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【青学(青山学院大学)経営学部の世界史】傾向と対策を徹底解説

2021.06.04

青山学院大学の経営学部では、現状世界史の独自問題はなく、共通テストもしくは全学部日程のみです。ただ以前は世界史の試験があり、出題傾向もありました。今後復活する可能性もあるため、過去の傾向は知っておくべきでしょう。

今回は経営学部の世界史にスポットを当て、過去の出題傾向、対策、世界史の点数をとるための参考書などをご紹介します。

青学(青山学院大学)経営学部の世界史の入試情報

社会系科目で世界史を選んだ学生が、青学経営学部を受ける際にどんなことに注意すればいいのか、まずはこれまでの入試の傾向をまとめました。

基本情報

経営学部の世界史は試験時間が60分で、大問が3題です。マーク式と記述式がそれぞれ出題されており、他の科目と同じです。記述式があるといっても一部に限られており、どちらかといえばマーク式の方が多め。出題範囲が幅広い一方、現代史も結構な頻度で出てくるので、対策が必要です。

青学経営学部の世界史の配点情報

経営学科・全学部日程

350点満点中、世界史の配点は100点です。

経営学科・個別A方式

400点満点中、世界史の配点は共通テストのみで100点となっています。

経営学科・個別B方式

400点満点中、世界史の配点は50点と比率が低めです。

経営学科・共通テスト利用入試

300点満点中、世界史の配点は100点と比率は高めです。

マーケティング学科・全学部日程

350点満点中、世界史の配点は100点となっています。

マーケティング学科・個別A方式

400点満点中、世界史の配点は100点です。

マーケティング学科・個別B方式

400点満点中、世界史の配点は50点と経営学科と全く同じです。

マーケティング学科・共通テスト利用入試

300点満点中、世界史の配点は100点です。

出題範囲

出題範囲は世界史Bの全範囲です。学校では近現代史を申し訳程度にやってしまい、19世紀までの世界史で結構な時間を割きます。青学全体で歴史科目で近現代史が出やすいため、自分自身で近現代史対策をしないと、まとまった点数が狙えなくなるので対策は必須です。

問題量と時間配分

試験時間は60分で3題と少なめで、記述式も少ないので時間切れになる可能性はさほど高くありません。ただ見直しの時間などは必要なので、できるだけ悩まずパッと解いていくのが理想的です。時間が余ったら見直しの時間を設けていけばいいので、時間切れになりそうになってアタフタすることだけは避けましょう。

大問ごとの特徴

大問1

大問1は記述式とマーク式が併用されるので、語句を答えさせる知識問題が出やすいです。テーマや場所はバラバラですが、古代あたりから出されやすいので、イスラム帝国やローマ帝国など当時覇権を握っていたエリアが出てくる可能性があります。

大問2

大問2は時代こそ前後するものの、ヨーロッパ史が出されやすくなっています。場所や年代はバラつくものの、ヨーロッパ史は頻出分野です。時代に関係なく、全期間におけるヨーロッパ史の勉強をしておきましょう。

大問3

大問3では近現代史が出やすくなっています。過去には現代史として第2次世界大戦以降の時期から出題されることもあるので、最新の世界情勢を勉強しておきましょう。時事問題が出やすく、ここ1年の時事からおおよそ出やすい分野をまとめておくのもいい勉強になります。

青学経営学部の世界史の難易度・レベルはどれくらい?

教科書の内容を中心に勉強していけば、一定の点数は狙えるので、教科書準拠の参考書を活用して勉強を進めていくのが確実です。ただ語句を答えさせる問題などが出てきた場合、正確に答えないと正解にしてもらえないため、一問一答形式の参考書を使ってアウトプットしやすい状態を目指しましょう。そこまでいければ、大苦戦にはならず、まずまずやれるレベルには持っていけます。後は過去問などでブラッシュアップをするのみです。

青学(青山学院大学)経営学部の世界史の傾向と対策

傾向はそれなりに出ている経営学部の世界史。これまでの出題傾向と対策をご紹介します。

現代史対策は必須

大問3題の中で、近現代、特に現代史に1題分割かれやすくなっています。現代史は学校で疎かにされた分、学生自身も軽視しがちですが、実際はかなり重要です。近現代史だけ改めて通史理解を行っていき、最新のニュースにも関心を持ちながら勉強を重ねていった方がいいでしょう。

語句は正確に覚える

記述問題はそこまで多くないものの、取りこぼしが1問でも少ない方が合格につながっていきます。語句を正確に答えるには、うろ覚えで先に進めるようなやり方では厳しく、インプットは当然正確に行うべきですが、アウトプットの出来を大切にしていきましょう。アウトプットがうまくいっていれば問題はなく、一問一答形式の参考書を有効活用することをおすすめします。

通史理解を優先的に行う

世界史に限らず、歴史科目で点数を確保するには、ベースとなる通史理解を深いレベルまでこなしていくことが大切です。テーマ史や地域史はベースの通史理解ができていなければせっかく勉強しても理解しにくいため、講義形式の参考書などを活用して通史理解を先に行っていくと、効率的な学習につながりやすいです。

青学(青山学院大学)経営学部の世界史対策におすすめの参考書

世界史が復活した場合に備え、世界史対策に欠かせないおすすめの参考書をご紹介します。

インプット系参考書

大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本

「大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本」は、講義形式で通史理解を深められる参考書です。世界史で覚えるべき語句や通史を講義形式で勉強でき、イメージをうまく活用して基礎固めを行っていける1冊です。

大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本

「大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本」は、世界史の知識をムダなく取り込んでいける参考書です。共通テスト用の参考書ですが、史料問題を始め、私立対策にもつながるようなものも多く、世界史の知識を網羅するのに欠かせない1冊です。

大学入試 ストーリーでわかる世界史B(近代・現代)

「大学入試 ストーリーでわかる世界史B(近代・現代)」は、近現代史をストーリー形式でインプットできる参考書です。ストーリー形式なので楽しみながら近現代史の流れをつかむことができるので、近現代史対策に不安がある人にもおすすめの1冊です。

アウトプット系参考書

山川一問一答世界史

「山川一問一答世界史」は、教科書準拠の問題を一問一答形式で勉強できる参考書です。教科書の太字になっている部分、欄外で出てきやすい部分をまとめているので、正確なインプット、アウトプットを行う際にとても便利です。

入試に出る 世界史B 一問一答

「入試に出る 世界史B 一問一答」は、入試で出やすい世界史の用語に特化した参考書です。山川の一問一答はあくまでも教科書の内容を理解しているかどうか。この一問一答は入試で出やすい問題をまとめたものなので、使い分けて活用することができます。

実力をつける世界史100題

「実力をつける世界史100題」は、入試で出やすい問題を100題にまとめた参考書です。単にアウトプットをするだけでなく、解説が非常に充実しているので間違って覚えている知識を正してくれるほか、本当に必要な知識がどんなものか、100題を解く中でつかめるようになります。

青学(青山学院大学)経営学部の世界史の過去問情報

経営学部の世界史で過去にどんな問題が出てきたのかを確かめるには実際に過去問を見るのが一番。過去問情報をまとめました。

2021年度の世界史の過去問

大学受験パスナビでは、2016年~2021年の過去問を収録していますが、2021年度は独自問題が英語だけだったので世界史に関する過去問はありません。

2021年度以前の世界史の過去問

2020年以前の過去問も経営学部では政治経済のみしか収録されていません。全学部日程に関しては世界史の収録があるため、こちらも十分参考になるでしょう。東進過去問データベースでは2016年より前の過去問が収録されている可能性があるので要チェックです。

まとめ

入試改革でガラッと入試形式が変わってまだ時間が経過していません。再び以前の方式に戻る可能性もあるので、今までの世界史の傾向は知っておくべきです。なぜなら傾向が引き継がれやすく、入試改革で入試形式が変化しても、問題形式など中身までは変わっていないケースが目立つからです。世界史で勝負したい人は、今後に備えて通史理解から勉強を進めていきましょう。