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【青学(青山学院大学)総合文化政策学部の日本史】傾向と対策を徹底解説

2021.06.10

総合文化政策学部では、個別A方式の総合問題において日本史が出題されます。総合問題の中では比較的出題割合が多い日本史。これまでの傾向と一緒に押さえておきたいところです。

今回は総合文化政策学部の日本史にスポットを当て、日本史の傾向や対策、おすすめの参考書などをご紹介します。

青学(青山学院大学)総合文化政策学部の日本史の入試情報

総合問題で現代文に次いで割合が多い日本史。果たしてどんな傾向があるのか、日本史の入試情報をご紹介します。

基本情報

過去の入試では、試験時間60分、大問3題、マーク式で出題されました。特に時代の縛りもなく、原始時代から近現代史まで出題されています。一方、総合問題での出題について、サンプル問題では江戸時代以降が出題された一方、2023年度入試では現代史部分のみが出てくるとアナウンスされるなど、サンプル問題から数年が経過し、傾向に若干の変化が見られます。

青学総合文化政策学部の日本史の配点情報

総合文化政策学科・全学部日程

350点満点中、日本史の配点は100点です。

総合文化政策学科・個別A方式

300点満点中、日本史の配点は共通テストが100点、総合問題も100点。日本史部分がおおよそ3分の1以上なので、トータルの配点は100点を大きく上回ります。

総合文化政策学科・個別B方式

350点満点中、日本史の配点は50点です。

総合文化政策学科・共通テスト利用入試3科目型

400点満点中、日本史の配点は100点です。

総合文化政策学科・共通テスト利用入試4科目型

500点満点中、日本史の配点は100点となっています。

総合文化政策学科・共通テスト利用入試5科目型

600点満点中、日本史の配点は100点です。

出題範囲

総合問題では、現代史部分が出題範囲となっており、江戸時代などの分野は出題されないことになっています。現代史は高校の授業であまりガッツリとは触れられていない分、自分自身で対策を立てなければいけません。過去の日本史は比較的範囲が広めで、満遍なく出題されている傾向にあります。

問題量と時間配分

総合問題も過去の日本史も試験時間は60分ですが、個別A方式ではサンプル問題において現代文に次いで日本史の割合が多く、それなりに時間を割いて取り組む必要があります。これまでの日本史は大問3題ですべてマーク式、1問あたりにかけられる時間が短く、テキパキと応えなければなりません。

大問ごとの特徴

大問1

大問1では原始時代から古代まで小問集合のように問題が出されます。満遍なく広範囲に解いていかなければならないため、原始時代から通史理解を行う必要があるでしょう。

大問2

大問2はテーマ史が出題されやすく、主に文化史などが出されます。時代は江戸時代や室町時代などで、史料問題が出題されやすいのが特徴的です。初見の史料が出てくる可能性が高いものの、史料を注意深く見ればおおよそのことが理解できるので、史料問題対策が必要です。

大問3

大問3は近現代史が出されます。過去には関東大震災が出題されるなど、近代史か現代史かはその年度によって様々。いずれにしても近現代史は時間の関係上、学校ではさほど触れられなかった部分なので、自分自身で対策を立てないと点数が狙えません。

青学総合文化政策学部の日本史の難易度・レベルはどれくらい?

出題範囲が狭まった総合問題を含め、実際に問われる知識レベルは標準レベルであり、教科書をしっかりと読んで基礎を固めていけば十分に高得点が狙えます。ただし、過去の日本史は広範囲で広く浅くという傾向があったのに対し、総合問題の日本史では範囲を狭めた分、狭く深くという傾向になっていく可能性も。これまで以上に、現代史部分における日本史の知識について、細かいところまでつけていかないといけないかもしれません。

青学(青山学院大学)総合文化政策学部の日本史の傾向と対策

総合問題やこれまでの日本史の入試などの傾向を探っていき、対策についてもご紹介します。

文化史・経済史問題

総合文化政策学部という性質上、文化に関する問題は必然と出てきやすくなります。そのため、テーマ史において文化史は確実に勉強すべきテーマ史です。他では経済史や政治史なども出やすいでしょう。ただその前に取り組むべきは通史理解であり、通史をしっかりと理解しないことにはテーマ史の勉強は捗りません。通史理解を徹底させてからの方が効率的に勉強できます。

史料問題

総合文化政策学部の日本史において、これまで多くの史料問題が出てきました。頻出といっても過言ではなく、初見の史料も恐らく登場するでしょう。もちろん事前に史料を網羅していくのもいいですが、史料を理解する力を身につけることで初見でも対応できます。史料に関する参考書の活用が求められます。

青学(青山学院大学)総合文化政策学部の日本史対策におすすめの参考書

青学総合文化政策学部の日本史で高得点をとるために欠かせない、おすすめの参考書を解説していきます。

インプット系参考書

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本

「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」は、歴史を学ぶ上での疑問と通史理解をセットで学んでいける参考書です。近現代史編などがあるので、特定の時代を中心に通史理解を進めていき、内容把握に努めていくことができます。

理解しやすい日本史B

「理解しやすい日本史B」は、歴史に対して苦手意識を持つ人にとって頼りになる参考書です。躓きやすいポイントを押さえており、要点をわかりやすく装飾し、解説が施されており、何が重要で何を覚えておくべきかが示されているのが特徴的です。

もういちど読む 山川日本史史料

「もういちど読む 山川日本史史料」は、教科書に掲載された史料をピックアップして解説を行っている参考書です。48種類の史料が登場し、解説が加えられているので、どのような内容が書かれているかを理解することができます。

アウトプット系参考書

日本史史料一問一答【完全版】2nd edition

「日本史史料一問一答【完全版】2nd edition」は、史料に特化した一問一答に挑戦できる参考書です。入試に出やすい史料をまとめ、史料の読み解き方などを一問一答形式で学んでいき、初見でも対応できるように力をつけられます。

実力をつける日本史100題

「実力をつける日本史100題」は、入試で出やすい問題を網羅した参考書です。これまでの大学受験で傾向的に出やすい分野をまとめ、問題を解いていく中で通史理解を深められるようになるほか、論述問題への対応も行っています。

日本史標準問題精講

「日本史標準問題精講」は、難関私大などで出された日本史の問題をまとめ、詳しい解説が行われている参考書です。記述などにも対応してより、思考力問題を通じて日本史に対する考え方を鍛えていくなど、様々な使い方ができます。

青学(青山学院大学)総合文化政策学部の日本史の過去問情報

総合文化政策学部の日本史を解くにあたり、大事になってくるのが過去問の存在。ここでは日本史の過去問情報について解説します。

2021年度の日本史の過去問

180の大学の過去問を収録し、青山学院大学に関しても全学部の過去問を掲載する大学受験パスナビですが、総合問題などの収録はありません。赤本などを購入して過去問の内容をチェックしましょう。

2021年度以前の日本史の過去問

総合問題導入前の年度に関しても、大学受験パスナビで日本史の問題は収録されていません。これは日本史だけでなく他の科目も同様です。東進過去問データベースでも過去問の掲載はありますが、より確実なのは毎年出される赤本です。

まとめ

2023年度の入試要項では、現代史分野に特化した日本史や世界史が出されることが明らかになっています。一見すると範囲が狭まって勉強しやすそうですが、それだけ深く細かい知識を問われる可能性があります。そのため、講義形式の参考書などで通史理解に努め、覚えるべき用語を網羅するように覚えて行って、高得点につなげていきましょう。