学び
2021.02.28
今回は穴場学部!!必ず大学には穴場学部が存在します。もちろん勉強して入りたい学部に入るのが一番なのですが上位校や第一志望学部の滑り止めや精神の安定のためにも受かる確率の高い学部を知っておきたいですよね。ここではMARCHに焦点を当てて穴場学部を徹底解説していきたいと思います。倍率や偏差値、受験科目などですべての人向けに穴場学部を独自に決定しているので人によっては全く穴場学部ではない人もいるかもしれません。なので自分の得意科目などを考えながら自分に合ったところを参考にしてみてください。それではいきましょう!
まずは、どうして穴場学部なるものができるのか、そのメカニズムから紹介していきます。穴場学部ができるメカニズムは様々あります。一つずつ詳しく見ていきましょう。穴場学部と一括りに言っても、人によってはマイナスポイントになるので考えて受験してくださいね。これを知っておけば自分に合った穴場学部が見つけられるかもしれません。
これは穴場学部ができやすい大きな理由だといえるでしょう。アクセスが良いキャンパスに通いたいということは誰しもが思うことですよね。学校帰りに友達と遊びに行きたいなとか思いますよね。遊んだり、ご飯食べたり、おしゃれでインスタ映えするようなカフェがあった方がいいななんて思いますよね。なので、田舎にあるアクセスのあまり良くないキャンパスは人気が下がります。そうするとそもそも受験する人数が減るので倍率が下がります。この理由から田舎のキャンパスは穴場学部が生まれやすくなります。
倍率が高いと受かりにくいのかななんて印象を持ちますよね。もちろん沢山勉強して勝ち抜いていければ良いんですが、どうしても倍率は気になってしまうものです。受験生でも倍率を気にして受験する学部を決める人が実際に多くいます。だから倍率が低い学部に受験生が集中します。みんな思うことは同じなんですね。なので、前年倍率が低かった学部に受験生が集まり倍率が一気に上昇する事が良くあります。なのでその逆を突いて前年倍率が高かった学部に注目するとそこが穴場学部になっていることが多々あります。
文学部は入試に小論文があったり、場合によっては漢文を必要とするところもあります。通常の入試スタイルに漢文をもう一つ追加で勉強するのは大変ですよね。なので漢文が必要な場合がある文学部は嫌がられて穴場になる事が多いです。それに加えて、就活のことを考えたときに職種が様々なんです。というのは何にでもなれてしまうというということです。文学部が多い職種というのがないので就活の時に少し困るんですね。あとは仏文学や独文学、英米文学など特殊な専攻が多いので受験人数がさほど多くないというのも理由として挙げられるでしょう。なのでそういう面から見てもあまり人気がないので倍率が下がり穴場学部になりやすいというのはあるかもしれません。
入試日程の問題でシンプルに受ける人が少なくなるというのも挙げられます。これはその年によるので一概にここが穴場とは言えませんが、それこそ人気のある学部と入試日程が被っている場合や人気のある早慶などの有力大学と入試日程が被っている場合は受験生がそっちに流れるので穴場学部になりやすくなります。
難しい問題が出る、それはすなわち沢山の勉強量が必要で合格することが難しいわけです。よっぽどその学部にこだわりがない限りはできるだけ簡単な入試問題の方がいいですよね。多くの人が、リスク回避という点でもわざわざ難しい入試問題が出題される学部は選ばないでしょう。なのでここでもその逆を突いて入試問題が難しい学部を選んでみるといいかもしれません。
今度は逆に入試問題が簡単なところも穴場になるのではないでしょうか。矛盾だと思われるかもしれません。入試問題が簡単なので沢山の人が集まりますが、入試問題は簡単なんです。受験方法や受験科目で超穴場学部になる人も多いのではないでしょうか。勉強を頑張っているという人は入試問題が簡単なほうが穴場学部になるかもしれませんね。
一般的な入試科目ではなく、例えば「国語・日本史 ・政治経済」や「国語 ・数学 」など少し他とは違う入試科目の場合があります。普通の人は 「英語・国語 ・地歴公民」などで受験しようなんて思っている人も多いのではないでしょうか。なので独特な入試科目の場合勉強が間に合わないことがあるかもしれません。本当に 間に合わなかったら怖いので避ける人が多いでしょう。人それぞれ得意 不得意があるのでこれがいいとは一概には言えませんが、考慮すべきポイントだと思います。
これは大学に入学した後の話になりますが、大学で勉強する内容 が特殊な場合、その学問に興味 があり学びたいと思う受験生がどれだけいるでしょうか。例えば 社会 学部であれば社会 学の分 野で幅 広く学ぶ事ができます。では 文明学科などはどうでしょう。その場所の文 明について学ぶわけですよね。だいぶ専門的 で狭い範囲 の勉強になってきます。分野が狭いとそれに興味 を持つ人の数も少ないので穴場学部になりやすいと言えるでしょう。
大学進学を決める上で少しくらいはその先の就職のことも考えますよね。誰しもがいい企業 に入りたい、働きたい 企業 に就職したいと思うでしょう。就きたい職にと思うのは自然なことです。なので就職に有利な専 門知識を学びにくい学部、反対 に専 門知識すぎる学部は就活に多少不利 に働きます。よってそういう学部には人が集まらないので穴場学部が完成します。
これも大学に入学してからの話です。大学生になったらもちろんたくさん遊んで、たまには楽もしたいですよね。せっかくの大学生活単位が 取りにくくて全く遊べないなんて悲しいですよね。入学する前はそういうことも考えて志望校を決めるので大体が単位の取りやすい学部に集まります。入学してみると単位は案外なんとかなるものなので単位が取りにくいと言われる学部を選ぶのもいいでしょう。
では本題です。具体的にMARCHの穴場学部と言われている学部を紹介していきます。最初 は文系編 です。得意科目などによっては「全然穴場じゃないじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、全ての人に向けた穴場学部紹介なので自分に合った穴場学部をこれを見て探してみてください。 大学名・学部学科・受験方式 受かりやすい理由 受験方式(科目) 倍率と偏差値 の順で紹介していきます。
ここまでは文系の穴場学部を紹介していきました。参考になりましたでしょうか?次は理 系です。 先程と同じ形式 で紹介していきます。こちらも自分の得意不得意を加味して見ていってくださいね。
MARCHの文 系・理 系別 の穴場学部紹介はいかがだったでしょうか?参考になりましたか?ここまでMARCH各大学の穴場学部を紹介してきましたが、なぜ穴場学部を探す必要があるのでしょうか。それは近年私立 大学の難化が進んでいるからです。どうして難化が起こっているかというと、東京 の私立 大学に人気が集中してしまうのを防ぐ ことを目的として2018年、文部科学省が東京 の大学の定員を制限する方針を打ち立てたからです。関東近郊の人は当然のように東京 の大学を受験します。それに加えて地方からも東京 の大学を受験する人が多くなってきています。これは個人的な見解ですが、年々地方から 東京 の大学に行く人は増えているように思います。なので、難化しているうえに地方からも受験生が増えているためより合格が難しくなっていると思います。これは他の私立 大学にも言えることですが、特にMARCHはそれ 以前から人気の大学だったため、さらに競争率が上がり合格も難しくなったということです。
では、MARCHに合格したい人は必ず穴場学部を受験しなければいけないのでしょうか。穴場学部を受験したほうがいいのでしょうか。まず、何か勉強してやりたいことがある場合は迷わずに行きたい学部に行くべきです。穴場学部は滑り止めとして受験するのがいいでしょう。受かりやすいという理由だけで学部を決めるのは良くはありません。ですが、先ほども言ったように私立 大学の難化によりMARCHは受かりにくくなっています。なので、学部関係 なくどうしてもMARCHに行きたいという人は穴場学部を志望して、合格しやすいという点からMARCH合格を 狙っていくのも受験に成功 する一つの手だと思います。自分のやりたいことは何かを考えて志望学部選びは行ってくださいね。
では、どうしてもMARCHに行きたい!だから穴場学部といわれている所を受けようと決めた。でもどうしたらいいのか。もちろん勉強しなければいけないのは分かってるけど他には何をしたらいいの?次は合格するために大切なことを紹介していきます。
自分に向き合って得意科目や不得意科目、効率的に勉強できる有効な勉強方法を独自で分析するのはとても大事なことです。ここまでMARCHの穴場学部についてお話してきました。何回も言ってきましたが、穴場学部といっても自分以外 の人にとっては穴場学部ではない可能性 もあります。先ほどから言っているように得意科目や不得意科目を知ることで自分にとっての真の穴場学部を見つけることができます。穴場学部に関係 なくても自分を知ることは大切です。就活の時にも使えるかもしれないので自分を分析することは積極的に行っていきましょう。
自分にとっての真の穴場学部を選ぶには自文を分析することが必要だと言いました。穴場学部を受験する人はもちろん得意科目を生かすことのできる入試方法を選ぶことが多いでしょう。特殊な入試スタイルや配点なども変わったものがあったりするのが穴場学部の入試方法です。得意科目を作り、それを極めると有 利に働くことも非常に多いので得意科目を極めて 損はないと思います。得意科目なら勉強もはかどると思いますし、成績 の伸びも 感じることができるので、モチベーションを保つのにももってこいなのではないでしょうか。
今までの話を聞いてきて穴場学部は合格しやすいという印象があるかもしれません。それゆえ「まあ、いけるだろう」「 今日くらいは勉強しなくてもいいだろう」「 なんとなくいけそう」という考えが頭をよ ぎることがあるかもしれません。きっとテスト前によく現れる 謎の自 身が出てきてしまうのではないでしょうか。しかし、受験に油断 は禁物 です。穴場学部とはいえ受験する人はあなただけではありません。倍率や偏差値が低いとはいえその学部に心から入りたくて第一志望にしている人もいます。穴場学部だからと死亡 しているあなたとはその学部にかける熱量が 違います。そういう人たちは、その学部に入りたくて必死に勉強しています。なので穴場学部といえど、勉強は油断しないでしっかりと継続しましょう。
ここまでMARCHの穴場学部についていろいろなことを紹介してきました。MARCHにも入りやすい学部があるんです。僕・私にMARCHなんて 無理だと思っていた人も少し勇気や 希望が持てたのではないでしょうか。もし何もやりたいことが見つからない人は穴場学部を選んで受験してみてはいかがでしょうか。すべり止めが決まらないという人も参考にしてみてください。あなたがMARCH生になる日も近いかもしれませんね。しかし、東京 の私立 大学の難化に伴ってそもそも入学が難しくなっていることは事実です。なので穴場学部だからといって油断 して勉強をおろそかにするなんてことは絶対 にしないでください。自分を知って、自分と向き合って、得意科目を極めながら受験に備えてください。それと、やりたいことがあるのに入りたい学部を 辞めてまで穴場学部を選ぶことも絶対 にしないでください。やりたいことや勉強したいこと、入りたい学部がある人は自分のやりたいことに思う存分チャレンジしてください。穴場学部は滑り止めとして併願 してください。志望する学部は自分の得意科目や生活リズムなども考慮したうえで決定するようにしてください。たとえ穴場学部だからといって大学生活がつまらないなんてことは一切ないので学部選びに悩んでいるという人はこの記事を参考にして学部を決めてみてください。これを見ているあなたが素敵 な大学生活を送れることを願っています。