学び
2021.01.20
「MARCHを志望校に考えているけど国語の難易度はどれくらい?」
「MARCHの中で国語が簡単なところはある?」
この記事ではこのような疑問を解決します。
具体的には
・MARCHの国語の難易度はどれくらい?
・MARCHで国語が簡単な学部ランキングトップ3
・国語分野ごとのMARCH内での難易度ランキングとは?
の順に解説します。
8分くらいで読めますのでぜひ一読ください。
「MARCHの国語って難しいのかな?」
MARCHを国語で受験しようと思っている人にとって、気になる情報ですよね。まずはMARCHの国語の難易度を解説していきます。
MARCH全体の国語の難易度は他の大学に比べて高いです。MARCHは日本の中でもトップクラスの難関私立大学です。
上に早慶や上智があると言っても、入学するのは簡単ではありません。後に紹介するように、MARCHのなかでも難易度に差はありますが、どの大学も難しいと言って良いでしょう。
MARCHの大学ごとの国語難易度を解説します。
明治大学はMARCHの中で難易度が高いです。文章に癖はありませんが、本質的な読解力が必要とされます。
問題は
・文章の構造を把握して答える問題
・ことわざや熟語の知識
が多いです。
青山学院大学はMARCHの中では最も難易度が低いです。
具体的に傍線部の近くに答えの根拠があったり、空欄補充もオーソドックスだったりと、とても解きやすい問題。
高校入試を難しくしたようなレベルです。しかしその分、英語の青山と言われるほど英語の難易度は高いです。
英語は得意だけど、国語は苦手な学生のおすすめの大学といえます。
これおかしい。多分立教が消えてる
中央大学の難易度は高いと言えます。しかし問題に癖はありません。駒沢大学と似ており、よくある一般的な問題と言えるでしょう。
具体的には
・文章の抽象度
・語彙のレベル
・設問での問われ方
がオーソドックスです。
しかし中央の法学部などは受験者層のレベルが高いです。そのため、高得点を取らなければならず難易度は上がっています。
法政大学は学部によって難易度が変わる大学です。なぜなら学部によって、出題範囲が変わるから。
具体的には
・漢文まで必要
・現代文のみでの受験可
などいろいろな受け方ができます。
そのため「漢文まで手が回らないけど、現代文は得意という人」は現代文のみの学部を受験、「漢文もしっかり勉強した人」は漢文まで必要な学部を受験できます。
問題の傾向としては
・文章量が多いこと
・「すべて選びなさい」といった問題が出ること
があげられます。
まずは偏差値のランキングを解説します。データは大学偏差値 研究所を参照しています。
1位:立教大学 64
2位:青山学院大学63
3位:明治大学 62.9
4位:中央大学 61.2
5位:法政大学 60.8
最も偏差値の高い大学は立教大学、ついで青山学院大学、明治大学、中央大学、最後は法政大学という結果になりました。
この順番は一般的なMARCHの序列のイメージと変わりないのではないでしょうか。
次に入試問題面のランキングを解説します。
1位:明治大学
2位:法政大学
3位:中央大学
4位:立教大学
5位:青山学院大学
合格最低点や受験者層などを考えず、純粋に入試問題の難易度をランキング化しました。1位は明治大学。形式は早稲田大学と似ており、癖があるわけではありません。
しかし抽象度の高い問題文が多く、読解力が本当にあるかどうかをみる本質的な問題が出題されます。
なんとなくの感覚で解くのではなく、文章を構造的に読み取っていく力が必要でしょう。
受験者のレベル面のランキングを解説します。
1位:立教大学
2位:青山学院大学
3位:明治大学
4位:中央大学
5位:法政大学
順位はつけましたが、どこもMARCHです。受験者の層はかぶりやすいことは忘れないようにしましょう。
MARCHの国語難易度ランキングを解説します。
1位:明治大学
2位:法政大学
3位:中央大学
4位:立教大学
5位:青山大学
このような結果になりました。ここでは問題の純粋な難易度のみではなく、合格しやすいかどうか、周りの受験生のレベルはどうかといった点を考慮しています。
MARCHを受験する人は是非参考にしてみてください。
MARCHで国語が簡単な学部ランキングトップ3を解説していきます。
MARCHで国語が簡単な学部、第3位は「法政大学 文学部」です。文学部はなんと古文がなく、現代文のみです。
また問題自体も難しくないので第3位に選びました。しかし時間は60分とタイトであることには気をつけましょう。
MARCHで国語が簡単な学部、第2位は「中央大学 商学部」です。この学部はベーシックで解きやすい問題が出るのが特徴。
難易度も共通テストを難しくしたレベルなので簡単です。
MARCHで国語が簡単な学部、第1位は「青山学院大学 全学部入試」です。実は2021年から青山学院大学は個別入試における大学独自の国語の問題は廃止しました。
共通テストの点数を利用する形に変わったのです。しかし全学部入試ではいまだに大学独自の国語があります。
青山学院大学の国語はもともと簡単といわれていましたが、全学部入試の国語は現在も変わらず簡単です。
国語といっても、その中には現代文や古文がありますよね。
「現代文は解けるけど、古文がほとんど得点できない!」
という人もいると思います。
そこでここでは現代文と古文それぞれにおいてMARCH内でのランキングを付けていきます。
自分にあった大学がわかると思いますのでぜひ一読ください。
はじめに現代文の難易度ランキングを解説します。
1位:明治大学
2位:法政大学
3位:立教大学
4位:中央大学
5位:青山学院大学
最も簡単なのは青山学院大学。青山学院大学の現代文は文章が一見難しく見えます。しかし設問がとても簡単なので、「意外と解けるぞ!」となるのです。
答えが傍線部の近くにある事が多いので、現代文が得意な人なら満点を取ることも可能です。
中央大学は青山学院よりも若干難しくなりますが、大きな差はありません。こちらも現代文をしっかり勉強していれば満点が狙える問題です。
立教大学は問題文自体は難しくありません。「すらすら簡単に読めるぞ!」と感じると思います。
しかし記述が出るので難しいところ。記述は満点を取ることが難しいため、少し難易度は上がっています。
法政大学は難易度が高いです。論理的思考力が必要で、文章を構造的に把握する力が必要になります。
明治大学は文章、設問ともに難易度が高く「全然わからない!」となる人も多いと思います。早稲田大学と傾向が似ているので、早稲田も併願するという人はおすすめです。
次に古文の難易度ランキングを解説します。
1位:青山学院大学
2位:明治大学
3位:立教大学
4位:中央大学
5位:法政大学
古文の難易度はそこまで差はありません。今度は上位の大学から解説していきます。
青山学院大学は1位ですが、問題がそこまで難しいわけではありません。
教科書レベルの古文単語、文法、解釈を問われる一般的な問題が多いので、基礎をかためていれば問題ないでしょう。
しかし問題数が多いため素早く解くことが求められます。「ゆっくり見れば解ける」レベルではいけないのです。
明治大学は文章は長くなく、設問も一般的です。しかし主語の把握や和歌表現の問題など、古文特有の問題をしっかり解けるようにしておく必要があります。
立教大学は有名な古典からの出題が多いので背景知識を知っていることが多く、解くのが楽です。問題も古文単語、文法、解釈とバランスよく出題されます。
中央大学も有名古典からの出題が多いです。問われる単語、文法ともに基本的な物が多いので、単語帳、文法の問題集しっかり固めれば問題ありません。
法政大学は文法がよく出題されます。しかし特別難しいわけではないので、センター・共通テストの過去問を解いて、文法を練習しましょう。
ここまでMARCHの国語の難易度、難易度順ランキングを解説してきました。
MARCHの国語難易度ランキングは以下です。
1位:明治大学
2位:法政大学
3位:中央大学
4位:立教大学
5位:青山大学
MARCHを受験する人は是非参考にしてみてください。