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大学生の浪人割合はどれくらい?男女別・大学別で解説

2020.02.01

今回は大学における浪人割合について見ていきたいと思います。どこの大学に浪人生が多いの?男女ではどちらが浪人を選択する割合が高いのかな?なんて疑問に答えていきます。
では早速いってみましょう!

大学の浪人割合はどれくらい?

大学入学者全体の浪人割合

ズバリ大学入学者全体の浪人割合は21%
全国の大学生の5人に1人は浪人生だということがわかります。これは文部科学省の「学校基本調査」による2018年度のデータを参考にしました。

男女別の浪人割合

こちらも文部科学省の「学校基本調査」の2019年度のデータを参考に見ていきましょう。
男性の浪人割合は26.1% 女性の浪人割合は18.0% と男性の方が約10%も浪人割合が高いことがわかります。

大学別の浪人割合

次に大学ごとの浪人割合を見ていきましょう。基本的には2019年度入学者全体の浪人割合を記載していますが、情報がなかったため一部2018年度のデータや学部別で記載しています。

【難関国立大学】

東京大学…29.7%
京都大学…39.7%(2018年度)
大阪大学…33.4%
北海道大学…38%(2018年度)
東北大学…34%(2018年度)
名古屋大学…23%(2018年度)
九州大学…30%(2018年度)

【その他国立大学】

横浜国立大学…教育学部14.0% 経済学部27.7% 経営学部31.%        理工学部30.6% 都市科学部38.3%(2020年度)
筑波大学…人文・文化学部21.3% 社会・国際学部27.6% 人間学部23.7% 情報学部29.6% 理工学部27.5% 医学部46.1%(2016年度)
一橋大学…約30.0%
東京工業大学…理学部30.8% 工学部37.8% 生命理工学部38.2%(2016年度)
千葉大学…文学部14.6% 教育学部15.4% 法政経学部27.0% 園芸学部30.7% 理学部29.5% 工学部34.5% 医学部49.1%(2017年度)
お茶の水女子大学…文教育学部18.2% 理学部20.7% 生活科学部30.4%(2017年度)
金沢大学…約20.0%
岡山大学…法学部14.9% 経済学部11.5% 文学部4.8% 教育学部9.7% 理学部30.1% 医学部医学科58.3% 工学部19.1% 農学部28.3%(2016年度)

【難関私立大学】

早稲田大学…22.4%
慶応義塾大学…約30.0%
上智大学…20.3%
東京理科大学…37.7%
明治大学…26.7%
青山学院大学…19.6%
立教大学…文学部17.1% 異文化コミュニケーション学部7.3% 経済学部29.5% 経営学部16.8%  理学部37.4% 社会学部14.3% 法学部17.2% 観光学部6.8% コミュニティ福祉学部26.3% 現代心理学部21.2%(2015年度)
中央大学…22.9%
法政大学…20.9%

【その他私立大学】

日本大学…16.6%
東洋大学…27.6%
駒澤大学…18.6%
専修大学…14.9%
関西大学…法学部23.9% 文学部16.2% 経済学部24.4% 商学部16.4% 社会学部14.2% 政策創造学部21.1% 外国語学部14.0% 人間健康学部23.7% 総合情報学部26.5% 社会安全学部31.4% システム理工学部33.9% 環境都市工学部38.3% 化学生命学部35.8%(2018年度)
関西学院大学…15.4%
同志社大学…23.1%
立命館大学…26.6%
愛知学院大学…5.1%
明治学院大学…11.5%

多浪生の割合とは?

多浪生はどのくらいいるのでしょうか?多浪生の正式なデータがあるわけではないので、今回は年齢別の大学入学者数をもとに19歳以上の大学入学者数の割合を見ていきたいと思います。(2019年度)
1浪…76.1%
2浪…13.4%
3浪…4.3%
4浪…2.1%
5浪…1.1% この数値を見てもわかるように、1浪がダントツで多く2浪からは極端に割合が減っているのがわかります。浪人生のほぼ8割は1浪なんです。なので、多浪生はあまり多くはないと言えるでしょう。

浪人率は減少している?

年々、浪人率は減少しています。文部科学省発行の「学校基本調査」によると、2019年度大学入学者数は631,273人でした。その中で19歳以上つまり浪人生の入学者数は141,289人です。これらから浪人生の割合を求めると22.4%となります。2割強の人が浪人の末大学に入学していることがわかります。ですが実は、1960年代は浪人率が30%~40%近くいることが当たり前でした。それが年々減少傾向にあります。少子化で倍率が下がったことや金銭的事情で浪人ができないなどが浪人率減少の理由として挙げられます。

浪人が多い大学の特徴とは?

先ほど挙げた大学別浪人割合でもわかるように圧倒的に浪人割合が高い大学がいくつかありました。それらはなぜ浪人率が高いのでしょうか。何か特徴があるのか見ていきたいと思います。

一般入試での入学者数が多い

AO入試や推薦入試を利用するほとんどは現役生です。多くの浪人生は一般入試を受けることになります。なので一般入試での入学者率が高ければ浪人率も高くなります。

男性が多い

記事冒頭でも確認した通り、男女別浪人割合では男性の方が浪人割合が高いことをお伝えしました。なので女性が多く入学する大学は浪人率が低くなり、男性の多い大学は浪人率が高くなる傾向にあると言えます。

大学の難易度が高い

やはり、浪人したからには難易度の高い上位校に行きたいと思うことは普通でしょう。なので上位校に浪人生が集まり、浪人割合が高くなるのは自然なことだと言えるでしょう。

理系学部が多い

大学別浪人割合で一部学部別で浪人割合を記載しました。それを見ると圧倒的に理系学部の浪人割合が高くなっています。特に医学部がある大学は浪人割合が高くなっていると感じます。

大都市の大学であること

やはり東京、大阪、京都などの大都市にある大学は浪人率が高いと感じます。知名度があることやアクセスなどの利便性を考えてか入学志願者が増えるのではないでしょうか。それに比例して浪人割合も増えていると思われます。

浪人生の合格率はどのくらい?

ここまで沢山の浪人生に関する割合を見てきました。その中でも浪人生が一番気になっている割合はやはり合格率ではないでしょうか。そもそも浪人して大学には入学できるのか?や第一志望校への合格率も紹介していきます。

大学への合格率

結論を先に言ってしまうと約65.7%の浪人生が大学に合格しています。浪人生全体の6割強が大学に合格しているんです。しかし、裏を返せば約3~4割の人が大学に合格することができなかったということです。例年大体7割~8割の受験生が現役合格しているので、現役合格と比べると合格率は低めですね。

第一志望校への合格率

次は浪人生が第一志望校に合格できる確率を見ていきます。 結果は約1割~2割だということがわかりました。志望校の難易度にもよりますが第一志望校に合格する確率は非常に低いです。現役時以上の勉強量が必要になってくるということです。

浪人の割合は気にする必要なし

ここまで多くの浪人に関する割合を見てきましたがまとめとして最終的に言えることは、浪人生割合を気にする必要はないということです。自分の行きたい大学は浪人生割合が低いからといって志望校を変更したりするなんてことは絶対にやらないでください。入学後は浪人生も現役生も全く変わりません。なので浪人生割合などは気にせず第一志望校に合格することだけを考えて勉強に励んでください。

逆転合格を目指す人へ

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