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青学(青山学院大学)経営学部の傾向と対策!難易度も解説

2021.06.04

高校生の人気ランキングで早慶を上回って1位を記録するなど人気が衰えることのない青山学院大学。即戦力を求める企業が多いこともあってか、経営学部を志望する学生も多く、青山学院大学経営学部もその流れに乗っています。

今回は青学経営学部について、入試情報や傾向と対策、同じ経営学部同士での難易度の違いなどをご紹介します。

青学(青山学院大学)経営学部の入試情報

経営学部が設置されたのは1966年ですが、前身の商学部は大学開学当初からあり、歴史が深い学部です。そんな経営学部の入試情報を詳しくご紹介してまいります。

青学経営学部の学科ごとの偏差値

経営学科 偏差値 60.0~62.5
マーケティング学科 偏差値 60.0~62.5

経営学部の2学科は偏差値60.0~62.5と同じですが、その中身は少し違います。偏差値62.5が多いのは経営学科で、唯一個別B方式で偏差値60.0に。一方、マーケティング学科は偏差値60.0が多く、唯一全学部日程で偏差値62.5をマーク。同じ偏差値帯ですが、平均的に見れば経営学科の方が上です。

青学経営学部の入試方式ごとの配点・試験時間・合格最低点

経営学科・共通テスト利用入試

必須・英語:リスニングあり100〔50〕点(80分)
必須・国語:100点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・現社or倫理or政経or倫理政経:100点(60分)
選択・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:300点
合格最低点:255点

経営学科・共通テスト併用個別A方式

共通テスト3教科3科目
必須・英語:リスニングあり50〔25〕点(80分)
必須・国語:100点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
個別学力試験
外国語:150点(90分)
合計:400点
合格最低点:308.5点

経営学科・共通テスト併用個別B方式

共通テスト3教科4科目
必須・英語:リスニングあり50〔25〕点(80分)
必須・数ⅠA+数ⅡB:150点(120分)
選択・国語:50点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:50点(60分)
選択・政治経済:50点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
個別学力試験
外国語:200点(90分)
合計:400点
合格最低点:282.8点

経営学科・全学部日程

必須・外国語:150点(80分)
必須・国語総合(古文・漢文を除く):100点(70分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数学:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:350点
合格最低点:279点

マーケティング学科・共通テスト利用入試

必須・英語:リスニングあり100〔50〕点(80分)
必須・国語:100点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・現社or倫理or政経or倫理政経:100点(60分)
選択・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:300点
合格最低点:252.5点

マーケティング学科・共通テスト併用個別A方式

共通テスト3教科3科目
必須・英語:リスニングあり50〔25〕点(80分)
必須・国語:100点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
個別学力試験
外国語:150点(90分)
合計:400点
合格最低点:313点

マーケティング学科・共通テスト併用個別B方式

共通テスト3教科4科目
必須・英語:リスニングあり50〔25〕点(80分)
必須・数ⅠA+数ⅡB:150点(120分)
選択・国語:50点(80分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:50点(60分)
選択・政治経済:50点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
個別学力試験
外国語:200点(90分)
合計:400点
合格最低点:296.6点

マーケティング学科・全学部日程

必須・外国語:150点(80分)
必須・国語総合(古文・漢文を除く):100点(70分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数学:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:350点
合格最低点:283点

青学(青山学院大学)経営学部の傾向と対策

経営学科とマーケティング学科、入試形式が全く同じで、違うのは合格最低点ぐらい。ここでは経営学部全体に関する傾向、対策をご紹介します。

経営学部全体の傾向と対策

英語の青山への対応が合否を分ける

経営学部ではA方式とB方式があり、A方式は文系メイン、B方式は理系メインで数学1教科に偏っています。いずれも英語の配点が低く、一見すると英語が苦手な人にもチャンスがあるように見えます。しかし、個別学力試験でいずれの方式でも英語が課せられるため、英語の青山と呼ばれるほど難易度が高い青山学院大学の英語に対応しなければ合格は厳しいでしょう。英文和訳やデータの読み取り、日本語での論述など個性的な問題への対応が求められます。

共通テストでの取りこぼしに注意

経営学科もマーケティング学科も合格最低点は7割台です。共通テストが250点、独自問題の英語が150点と比率的には共通テストの方が上。共通テストで失敗してしまい、独自問題で取り返すというのはかなり大変です。できれば共通テストで貯金を作っておきたいところ。得意科目で共通テストに挑めるようになっているので、ここでの取りこぼしは厳禁。85%の得点率を目指し、それぞれの科目で対策を立てましょう。

倍率を考えるならB方式が狙い目

2021年度の倍率は個別A方式、B方式ともにそこまで高くはなく、B方式に至っては1倍台。2022年度の速報レベルでの倍率も変化はさほどないため、倍率的に急に難易度が高まった印象は受けません。数学全般が得意な文系学生は思い切ってB方式を狙うのが手であり、保険で全学部日程の入試を受けるやり方がおすすめです。

科目別の傾向と対策

英語

長文読解が多く、英文和訳や英訳、日本語での論述問題などもあり、一筋縄ではいきません英訳問題では時事的な話題が登場するなど、語彙力はもちろん、時間切れにならないように解いていくスピードも問われます。一方で3択で問われる問題が多く、記述式以外では易しめ。英語長文の読解スピードを高めるために、まずは語彙力の強化、そして英語長文の演習量の確保が必須です。

国語

現状国語は共通テストや全学部日程のみで課せられています。過去の国語は評論文と古文が1題ずつ、知識問題多めではあるものの、その難易度は平均的。評論文の読み解き方を参考書を使って学ぶほか、古文は単語や文法を最初に徹底してマスターし、問題演習に取り込んでいくことが大切です。

数学

B方式では400点満点中150点を締め、英語と同じくらい重要性がある数学。一般入試で出題された数学の難易度は、教科書レベルとされ、傾向に変化がほとんど出ない分、対策が立てやすかった面があります。過去の入試では、基礎固めを行い、苦手分野を潰してから演習をこなしていけば高得点が狙えました。

日本史

日本史も共通テストや全学部日程のみの対応。過去の入試では、教科書レベルの問題で、史料問題が出やすいことが特徴的です。史料問題は共通テストでも出やすいため、今後独自問題で復活した際には史料問題の対策を万全にしておくべきです。

世界史

世界史も2021年度以降独自問題は全学部日程のみでの出題。過去の世界史は範囲が広めである一方、現代史の分野が出やすいことが傾向にはっきりと出ています。学校ではあまり触れられてこなかったからこそ、今後個別日程で世界史が復活した際には、真っ先に現代史の対策を立てていきましょう。

政治経済

経営学部ではあるものの、政治分野と経済分野でバランスをとりながら出題されています。この政治経済が意外と難易度が高めで、細かな知識を問う分、苦戦を強いられる可能性が。よほど得意でなければ、日本史や世界史などにシフトするのも手でしょう。青学全体の傾向として時事問題や紛争系の話題が取り上げられやすく、そのあたりのケアも必要です。

青学(青山学院大学)経営学部の難易度はどれくらい?

青学経営学部の難易度は現状ではどれくらいなのか。複数のファクターから経営学部の難易度をチェックします。

青学経営学部の難易度

偏差値を見る限りでは、経営学科の方が若干偏差値が高く、その分、難易度は高めです。ただ合格最低点を見る限りでは経営学科とマーケティング学科の差はほとんどなく、偏差値の差は感じません。入試方式で見ても、B方式で若干合格最低点が下がるものの、微々たる差と言え、得意科目で受けた方がよさそうです。

青学内での経営学部の難易度はどれくらい?

偏差値だけで判断をすると、その難易度は真ん中あたりと言えます。独自問題で英語が採用されている分、若干難しめとも言えますが、過去の経営学部の英語がそこまで難しいわけではないため、中間あたりの難易度ととらえていいでしょう。

MARCH内での青学経営学部の難易度はどれくらい?

立教大学の経営学部がMARCHの中では抜け出し、そこに明治大学が追随しています。青学経営学部はその後ろに位置し、やや離れて中央や法政が続きます。他の学部で比較すると拮抗するケースが目立つ中で、経営学部に関しては若干差が開いているのが実情です。

まとめ

経営学部は前身の商学部を含めれば、開学当初から存在する学部です。経営学科は男子生徒、マーケティング学科は女子生徒が男女で傾向が分かれているのも特徴的。個別A方式、B方式それぞれの傾向の違いを感じ取りながら、勉強を重ねて合格を目指しましょう。