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青学(青山学院大学)地球社会共生学部の傾向と対策!難易度も解説

2021.06.27

2015年に新設され、メディアや経済など複数の専門領域を学ぶことができる青山学院大学の地球社会共生学部。東南アジアへの留学が必須となるなど、ワールドワイドな学びが特徴的です。

今回は地球社会共生学部のこれまでの傾向にスポットを当て、入試情報や難易度について詳しく解説します。

青学(青山学院大学)地球社会共生学部の入試情報

地球社会共生学部は2015年に、相模原キャンパスに設置されました。国際系学部の性質を持ちながら、共生の精神を持って英語の活用を目指すことなどを目的としています。2021年に入学した学生のうち、75%が女性と圧倒的に女性が多い学部です。

青学地球社会共生学部の学科ごとの偏差値

地球社会共生学科 偏差値 60.0

地球社会共生学部は学科が1つだけ、地球社会共生学科のみです。その偏差値は60.0となっています。偏差値が出ているのは全学部日程のみで、共通テスト利用入試の得点率ボーダーは80%前半です。

青学地球社会共生学部の入試方式ごとの配点・試験時間・合格最低点

地球社会共生学科・共通テスト利用入試

必須・英語:リスニングあり200〔100〕点(80分)
必須・国語(近代以降の文章):100点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・現社or倫理政経or倫理or政経:100点(60分)
選択・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:400点
合格最低点:336点

地球社会共生学科・共通テスト併用個別方式

共通テスト2教科2科目
必須・英語:リスニングあり100〔50〕点(80分)
選択・国語(近代以降の文章):80点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:80点(60分)
選択・現社or倫理政経or倫理or政経:80点(60分)
選択・数ⅠAor数ⅡB:80点(60分)
必須1教科+選択1教科の合計2教科で行う。
個別学力試験
論述:120点(60分)
合計:300点
合格最低点:203点

地球社会共生学科・全学部日程

必須・外国語:150点(80分)
必須・国語総合(古文・漢文を除く):100点(70分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数学:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:350点
合格最低点:265点

青学(青山学院大学)地球社会共生学部の傾向と対策

地球社会共生学部は入試の得点配分がやや特殊など、少し変わっている部分も見られます。ここでは地球社会共生学部に関する傾向と対策をご紹介します。

地球社会共生学部全体の傾向と対策

一般入試の得点配分が変化

2023.年度の一般選抜試験は、これまでの3教科3科目から2教科2科目に変更されています。英語は変わらずですが、それまで国語と選択科目で100点与えられていたところが80点に圧縮され、論述が120点に増えました。論理的思考力を有する学生を合格させたいという意思が見られます。実質2科目で大丈夫な試験なので、ボーダーの得点率が上がり、論述が激戦になる恐れも想定できるでしょう。

論述はグラフや表の読み取りが重要

地球社会共生学部では以前から小論文、論述が出されます。2022年度の論述では、グラフから内容を読み取る問題が中心に出題されました。過去には計算問題も出てくるなど、特殊な出題方法が傾向としてありますが、大事なのは情報の読み取り力。それに加えて文章を組み立てる論理的思考力が重要です。

論述が得意なら断然一般入試狙いがおすすめ

共通テスト利用入試のみだとそのボーダーは85%あたりが必要になります。しかし、論述がある共通テスト併用入試だと論述で高得点が狙いにくいこともあり、ボーダーはグッと下がります。論述が得意で論理の組み立てが好きな学生であれば、同じ共通テストを受けるにしても一般入試で活用した方が確実です。まだ今の入試制度になって数年程度しか経っていない今だからこそ、狙い目と言えます。

科目別の傾向と対策

英語

英語は大問5題が用意されていますが、長文は1題しかなく、どちらかといえば語彙力や文法力を問うような問題が目立ちます。そのため、早い段階から単語の勉強を行うほか、地球社会共生学部にちなんだ専門性のある言葉を覚えておくなどの対策が必要です。

国語

国語は現代文のみが2題出題されます。オーソドックスな出題形式となっており、語彙力なども問われるようなモノが目立ちます。内容こそ地球社会共生学部にちなんだ題材ですが、接続詞の問題など現代文のスキルが問われる問題が多いので、現代文対策をしっかりと立てましょう。

数学

数学は大問4題で、数ⅡBまでしっかりと出題されます。こちらもオーソドックスな問題が多く、教科書でもありがちな問題が登場しやすいです。ただ思考力を問うような問題が数学にも出てくるなど、思考力という考え方はどの科目でも統一していると言えます。

日本史

日本史は大問3題で構成されています。共通テストのような選択肢から選ぶ問題が多いです。史料問題がやや頻出となっているのが注意点で、史料問題に対して苦手意識を持たないように、史料問題に早い段階で触れておくことをおすすめします。

世界史

世界史も大問3題で出題されますが、世界史では記述式が登場するなど、日本史とはやや傾向が異なります。取り組み方としては日本史と同じですが、正確に用語を覚えるなどのことは必要です。年号を含め、正しく覚えられるかどうかがポイントでしょう。

政治経済

政治経済は大問4つ、ほとんどがマーク式です。扱われる題材は一般的ですが、若干難易度が高い傾向にあり、細かなところまで知識をつけておくのが確実です。時事問題が出やすいのも傾向として見られ、普段からニュース、時事ネタに興味関心を抱くことが必要でしょう。

青学(青山学院大学)地球社会共生学部の難易度はどれくらい?

青学地球社会共生学部に関して、難易度はどれくらいなのか、青学内、MARCH内それぞれの難易度をご紹介します。

青学地球社会共生学部の難易度

偏差値60という数字は他の学部と比べれば低めです。文系の要素が強く、留学が必須という部分もあって、人気が出る要素は秘めており、地球社会共生学部の認知度次第で難易度は大きく変化するかもしれません。ただ現状はそこまで高いわけではないでしょう。

青学内での地球社会共生学部の難易度はどれくらい?

偏差値だけで見る限り、地球社会共生学部の偏差値はさほど高くありません。国際系学部は他にあり、留学といっても東南アジアなので、同じ留学をする、英語を学ぶにしても地球社会共生学部を選ぶケースはまだ少ないです。2015年に設置され10年も経過していない分、まだまだ発展途上といったところでしょう。

MARCH内での青学地球社会共生学部の難易度はどれくらい?

国際系学部で偏差値60という数字は、MARCHの中でも決して上位とは言えません。偏差値だけで見れば、MARCHの中だと中堅下位あたりに位置するような学部です。ただ青学のブランドや東南アジアへの留学というステータスがプラスに働くことになれば、状況が変わる可能性も想定できます。

まとめ

地球社会共生学部はまだ歴史が浅い大学であり、1回目の卒業生が社会人になったとしても30代にもなっておらず、地球社会共生学部とはどういう学部なのかがまだ見えてきません。ゆえに偏差値も60程度と青学の中では低めですが、留学を必須として英語を真剣に学ぶなど、取り組みはオリジナリティがあります。今後の伸びシロを感じさせる学部だからこそ、傾向をしっかりとつかみ、攻略を目指さないといけません。