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塾って意味ないの?無駄な塾の特徴やメリット・デメリットを解説

2021.04.19

受験で合格を目指すなら塾に通わなきゃいけない!と誰しもが思う一方、塾なんか通わなくても大丈夫でしょ!と豪語する人もいます。

実際に通っていく中で、塾に通う必要を感じないケースから塾そのものに問題があるケースなどが見受けられ、色々な経験をする中で塾不要論を掲げる人が出てきます。無駄な塾の特徴や成績が伸びる塾を見分けるポイントなどをご紹介します。

塾って意味ないの?塾の必要性について考察

果たして塾へ行くことに意味があるのか、それとも、ないのか、人によって考え方が分かれるところでしょう。そもそもなぜ塾は必要なのかを深く考える人は意外と少ないかもしれません。ここでは、塾は本当に必要なのかどうか、その考察を行っていきます。

塾は必要か?

結論から言えば、自主的に勉強が行えて家庭学習もしっかりと行えるような人であれば塾に通う必要はありません。勉強のコツをつかみ、自分なりの勉強法が確立されていれば、あえて通う必要はないからです。

しかし、自主的に勉強ができる、家庭学習の習慣がある、闇雲に勉強時間を費やさず効率性を求める、勉強や受験のコツに長けているなど様々な要素を兼ね揃えた生徒は少なく、どこかで躓き、苦戦するものです。それができれば苦労はしません。1人でできない人が圧倒的に多いのが当たり前だからこそ、塾は数多く存在します。

1人でありとあらゆる勉強ができる人なら塾に通わなくてもいいですが、そうでないのであれば自分に合った塾に通いましょう。

塾に通っても意味ない生徒の特徴とは?

中には、塾に通ったとしても意味がない生徒というのも存在します。いったいどのような特徴を持ち合わせているのかを解説していきます。

自分で何でもやってしまう

自分に足りない能力が何で、どんな能力を伸ばせばいいのかを既に理解できている生徒に関しては、塾に通う意味がないことになりやすいです。本人の中で、既に何をすべきか明確になっており、問題解決に向かって自主的にこなしていける人は、塾側がアドバイスを送ったとしても結局自分で解決しているので、そのアドバイスが無駄になることもあります。

どうすればいいのかわからないと頭を抱える生徒に手を差し伸べるのが塾のいいところです。答えも知っていて、解決方法もわかっている生徒が塾を利用しても無意味になってしまうことがあります。

頑固な性格を持つ

うまく結果が出ずに頭を抱える生徒に手を差し伸べるのが塾であり、色々なアドバイスを生徒に行います。しかし、頑なに自分のやり方を曲げない生徒もおり、そのような場合も塾に通う意味がなく、時間とお金を無駄にしてしまいかねません。明らかにやり方が間違っていたとしても、自分のやり方が正しい、自分のことを一番理解しているのは自分だと言わんばかりに、アドバイスをスルーしようとします。

聞く耳を持つことは、塾に通う上でとても大事であり、第三者の視点から客観的にチェックしてくれるのが塾に通うメリットです。第三者の視点から客観的にチェックされることを拒むようだとなかなか大変です。

取り組むべき課題の多さと通塾頻度が釣り合わない

塾に通う人の中には、何もかもができていない人、全教科で基礎レベルからやり直さないといけない人などがいます。取り組むべき課題があまりにも多く、毎日でも塾に通い、1つ1つ課題を克服するようなやり方が求められます。しかし、費用的な問題で週に1回しか通えず、週1回でどのように課題を克服していくのか、塾側が頭を抱えるケースがあります。

塾に通うだけでなく家庭学習もセットで行うことで相乗効果が出ますが、自立的な家庭学習を行ってこなかったからこそ、取り組むべき課題がてんこ盛りになってしまうと考えられます。適した通塾頻度は人それぞれにありますが、明らかにその頻度が少ない場合、無駄に終わってしまう可能性は十分にあるでしょう。

通って意味がない無駄な塾の特徴

生徒側に原因があるケースをご紹介しましたが、次は塾側に原因があるケースです。

一人一人の学力にカリキュラムが合っていない

例えば、難関私立を目指す高校生が塾に入ったとします。その高校生は自分である程度できるものの、もっと上のレベルを目指したいと考えているはずです。しかし、その塾のカリキュラムにおいて最初は基礎レベルの授業から始めたとすれば、その高校生はガッカリするかもしれません。

この逆として、授業についていけるレベルになりたい学生が塾に入ったものの、いきなり難しい内容の授業がスタートし、学校だけでなく塾でも挫折感を味わうケースが想定されます。一人一人の学力とカリキュラムがマッチしていない状態では、どれだけ通っても意味がありません。塾に対する失望感だけが募り、モヤモヤを抱えるだけです。

先生が質問に答えられない

個別指導型の塾において、例えば数学の問題を解く高校生が講師に対して質問をした時に、講師によっては答えられないケースが出てきます。解き方を見てようやく理解して説明する講師もいれば、解き方を見ても理解できない講師もいます。個別指導型の塾では大学生が講師を務めることがあり、少しでもコマ数を稼ごうと、できるかどうかわからない教科まで引き受け、授業を行うケースが出てきます。

講師は全員プロで、みんな研修を受けていると生徒も親御さんも思っており、実はそうではなかったと知れば、腹立たしい気持ちになるのは当然です。満足に質問に答えられない時点で、通う必要はないかもしれません。

教えるだけで次週のサポートがない

何事もやりっぱなしは禁物で、過去問を解いたのはいいけど、何の分析もせずに解きっぱなしの状態では、ただ過去問を解いただけで、苦手分野の克服につなげることができません。これは教える側も同じです。例えば、特定の分野で躓いた生徒がいたとします。なかなか問題が解けないからと解き方だけを教えて、改めてその部分を宿題に出すようなことをすれば、次週につながり、次回の授業の冒頭でまた説明が行えます。

これを全くせず、ただ教えるだけ教えてサポートもケアも全くしない、ただ教えっぱなしな状態では生徒は成長せず、躓いた部分を克服したかどうかもわかりません。このような塾も通って得になることはないでしょう。

やたら営業活動をしてくる

塾にとって一番の稼ぎ時は、夏期講習や冬期講習などです。またテストが近づけば、テスト対策授業を普段の授業とは別に行うケースもあります。この時、やたら営業活動を行い、たくさんの授業を受けさせようとする塾が多く存在します。その生徒に見合ったカリキュラムではなく、あくまでも授業時間ありきで考えるため、本当に夏期講習や冬期講習の意味があるのかわからないケースも見られます。

休み期間に多くの時間を塾で過ごすと、家に帰って家庭学習をする余力が残っていない可能性が高いです。このことまで配慮せず、ただ闇雲に授業を詰め込もうとするのも注意が必要です。

スタッフが生徒を野放しにしている

個別指導型の塾では、元気が有り余る小学生が授業中に立ち歩き、友達を見つけて喋りだすケースがあります。小学生から高校生まで利用する個別指導型の塾では、学ぶ環境としてふさわしくない状況になってしまっているところが存在します。ちゃんとした塾だと、スタッフが注意を行い、時に叱責するケースもあります。しかし、これをしない塾があり、叱責もできず、困り顔でオロオロとする教室長がいる場合も。

明らかに学ぶ環境としてふさわしくないため、明らかにコントロールができていない場合には通塾をやめ、別の塾を探すことをおすすめします。

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成績が伸びる塾に必要な3つのポイント

成績が伸びる塾というのは必ず存在するものです。では、成績が伸びる塾に必要な特徴にはどんなものがあるのかを確認します。

1人1人の学力に合ったカリキュラムを組んでくれる

人によって苦手な部分は人それぞれであり、勉強のペース、苦手克服か長所を伸ばすのか、考え方は人それぞれです。当然学力も人によって異なるので、「誰でも同じ、画一的なカリキュラム」だと全ての人を伸ばすことはできません。1人1人の学力に合わせてカリキュラムを組んでくれるところであれば、その人に合った伸ばし方、克服の仕方があるので、うまく成長につなげられます。

疑問をすぐに解決してくれる

数学などでは、解き方がわからない、なぜこの答えになるのか理解できないとなかなか先に進めないケースが出てきます。この時、多くの疑問を抱えることになりますが、この疑問をすぐに解決してくれるかどうかがポイントです。単に答えを教えるだけでは不十分で、分かりやすく公式を利用して解き方を教えるなど、自主的に問題を解いていけるヒントを与えることが大切です。

疑問を解決するには、教える側が疑問について理解をしていなければいけません。疑問を聞いて解決策まですぐに見通せるかどうか、ここが大事です。

教えるだけでなく自習までサポートしてくれる

ただ単に答えを教えるだけでは、生徒の考える力は身につきません。授業をやり過ごすだけなら答えだけを知ればいいですが、受験では誰も答えを教えてくれず、自分で解いて答えにたどり着く必要があります。この力を身につけるにはただ単に教えるだけではなくて、自習をしていく中で研鑽を積んでもらうことが重要です。

自習につながるような宿題の出し方、予習範囲の指定、復習に関する指示などを行い、家庭学習を行ってもらって新たに生じた疑問に答えていけば、自然と自分で考える力は身についていきます。

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塾に通うメリット

わからないことはすぐに聞ける

学校でわからないからこそ塾に通うものなので、塾に求めているのは勉強ができるようになることです。分からないことがあったらすぐに聞けるような環境こそが塾に通うメリットです。逆に、わからないことがあっても聞きにくい環境だとメリットは薄くなります。

ライバルに出会える

学校にも同じ大学を目指すライバルはいるでしょう。しかし、人間関係もあるので、ライバルであることを前面に出すことは難しいです。その点、塾であれば常に競争なので自然とライバルが出てきます。習熟度別でクラス分けを行うような塾だと、否が応でも意識するようになります。受験は己との戦いですが、わかりやすい敵がいることは勉強のモチベーションにつながるはずです。

塾に通うデメリット

分かったつもりになりやすい

熱心な講師は教え方もわかりやすく、こういうやり方があるのかと関心を示す生徒が多いです。しかし、次の授業で先週の振り返りをした際、解き方を全て忘れてしまっているケースが目立ちます。分かったつもりになっていて、復習もしないため、知識が抜け落ちてしまったのです。塾に通う人ならではのデメリットであり、塾にさえ通っていれば成績は上がると思い込んでいる人が陥りやすいワナでもあります。

費用だけがかかる

塾に通うデメリットで一番大きいのは費用面の問題です。あれもやりたい、これもやりたいと要望を出していく中で毎月とんでもない金額を支払うハメになります。これに加えて夏期講習や冬期講習が加われば、教育費だけで相当なものになり、しかも、「分かったつもり」で復習もしないとなれば、課題克服は大変です。費用だけがかかり、無駄に終わってしまいます。

まとめ

塾なんて通う必要がないと断言する人の多くは、塾に対して何かしらの失望感を抱いたことがある人です。一方、塾に通ってよかったと思える人のほとんどは塾に感謝するような経験を持っています。自分でやるべきことを理解した上でうまく塾を利用できる人は、勉強での成長も著しいものです。塾は積極的に利用するものという認識をもって、塾に通ってみてはいかがでしょうか。

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