学び

勉強中のスマホをやめたい!やめられない原因と対処法10選

2022.07.15

学生であれば誰しもが所有しているスマホ。調べるのに便利であるとともに、最近は動画で勉強を行うなど、今までの勉強スタイルを大きく変える存在になり、うまく活用すれば成績アップにつながるアイテムとなっています。

しかし、勉強中についついスマホをいじって時間を浪費させるケースも。なぜスマホがやめられないのか、どんな対処法があるのか、ご紹介します。

勉強中のスマホをやめたいのにやめられない原因とは

勉強中にスマホをいじるのはダメだとわかっている、なのにやめられないのはなぜか。その原因をご紹介します。

友だちからの連絡が入る

スマホが当たり前になり、LINEなどのツールができたことで電話代を気にせずに電話やメッセージが送れる時代になりました。すると、LINEに友だちから連絡が入ることがあります。通知が来るとついついスマホを覗いてしまい、その流れでスマホをいじってしまうケースも。最近はLINEでのやり取りを巡り、学生間でトラブルになるなど、すぐに連絡しないとあらぬ誤解を与える可能性もあり、友だちからの連絡にはすぐレスポンスを返すケースが想定されます。

ゲームがやめられない

スマホには数多くのスマホアプリがあり、ゲームも充実しています。課金をしなくてもそれなりに楽しめるゲームが多いほか、ある程度放置して時間が経過したらアイテムを回収するようなゲームも。すると、定期的にアプリを起動してアイテムを回収するという作業が発生します。時間が来れば勉強の手を止め、アプリを起動することを繰り返していくと、スマホに束縛された毎日を過ごすことになってしまいます。

ストレスのはけ口になっている

人間はストレスを感じると、何かしらの方法で発散しようとします。これをすればスカッとするという経験は快感であり、これをしなければ気が済まないという状態になり、依存につながるのです。大人であればお酒やタバコが該当しますが、受験生であればスマホ。スマホを見ればたくさんの情報を入手できる分、それが快感になりやすいのです。これが過ぎると脳が疲れやすくなり、悪影響が出やすくなってしまいます。

勉強中のスマホをやめたい人におすすめの対処法10選

勉強中のスマホをやめるにはどうすればいいか、短期的・長期的それぞれの対処法をご紹介します。

短期的な対処法

休止時間を設定する

iPhoneの場合、スクリーンタイムという機能があります。本来はどれだけアプリを使ったかを記録する機能ですが、この中に画面を見ない時間帯を設定できる「休止時間」があります。始まりと終わりの時間を設定したら、事前に許可されたアプリ以外は使えなくなるなど、強制的に使えなくさせる機能です。通知もされないので、LINEの通知をシャットアウトするのにもおすすめです。

時間が来るまで開けられない箱に入れる

手元にあるとついつい触ってしまう場合、おすすめなのが時間が来るまで開けられない箱に入れることです。物理的に触れられないようにし、親にチェックをしてもらうことで勉強に集中できます。自宅など緊急連絡の可能性が低い時に使うのがおすすめで、外出先で使用すると万が一の時に使えなくなるため、できるだけ家で利用し、スマホがなくても差し障りがない時に使うのがいいでしょう。

通知を切っておく

なぜスマホがやめられないかといえば、スマホに連絡が入り、通知されるからです。通知はスマホゲームなど様々なアプリが発信するため、定期的に通知が入ることも。これだと常にスマホをチェックし続けることになるので、スマホの設定で最初から通知をオフにするのがおすすめです。ボタン1つで簡単に行えるので、集中したい場合にいいでしょう。友だちからの連絡に関しては事前に伝えておくことで、何かしらのトラブルが発生しにくくなります。

アプリを必要最低限にする

スマホアプリは容量が許すまでいくらでも入れることができます。だからといって、ゲームなどをたくさん入れてしまえばゲームばかりをやる端末になり、流されていくでしょう。そこで勉強に必要なアプリなど必要なものだけを入れて、アプリをできるだけ減らすことをおすすめします。

親に預ける

一番確実なのは、スマホを親に預けることです。近年はLINEを巡るトラブルの影響で、一定の時間になったら親がスマホを預かり、LINEのやり取りをさせないことをしつけとする家庭が増えてきました。この流れで勉強中は親にスマホを預けることを徹底しておけば、否が応でも集中するようになります。

長期的な対処法

ファミリーリンクを活用する

自分でスマホ管理をするのが理想的ですが、親にスマホの管理をしてもらう方がより確実です。この時におすすめなのがファミリーリンク。アプリの利用状況が親に筒抜けになるほか、利用時間の上限を設定でき、時に端末ロックも行えます。Abdroidはファミリーリンク、iPhoneはペアレンタルコントロールという機能で、親がしっかりと子供のスマホを管理できるのでおすすめです。

1日スマホを使っている時間を知ってから減らしにかかる

実際どれくらいスマホを使っているのか、ほとんどの人は把握できていません。スクリーンタイムで1日あたりのスマホの使用時間がリサーチできるのでそれでチェックしましょう。その上で1日の使用時間の上限を決め、できるだけ減らしていくようにしていくとスマホの使い過ぎを防げます。

スマホを遠ざけるエリアを作る

近年デジタルデトックスという言葉が登場しています。一定期間スマホを遠ざけることで脳への情報がシャットアウトされ、身体への影響が抑えられるようになります。寝室にスマホを持ち込まないようにすることで、寝る直前までスマホをいじることを避けられるほか、勉強スペースにスマホを近づけないことで集中して勉強に取り組めるでしょう。メリハリをつけてスマホに対峙するのが現実的です。

スマホ依存症の治療を受ける

スマホに依存すると前頭前野の低下など脳にまで悪影響を及ぼす可能性が出てきます。そこで早い段階でスマホ依存を脱する治療を受ける必要があります。軽症であれば認知行動療法やデイケア、重症であれば入院を必要とするケースも出てきますが、受験で結果を出すためにもスマホ依存の脱却は必須です。(参照:東邦大学)

あえてガラケーにする

高校生がガラケーを持つケースは非常に少なく、今更ガラケーを持つことへの抵抗は必至。しかし、スマホを手にする以上、ついつい触ってしまって勉強にならないのであれば、高校生まではガラケーにし、大学以降自分で買うように保護者が決めるのがいいでしょう。最初からそうするのではなく、スマホをいじらない対策をやっても効果がない場合の最終手段がおすすめです。

勉強中のスマホをやめられない人に共通する特徴とは

勉強中のスマホがやめられない人にはある共通点があります。どんな共通点なのか、特徴をご紹介します。

SNSが大好き

以前であればTwitterやインスタグラム、現在はTikTokと高校生がいつもチェックするSNSは時代によって変化します。SNSに興味を持っている人ほど、ついついスマホをいじってタイムラインをチェックしてしまいます。特に夜になればなるほどタイムラインは活発になるので、一息ついたらすぐスマホでチェックという人もいるはずです。

どこでもスマホを手放せない

スマホ依存かどうかのチェックシートでは、お風呂にもスマホを持ち込むかどうかを尋ねる項目があります。トイレにスマホを持ち込む人も少なくなく、肌身離さずスマホを持ち込んでしまう人は、当然勉強中も手放すことができません。お風呂やトイレにまでスマホを持ち込んでいる場合は高確率で勉強中もスマホいじりが止まらなくなるので、その傾向がある人は何かしらの対策を立てる必要があります。

人間関係が幅広い

LINEで友だちとやり取りするケースが多ければ、当然通知も増えるので、自然とスマホをいじらざるを得なくなります。人間関係が幅広いとその分、スマホをいじる回数は増えます。かといって、通知を無視すれば何かしらの悪影響が出る可能性も。「勉強をしているから通知に気づかないことがある」と相手に伝えられればそれでいいですが、それができない人は友だちを気遣ってすぐに連絡を返そうとする傾向にあります。

勉強中のスマホをやめたい場合勉強アプリは使っていいの?

勉強中のスマホは確かに避けるべきものです。しかし、スタディサプリなど勉強に役立つアプリは数多くあるため、これを活用したい人も多いはず。おすすめなのは、勉強専用のタブレット端末を別に用意すること。LINEなどは入れずに、純粋に勉強のアプリだけを入れておけば問題ありません。

またスクリーンタイムで休止時間を設ける際、特定のアプリだけを使えるようにすることも可能です。ですので、TwitterやLINEなどは使えないようにし、勉強アプリだけを使用できる形にしておけば大丈夫です。勉強中のスマホはあくまでも無駄なことに使ってしまう可能性が高いので警戒した方がいいだけで、勉強に役立つ使い方であれば積極的に使っていくべきです。

受験生は1日に何時間以内ならスマホを触って良いの?

大学受験パスナビの調査によると、高校3年6月の時期に、スマホを1日どれくらい使っていたかという調査で最も多かったのは1時間台でした。ただ3時間以上と答えた人も4分の1程度おり、意識的に使わない人もいれば自然に使っている人もいることがわかります。しかし、受験の時期が近づけば近づくほど、スマホの利用時間はかなり減っていき、7割以上の学生が減っていると答えました。(参照:大学受験パスナビ)

以上の事から、高3の6月の時点で1時間程度しか使っていなくても、意識が高い人は自然とスマホで遊ばなくなることがわかります。ですので、早い段階で最低でも3時間以内に控えて、夏から冬にかけて徐々に減らしていくのが理想的です。

まとめ

勉強中のスマホは使い方次第でプラスになることもあれば、大きなマイナスになることもあります。自分で抑制できる人はアプリの活用やスクリーンタイムの利用でスマホいじりを防ぎ、抑制できない人は親を利用したり、物理的に利用できなくさせたりしていきましょう。大人になってからもスマホいじりをやめられない人が多いので、自分だけが異常なのではありません。ただ、メリハリをつけて利用する時としない時ではっきりと線引きをしておいた方が、受験勉強だけでなく様々な時にプラスに働くことでしょう。