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私立大学の地方受験は不利?地方受験のメリット・デメリットも解説

2021.06.13

私立大学の地方受験は不利なの?

この記事を見ている皆さんの中には、『東京の私立大学を受験したい』と考えている地方出身の人がいるのではないでしょうか?
でも、『地方受験にしたら不利になるのかな』なんて不安に思う人もいるでしょう。
そもそも地方受験というのは、地方に住んでいる受験生のために大学側がその地方にある大きな都市で試験を行うという試験方法のことを言います。
東京に行かずとも同じ内容の試験が受けられるということですね。
では、この地方受験で受験が不利になるのかという不安ですが、合格不合格に関しては一切不利だということはありません。
同一時刻に同一の内容の問題を解くので地方が不利で本学地が有利なんてことは絶対に起こりません。
その辺りはしっかりと公平に判断されますので安心してください。

私立大学の地方受験のデメリット

入試の雰囲気を味わうことができない

地方受験の会場は必ずしもその地域にある大学で行われるわけではありません。
第一志望の大学の腕試しとして地方受験をする人もいるでしょうが、受験会場がホテルの大広間だという場合もあるので実際の受験会場の雰囲気を感じることはなかなか難しいと言えるでしょう。
場慣れしていなくて入試会場の雰囲気に圧倒されて試験が上手くいかなかったという例もありますが、そうなってしまっては元も子もありません。今までの勉強が水の泡になってしまいます。
場慣れが必須な大学受験において、大学の本学地で受験し、受験会場の雰囲気に慣れておくということも非常に大切ですね。
地方受験はそういう面ではデメリットになってしまいます。

別室受験ができない場合がある

体調が悪い時など、何か特別な事情がある場合、通常は別室受験ができます。
しかし、地方受験ではそれができない可能性があります。
前もって別室受験を希望する場合は、自分が受けようと思っている地方受験の会場で別室受験ができるかどうかをよく確認しておく必要があります。
大学の入試要項に記載されていたり、大学の入試センターに問い合わせれば確認することができるので、必要な場合は事前にしっかりと確認しておいてください。

住んでいる場所によっては近くない

地方受験の最大の利点は受験遠征をしなくてもいいということです。
しかし、住んでいる場所によっては『あれ?受験遠征と同じくらい遠い…。』という状況になることもあるでしょう。
地方と言えど受験が開催されるのはその地方の中心部なので『中心部まで遠い』『中心部まで行きにくい』という人は、あまり地方受験に固執せず、自分の本領が発揮できる方を考えて、大学の本学地に行くことも視野に入れてみてください。

私立大学の地方受験のメリット

移動が楽

これは当然のことですが、大学の本学地に行くよりも自分の家から近い会場で受ける方が会場までの移動が楽ですよね。
本学地まで行くには新幹線や飛行機に乗らないといけない人や宿泊するほどではないが結構遠いという人には地方受験がとてもおすすめです。
受験は大体9時や10時に始まるので、通勤ラッシュと被ってしまうことが多いと思います。皆さんも経験があると思いますが、満員電車は体力を消耗しますよね。
試験会場に着くまでに疲れてしまって実力を存分に発揮できなくなってしまってはもったいないです。
なので、移動は少しでも楽な方がいいと言えるでしょう。

金銭的負担が減る

地方の人が本学地に受験しに行く場合、飛行機や新幹線を利用しなければならなかったりホテルに宿泊しなければならない人もいるでしょう。
そうなると受験に行くだけで高いお金がかかってしまいます。
新幹線や飛行機代は住んでいる場所にもよりますが2.3万円はかかってくるでしょう。
それに比べて、地方受験ではそれらの費用が必要ないので、金銭的負担がとても軽くなります。

見慣れた景色で会場まで行ける

枕が変わると寝られない人なんかもいるように、慣れない環境はとても緊張してしまいます。
いつものペースが崩れて実力が発揮できないなんてことがあっては困るので、慣れた環境から受験会場に行くことができるのは安心感があってとてもいいですよね。
受験というだけで緊張するのに知らない街に1人でいるのは相当緊張します。
そういう面で、地方受験はおすすめです。

私立大学には地方枠があるって本当?

『私立大学には地方枠が存在する』なんていう噂を聞いたことがある人もいると思います。しかし、実際そんなものは存在しません。

地方受験でも本学地での受験でも同一時刻に同一問題を解くので、合格不合格は公平に判断されます。
きちんと勉強して合格ボーダーを越えられれば地方受験でも本学地受験でも合格することはできます。
地方受験でも本学地受験でもどちらが有利というのはないので、勉強はきちんと行ってください。

まとめ

地方出身者で東京の大学を受験するのはとても緊張すると思います。
私も地方出身者で、本学地まで行って受験したのですが、当日のことを全く覚えていない程緊張していました。
場慣れが肝心の大学受験ですが、地方受験では模試のような感覚になってしまって場慣れができないというデメリットもあります。しかし、金銭的負担が減ったり、移動が楽になったり、少し緊張が和らいだりとメリットも沢山あるので地方出身者には嬉しい制度だと思います。
『地方受験だから不利』とか『地方受験だから有利』とかはなく、地方受験でも本学地受験でも合格不合格の基準は同じなので、きちんと勉強をして自分の勉強の成果を発揮できる場所で受験するようにしてください。

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