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浪人してまで行く大学はどこまで?浪人でFラン進学は意味あるのか

2022.07.15

大学受験に取り組み、上手くいく人もいれば、失敗に終わる人もいます。失敗した場合、改めて勉強をし直して入ろうと浪人を選ぶ人が多いです。とはいえ、浪人をしてまでいくべき大学もあれば、浪人の費用対効果が乏しい大学があるのも事実。

今回は浪人してまで行くべき大学があるのかどうか、浪人の結果、Fラン大学に進学するのは意味があるのか、それぞれの疑問を解消していきます。

浪人してまで行く大学はどこまで?

予備校などに通い、浪人をしてまで行くべき大学とはどんなところか、そのラインとなる大学についてご紹介します。

基本的に第一志望の大学は浪人してでも行くべき

そもそも浪人は、第一志望の大学に落ちたのが原因のケースがほとんどなので、浪人をする場合は第一志望の大学を目指すことになります。ですので、まずは第一志望の大学を目指すことになり、本来であれば浪人してでも行くべき大学です。そこがFラン大学だったとしても第一志望である以上は浪人してでも行くべきでしょう。ただし、その事情を知らない人からすれば、浪人してFラン大学?と疑いの目を向ける人もいるので、難しいところです。

一般的に浪人してでも入る価値のある大学群5選

東京一工

東京一工は東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学で構成されている大学群です。これらの大学は昔からある国立大学で、卒業生の中には日本の政治、経済を動かす人たちがたくさんいます。現状の日本における学歴のステータスでは東京一工は最上位。そのため、2浪、3浪をしてでも東京一工に入る価値は十分にあります。

早慶上智

早慶上智は早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学で構成された大学群です。これらの大学は全国的な知名度が高く、地方都市でも早慶上智の存在は非常に知られています。浪人をしても入ることのメリットは大きく、就職活動など様々な場面でプラスに働きます。特に、早慶上智に通っていることは東京一工と同じくらいのステータスとなり、浪人をして入る人もかなりいるので、浪人の恥ずかしさが全く感じない大学群と言えます。

旧帝大&地方国立

東大や京大以外の旧帝大、そして、全国に点在する地方国立大学も浪人してでも入るべき大学です。5教科を満遍なく勉強しなければ入れないので、浪人をしてしっかりと計画を立てないと勉強のし直しはできませんし、合格も大変です。旧帝大や地方国立大学に関しては地元で強く、地元で就職する場合にはかなりのアドバンテージになります。地元で知られている分、浪人をしてでも入る価値があるでしょう。

MARCH

MARCHは明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学で構成された大学群です。MARCHの各大学も全国的な知名度が高く、箱根駅伝で大学を知った人も多いです。就職にも強いので、浪人をして入るにしてもそのメリットは十分にあります。MARCHの場合は一浪までで入れれば全く問題がないとされており、一浪までであれば浪人してでも入る価値がある大学群です。

日東駒専

日東駒専は、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学で構成されている大学群となっています。偏差値的にはMARCHよりも低めですが、日東駒専の偏差値も上昇傾向にあり、難しくなりつつあります。そして、知名度的に十分知られており、浪人をしてでも入る価値はあるでしょう。入試制度が豊富にあるのでできれば推薦入試や共通テスト利用入試などありとあらゆる手を使って現役で入るのが理想的ですが、浪人して入っても問題は少ないです。

浪人してFラン大学に入学するのは意味ある?

先ほどは登場しなかったFラン大学関係の大学群。登場していないということはFラン大学を目指さない方がいいのかと思うかもしれません。ここではFラン大学への入学をすべきかどうかについて解説します。

Fラン大学でも入学できるならした方が良い

結論から言えば、Fラン大学であったとしても入学できる状況であれば、入学した方がいいでしょう。Fラン大学では何も学べず、ただただ遊ぶだけというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、真剣に学問に取り組み、勉学に励めば得られるものはたくさんあります。もし東京一工に入っても学ぶ気がほとんどなく、遊んでばかりいれば得られるものは何もありません。4年間の努力の差は、大学のランク以上の結果をもたらしやすいです。

またFラン大学にも優秀な先生は多く、真剣に取り組んでいれば先生も真摯に向き合い、色々なことを教えてくれるはずです。入学できる状況で、しかも真剣に取り組んでいるのであれば、浪人して入っても問題はありません。

Fラン大学でも浪人してまで入学すべき理由

人脈形成につながる

大学に入るメリットは学問を学べることだけではありません。なんといっても、大学時代の人脈は長い人生において役立つことが結構あるからです。大学4年間で合コンなど遊ぶ機会が多かったり、バイトをたくさん入れたりすることで、異性との出会いはもちろん、ビジネス仲間もできやすく、楽しい人生を過ごせる可能性が高まります。遊ばずに4年間学問に没頭するのもいいでしょうが、適度に遊び、関係を作っていくことが社会人以降につながっていきます。

大卒というステータス

企業に就職をする際、大卒や高卒など最終学歴で判断されるのが普通です。裏を返せば、どんな大学を出ようと大卒であれば大卒、日本ナンバー1の高校出身であっても高卒は高卒です。Fラン大学だから給料低め、東大だから給料高めとはならず、大卒であれば一律同じ基本給になります。だからこそ、就職を考えた際、高卒で終わるよりも大卒であった方が就職の時に結構な差となるので、何が何でも大学に入っておいた方が得策と言えます。

周囲からの視線

昭和の時代であれば大卒であることは一種のステータスとされ、高卒でも何ら不思議はなく、中卒の人も一定数はいました。しかし、平成、令和となると大卒であることが当たり前で、高卒はやや不思議に思われ、中卒はその理由を問われる時代です。大卒であることは周囲の人からすれば当たり前であり、どの大学かを執拗に問うことはないでしょう。高卒だと色々と察せられてしまうため、Fラン大学でもいいので入っておいた方が周囲からの視線に耐えやすくなります。

浪人せずに現役で入学したほうが良い大学のラインはどこ?

浪人をしないで現役で入学できるのであれば、それに越したことはありません。では、浪人せずに現役で入学した方がいい大学とはどういう大学なのか、そのラインを探ります。

浪人すべきかどうかは人による

そもそもの話、浪人をすべきかどうかというのは人による部分が大きいです。例えば経済的な余裕がない学生は、親にこれ以上の負担を強いるのは良くないと第一志望を諦め、奨学金とバイトで学費を工面しようとします。これ以上浪人をするのはきついと思う人は、合格した大学に進学するという選択肢も間違いとは言えません。浪人すべきかどうか、その良しあしは人によります。

浪人せずに現役で入学したほう良い大学の最低ラインは日東駒専

もしも浪人しないで現役で入学する場合にどの大学群が最低ラインとなるかは、おおよそ相場が決まっています。そのラインは日東駒専です。日東駒専は偏差値的に50を少しだけ上回り、まさに日本の平均を地で行くような大学群です。日東駒専を現役合格できる人は、浪人すればMARCHまで十分に狙えるでしょう。

だったら浪人をすればいいと思う人もいるでしょうが、今後日東駒専は難化が進み、MARCHに近づくと言われています。その差が接近してくるとわざわざ浪人してまで行くべきところかという空気になる可能性が出てくるでしょう。そのことを考えると、変に浪人するより、日東駒専に入っておいた方が得策と言えるかもしれません。

浪人して本当に成績は伸びるのか

浪人をすれば成績は伸びる、そのように思っている人は結構いますが、無条件で成績が伸びるわけではありません。むしろ何もしなければ成績は伸びるどころか下がっていくため、浪人すれば成績が伸びるという考えは安直であり、かつ、浪人をナメていると指摘されても反論はできないでしょう。

浪人を行って成績が伸びるメカニズムは、規則正しい生活を送り、年間の行動計画を立て、模試などを定期的に受けて勉強の検証を行い、微調整を行いながらインプットやアウトプットをしていくことで成績が上がります。実際にやってみるとそこまで大変ではなく、むしろゲームのように楽しむ人も。勉強すればするほど成績が上がっていく楽しさがあるので、浪人をどのように楽しみ、どのように活用するかが問われます。

まとめ

浪人をしてまで行く大学は東大や京大、早慶上智のような大学だけでなく、その人の学力によってはFラン大学でも、浪人をしてまで行く大学という扱いになります。あとは浪人してでも本当に大学に行きたいのか、そこまでして何を学びたいのかを浪人の時期に考えておきましょう。明確な目標が決まれば、不安定な浪人生活も力強く取り組めるようになるはずです。

浪人は何かと大変なことが多く、親御さんからの強烈なプレッシャーもあるでしょう。その時の経験もバネにして、入学したらどんなことをやりたいか想像しながら、前向きに取り組んでいきましょう。