのある企業でも、一部を除いてはMARCHなら通過できる可能性は高いでしょう。しかし、難関大学に所属する学生でも就活で失敗する人は一定数いるのが現状です。そんな人にとっては、自分の所属する大学の責任にしたくなり、コンプレックスになってしまうこともあるのでしょう。

まとめ

ここまでコンプレックス等まとめてはきましたが、MARCHは難関大学です。所属していることや卒業したことを誇れる大学なので、コンプレックスを抱える必要はありません。そのためにも受験では自身のベストを尽くしましょう。

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