学び
2021.05.13
「勉強記録の付け方が知りたい!」
「おすすめのアプリはある?」
この記事ではこのような疑問を解決します。
具体的には
・勉強記録はどうつける?おすすめの勉強記録手法5選
・勉強記録の付け方を教科ごとに解説
・勉強記録としてSNSを活用するのはあり?
・勉強記録におすすめのアプリを10選
・勉強記録におすすめの可愛いアプリ3選
の順に解説します。
10分くらいで読めるのでぜひ一読ください。
おすすめの勉強記録手法を解説します。
勉強記録は継続が大切です。紹介する中から「自分ができるな」と思った方法を選んで試してみましょう。
必ず自分にあった方法が見つかるはずです!
おすすめの勉強記録手法1つ目はKWL法です。KWL法は本や参考書から学ぶ人にピッタリの方法。
KWLとは以下のことを指します。
・K=Know:この本について知っていること
・W=Want:この本から知りたいこと
・L=Learn:この本から学んだこと
知っていることを整理することで、学習効率をあげ、知りたいことを整理することで目的意識を強くします。
そして学んだことを整理することで、知りたいことをどれだけ知れたかが一瞬でわかる表が完成するのです。
具体的な書き方は以下のような表を作り、埋めていくだけ。
K:知っていること | W:知りたいこと | L:学んだこと |
一度やってみるだけでも、効果を実感できると思います。ぜひ試してみてください。
おすすめの勉強記録手法2つ目はねぎま式読書ノートです。ねぎま式読書ノートもKWL法のように本や参考書から学ぶ人におすすめの記録法。
やり方は簡単で以下の2ステップで完了です。
① 読んでいる中で気になった箇所をノートに書き出す。
② 書き出した部分への感想を書く
引用し感想を書くだけで、記憶への定着率は大きく上がります。その理由は「書く」ことでアウトプットになるから。
人間は「書く」「話す」といったアウトプットをしないと記憶に残りません。ねぎま式読書ノートは学習効果を高めるのに適した記録法です。
おすすめの勉強記録手法3つ目はストップウォッチ記録法です。ストップウォッチ記録法はどんなスタイルの勉強にもおすすめの記録法。
やり方はストップウォッチで勉強時間をはかり、1日、1週間、1ヶ月と合計していく方法。
例えば受験生であれば以下のようになるでしょう。
5月1日:3時間25分~5月31日:6時間10分
1週間:30時間25分
1ヶ月:142時間15分
ストップウォッチ勉強法のいいところは、努力の跡が見えることです。努力が蓄積されていることを実感できるため、モチベーション維持に大きく役立ちます。
おすすめの勉強記録手法4つ目はリフレクションノートです。リフレクションノートは「D」「C」「A」「P」に従って、記録していく方法。
Do:今日何をしたか
Check:それはどうだったか
Action:どうすれば改善できるか
Plan:次はどうするか
これらを表にして埋めていきます。
D | C | A | P |
この表を埋めるだけで必ず改善していけるという優れた方法。かかる時間も5分ほどなので気軽に始められます。
おすすめの勉強記録手法5つ目は時間記録法です。 時間記録法は「時間の使い方」を記録していく方法。
時間 | やったこと |
このように表を設定し、埋めていきます
すると
・この時間は無駄が多いな
・この時間とこの時間まとめたら一回で済ませられるな
など効率化が進んでいくのです。
ぜひ試してみてください。
勉強記録の付け方を教科ごとに解説していきます。
国語の勉強記録の付け方は「文章ごとの要約」を記録するのがおすすめです。
要約とは文章の内容を簡潔にまとめること。要約は全体の内容を復習しないとできないので記憶への定着を助けます。
またあとから振り返った際にどんな内容だったかすぐに把握できるのもメリットです。特に受験における現代文はテーマがかぶることが多いです。
内容を覚えておくことで、似たような内容に出会ったときに解きやすくなります。
数学の勉強記録の付け方はノートの左に間違えた問題の問題文、右に間違えた問題の答えを書く方法。
問題文と答えを分けて書くことで、問題のとき直しができます。最終的には自分の間違えた問題のみで作られた問題集ができるのです。
点数はできないところをできるようにすることで上がります。自分だけの問題集を何度も解くことで、成績は一気に伸びるでしょう。
英語の勉強記録の付け方は間違えた、知らなかった単語、イディオムを記録していきましょう。
英語は他の教科と違い言語です。言語は基本的な構造を知れば後は、単語・表現をどれだけ知っているかが鍵になります。
初めてであった単語、苦手なイディオムを記録し、蓄積しておいくことで、取りこぼしなく学んで行けるのです。
理系科目の勉強記録の付け方は図や絵をセットで書くということです。
その日学んだことに加え、実験器具や分子、生物などの絵もセットで書きましょう。人は文字だけよりも絵や図を書くことで格段に記憶に残ります。
そのため理科の記録を振り返るだけである程度の記憶の復習ができるようになるのです。
社会系科目の勉強記録のつけ方は時系列に並べるということです。
具体的には以下のような表を作るだけ。
年 | 出来事 |
西暦という基準を使ってまとめることができるので、情報が整理された状態で記憶に残ります。
通史で覚えるという社会の基本的なちからが付くのでぜひ試してみてください。
勉強記録としてSNSを活用するのはありなのでしょうか
SNSは勉強記録として優秀です。普通の記録は自分しかみないプライベートな記録ですよね。
たしかに自分しか見ないことで続けやすい、個人的なことも書けるといったメリットもあるでしょう。
しかし多くの人に見られるSNSだからこそのメリットもあるのです。
SNSを勉強記録として活用するメリットを解説します。
SNSを勉強記録として活用するメリット1つ目は緊張感がでることです。
SNSは多くの人の目にさらされますよね。例えば今日の勉強時間が10分しかなかったらどうでしょうか。
「これで投稿するのは恥ずかしいな...」
「せめて1時間はやろう!」
という気持ちになりますよね。このようにSNSに投稿すれば、他人の目にさらされるので、「やらなければならない」という気持ちになるのです。
SNSを勉強記録として活用するメリット2つ目は反応がもらえるのでモチベーションが湧くことです。
普通、勉強は一人でやるもの。どれだけ勉強しても褒めてくれる人はいません。しかしSNSでは自分の勉強記録に対して、反応が貰える仕組みがあります。
例えばTwitterで以下のような投稿をしたとしましょう。
5月1日
数学:2時間
国語:2時間30分
今日は集中して勉強できた!明日は早起きして朝から勉強する!
ノートに書いてるだけであれば書いて終わりです。
しかしSNSでは反応がくるので
「応援してもらえている」
「自分が勉強している姿を見てもらえている」
という気持ちになるのです。
SNSを勉強記録として活用するメリット3つ目は他の勉強垢をフォローして刺激がもらえることです。SNS上には同じように勉強記録をつけている勉強垢がたくさんあります。
気になる勉強垢をフォローしましょう。もし同じ志望校の人がより刺激になるでしょう。
「自分も負けていられない!」という気持ちになります。
SNSを勉強記録として活用する際のデメリット・注意点を解説します。
SNSを勉強記録として活用する際のデメリット1つ目は承認欲求に歯止めが効かなくなることです。
SNSをしていて反応が来ると嬉しいですよね。
しかし反応が来たかどうか気になってすぐにスマホを触ってしまったり、もっと反応がきてほしいからとSNSにしがみついたりしては本末転倒。
SNSとの適切な距離を意識しておく必要があるでしょう。
SNSを勉強記録として活用する際のデメリット2つ目はやりとりが楽しくて勉強時間がなくなることです。
SNSでは簡単に人とつながることができます。
はじめは「よろしくお願いします!」というやりとりのみだったとしても、勉強の不安や悩みを共有するようになれば、心の安らぎになります。
依存すれば勉強しながらスマホを触るようになるかも知れません。SNSを使う目的は何なのかを明確にすることが大切です。
SNSを勉強記録として活用する際のデメリット3つ目はそのまま他のアプリをさわってしまうことです。
SNSを触るとどうしてもスマホを開くことになります。スマホは時間をどんどん奪う面白いアプリで溢れています。
たとえばそのままYou Tubeを見てしまい数時間経っていたということもあるかも知れません。
数時間の差が積み重なると大きな差を生みます。普段は電源を切って机の中に入れておくなど、対策をする必要があるでしょう。
SNSの勉強記録としての活用方法を解説します。
SNSの勉強記録としての活用方法1つ目は毎日記録すると宣言することです。
SNSを始めたら「今日から毎日勉強記録をつけます!」と宣言しましょう。
そうすることでできなかった時に「言ったことを実行できない人」と思われるという緊張感がうまれます。
結果的に継続して勉強記録をつけられるようになるのです。
SNSの勉強記録としての活用方法2つ目は改善点もあわせて書くことです。
例えば「今日は朝ゆっくり起きたので、明日は朝から勉強する」など改善点も投稿しましょう。
毎日改善点を直していけば、継続すればするほど効率よく勉強できるようになります。
SNSの勉強記録としての活用方法3つ目は他人の良いところを学ぶことです。
SNSでは多くの情報が飛び交っています。自分が知らなかった勉強法や、勉強のコツについて発信している人もいるでしょう。
そのような人を見つけたら素直に自分に取り入れてみましょう。
自分の勉強効率があがるはずです。
SNSの勉強記録としての活用方法4つ目は同じ大学を目指している人をフォローすることです。
SNSは多くの人がやっているので同じ大学を目指している人と気軽に繋がれます。ライバルでもある人と繋がれることは何よりの刺激ですよね。
例えば同じ志望校を目指す人が毎日10時間勉強していたら、自分もそれくらいしないとダメなんだと気付けます。
このようにSNSの気軽に繋がれるメリットを使っていきましょう。
SNSの勉強記録としての活用方法5つ目はスクリーンタイムを制限することです。
スマホにはアプリごとにスクリーンタイムを制限できる機能があります。
例えばTwitter10分と設定すれば、1日に10分しか使えなくできるのです。
せいぜい記録にかかるのは10分程度。スクリーンタイムを10分に制限して、上手にSNSを利用しましょう。
勉強記録として活用可能なSNS3選を解説します。
勉強記録として活用可能なSNS1つ目はTwitterです。Twitterは利用したことがある人は多いとおいます。
一番のメリットは利用者数が多いこと。同じように勉強記録をつけている人がいるため刺激を受けやすいです。
また140字という字数制限があるおかげで、気軽に記録ができ継続しやすいでしょう。
勉強記録として活用可能なSNS2つ目はInstagramです。Instagramは女性のユーザーが多いため女性に特におすすめです。
Twitterと同じく勉強垢を作っている人がたくさんいます。投稿を見てみるとおしゃれな雰囲気の写真を載せている人が多いです。
実際に見てみて、自分に合うかどうか確かめてみましょう。
勉強記録として活用可能なSNS3つ目はFacebookです。Facebookは大人の利用者がおおいSNS。
TwitterやInstagramが合わないと感じる人はFacebookを使ってみましょう。
実名を出さないと利用できないので民度も高くておすすめです。
勉強記録におすすめのアプリ10選を解説します。
中学生・高校生向けアプリを解説します。
中学生・高校生向けアプリ1つ目はStudyplusです。Studyplusは教科ごとに勉強時間を記録できるアプリです。
特徴は友達の勉強記録を見れること。学校の友達と一緒にインストールすれば、その人がどれだけ頑張っているかがひと目で分かります。
利用者も多いので気軽に始めることができます。
中学生・高校生向けアプリ2つ目はコソ勉です。コソ勉強はこっそり勉強するをコンセプトに、友達とつながらないことを重視しています。
たしかに友達とつながることでやる気が出るときもあります。しかし友達の動向が気になって集中力が削がれてしまうこともありますよね。
友達とつながっていると集中できない人はコソ勉を使って記録していきましょう。
中学生・高校生向けアプリ3つ目は学習記録帳です。学習記録帳はワンタップで記録できる手軽さが魅力のアプリです。
記録はグラフでみれるので、ひと目で把握できます。継続しやすいアプリなので継続に自信のない人はぜひ使ってみましょう
中学生・高校生向けアプリ4つ目は復習管理ノートです。復習管理ノートは記憶の忘却曲線をもとに作られたアプリ。
記憶に最適な時間に通知をしてくれる機能があります。スマホを触っているときに通知が来たら「今勉強しないと忘れてしまう!」と思えますよね。
効率的に勉強したい人におすすめです。
大学生向けアプリを解説します。
大学生向けアプリ1つ目はStudyCastです。StudyCast15分×3セットを1タームとして勉強時間を管理するアプリ。
・全国のユーザーと一緒に勉強できるオープンルーム
・自宅にいながら、リアルな友だちと一緒にLIVE勉強会
といった機能がついています、
レビューを見ても「勉強できるようになった」との声が多数。おすすめのアプリです。
大学生向けアプリ2つ目は継続する技術です。継続する技術は三日坊主を克服することを目標に、30日間の継続を目指すアプリです。
日数を重ねるごとに褒めてくれたり、次の目標を提示してくれたりするので継続できます。
レビューは星4.8と絶賛の嵐になっています。
一度試してみてはどうでしょうか。
大学生向けアプリ3つ目はみんチャレです。みんチャレは同じ目標を持った人が5人集まりチームで活動するアプリ。
5人という少人数だからこそ励まし合うなどの交流も盛んです。
レビューは星4.7。三日坊主になってしまう人はぜひ入れてみましょう。
社会人向けアプリを解説します。
社会人向けアプリ1つ目は集中です。集中は名前の通り、集中力を継続することに特化したアプリ。
始める時間と終わる時間を設定し、目標の時間とどれくらい差があるのか確認できます。
今までは目標を立てても「できなかった」だけで終わっていたとしても、集中ではしっかり可視化されるので改善していけます。
社会人向けアプリ2つ目はToggleです。Toggleは時間管理のアプリです。勉強以外にも使うことができ、何にどれくらい時間を使ったのかを把握できます。
またウェブ上でも使えるためスマホではなくPCでも利用したいという人にもピッタリです。
社会人向けアプリ3つ目はaTimeLoggerです。aTimeLoggerはワンタップで記録でき、グラフやレオートで確認できるアプリ。
有料アプリですが、デザインがかっこよく見ているだけでやる気がでてきます。
勉強記録におすすめの可愛いアプリ3選を解説します。
勉強記録におすすめの可愛いアプリ1つ目はFLIP-集中力 UP!スタディータイマーです。
勉強時間を簡単に測って記録することができるアプリです。見た目が可愛くきせかえ機能もあるのでモチベーションもアップします。
また計測するときは画面をひっくり返すだけ。余計な通知などが目に入らないのでびっくりするほど集中できます。
勉強記録におすすめの可愛いアプリ2つ目はStudy Bunny: Focus Timer です。
10分勉強するごとにコインが1たまり、ゲーム内でうさぎの着せ替えや部屋の模様替えができます。
勉強すればするほどうさぎを可愛くしていけるので勉強のモチベーションも自然と高まります。
勉強記録におすすめの可愛いアプリ3つ目はForest: スマホ中毒の解決法です
勉強時間を決めて守れば木が育つという仕組み。逆に他のアプリをみると木が枯れていきます。
木を枯らすのはなんだか罪悪感がわきますし、スマホを手放せば手放すほど、木が育つのでやる気に繋がります。
デザインも可愛いのでぜひ一度試してみてください!
ここまで勉強記録はどうつけるか、教科ごとの付け方やおすすめアプリを紹介してきました。
ここまで見てきたように記録法は様々。自分の行っている勉強に合うのはどの方法かを考えていろいろ試していきましょう。