学び

大学受験に失敗したら人生終了なの?進路の選択肢を徹底解説

2022.07.15

第一志望の大学に行くために一生懸命勉強したものの、あと一歩届かず失敗に終わることは、よくあることです。誰かは合格し、別の人は落ちる、それが大学受験です。わかってはいても、受験失敗=人生終了と考えてしまう人がそれなりにいるもの。

今回は大学受験の失敗は人生終了を意味するのかを様々な角度から解説するとともに、失敗してしまった場合に対処法、失敗の原因などをまとめました。

大学受験に失敗したら人生終了なの?

大学受験に失敗したらこの世の終わりのような空気を漂わせる学生が毎年出てきます。でも本当に人生終了レベルの出来事なのか、様々なパターンで解説します。

大学受験に失敗して高卒になった場合

志望していた大学を受験して失敗、家庭の事情もあって高卒で働きに出るケースは少なからず存在します。大学生として青春を謳歌したい気持ち、キャンパスライフを楽しみたい気持ちもあり、結果的にそれがかなわないことへの悲しみはきっとあるはずです。しかし、高卒になったから人生が終了ではありません。むしろ大学の4年間で経験できないことを先に学べる分、社会人として経験を重ねることができます。

たとえ働きに出たとしても、夜間部がある大学もあるので学ぶことはいつでも可能です。会社員としてのスケジュールに慣れたら、夜間部がある大学への進学も視野に入れて学び直せるので「人生終了」なんてことはあり得ません。

大学受験に失敗してFラン大学に入学した場合

第一志望の大学を諦め、滑り止めであるFラン大学へ入学するケースも十分に想定できます。正直Fラン大学に行くと、学習意欲が低い人が多くおり、授業中も騒いでいるような人が見受けられます。そこだけを見れば人生終了レベルに落ち込むかもしれませんが、必死に勉学に励めば、その大学の中ではトップクラスになれるので、教授などから目をかけられる可能性が高くなります。

Fラン大学で勤務する教授などは立派な大学を出て、実績のある方が意外と多く存在します。そのため、学ぶことも多く、卒業後に大いに役立つことも教えてくれるでしょう。第一志望の大学に入っても4年間遊びっぱなしでは何の意味もありません。でも、4年間真剣に学び続ければ、たとえFラン大学の学生でも大きく成長します。なので、人生終了にはなりませんし、学ぶ姿勢が求められます。

大学受験に失敗したらその後どうなる?進路の選択肢とは

もしも大学受験に失敗してしまったら、その後はどうなってしまうのか。進路の選択肢についてご紹介します。

第二志望以下の大学に行く

複数の大学を受験し、第一志望は不合格となったものの、第二志望以下で合格した大学があった場合は第一志望を諦めて進学する選択肢があります。結局大学4年間でどれだけ頑張ったかで判断されるので、たとえ第一志望を落ちたとしても、必死に4年間頑張り通せば、大学受験の失敗を巻き返すことは可能です。最後は自分次第でしょう。

浪人をして第一志望を狙い続ける

どうしても第一志望の大学に入りたい場合は、浪人をして狙い続けるのが現実的です。浪人をすると決めたその日から既に受験は始まっていると気を引き締め、受験日まで猛勉強を行いましょう。一浪までは十分巻き返しが狙えるため、現役で合格した同級生たちを見返すことができるように勉強をする習慣を身につけ、入学後もその習慣を維持できれば追い抜くことは十分にできます。

専門学校などに進学する

大学へのこだわりがなく、1日でも早く社会に出たい場合は専門学校に進学して、やりたい職業を見つけるのも1つの選択肢です。デザイン系やビジネス系などありとあらゆる専門学校があるほか、短大などもいいでしょう。大事なことは学ぶ姿勢であり、即戦力として社会で活躍するための素養を身につけること。それが実現できそうな進学先を見つけましょう。

就職する

家庭的な問題もあって、浪人などの余裕がない場合は、アルバイト、フリーターなどに関係なく就職を選ぶ人が出てくるでしょう。大学への未練があったとしても、30歳、40歳と年齢を重ねても学ぶことはできます。その時までは金銭的な余裕ができるように必死に働き、学生と会社員の二足のわらじを履けるようになれれば、実のある学びが行えるはずです。

海外留学

どうせ浪人をするのであれば、海外に留学して色々な学びを吸収するという考えはとてもいいことです。海外留学は社会人になってからでは結構大変ですが、学生の段階であればハードルも低く、やりやすいことが多いでしょう。そこで学んだ経験は社会人で活かされることが多く、自分を成長させるという点でおすすめです。

自分探しの旅に出る

家にとどまって引きこもりになるくらいなら、自分探しの旅に出るというのもアリでしょう。この場合、国内外関係なく、行きたいところに行って自分を見つめ直し、自分が本当に何をしたいのかを見極められるのが理想的。本当にやりたいことが見つかれば、あとは猪突猛進的に臨むだけです。

大学受験失敗のよくある原因とは

大学受験に失敗する場合、どのようなケースが想定されるのか、よくある原因についてご紹介します。

勉強量が足りない

MARCHに合格するにはおよそ2000時間の勉強時間が必要とされ、単純に365日で割っても1日5時間は勉強し続けなければならない計算です。大学受験ではそれくらい勉強しなければなりませんが、夏まで部活に励んでいると、1日あたりの勉強時間は制限されます。部活引退後、勉強に切り替えたとしても10時間レベルの勉強時間が求められるので、結果的に勉強量が足りない事態も。これだけやっててもまだ足りないの?!と思う人も出てきますが、それが大学受験です。

基礎を疎かにしていた

大学受験の勉強で、ついつい基礎を疎かにしてしまい、それが命取りになることがあります。基礎固めが出来ていなければ高得点は狙えません。しかし、基礎もできていない中で応用問題ばかりを解こうとする人もおり、そうなれば基礎どころか応用までおぼつかなくなります。特に高3の秋以降は基礎的な内容が分かっていなくても基礎ではなく応用をやりがち。これだと受験がしんどくなります。

模試が受けっ放しになっている

駿台や河合塾、代ゼミなど様々な予備校が模試を行います。この模試は私立大学や共通テストを想定したもので、傾向的に出そうな出題形式などをピックアップしているのです。解説では詳しく書かれており、しっかりと読み込めば解き方、考え方が理解できるようになっています。ところが、こうした解説を読まず、解いた問題を再度解き直して100点を目指すようなこともせず、ただただ受けっ放しの状態にすれば、模試から何も学べませんし、その経験を大学入試に結びつけることもできません。

計画の立て方を間違えている

第一志望の大学に合格するためには、逆算しながら計画を立てていくことがおすすめです。この大学に入るには英語だとこれくらいの語彙力が必要で、点数はこれくらい必要だと目星をつけ、現状足りないスキルを洗い出します。そのスキルを身につけるために計画を立てて勉強していくわけです。ところが、この立て方を間違えると十分なスキルが身につかず、目標もあやふやで効果的な勉強ができないので、合格に求められるレベルまで到達せずに本番に臨み、玉砕することになります。

とにかく自分に甘い

受験に関しては心配性ぐらいがちょうどよく、不安を打ち消すためにたくさんの勉強量をこなすことが大切です。勉強量をより多く確保するには、「不安だからもう少しやっておくか」という姿勢が必要で、「これくらいやったからまぁいいか」ではライバルに差をつけられません。大学受験はライバルとの戦いでもありますが、己との戦いでもあります。自分に甘い時点で己との戦いに負けており、そのような感じではライバルにも勝てないでしょう。

大学受験への失敗からメンタル回復して立ち直る方法

大学受験に失敗すると精神的に落ちこんでしまうのは仕方ないことです。ここではその失敗からいかに立ち直るべきか、メンタルの回復方法をまとめました。

失敗の原因を探る

大学受験で失敗するのは勉強量が足りないなど色々なことが想定されます。本気度が足りない、計画が杜撰だったなど、色々な原因が考えられるはずです。これらの原因は受験に限らず、様々な場面で再び繰り返される可能性があります。1度の失敗で多くを学び、二度と繰り返さないのが社会人としてのあるべき姿。そのためにも、失敗を検証して再発防止策を講じることで、前向きに取り組めるようになります。

目標を見つける

大学受験の失敗で自分が否定されたような気分になってしまうかもしれません。もちろん頑張りが足りなかったなど色々な部分もありますが、縁がなかったと考えた方がいいでしょう。何よりも新たな目標を見つけ、その目標に向かって邁進した方が前向きに生きられるはずです。いい企業に入って将来的に独立するという目標を掲げたとしたら、大学4年間で何をすればいいかを必死に考えられるようになります。

過去を振り返らず、後悔しない

いつまでも落ち込んでいる状態は、定期的に過去を振り返ってしまい、その都度後悔をしてしまうからです。その気持ちは十分わかりますが、過去を振り返って後悔するのは後ろ向きになっているだけ。いわば動く歩道で前に進んでいるのに、いつまでも後ろを振り返って見つめている状態です。これでは前方でチャンスがぶら下がっていたり、ピンチが襲い掛かろうとしたりしても対応できません。今を必死で生き、未来を楽しむ姿勢を持てればおのずとメンタルは回復します。

まとめ

大学受験を失敗することで人生最大の屈辱のように感じる人はいるかもしれませんが、基本的に自分の責任であり、自分自身の頑張りが足りないだけの可能性が高いです。むしろやれることはやった、それでもダメだったという場合は決して人生が終わったと思わず、新たな道を見つけて前に進もうとするはずです。本当にやることをやったのか、そして、自分に落ち度がない状態で取り組めたのか、今一度見つめ直し、直せるところは直していきましょう。