学部解説

青山学院大学(青学)は難しいのか?学部ごとのレベルや難易度を調査

2020.11.19

人気も知名度も高く、若者の憧れでもある青山学院大学。当然、人気が高いということはそれだけ多くの人が青山学院大学を受けようとし、常に倍率は高めです。 11学部も存在する青山学院大学の中でどの学部が難しいのか、そもそも青山学院大学に合格すること自体が難しいのか、難易度などを含めて調査しました。

青山学院大学に合格することは難しい?

青山学院大学に合格するのは難しいのかどうか、これを判断するポイントとして、過去のセンター利用入試における合格最低点が挙げられます。 すると、文系の学部であれば85%前後、理系の学部であれば80%以上が必要です。一部の学部では90%近い点でようやく合格ラインに入るか入らないかというレベルです。 今年から大学入学共通テストに変更されますが、3教科もしくは4教科でコンスタントに80点以上をマークする学力が必要です。

その中で、満点に迫るような教科が1つでもないと青山学院大学で合格することは難しいかもしれません。 もちろん独自問題のみの入試方式もありますが、青山学院大学を「滑り止め」に利用する学生たちを参加するため、合格で求められる水準はかなり高いことは明らかです。

青山学院大学のレベル・難易度を教科ごとに解説

青山学院大学で行われる入試のレベルや難易度を教科ごとに見ると、どんな感じなのか、教科や科目ごとに解説します。

英語

スーツといえば「洋服の青山」ですが、大学入試を知る人たちから「英語の青山」と言われるほど、英語に相当な力を入れています。大学に入ってからも濃厚な英語に関するカリキュラムが用意されており、相当高い英語能力がないと大変です。 自然と英語の問題レベルも高く、特に難しいのが英語の長文読解です。そして、学部によっては英作文の記述問題や和訳問題もあり、その水準は国公立大学の2次試験に出てくるレベルとも言われます。 その代わり、英語の配点が高い学部学科が多いため、英語で結果を残せれば合格する可能性がグッと近づくのも事実です。 語彙力をつけることはもちろん、長文読解の練習や英作文作成や和文英訳まで含めた対策が求められます。

数学

主に理工学部など理系を中心に受ける人が多いのが数学です。青山学院大学における入試科目としての数学のレベルは、平均レベルとされています。 基本的な問題から標準的な問題が多く、受験生の頭を悩ませる難問やひねった問題はあまり出てこないというのも数学の傾向です。 そのため、数学の平均点は比較的高くなりやすく、ここで取りこぼすと合否に影響を及ぼす可能性があるので、いかに基礎を固めてケアレスミス、取りこぼしをなくすかがポイントになります。

国語

青山学院大学での国語は、現代文や古文が中心で、全学部日程で行われる独自問題では古文と漢文を抜いた国語総合が科目になっているケースもあります。 難易度的には易しめに設定され、学部で難易度が変化することもあまり見られません。数学と同様、国語に関しても取りこぼし厳禁の科目となっています。 入試関係者の中では、青山学院大学の現代文はクセがないと評判で、しっかりと読んで理解できれば高得点は狙えます。 古典に関しても単語や文法などの基本問題と読解問題が出やすく、基礎固めを行って問題をこなすことが大事です。

地歴

独自問題で地理歴史と書いてあるのに、世界史Bか日本史Bを選ぶパターンばかりで、地理Bの項目がありません。 地理を青山学院大学の入試で利用する場合、大学入学共通テストで地理Bを受けない限り、利用できないので注意が必要です。 一方、世界史Bと日本史Bですが、いずれも50題ほど出題されます。日本史の場合は近現代史が頻繁に登場し、政治史や社会史、文化史など様々な角度から問われることが多いです。 世界史も現代史が出やすく、時に1990年代以降の問題が出たケースもあります。また文化史もよく出るため、普通に歴史的な事象を丸暗記するようなやり方だと取りこぼす可能性があります。 歴史系はいずれも高校でカバーしきれない近現代史や現代史が出題されやすいため、今一度過去問などで出題傾向をつかんでおくことが求められます。 やはり地歴に関しても取りこぼし厳禁で、満点を狙いに行くぐらいの姿勢が問われます。

公民

公民といえば政治経済、倫理がありますが、独自問題で登場するのは政治経済がほとんどで、倫理の独自問題はあまり見られません。ただ、総合文化政策学部では総合問題の一部に倫理が登場します。 独自問題においては倫理1教科のみで勝負をすることは難しく、政治経済を選ばざるを得ないのが実情です。 その政治経済ですが、レベルは標準であるものの、難易度の高い問題が多少出題されることがあります。記述問題が登場するなど、政治経済を選ぶ場合には対策を立てなければなりません。 地歴公民は暗記科目とも言われますが、暗記だけでは太刀打ちできず、なぜその出来事が起きたのかを時系列で覚えていくことが問われます。

理科

理工学部など理系学部で独自問題として登場する理科ですが、物理や化学の2つが中心で、生物や地学が独自問題で登場することはほぼありません。

物理ですが、基本的に大問が3つです。そのうち必ず登場する力学や電磁気の2つとあと1つの分野で構成されています 必ず登場する2つは対策が立てやすい中で、あと1つの分野が非常に厄介です。どこから出てもおかしくないためで、力学や電磁気は多少難易度が高めであることを考えると、物理における苦手分野は潰しておきたいです。

化学の場合は計算問題を記述するため、瞬時に計算できるかどうかが問われます。そのためには過去問を何度も解いて計算問題に慣れる必要があります。 これにプラスして化学の知識を暗記していくことも大事です。物理と化学、どちらかを選べる場合はそのあたりの負担度も考慮すべきです。

その他

個別学部日程を中心に、学部によっては総合問題、論述、小論文が独自問題として課されることになっています。これは2021年度から導入されるため、傾向も何もない中で小論文などに挑むことになります。 例えば文学部比較芸術学科の場合は、出題範囲として、「芸術にかかわる評論を読み、そのテーマに沿って具体的な例をあげながら、考えるところを論述する。」と書かれており、800時を想定しています。 小論文の例題が出されており、比較芸術学科の場合では哲学者が書いた文章について、内容を200字以内で要約する、受験者自身の関心分野に照らして具体的な芸術作品に触れながら論じるといった項目があります。

総合問題や論述なども例題となるものがそれぞれの学部で用意されているので、チェックを行い、それに基づいた対策を立てましょう。

参照:2021年度 一般選抜および大学入学共通テスト利用入学者選抜の概要(別表)

青山学院大学の難しい学部はどこ?

青山学院大学の中で、入試難易度が高い学部はどこか、なぜ難しいのか、3つの学部をランキング形式でご紹介します。

3位:経済学部

2021年度から入試改革が行われ、個別学部日程では大学入学共通テストと独自問題の併用を取り入れる学部が目立つ中、経済学部だけがこの流れから外れ、独自問題のみとなりました。 必要となるのは英語、数学もしくは地歴公民の2つです。他の学部のように複数の対策を立てないといけない中で、2教科に絞って対策が立てられるのは人気を集めやすいポイントです。 唯一大学入学共通テストを使わないため、過去問が活用しやすいのも事実です。それが人気につながるとしても何ら不思議ではありません。

国際政治経済学

国際政治経済学部の個別学部日程は、大学入学共通テスト100点分と独自問題100点分ですが、この内訳が細かく、本来200点満点の大学入学共通テストにおける英語は50点満点にさせられます。 独自問題は論述と総合問題の2つがあり、なかなか厄介です。それでいて大学入学共通テストの得点率は8割後半に設定されているため、独自問題で確実に高得点を狙わないと難しいです。

国際経済学科の場合、募集人員はおよそ100名を想定する中、70名が個別学部日程で占めており、総合力が問われる入試方式で結果を出すのは大変です。 そこまでして国際政治経済学部に入りたい人が多いのは、少人数教育に力を入れ、1年生の時から学ぶことを強く意識させられるからです。 これに加え、特別講座が豊富にあり、公務員試験に強いことも人気を保つ要素となっています。

総合文化政策学部

総合文化政策学部が1位の理由は、大手予備校が想定する大学入学共通テストの得点率がほぼ9割に設定されているためです。他の学部では80%前半の得点率に設定されるところが目立つ中で、どの方式でもほぼ9割が求められるのはこの学部だけです。 倍率も高く、一般入試の倍率は2年連続で10倍台を記録し、青山学院大学の学部で唯一の記録となっています。 学部独自の英語教育やラボ・アトリエ実習、広範囲から選べるゼミなど近年重要視される多様性が養われる学部といっても過言ではありません。このあたりが根強い人気を誇る理由です。

まとめ

2021年度から入試改革が行われるため、特に個別学部日程には劇的な変化が見られます。全学部日程よりも個別学部日程の方が募集人員が多く、この変化は決して無視できません。 経済学部のようにあえて変化していない学部もあれば、国際政治経済学部のように総合力が問われる学部もあります。 一方で法学部のように独自問題が占める配点の割合が多少低いところもあるなど、個別学部日程で勝負するか、全学部日程、大学入学共通テストのみでチャレンジするか、このあたりもカギになりそうです。

逆転合格を目指す人へ

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