学び

テストでいい点を取る方法を小中高で徹底解説!勉強法もご紹介

2022.07.15

定期テストでいい点数を取ることは、内申点にもつながるほか、自尊心を高めるためにも必要なことです。とはいえ、テストでなかなか点数が取れない学生も多く、いかにテストでいい点を取るかは多くの学生にとって大きな課題となります。

今回はテストでいい点を取る方法にスポットを当て、小中高別の点数の取り方、勉強法を中心にご紹介します。

テストでいい点を取れない原因とは

頑張っているのになかなかテストでいい点が取れない場合、何かしらの理由が隠されているものです。いい点を取れない原因について解説します。

基本的な知識を固め切れていない

テストでは基礎を理解し、基礎をうまく応用的に利用できるかどうかをチェックします。そのため、テストでは教科書で出てくる基礎的な内容が出やすく、応用問題に関しても教科書や問題集で同じような問題が出てきます。いい点が取れないケースは基礎固めが出来ていないケース、もしくは要所をつかめていないケースです。どうでもいいところだけを学び、肝心要の場所をつかんでいないと点数は伸びません。

日々復習をしていない

人間は基本的に、入手した情報を忘れようとします。エビングハウスの忘却曲線では、たった1時間で半分以上を忘れ、1日経過すれば75%も知識が消えていくことがグラフで示されており、復習をしなければ忘れっぱなしになりがちです。裏を返せば、定期的に復習を行っていけば知識は定着しやすく忘れにくくなります。塾に通っているのに成績が伸びない生徒は、家で復習をしないだけ。いかに家での復習が大事かがわかります。

直前で勉強を詰め込もうとする

定期テストの直前になると、人によっては10時間以上勉強し続ける人が出てきます。これ自体は別に悪いことではありません。しかし、10時間以上勉強したから点数が取れるわけではありません。例えば、数学を必死で勉強してもテストで点数を取るためには直前の猛勉強では足りないのです。普段から勉強を行っていかないと実は量をこなし切れません。直前になって勉強のギアを上げたところで、そう簡単に結果に結びつかないでしょう。

テストでいい点を取るために必要なこととは

テストでいい点を取るにはどんなことが必要になるのか、いい点を取るために必要なことをまとめました。

まずは音読などを行う

教育評論家の石田勝紀さんは、最初に単語などを覚えるのではなく、教科書の音読や黙読を行った方がいいと解説します。まずは何が書かれているかを読み、その上で分からない知識を勉強していく方が結果につながりやすいと言います。音読は前頭前野を刺激するなど脳にもよく、記憶力が向上し、語彙力アップにつながるなど、実は色々な効果を持ち合わせているのです。(参照:東洋経済オンライン)

遠回りしている印象を持つかもしれませんが、小学校などで音読の宿題が出されるのは、内容を把握し、読解力を向上させるためにあります。ちゃんと理にかなった理由があったのです。

ノートをしっかりととる

定期テストなどで学校で出題されるテストは基本的に授業中で触れられた内容です。つまり、1度は紹介されており、点数が取れないということは単に忘れているだけ。ノートをとって復習ができていれば点数は取れます。この時、ペンを使ってきれいに装飾をして完成させようとする人がいますが、それは不要。自分にとって理解しやすいような書き方でノートをとっていきましょう。

日々予習と復習を行う

よく、分からないところが分からないと頭を抱える子どもがいます。これは基礎からわかっていないことが多く、基礎の基礎から勉強し直さなければならない状態です。その状態で猛勉強をしたところで結果は出ないでしょう。長いスパンをかけて基礎の基礎から固めていくことで、分からないところが判明します。あとはその部分の勉強を行っていけば問題ありません。そのためには予習と復習を毎日行うことが大切です。

テストでいい点を取る方法を小中高に分けて解説

小学校や中学校、高校でもテストがあり、小学生によってはテストでいい点を取らないと親からお小遣いをもらえないケースもあるのだとか。小中高それぞれのテストにおけるいい点数の取り方を解説します。

小学生がテストでいい点を取る方法

宿題をきちんとやる

小学校のテストは中学や高校と違い、普通にやっていれば80点は取れるようになっており、取れない場合は先生の話を聞いていないケースや宿題をやっていないケースが目立ちます。宿題はいわばその日の復習のようなもので、宿題をきちんとこなすことはその日の復習をこなすことにもつながります。もしそこで分からないところがあれば、根本的な部分から指導していき、分からない部分を埋めていくことが可能です。

何を学習しているか聞いてみる

勉強が苦手な子供からすれば、宿題などは苦痛であり、アニメやゲームをやりたいのは仕方ないことです。一方で机に座らせて勉強をさせたところで、実は教科書を写しているだけなど、内容を把握せずに宿題を終わらせる子もいます。そのため、親が子どもに対し、何を学んでいるのかを尋ねてみましょう。答えられない場合は内容を理解していない可能性が高いので、基礎的なところから教えていくのがおすすめです。

分からないことでイライラしない

学ぶ喜びがあれば、子どもは自然と学ぼうとするものです。大人でもびっくりするような知識を披露する子どもは、知ること学ぶことに興味関心があります。その興味関心は、親が怒鳴って身につけたものではないケースがほとんどです。小学生の内容までは親でも答えられるものばかりで、答えられないと、「どうしてこんなことも知らないの!」と怒ってしまう人が多いです。そんなことを言われたら大人でもやる気をなくすでしょう。

分からないことは決して悪いことではなく、ここはこうだよと教えて、何回もチャレンジさせて、できれば褒めるという流れの方が勉強への意欲が湧きやすいです。それが難しい場合は塾に通わせた方が確実です。

中学生がテストでいい点を取る方法

問題集は何周も解く

中学生になると、参考書などが色々とあるのでテストでいい点を取るためについつい買い与えてしまいます。しかし、参考書は1回解いて満足しがちで活用しきれないケースがほとんど。それならば問題集やワークを何周も解かせて、完璧な状態にさせた方がいい点数を取りやすくなります。定期テストの問題はワークなどから出ることが多く、ワークや問題集を完璧にさせることで高得点に結びつきやすいのです。

その日に学んだ内容をその日のうちに復習する

エビングハウスの忘却曲線でもあったように、たった1時間で人は半分以上の知識を忘れます。しかし、定期的に復習を行うことで忘却曲線は段々と上に上がり、忘れにくい状態に。その日のうちに学び直し、ワークなどをこなしていけば学校で学んだ内容が定着しやすくなります。わかるようになれば学校の授業も徐々に楽しくなるものです。新たな学習を家でする必要はなく、復習だけで十分効果があります。

定期テスト対策を行っている塾に通う

テストでいい点を取るには勉強の習慣をつける必要があります。そのためには、塾を活用し、塾から帰ってきたら学校と塾の復習を行うようにすると、勉強の習慣が身につきます。そして、定期テスト対策を行う塾に通うようにしましょう。塾によっては過去の定期テストの問題を集め、対策を立ててくれる塾も。過去問をこなして高得点が取れれば本番でも同様の点数が取れる可能性が高くなります。まずは苦手な科目だけでも塾に通わせてみてはいかがでしょうか。

高校生がテストでいい点を取る方法

受験に関係のある科目にシフトする

指定校推薦や自己推薦入試などを目指さない限りは、高校の内申点はさほど大学受験に影響を与えません。そのため、大学受験で必要ない科目は赤点を取らない程度に勉強し、受験にかかわる科目だけに特化して学んでいくことで、いい点を取りやすくなります。全ての科目で高得点を狙うには毎日猛勉強が必要です。大学受験を目指すのであれば、科目の選別を行い、受験に関係のある科目に時間を割くようにすると点数が取りやすくなります。

基礎固めを完璧にする

高得点を狙うには基礎的な内容はもちろん、発展的な内容まで理解する必要があります。しかし、基礎が分かっていないことには発展的な内容は分かりません。また基礎的な内容が問われず発展的な内容だけを問う定期テストはほとんどなく、基礎固めさえできていれば平均点は取れるような状態になります。そして基礎を活用することで発展的な内容は十分解けます。つまり、基礎固めを完璧にさせてしまえば高得点は狙いやすくなるのです。

解説を読んで理解し、自分でも解いてみる

高校生になったら最低でも1科目に1冊参考書を用意すると効率よい勉強が行えます。参考書はできるだけ解説が詳しいものを選び、分からなければ解説を読んで理解する作業を行いましょう。ただここで終わると、読んで分かったつもりになる可能性が出てきます。そこで、本当に分かったかどうか自分で改めて解いてみましょう。分からなければ解説が理解できておらず、その前段階で躓いている可能性が想定できます。これを繰り返せばおのずと参考書の内容が理解できるという流れです。

テストでいい点を取るための勉強法を徹底解説

テストでいい点を取るには勉強法が大切。ここではテストまでの期間に応じた勉強法をご紹介します。

テスト1か月前~2週間前

1か月前になるとまずテストで何点を取りたいか目標を定めます。すると、その点数のために何が足りていないかがおのずと見えてきます。英語ならば語彙力、数学ならば公式の暗記、国語ならば語彙力や読解力など課題が出てくるので、まずは基礎的なところから勉強を行います。テスト期間中に単語の暗記などを始めると、直前に演習問題を解くような状態となり、演習量の確保が厳しくなります。

目標を定める、課題をあぶり出す、基礎から積み重ねる、といった作業を1か月前から2週間前までに終わらせるのが理想的です。

テスト2週間前~1週間前

2週間前になるとテスト範囲が出されるケースがほとんど。数学や英語など主要科目から演習を行っていき、スキマ時間で社会系科目、理科系科目の暗記を行っていきます。数学や英語などはこの時期から演習量を重ねていくと、直前に最も苦手なところ、不安なところを重点的に叩きこむことができます。暗記系科目もこの時期から少しずつ暗記を行っていくと、楽に進められるでしょう。1週間前までで基礎固めが終わっているのが理想的です。

テスト1週間前~2日前

基礎固めを1週間前に終えたらあとは演習あるのみ。ワークや参考書などテスト範囲の部分を1日1周する勢いで解き、完璧に内容を把握するところまで持っていけば、問題ありません。学校によってはギリギリまでテストに出る分野の授業が行われますが、逆に授業内でテスト対策をしてくれているようなものなので、先生の言葉をできるだけ書き留めておき、テスト勉強で利用していきましょう。

テスト前日

前日は、何ができて何ができていないかを確認し、不安なところを徹底的に潰していくのが理想的です。テストでド忘れが起きるのは、インプットやアウトプットを何度も行っていないから。そのため、覚えているか不安な部分を重点的に調べ、インプット・アウトプットを何度も行いましょう。

まとめ

テストでいい点を取るには、効果的な勉強を行っていくことが全てであり、効率的に勉強をこなしていくことができれば自然と点数はついていきます。あとは勉強の習慣をつけること、復習は毎日行うこと、参考書はできるだけ少なく、何周もやることなどを心がけていくと点数は上がるでしょう。塾に通っても点数が伸びないのは、塾で学んだことを復習していないから。結局家での学習がテストの点数を高めてくれるので、家での勉強習慣をまずは身につけていきましょう。