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大学受験に失敗したらどうなる?進路パターンややるべきことを解説

2021.05.08

大学受験に臨む以上、誰しも合格を目指すものです。しかし、力及ばず不合格になり、第一志望の大学に行けなくなった人も出てきます。

大学受験に失敗したらどうなるのか、必要以上に落ち込んでしまう原因から進路パターン、失敗してからやるべきことなどをまとめました。

大学受験に失敗したらどうなる?

大学受験に失敗すると、まるでこの世の終わりかのように落ち込んでしまう人がいます。第一志望の大学を目指して必死に勉強を重ね、力が及ばなかったわけですから、全てを否定された気分になったとしても不思議ではありません。

しかし、大学受験に失敗しても人生が終わるわけではないのです。むしろ大学受験の失敗から色々なことが学べます。人によっては人生初の挫折が大学受験の失敗だった人もいます。長い人生で何度か挫折を味わい、その挫折から人は学び、強くなります。確かに受験に失敗して悔しい気持ち、無力感に襲われているかもしれません。ですが、この経験は将来に活かされます。受験に失敗したから全てが終わるという考えは捨てましょう。

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大学受験での失敗に過度に落ち込んでしまう原因

大学受験に失敗しても人生が終わるわけではありません。しかし、悔しいものは悔しく、立ち直れないほどのショックを受けてしまうものです。なぜ過度に落ち込んでしまうのか、その原因をまとめました。

努力が報われなかった

受験勉強でほとんどの人は自由に使える時間を犠牲にし、食事の時間やお風呂の時間でも単語の1つを覚えていくなどとことん受験勉強に時間を割いてきました。すべては志望校合格のためです。しかし、その夢を果たすことはできず、努力が報われなかった時、大きく落ち込んでしまうものです。

努力をすれば報われると教えられ、だからこそ、一生懸命頑張れたのに結果は不合格。このことにショックを受ける人は多いでしょう。とはいえ、落ち込むほど頑張り、努力したことは事実です。受験勉強で行った努力は何かしらの形で結びつくはずです。

友人たちは合格し、自分だけ不合格

1人で受験勉強を行うのは色々と大変ですが、仲間がいることで辛い状況を乗り切ることができます。一緒に同じ大学に行こうと誓いあって、必死に勉強をした結果、友人たちは合格して自分だけが不合格になった時、そのショックの大きさは計り知れません。

明らかに自分が劣っている人間だと思い込んでしまい、友人たちと会うのも嫌になる人もいます。しかし、人生ではどこかで挫折するものです。自分は友人たちより先に挫折を経験し、それを乗り越えてパワーアップするかもしれません。大学受験がすべてではなく、受験の失敗=人生の終わりではないです。むしろ、「絶対負けないぞ!復活してみせるからな!」という強い気持ちを持ち、負けん気を出していきましょう。

親にがっかりされる

受験勉強で必死な思いをしている姿を最も近いところで見ているのが親です。怠けていれば叱り飛ばし、少しでもいい傾向が見られれば褒める、親こそが子供の成功を強く願っています。子供もそれがわかっているからこそ、不合格になった時は非常にショックであり、親が自分の結果にがっかりしていれば余計に落ち込みやすくなります。

ただ友人だけが合格して自分だけが不合格したのと同じで、親を見返す気持ちで再び前を向いていきましょう。そして、結果を残した時、手放しで喜んでくれるものです。

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大学受験に失敗した後の進路パターンとは?

第一志望の大学に落ちてしまった場合、その後の選択肢はどれくらいあるのか、考えられる選択肢をまとめています。

浪人

東大や京大など難関の国公立大学や私立大学を第一志望にしていた場合、もう1度勉強をし直して受験に挑みたいと浪人するケースが今も昔も主流です。東大に合格した浪人生の割合はだいたい3割ほどで、そのほとんどは1浪です。(参考:SAPIX)

一方、医学部の場合、大学によっては現役合格が1割を切っているところもあり、2浪、3浪と重ねてようやく合格するケースもあります。浪人をしてでも入るべき大学かどうか、ここがポイントになりそうです。

滑り止めの大学への入学

第二志望や第三志望の大学に合格していた場合、その大学に入るケースは最近増えています。これは経済的な都合もあり、浪人をするだけの経済的な体力が各家庭に残されていないケースが考えられます。また、第二志望の大学は第一志望と同じくらい入りたかった大学であり、滑り止めの大学についても、もしかすると入学するかもしれないと思って受けているので、入ることへの抵抗は少ないです。

中には第二志望の大学に入ってしまい、妥協してしまったことを後悔する人もいます。ですが、大学に入ってから必死に勉強を行えばいくらでも挽回できる部分です。まずは大学生になり、大学生活をエンジョイして落ち着いてから将来を考えるのもいいでしょう。

滑り止めの大学での仮面浪人

第一志望の大学は諦めきれない、だけど、浪人はしたくない、そんな時に滑り止めの大学に入って仮面浪人で再び受験に挑むやり方もあります。浪人をしてしまうと、受験で失敗したことを知らしめるだけ、ならば最悪うまくいかなくても大学生の肩書きのまま再チャレンジするのもいいのではないかという考え方も昔から存在します。

リスクを考えて行動ができる一方、仮面浪人中、滑り止めの大学での授業や人間関係などは二の次、三の次となります。もし第一志望の大学を諦めても、その時には1年近く経っているので、授業や人間関係に苦労する可能性も。また浪人をしても夢が明確であれば世間的な評価は下がりません。仮面浪人をするだけのメリットがあるかどうかは未知数な部分です。

専門学校進学

大学すべてに落ちた場合はわざわざ浪人をする必要はなく、専門学校に進学して手に職をつけることは最近の選択肢としてかなり有力になっています。手に職をつけることで不況に強く、景気に左右されにくくなるからです。

専門学校は2年間なので、2年後には社会人として働きだすことになります。専門学校には、専門的な知識を身につけた人を採用しようと多くの企業が働き手を求めてきます。就職のことを考えるのであれば専門学校は有力です。

就職

高校卒業後、就職の道を歩むことも選択肢の1つとして有力と言えます。そこでずっと働くこともいいですが、働いてお金をためてから再び受験に挑むこと、大学の夜間部に入って学ぶことなど、就職しても大学入学を諦める必要はありません。

夢を追いかけ続ける人はいったん就職しても、夢を捨てきれずに会社を辞めて勝負に出る人もいます。一見遠回りにも見えますが、資金的なことを考えれば意外と効果的な選択肢と言えます。

留学

受験に失敗し、浪人するぐらいなら海外に留学して現地の大学に入って勉強するという考え方もあります。異国の地、全く話せない外国語の中で身を置くため、身も心も鍛えられます。海外の大学は日本と比べ物にならないほど勉学に励みます。

最初は語学学校に入り、全く言葉が通じないので恥ずかしい思いをするでしょう。しかし、受験での失敗の落ち込みを経験しているので全く苦にならないはずです。若いうちに留学をするべきだという意見はよく聞かれますが、留学をするという観点で考えれば、受験に失敗して浪人しようかどうかのタイミングが一番ベストなのかもしれません。

フリーター

最後にフリーターですが、ダラダラとフリーターとして過ごすことを想像する人が多いかもしれません。しかし、考え方は就職と同じで、フリーターをしながら勉強に励むのも1つのやり方です。何かしらの都合で高校を中退し、その後大検を合格してから大学受験を行うケースがありますが、ほとんどの人はフリーターとして頑張り、自分のお金で受験に参加しています。

大学の費用など親に出してもらう人が多い中で、自分のお金で賄い、仕事と学業の両立を目指そうとする姿勢は立派です。そこまでの覚悟があってフリーターの道を選ぶのは決して悪いこととは言えません。

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大学受験に失敗した人に最もおすすめの進路とは?

多くの選択肢が出てきましたが、この中で一番おすすめなのは、浪人をして第一志望を目指すことです。第一志望に入れず落ち込んでいる人は、それだけ第一志望の大学に強い気持ちがあります。自分の気持ちについて簡単に割り切ることはできず、心のどこかでモヤモヤしがちです。別の大学に入るぐらいであれば、浪人をした方が、その後どのような結果になっても割り切れるようになります。

これは就職やフリーターの場合も同じです。大学に入って自分で学費を賄う場合を考えれば、先に働くかどうかの違いです。それでも仕事をしながら受験勉強を行うのは大変です。合格を目指す以上、今まで以上に厳しい環境に身を置いて勉学に励んだ方がいいでしょう。ですので、第一志望の大学に入るため浪人をするのが一番です。

大学受験に失敗した人がやるべきこと

大学受験に失敗して、浪人するのか進学するのか、はたまた留学や就職を目指すのか、いずれかの選択肢を選ぶことになります。その前に何をやるべきか、まとめました。

自分が本当にやりたいことは何かを考える

例えば、滑り止めの大学が合格していた場合、第一志望の大学を諦めるかどうかが1つのポイントになります。第一志望の大学をなぜ目指したのか、改めて見つめ直し、本当は何をやりたいのかをこの機会に考えることが大事です。その大学でしかできないことをやりたかったのであれば浪人をすべきでしょうし、現役で合格できればどこの大学でもかまわない場合には進学すべきでしょう。

よほど有名な大学でない限り、その大学でしかできないことはなく、どの大学に入っても一生懸命勉強すれば立派な論文は書けます。本当にやりたいことは何かを考えることは、選択肢を絞り込むのに必要です。

親と話し合う

高校時代まで学費は親に出してもらっていた人がほとんどで、大学からは親に出してもらう人、奨学金とバイトのお金で学費を賄う人など分かれます。もし親に出してもらうのであれば、浪人して予備校に入るお金、第二志望の大学の学費など、それぞれの支払いに関して了承を得る必要があります。中にはお金は心配いらないから浪人して上を目指せと背中を押す親御さんもいるなど、話し合いでいくらでも変わります。

経済的に厳しいとなれば就職の道を歩み、その中で大学の夜間部に通っていくのもいいでしょう。大学受験に失敗して本人も苦しいですが、親も同じだけ苦しいものです。この機会に話し合いの場を持ち、将来のことを考えることで納得のいく選択ができます。

再び受験生活を行って耐えられるかをシミュレーションする

浪人をすることで今まで以上に勉学に励むことになり、高校時代よりも周囲の目は厳しくなります。予備校に通うのであれば朝から夕方まで講座と自習室での自学、自宅での浪人生活、いわゆる宅浪では毎日長い時間勉強を行います。高校時代よりも長い時間、中身も詰まった受験生活を送ることになります。それに耐えられるのかどうかがポイントになり、耐えられそうになければ割り切って滑り止めの大学に入学するのも選択肢の1つです。

第一志望の大学を目指すにしても強い意思があるかどうかはとても重要な要素です。これまでよりも厳しい生活を送ったとしても第一志望の大学を目指したいのかどうか、その本気度を浪人する前に示すことは、周囲の人たちを納得させる要素となるでしょう。

まとめ

大学受験に失敗しても人生が終わるわけではありません。むしろその失敗から人間的に強くなり、少々のことでメンタルが傷つかないようになります。どうしても第一志望の大学に入りたいのかどうか、そこが重要です。強い気持ちをもって勉強に励み、やれることは全部やったと胸を張れるぐらいにやり切れば、どんな結果に転んでも納得のいくものになります。

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