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大学受験で塾はいつから通うべき?早くから塾に通うメリットも解説

2021.05.25

大学受験で塾はいつからいくべき?

大学受験をしようと考えている人の中には、いつから塾に通うのがベストなのかと疑問に思っている人もいるでしょう。
塾に通うべき時期は、主に2パターンの種類があります。
・自分で学習を進められる人
・自分で学習を進められない人
の2パターンです。
この2パターンのどちらに自分が分類されるかで塾に通うベストな時期は異なります。
ちなみに、『自分で学習を進められない』はよくわかると思いますが、『自分で学習を進められる』というのはどういう状態のことを指すのかわかりますか?

1つ目は適切な学習計画が立てられるか
2つ目はその計画を確実に実行できるか
3つ目は分からないをそのままにしないか
この3つの要素を全て1人でできるということが『自分で学習を進められる』という状態になるということです。
では、次からこの2つのパターン別に塾に通うベストタイミングを解説していきたいと思います。

自分で学習を進められる人

まずは、『自分で学習を進められる人』の場合です。
先程挙げた3つの要素は、大学受験においてとても重要なことです。
塾に通うとそれらを自分1人ではなく、塾講師が一緒になってやってくれる、半強制的にやらざるを得なくなるという状況になります。
なので、3つの要素が自分でできる場合はもはやそれで十分です。
塾に通うのは高校3年年生からでも全然間に合いますし、なんなら塾には通わず自分で受験勉強を進めていっても合格の可能性は大いにあるでしょう。

自分で学習を進められない人

次は、『自分で学習を進められない人』の場合です。
受験生のほとんどがこのタイプに部類されます。
こういうタイプの人は早めに塾に通うことをおすすめします。
学習を進められない人は、勉強計画を立てることが苦手だったり、どうしても誘惑に負けてしまうと言った人が多いです。
なので、塾という誘惑のない環境で講師という見張り役をつけて一緒に頑張っていく方が圧倒的に効率的です。
まずは自分の勉強に対する姿勢や勉強スタイルから変えていく必要があるので、塾に通うなら早ければ早い方が効果的だと思います。

大学受験での塾での学習内容とは?

高校1年生から通う場合

高校1年生の勉強は、ほぼ同じくらいの学力の人たちが集まっているため、横一線のスタートになります。
中学時代に成績上位でも気は抜けません。
なので高1ではしっかりと土体固めをし、高2へステップアップするための勉強が主に行われます。
そして、ほとんどの場合が高2で文系・理系などの進路に分かれることになります。したがって高1の間にそれにつながる学習をして決定しておく必要があるため、各々の『好き』『得意』『興味がある』を見つけるような学習もしていきます。
では、ここから時期別にどんな感じで進めていくのか具体的に解説します。
4〜6月あたりまでは、まず学校でやる内容の予習復習を行い、その単元を定着させます。
高1でやる学習内容はその科目の基礎的問題であることが多いので基礎をがっちり固めていきます。
中学の復習もしながら、まずは最初の定期テスト対策を行っていきます。
この時期は高校での学習ペースをつかむ時期だと考えてください。
7〜11月は、同じく期末テストに向けて学校の授業の予習復習をベースにテスト対策を行なっていきます。
そして、夏休みは塾にもよりますが夏期講習が設けられます。
夏期講習では学力別になっている形が多く、今までの復習ができたり、単元を先に進めることができたり、自分の今の状況に合ったコースを選択して予習か復習かを決めるのが一般的です。
夏休みが明けると学校の授業も少しスピードアップするので、それに合わせて塾でも少し進度を早めます。
この辺りで文理選択をある程度決定しつつ、定期テスト対策をおこなっていきます。
12〜3月は高1で勉強した単元の総復習と高2でやる単元の先取り学習を主に行います。
定期テスト対策をして、その後に冬休みや春休みに入ります。その期間で高2の内容に着手して、周りと差をつけられるように塾でサポートしていきます。
これらの長期休暇には特別講習が設けられるのでそれに参加するとより一層やる気が出るのではないでしょうか。

高校2年生から通う場合


高校2年生は自分の人生について真剣に考え、検討し進路をある程度決めていかなければいけない時期です。
『自分は何に興味があるのか』『自分は何をやってみたいのか』を検討するという作業も一緒に行っていきます。
学習を始める前にこの事について少し話し合ったり、面談が設けられ進路について話し合ったりするのが一般的かなと思います。
高2からはこのように勉強だけではなく、志望校決定のための工程も追加されていきます。
高2の塾での学習は、進路を決めていくなかで必要な科目を重点的に学習しつつ、学校の授業に沿って定期テスト対策も行っていきます。
4〜6月は定期テストに向けての対策と授業の予習復習を行っていきます。
これは高1の時と変わらないですね。
この先もこのベースはもちろん変わりません。あくまでも学校と学習深度をある程度同じにするか、少し進んでいる程度にしたいので進捗状況を見ながら進めていきます。
それと同時進行で志望校についてを検討し、夏までに『自分には何の科目が必要なのか』をできるだけ明確にする作業も行なっていきます。
7〜11月はいよいよ少しずつ大学受験対策にも入っていきます。
期末試験の対策、授業の予習復習に加えて、定期テストなどの間違えたところの傾向などから塾側で単元を改めて設定し再度やるということをして、徹底的にわからないをなくしていきます。
夏期講習などではもっと受験に特化したようなコースなんかも設立されることが多いので大学受験対策用のテキストを使って授業を進める場合もこの時期だと出てきます。
この時期には第一志望校くらいは決定しているとこの先の勉強計画がとても立てやすくなります。
12〜3月はやっと大学受験対策用のテキストなんかが配布される時期になります。
志望校もある程度決定し、自分は何の科目がどれくらい必要なのかがわかった状態なので、それにあったテキストに沿って大学受験対策を始めていきます。
大学受験対策でも、この時期では高1・高2の内容を復習するような問題が多かったり、基礎の基礎を問うような問題が多いので、『これで大丈夫なの?』なんて思うかもれませんが焦らず基礎をがっちり固めて高3、勝負の年に備えてください。

高校3年生から塾に通う場合

高校3年生は、入試の日から逆算して今何をするべきかを正確に把握し、こなしていくことが何よりも大切です。
4〜6月には、おそらくどんな塾でも今後の方針を決めていく面談が設けられると思います。
そして、各単元をひたすらにこなしていきます。基礎的な問題から少し捻った問題までをひたすらに解いていきます。
高2まだ行っていた定期テスト対策はあまりやらなくなりますが、聞けば必ず答えてくれるので定期テストが近くなったら各自で勉強していく必要があります。
そして、模試も定期的に行われるので模試の間違え直しをして、対策と傾向を練ることも必要です。この時期に限ったことではありませんが、受験年最初の模試がこの時期にあるので、ここから間違えを見直して直すということを習慣化するように塾でも言われると思います。
7〜11月、ここが受験を大きく左右する時期と言ってもいいかもしれません。
おそらく、高3で塾に入った人は受験勉強の進度が人並みかそれ以下であることが大半です。なので、夏までに全ての断言を終わらせ、基礎が固まっている状態を作ることがオーソドックスと言えます。
8月末までに受験対策として配布されるであろう基礎の問題は全て終わらせます。夏期講習のうちに終わらせるといった感じでしょうか。
そして、9月からはいよいよセンター試験や志望校の赤本から問題を抜粋したりしながら自分の苦手と照らし合わせて学習していきます。
今までやってきた問題と一風変わっていたり何だか難しく感じたりして、一度ここで挫折しそうになりますが、9月10月あたりで応用問題に慣れるようなカリキュラムになっているはずです。
そして、12月からはもうひたすらに問題を解きまくるといった感じになります。
塾にもよりますが、ここまでくると苦手そうなところを塾側が指定して放置、ひたすらにやらせて分からないと言ってきたところを解説するといったスタイルが多いように思います。
年末年始からはひたすらに解きまくる時期になります。

大学受験の通塾時期の平均はどれくらい?

大学受験のために塾に通うのは大体いつくらいからが1番多いのでしょうか。
通塾時期に関するアンケート調査によると、最も多かったのが高校1年生からで、全体の約3割を占めています。
受験年よりも早く塾に通っている割合は全体の約5割以上、半数以上が高1・高2のうちから塾に通っていることがわかります。
早い時期からの通塾は苦手意識の克服や志望校を見据えた対策のためにしている人が多いみたいです。

大学受験で早くから塾に通うメリットとは?

苦手をなくせる

早くから塾に通うというのは受験まで時間があるということです。
そのため、塾に通って苦手を克服することに集中できます。
高3で苦手を克服するのは時間的問題からとても難しく、受験に間に合わない可能性が出てきてしまいます。
もし、苦手がはっきりしている場合は早くから塾に通っておくと余裕を持って苦手克服に集中できます。

基礎を固められる

大学受験はそれぞれの科目の基礎ができていないと始まりません。
そのため、基礎は入念に固めておくに越したことはありません。しかし、高3でそれから始めてしまうと、基礎に時間をかけすぎて応用まで間に合わないこともありますし、基礎を適当にしすぎて全く応用ができないなんてことも起こり得ます。
それを防ぐためにも、高2までに基礎はがっちり固めておいて高3では受験対策に全力を注げるようにしておくとスムーズに受験勉強ができるでしょう。

勉強習慣が身につく

塾は半強制的に勉強をやらせてくれます。課題と授業と毎日コツコツやらないといけませんよね。
高3になっていきなり勉強を習慣化させるのはやっぱり難しいし苦労するでしょう。
なので、早くから塾に通い始めることで毎日勉強をするということに慣れていくことが必要だと思います。

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大学受験でいつから塾に通うかを決めるポイント

自分で学習を進めていけるか

自分で学習を進めていける人はそもそも塾は必要ありません。
塾は一緒に勉強計画を立てて、一緒に進路について考え、一緒に勉強をしてくれるサポートの場です。それが全部自分1人でできてしまうなら塾は必要ありません。
自分はどうなのか、1人でもできるのかを考えてみてください。

今、苦手があるかどうか

今のところ分からない科目や苦手な単元はないという人はいいのですが、現時点で苦手な所があると感じている人は今すぐに通塾を検討するべきです。
分からないものを1人で考えていても分からないし、苦手なものを1人でやろうとしても億劫になるだけです。
そういう時にやらなければいけない環境があるというのはプラスです。
苦手の克服は早い方がいいですし、現時点で苦手がはっきりしている人は今すぐ塾に通うことをお勧めします。

志望校が決まっている

これは高3生には当てはまりませんが、『受験はまだ先だけど、この大学に絶対行きたい』と志望校が早いうちから決まっている人は早いうちから塾に通うといいでしょう。
塾は大学のあらゆる受験情報を持っていて、傾向と対策や大学の雰囲気、受験日など様々なことを教えてくれます。
それに、志望校に特化した勉強を提示してくれるので回り道せず、最短ルートで志望校合格を目指すことができます。
  志望校が決定している人は早いうちからプロを頼ってみてください。

まとめ

このように、塾に通うのは早いに越したことはありません。
実際に多くの人が高1・高2から塾に通っており、早めの対策を講じています。
自分で学習を進められない人、苦手がある人は早めの通塾を検討してみてください。
高1・高2で学校の授業の予習復習をしつつ、受験対策もして、高3で受験対策に集中できるようにしておくと抜かりないですよね。
早くから塾に通うメリットは多いので、検討の余地はあると思います。
紹介した、いつ通塾を決めるかのポイントを見ていつが自分にとってベストなタイミングなのか考えてみてください。

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