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浪人は成績が伸びないのか?伸びる人・伸びない人の特徴

2020.02.01

浪人は成績が伸びない?

巷ではよく、浪人生は成績が伸びないと言われていますね。「浪人生で成績が上がるのは2割、現状維持が6割、成績が下がるのは2割」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし、それが本当ならば浪人する意義はあるでしょうか。今回はこのトリビアについて深ぼっていきたいと思います。結論から申し上げると、そんな事実はありません。浪人しようと考えている皆さんご安心ください。浪人生でも成績は伸びます。やり方の問題なんですよ。

浪人生の成績が伸びない理由とは

分析が足りていない

浪人生で成績が伸びない人の多くは、考える力が乏しいと言えます。例えば、「どうして自分は落ちたのか」「参考書は合っているのか」「勉強時間は十分だったのか」等、成績が伸びない理由や現役合格できなかった理由は千差万別。しかし、伸びない人はこういった反省に目を向けて分析していないのです。弱点分析なしに効率的な勉強はなし得ません。

適切な目標が立てられていない

前提として分析ができていない上に、目標が立てられないと、浪人しても成績は伸びません。目の前のことに全力で取り組むことはもちろん大切ですが、闇雲に勉強していても時間は無限にあるわけではありません。浪人生も1年有余があるとはいえ、2月の入試に向けた年間スケジュールと月間スケジュール、そして週間スケジュールを立てて効率よく勉強する必要があるのです。

合格への強い気持ちが足りていない

前述2つは計画についてですが、3つ目はそれを実行する力です。結局はどんなに良いルートを割り出しても走り切らなければ意味がありません。しかし、中だるみしてしまい、友達と遊んだりやSNSで時間を無駄にしてしまう生徒も多くいます。第一志望に入ってどんな大学生活を送りたいのか、その先の人生をどう生きていきたいのか、きちんと向き合い強い意志を持って向き合う必要があります。

正しく十分に学習すれば成績は伸びる

話を元に戻しますが、浪人生でもきちんと適切な方法で勉強すれば成績を伸ばすことができます。今までに挙げたような成績が伸びない要因となるものを排除し、現状を確かに分析し、正しい計画を立て、着実に実行するだけなのです。

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浪人生の強み

ニューゲーム状態

浪人生に対してかなりネガティブな話が多くなってしまいましたが、浪人生には浪人生の強みもあります。例えば、浪人生は現役時代に学んだ知識はそのままに2回目の受験に挑むことができるのです。そして、1度本番を経験したという強みは現役生にはありません。現役時代に身につけた学力をさらに伸ばしつつ、その実践的な反省を生かすことができるのです。

強い意志を持てる

浪人生はいわば背水の陣。現役生の頃とは比べ物にならないプレッシャーがあるため、勉強に力を入れることができます。また、不合格した惨めさや悔しさを身を以て経験しており、2度も同じ思いをしたくないと気を引き締めることができるでしょう。

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浪人生が伸びる時期はいつ頃?

では、そんな浪人生の成績が伸びる時期はいつなのでしょうか。個人や教科によって異なりますが、3か月しっかりと学習すれば効果が見えてくるはずです。そもそもいつ始めるかが大切なので、何月に伸びるとお伝えすることはできません。ただ、最初の3ヶ月で基礎を固めることが可能なので、模試での成績も大きく伸びるでしょう。

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浪人でどこまで成績を伸ばせる?

こちらも人それぞれで、浪人時のレベルなどにも影響を受けますが、基本的には上限はありません。0の状態から1年で東大に行く人もいます。なので、目標は高く設定することが大事になります。自分の可能性に最初から上限を定めてしまうのは本当に勿体ないです。高い目標を持ち、強い意志を持ち、実行することで成績はどこまでも伸ばすことができます。

浪人で伸びない人の特徴

計画性がない

ここからは浪人で伸びる人と伸びない人の特徴をお話ししていきたいと思います。まずは浪人で伸びない人の多くに計画性がないという共通点があります。浪人生は1年という有限の時間の中で目標の大学に受かるための学力を身につけなければなりません。そのためには、ただ闇雲に勉強するのでは時間が足りなくなってしまいます。極端にいえば私立文系なのに理科を勉強するような、時間の無駄遣いをしている人が存在するということです。

学習効率が悪い

浪人生で伸びない人は学習効率が悪いです。計画性がないということにも共通しますが、時間を上手に使えない人は伸びないと言えるでしょう。学習効率が悪いとは、量は多いけれど質が低いから生産性が低いということです。とりあえず自習室に行って満足している人も学習効率が悪い人に分類されるでしょう。他には、音楽を聞きながら勉強したり、携帯をいじっていたり、散らかった部屋で勉強していたり、色々挙げられます。また、授業を聞くだけ聞いて定着に時間をかけないと結局は身につかないのでこれも学習効率が悪いと言えるでしょう。

学習量を確保できない

浪人生で伸びない人は学習量をそもそも確保できていません。10時間寝ていたり、youtubeを見漁ったり、ゲームをしたり、自由時間が長すぎて勉強時間がそもそも短いのです。浪人生は時間があるように思えますが、有限です。その中で自分の最大限の力を出したいと思いませんか。

生活リズムが崩れている

浪人で伸びない人は、生活リズムが崩れています。例えば、浪人で伸びない人は自分が起きたいときに起きて寝たいときに寝ます。自律神経がきちんと働いていない状態で勉強ははかどりませんんし、毎日の勉強のルーティーンも確立できず、安定的に成績を伸ばすことはできません。勉強を習慣化できない人は、大学受験の世界では必ず失敗するといわれています。宅浪で失敗する人が多いのも、生活リズムがバラバラになりがちだからです。また、大学受験は朝から始まります。早い段階から朝方にシフトチェンジして身体を慣らしておく必要があると思います。

浪人で伸びる人の特徴

早い時期から計画性を持って学習している

逆に浪人で伸びる人は早い時期から、計画性を持って学習しています。"早い時期"と"計画性"の2つに重要なポイントがあります。浪人が決まるのは基本的に2月〜3月と言われています。伸びる人はこの時期から動き出します。きちんと自分の現状と向き合い、分析し、志望校を決め、逆算してタスクを割り出します。 1年あるからと後回しにするのはなく、切り替えて勉強に向かっている人が浪人して伸びるのでしょう。

自己解決能力が高い

浪人で伸びる人の特徴として自己解決能力の高さが挙げられます。これは自分で考え調べて、問題を解決しようとする力のことです。逆に自己解決能力が低い人は教えてもらうのが当たり前になり、他責思考になりやすいと言われています。浪人生活においては、強いプレッシャーを感じながらも逃げずに自己成長のために突き進める人が伸びると言えます。講師が教えてくれなかったから、メンターが気にかけてくれなかったから、学校では教えてもらえなかったから。人のせいにするのは簡単ですが、結局損をするのは自分なのです。自分のために自ら動くことで、成績を伸ばすことができると言えるでしょう。

モチベーション維持できている

浪人で伸びる人の特徴としてモチベーション維持ができていることが挙げられます。1年と聞くと短く感じるかもしれませんが、勉強だけの1年はかなり長い。しかも、現役生の追い上げや、強いプレッシャーを感じて、浪人生は折れてしまいやすいのです。そんな中でも気持ちを確かに、モチベーションを保ち勉強を続けられる人は伸びる人と言えます。成績が伸びたときに安心して中だるみしてしまう人も一定数いますが、そういう浪人生は必ずスランプに陥ります。自分の志望校に行きたいというモチベーションを強く持ち続け、前向きに勉強に向き合える人こそ、伸びる人だと言えるでしょう。

まとめ

浪人は成績が伸びないは嘘です! 今回お話しした伸びる人・伸びない人の特徴を踏まえ、きちんと勉強に向き合えば必ず成績を伸ばすことはできます。ぜひ志望校合格に向けて頑張ってくださいね。

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