学び

大学受験で塾なしの割合とは?塾なしで合格できるのかも解説

2021.05.25

大学受験での塾なしの割合とは?

高3の通塾率

大学受験をする際、塾に通っていない人、通っている人の割合とはどれくらいなんでしょうか。
高校3年生の通塾率は、31%となっています。これはベネッセ総合教育研究所の調査で出た結果です。
この結果から見ると、高校3年生のうち約7割は塾に通っていないということがわかりますよね。高校生のうち1〜3年生での通塾の推移は大体いずれも30%前後という結果になっています。
案外、塾に通わずに大学受験に挑む受験生は多いんですね。
この31%の中には大学へ進学しない人たちも含まれています。
しかし、皆さんが知りたいのは大学受験に塾なしで挑む受験生の割合ですよね。
それを次でご紹介しますね。

大学進学者の通塾率

次は大学受験を目標とする受験生がどれくらい塾に通っているのかを紹介します。
大学受験偏差値マップというサイトが大学卒業生に対して実施したアンケートによると、大学卒業生のうち56.7%が塾や予備校に通っていたと答えています。
受験生の大体半数以上が塾に通っていたということがわかりますね。
逆に大学受験を塾なしで挑戦する学生は約43%いるということになります。
塾に通って受験勉強をする人と塾に通わずに受験勉強をする人でそこまで大きく差はないということです。

大学ごとの通塾率

では、次は大学ごとの通塾率について見ていきましょう。
表を見ると、東京大学を含む有名国公立大学に進学している学生は、約8割9割の学生が塾に通っていたということが分かりますね。
有名私立大学も同じくらいの通塾割合になっています。
これは予備校なども入っているので偏差値問わず有名大学に入学している学生は塾や予備校に通って 大学受験対策をしている人が多いんですね。
補足ですが、早稲田大学、慶應義塾大学、MARCH等の大学は内部進学の人も含まれているため、大学受験に向けた専門塾に通っていた学生の割合は記載されている数値より多くなる場合もあります。
この数値を見ても、志望大学に関わらず塾を利用して受験対策をするのが一般的だということが言えると思います。
塾に通わず大学に合格した人ももちろん多くいますが、受験対策として塾を利用することは志望校合格への近道になるのではないでしょうか?


大学受験は塾なしで独学でも合格可能か?

独学でも大学受験で合格できる

ここまでで、大学受験を成功させるには塾に通うことが一般的で、有名大学に入学した学生は塾に通っていたとお伝えしました。
なので中には『大学受験を制するには塾が必要不可欠!』なんて思う人もいるかもしれません。しかし、そんなことはないんです。
もちろん塾を利用するのも1つの手だし、塾に入って悪いことはありません。
だからといって絶対塾に入らなければ合格できないというわけでもありません。
私がそう考える理由を次から紹介していきますね。

独学でも大学受験で合格できる理由

塾よりも独学の方が効率がいい

これが1番に挙げられる独学のメリットです。
自分にとって意味のない勉強や自分とは合わない勉強の仕方で勉強することがなくなります。
自分に合った勉強方法で自分に必要な勉強をすることができる、それだけでもずいぶんと効率的で進捗が早くなります。
時間との勝負という側面も持ち合わせている大学受験では効率的に勉強するというのはすごく必要なことです。
塾では1コマ90分でやる勉強を、本当に効率良くできれば1時間かからず習得することも十分に可能です。
独学でも勉強をうまいこと進められれば合格は夢ではありません。

焦ることができる

前述した通り大学受験対策に塾を利用する人は非常に多いです。
独学で大学受験を目指す人は受験生の中では少数派と言ってもいいかもしれません。
しかし、『自分は少数派なんだ』という認識があるのとないのでは焦り具合が違いますよね。
『やらないとやばい、出遅れる』という意識があるだけで少しだけだとしても自分に火をつけることができます。
それに加えて自分1人で勉強をやらなければいけない分リスクがあります。自分の頑張り次第で結果が変わってきます。
それ故に『自分でやらないと』という責任感も生まれて『やらなきゃ!!』っていう気持ちになりますよね。
塾に入っていると良くも悪くも『皆んなと一緒だ』と思えてしまったり『嫌でもやってるから大丈夫だろう』という気持ちになりどこか適当になってしまいがちです。
  自分を自分で鼓舞できれば独学でも勝機は大いにあります。

スケジュール管理がしやすい

独学で受験対策をすればスケジュールを自分の好きなように組むことができます。
もちろん全く勉強をしなくなるというリスクもありますが、自分に合ったスケジュールを組むということは無理のないスケジュールを組むことができるという事です。
独学で対策をすると効率がいいと先程言いましたよね。効率の良い勉強ができればスケジュールにも余裕が出てくるのではないでしょうか。
無理なスケジュールを組んでしまうと、心身ともに疲れてしまって受験本番に支障が出てしまう可能性もあります。
マインドコントロール、体調管理という面でも無理のないスケジュールを組むことはとても大切です。
学校やどうしても外せない家の用事なんかとの兼ね合いも自分で決めることができるので勉強がやりやすくなるのではないでしょうか。

大学受験で塾なしだと不安に感じる人はどうするべき?

ここまでずっと『独学でも合格できる可能性は大いにあります!』と言ってきましたが、『やっぱり塾に通ったほうがいいんじゃない?』そう思う人も中にはいると思います。
そんな時でも一回独学で受験に挑む自分を信じてみてください。
授業を受けたりする以上に独学で受験勉強をした方が効果があるということは科学的にも証明されているんです。独学でやることを決めたなら自信を持って勉強に取り組みましょう。
ただ『どうしても不安になってしまう』『勉強に支障が出てしまうくらい不安でどうしようもない』というレベルになってしまっているのなら塾に通うことも検討してみてください。
勉強の心配で勉強が手につかなくなってしまっては本末転倒です。
心を安定させることも大切なので塾に行くことで心が安定するなら通塾を考えるのもありだと思います。

塾なしで大学受験に合格する方法

受験までの計画を立てる

大学受験を独学で成功させるには、受験までの長期的な計画を立てることが重要です。
具体的になにをどれだけ勉強しなければならないのか、どの方向に向かって勉強を進めていくのかを決めてください。
目標と実力を明確にすることが1番重要なので志望校のレベルや自分の模試の点数を加味して計画や目標を立ててみましょう。
ではここから具体的な勉強計画の立て方を紹介します。
具体的な計画を立てるときは受験日から逆算して考えていきましょう。
目標と実力の差を認識した上で月、週、日ごとの目標を明確にしていくといった形で計画を立てていってください。
大きな目標を立ててそこから徐々にすぐにでも達成できる目標を設定しこなしていきましょう。
くれぐれも『なんとなく』で計画を立てないでくださいね。

計画を確実に実行する

勉強計画を立てたらそれを毎日スケジュール通り、確実に実行してください。
独学のデメリットは勉強の強制力がないということです。自分で強い意志を持って勉強しないと合格はどんどん遠のいていきます。
なので、自分で立てた計画は確実に実行するようにしましょう。
毎日決まった時間に勉強すると決めてルーティン化してしまうといったように、必ず毎日勉強できる仕組みを作ってしまうのもいいでしょう。
勉強を毎日記録して目で見て達成度がわかるようにするのも効果的だと思います。
自分で色々工夫して確実に実行できる状況を作ってみてください。

100%理解しながら進む

受験勉強は100%理解しながら進むことが必要不可欠です。
わからないまま進んでしまうと後々入試本番が近づいてからとんでもなく後悔します。
特に苦手科目は放置しないでください。放置しておくと受験本番で足元掬われることがあるかもしれません。
分からないところはわからないままにしないで学校の先生を頼ってみてください。
分からなかったところに付箋などで印をつけておいて、まとめて先生に聞くなどするといいですね。
それに加えて、効率よく勉強するために学校の授業もしっかり聞いてなるべく授業で理解するようにしてください。

自分でできない人は塾に通うべき

自分でできない人にとっては塾はメリットが大きい

今までの内容で『独学最強説』を散々唱えてきましたが、それは自分で積極的に勉強できるということが大前提です。
なので、自分で勉強ができないという人は塾に通う方がいいと思います。
なので、次から塾に通うメリットを紹介していきます。

大学受験での通塾のメリットとは

モチベーションの維持

ライバルを作るとモチベーションを保てるとよく言いますが、やはり1人で勉強するよりも塾の先生や塾のクラスメイトがいた方がやる気が出るというケースが多いみたいです。
ライバルがいて競争するという環境が受験生それぞれのモチベーションを高めていきます。
塾は勉強をしに行く場所というイメージがあると思いますが、受験に最適な環境に身を置けるという点も利点として挙げられます。
それだけでも塾に通うメリットが大いにあると思います。

受験情報が手に入る

大学受験はとても複雑で、たった1校受けるだけでも難しいです。

受験方式による日程の違いや入試方式の違いなど嫌になる程複雑なのが大学受験です。
もちろん学校でも受験情報は開示されていますが、塾ではその塾の経験を元にしたその塾ならではの受験対策を教えてくれたりします。
塾の先生は何度も受験生の指導をして、毎年受験を経験しています。なので、より専門性の高い情報を得ることができます。
入試の攻略法などを知っているというのは、大学受験においてとても有利です。情報収集も積極的に行い、沢山情報を集めておきましょう。

勉強をやらざるを得なくなる

塾に通うと授業に宿題にと嫌でも勉強をしなければいけない状況になります。
自分で勉強ができない場合は尚更強制的に第三者からやらされることで勉強することができる場合もあります。
『どうしても1人で勉強するのはだらけてしまってできない』という人は見張ってくれる人がいることで勉強ができるようになるでしょう。
これも大きなメリットなのではないでしょうか。

【大学受験のオンライン塾】青学専門塾オンラインコースとは?

まとめ

では、今回紹介したことをおさらいしていきましょう。
独学で大学受験に挑み、合格する人は多くいます。なんなら科学的にも独学の方が効率よく自分に合った勉強ができることが証明されているほどです。
大学受験のテンプレとして塾に通うことが一般的とされていますが、独学でも何ら問題はありません。
しっかりと受験日から逆算して計画を立て、月、週、日と大きな目標から小さな目標までを確実に実行していく。
それに加えて、毎日意志を強く持って勉強することができれば合格は夢ではありません。
ただ、『塾に通っていないと不安になってしまう』とか『自分で勉強するのはどうも苦手だ』という人は塾に通うことも検討してみてください。
専門的な勉強法や広い受験情報に加えて、受験に最適な環境と勉強をやらざるを得ない状況を手に入れることができます。
自分とよく相談して、自分のスタイルに合った方を選んで大学受験に挑むようにしましょう。

Recommended.