学び

【青学(青山学院大学)経営学部の数学】傾向と対策を徹底解説

2021.06.04

青山学院大学の経営学部には数学の独自問題こそありませんが、共通テストでは数学に比重を置いた入試形式があり、今後数学の独自問題が登場する可能性もあります。

経営学部の数学に関する、これまでの傾向、数学対策に欠かせないおすすめの参考書などをご紹介します。

青学(青山学院大学)経営学部の数学の入試情報

数学が得意な学生にとっては英語以上に生命線となり得る経営学部の数学。過去の入試情報をまとめました。

基本情報

経営学部の数学は試験時間が60分で、大問が3題、マーク式と記述式の併用となっています。過去の傾向では基本的な数学の問題が多く、教科書レベルの問題が解ければ得点が狙えます。微分積分など出やすい分野が傾向として定まっており、急に傾向と異なるようなことにはなりにくいです。

青学経営学部の数学の配点情報

経営学科・全学部日程

350点満点中、数学の配点は100点です。

経営学科・個別A方式

400点満点中、数学の配点は共通テストのみで100点です。

経営学科・個別B方式

400点満点中、数学の配点は150点と個別A方式と比べ、配点が高めです。

経営学科・共通テスト利用入試

300点満点中、数学の配点は100点です。

マーケティング学科・全学部日程

350点満点中、数学の配点は100点となっています。

マーケティング学科・個別A方式

400点満点中、数学の配点は100点で、経営学科と全く同じ配点です。

マーケティング学科・個別B方式

400点満点中、数学の配点は150点とこちらも経営学科と同一です。

マーケティング学科・共通テスト利用入試

300点満点中、数学の配点は100点です。

出題範囲

共通テストの数学は数学ⅠAと数学ⅡBで、合計200点になるところを150点換算で算出します。全学部日程の数学もほぼ同じ範囲で、過去の経営学部の数学も同様の出題範囲です。

問題量と時間配分

試験時間は60分で3題ですが、記述式の問題が大問2題丸々出題されるため、考えすぎると時間切れになる恐れがあります。小問集合の問題はできるだけ素早く解き、微分積分などに時間を使うような配分が理想的です。

大問ごとの特徴

大問1

大問1は小問集合のマーク式問題が出されます。全範囲の中から出されるため、満遍なく解けるかどうかがポイントになります。途中式を書く必要はないものの、問題用紙に書かれている途中式に頼らず、自分でも式を書いてみて答えを出してみることで、ケアレスミスのチェックにつながるでしょう。

大問2

大問2は図形と方程式などが出題されます。図形と方程式はこれまでの経営学部の数学でよく出てくる分野で、記述式で出されやすいのが特徴的です。図形問題は文系学生の中では苦手になりやすく、事前の対策は必須の分野と言えます。

大問3

大問3では微分積分が出やすくなっています。他にも関数や数列など数ⅡBの問題が頻出しており、基礎から固めていくことが求められます。苦手になりやすい分、基礎固めすら諦める人もいるので、注意が必要です。

青学経営学部の数学の難易度・レベルはどれくらい?

難易度的にはそこまでレベルは高くなく、標準レベルです。基礎的な知識と教科書レベルでも解ける力が問われており、基礎固めの重要性が増しています。苦手分野がある学生は、まず苦手分野を潰してから取り組む必要があり、段階的にレベルアップを図っていくことをおすすめします。

青学(青山学院大学)経営学部の数学の傾向と対策

数学に偏った入試形式があり、今後数学の独自問題が復活する可能性がないとは言い切れません。復活した時に備え、これまでの傾向と対策をご紹介します。

出題傾向はほとんど変わらない

どの分野が出題されるのか、過去の傾向は大きく変わっていません。数列や微分積分といった分野が出やすく、図形と方程式なども出題されやすいため、この当たりの勉強は必須。苦手分野になっている場合は、その分野がテストで出た場合、高得点が全く期待できない状態になってしまいます。小問集合でも苦手分野が出てくれば点数にならないので、苦手分野を洗い出して先に穴を埋めていくのが理想的です。

難問対策は必要ではない

教科書で出てくるような、基礎がしっかりしていれば解ける問題が出題される傾向にあります。数学の定期テストで出題されるような基礎を理解しているか問う問題が、入試で出やすいです。基礎さえわかっていればその力で解ける応用問題も出てくるので、難問を解く前に、基礎を理解すること、その基礎を活用することを心がけましょう。

過去問を解きまくる

過去問の傾向がはっきりとしているので、過去問を解いて結果が出れば、同じような点数が取れる可能性はそれだけ高くなります。一方でただ単に解くのではなく、なぜその答えになったのか、完全に理解できないと本番で同じような問題が出ても、必ずしも正解できるとは限りません。過去問を解きまくることはもちろん、解説をしっかりと読み込んで自分で再現できるようになるまで解き続けていくことが求められます。

青学(青山学院大学)経営学部の数学対策におすすめの参考書

数学が復活する可能性が想定される中でどのように参考書を活用すればいいのか、数学のスキルを高める参考書をご紹介します。

初心者向け参考書

日常学習から入試まで使える 小倉悠司の ゼロから始める数学1・A

「日常学習から入試まで使える 小倉悠司の ゼロから始める数学1・A 」は、数学ⅠAの範囲を全くわからない状態から基礎固めのレベルまで高められる参考書です。数学が大の苦手でも、最大限わかりやすく説明されており、基礎固めに最適な1冊です。

大山壇の 基本から身につける数学1・Aの計算力

「大山壇の 基本から身につける数学1・Aの計算力」は、問題を解く際に知っておくべき解法をすべてカバーしている参考書です。ページ数は少ないながら、必要なものだけが掲載されているので何周でも解いて完璧なレベルに持ってきやすくさせており、数ⅡBと一緒に購入しておきたい1冊です。

中級者向け参考書

合格る計算 数学I・A・II・B

「合格る計算 数学I・A・II・B」は、限られた時間で素早く正確に解けるようにしていくための参考書です。計算に時間がかかってタイムアップになってしまうことを避けるために、効率的な計算法を理解して時短を目指していける1冊です。

黄色チャート

「黄色チャート」は、文系学生に限らず、数学の基礎固めから発展レベルまで高めていきたい学生に欠かせない参考書です。基礎的な内容から発展レベルまで問題が掲載されているほか、解説が事細かに書かれている分、丸々理解できればそれなりのレベルにまで高められます。

上級者向け参考書

鉄緑会 基礎力完成 数学I・A+II・B

「鉄緑会 基礎力完成 数学I・A+II・B」は、難関大学の数学で結果を出すために必要な、ハイレベルな基礎力をつけていくための参考書です。東大受験を目指す人にとっての参考書ですが、基礎力や計算力を定着させるために利用でき、コンパクトである分、持ち運びやすいのが特徴的です。

数学I・A基礎問題精講

「数学I・A基礎問題精講」は、MARCHなどの大学で出てくる問題をまとめた参考書です。基礎と書かれているものの、実際は基礎固めが終わってから取り組むべきもので、何周もしていく中で数学で高得点が狙えるレベルに到達します。

青学の経営学部は入学後に数学が必要?

数学の点数を重視する個別B方式があるように、経営学部は数学を重視する印象があるかもしれません。経済学部のように数学の知識がないと苦戦する学問がある一方、経営学部はそこまで数学の知識は必要としないので、絶対に数学が必要かとなるとそうとは言い切れません。しかし、経済学の勉強を何かしらの形ですることにはなるので、それに備えて今のうちから数学の知識をつけ、高めていくこと自体はやっておいて損はないでしょう。

青学(青山学院大学)経営学部の数学の過去問情報

過去問が重要な意味を持つ経営学部の数学。過去問はどこにあるのか、過去問情報をご紹介します。

2021年度の数学の過去問

大学受験パスナビでは、青山学院大学の過去問をほとんど網羅しています。ただ2021年度は独自問題が英語のみなので、数学の過去問は収録されていません。

2021年度以前の数学の過去問

2020年以前の過去問は、経営学部に関して政治経済ぐらいしかなく、数学は収録されていません。このため、過去問をチェックしたい場合は赤本を購入しましょう。東進過去問データベースや、数学の過去問を専門的に扱うSUUGAKU.JPで過去問が収録される可能性がありますが、現状では赤本を購入して過去問をチェックするのが確実です。

まとめ

数学と英語で9割近い配点がある個別B方式があるため、共通テストの数学を頑張った方が結果が出やすく、合格最低点が低い分はチャンスはあるかもしれません。文系で数学が得意な人は国公立大学を狙ってきた人なので、途中まで国公立大学狙いだった人にチャンスがある入試形式と言えます。傾向がはっきりとしている分、もし復活した際には過去問を何度でも解いて、完璧な状態にしていきましょう。