学び

大学群「SMART(スマート)」の順位・序列や各大学の特徴を徹底解説!

2021.05.13

今まで多くの人が用いてきたMARCHという大学群。この大学群がMARCHではなくSMARTに置き換えられようとしています。上智、明治、青山学院、立教、東京理科の5大学で構成されており、SMART内での序列が気になるところ。

今回はSMARTの順位や序列を中心に解説するとともに、学歴フィルターを克服できるかどうかまで、解説します。

大学群「SMART(スマート)」の順位・序列とは?

SMARTの順位や序列はどのようになっているのか、偏差値や世間イメージなど様々な面での順位・序列をご紹介します。

SMART大学の偏差値面の順位・序列

1位:上智大学
2位:明治大学
3位:立教大学
4位:青山学院大学
5位:東京理科大学

河合塾のボーダー偏差値を利用し、それぞれの大学の平均偏差値を見ると、上智がトップで平均64、明治が平均61だったため、その差は3ポイント。この3ポイントを挽回するにはすべての学部学科で偏差値を3ずつ上げなければならないため、かなり大変です。しかし、明治と立教、青山学院は平均偏差値が0.5ずつしか離れておらず、混戦です。

SMART大学の入試難易度面の順位・序列

1位:上智大学
2位:明治大学
3位:青山学院大学
4位:立教大学
5位:東京理科大学

青山学院大学は2021年度の入試改革で共通テストと独自問題を併用する方式が一般的になりました。英語の青山と呼ばれるくらい、英語は難しく、そして共通テストも影響するため、その難易度は明治と同等ぐらいまでになるでしょう。

SMART大学の人気面の順位・序列

1位:青山学院大学
2位:明治大学
3位:上智大学
4位:立教大学
5位:東京理科大学

高校生に聞いた大学の人気ランキングにおいて、青山学院大学が早慶を抑えて堂々の1位に。表参道にキャンパスがあり、おしゃれなイメージが人気を押し上げた可能性があります。東京理科大学は理系のため、やや苦戦傾向にあり、理系大学が人気を得るのは大変です。(参照:リセマム)

SMART大学の世間イメージ面の順位・序列

1位:上智大学
2位:青山学院大学
3位:明治大学
4位:立教大学
5位:東京理科大学

上智と青山学院はキリスト教系の大学とあって、おしゃれ、洋風なイメージを持たれやすく、上品さを感じさせます。明治は名門大学のイメージを持たれやすいです。東京理科は理系大学特有の、インドア的なイメージが根強く、他の大学とは違うイメージを持たれている可能性があります。

SMART大学の就職面の順位・序列

1位:東京理科大学
2位:上智大学
3位:明治大学
4位:青山学院大学
5位:立教大学

これまで下位が多かった東京理科大学ですが、有名企業への就職率で高い数字を残し、他の大学を凌駕しました。理系大学が全般的に上位でランクインする流れも大きかったでしょう。上智も決して低くなく、MARCH組との差を感じさせます。

結論:SMART大学の順位・序列とは?

1位:上智大学
2位:明治大学
3位:青山学院大学
4位:東京理科大学
5位:立教大学

上智が抜きん出た1位であることは間違いなく、序列としても上智がダントツ。しかし、2位以降はそこまで差がなく、どのように転んでも不思議ではありません。東京理科の平均偏差値は59と、理系しかない大学からすればかなりいい数字です。東京理科の頑張り次第ではさらに上の順位になる可能性もあります。

大学群「SMART(スマート)」の序列を文系・理系ごとに解説

大学全学部で序列をつけてきましたが、次は文系と理系、それぞれで序列をつけていきます。

SMART大学の文系での序列

1位:上智大学
2位:明治大学
3位:立教大学
4位:青山学院大学
5位:東京理科大学

偏差値70を唯一記録するのが上智大学経済学部経営学科。平均的にも高いため、ゆるぎない1位です。2位は明治大学、こちらもアベレージが高いのがポイントに。3位の立教大学は、異文化コミュニケーション学部が偏差値67.5と高く、そのあたりを評価したものです。

SMART大学の理系での序列

1位:東京理科大学
2位:上智大学
3位:明治大学
4位:立教大学
5位:青山学院大学

東京理科大の偏差値自体は上智や明治と互角ですが、研究実績において上智や明治の比ではなく、国からの補助金を多くもらえるような研究をこれまでに多く行ってきました。そのため、理系に関しては東京理科が断然の1位で、あとは偏差値順に続きます。

大学群「SMART(スマート)」の各大学の特徴

ここまで順位や序列をご紹介しましたが、そもそもSMARTとはどんなものなのか、詳しく解説します。

SMART大学とは?

SMARTは上智、ソフィアのS、明治のM、青山学院のA、立教のR、東京理科のTで構成されています。MARCHでは上位と下位で偏差値や就職実績などで差が顕著であること、早慶上理でも早慶と上理で差がついていることがあり、この状況を発展的にさせたものがSMARTです。

上智大学(Sophia University)の特徴

キリスト教系の大学として古くから存在するのが上智大学。1万人以上いる学生のうち過半数を女性が占めていますが、以前は「女東大」と呼ばれるほどでした。学生紛争が世間を騒がせる中で早々に学内の動きを封じ、平穏な学生生活を取り戻せたことで超難関校まで成長、早慶と肩を並べるまでに至ります。外国語学部や文学部が有名で、多くの女子学生が在籍しています。

明治大学(Meiji University)の特徴

明治大学は商学部などが日本初の学部として有名であり、歴史を感じさせます。当初から都心のキャンパスを心がけ、理系学部以外は御茶ノ水や中野のキャンパスで4年間を過ごせるようになっています。学部ごとに特色があり、進級が厳しい学部、単位数が多い学部などカラーがはっきりと異なっているのも特徴的です。

青山学院大学(Aoyama Gakuin University)の特徴

青山学院大学の特徴は教養に関する教育に力を入れている点。その名も「青山スタンダード」で、青山学院大学の学生にふさわしい教養と技能を身につけ、学問を学んでいくことで様々な価値観を取り込み、異文化異分野の考えを知る中で探求心を持ってもらうというものです。

立教大学(Rikkyo University)の特徴

伝統的なリベラルアールを行っていくのが立教大学。特定の分野だけを勉強するのではなく、様々な分野の学問に触れてもらって創造性などを身につけてもらう狙いがあります。自由を得るにはまず他者を知り、多様性への理解を行っていく、そのための教育を立教大学は積極的に行います。

東京理科大学(Tokyo University of Science)の特徴

理学の普及が建学の精神である東京理科大学。実力主義を掲げており、それを色濃く反映しているのが理学部第二部。しっかりと単位をとり、勉強した人間しか進級させないやり方は実力主義の最たる例。大学に入ってしっかりと学び、成長したい学生にとって最高の環境であり、他の大学にはない特徴です。

大学群「SMART(スマート)」の大学ランクの順位とは?

大学群の最高峰は国公立であれば東京一工、旧帝大が出てきます。私立だと早慶がトップになります。もしこれらをセットにした場合、SMARTの立ち位置は東京一工、早慶、旧帝大に次ぐ場所になると考えられます。金岡千広や5Sなど国公立大学の大学群もありますが、これらより上の可能性があり、事実上大学群では4番目、私立だけで見れば2番目となるでしょう。

SMART大学は学歴フィルターを通過できるのか

就職説明会などに参加する際、大学名で説明会への参加を拒まれるケースがあります。これを学歴フィルターと呼びますが、最近では大学群でフィルターがかけられることがあり、MARCHですら学歴フィルターの対象になることも。では、SMARTはどうなのか。決定的に違うのは有名企業への就職率が高い東京理科と上智が含まれていること。もしSMARTで学歴フィルターをかけると、上智や東京理科まで無条件で除外されることになります。これは非現実的なので、フィルターにかかる可能性はMARCHの時よりも低くなるでしょう。

まとめ

MARCHの時は上位が混線、下位がやや離されている状況でしたが、SMARTの場合は上位が抜けていて、2番手グループが大混戦という状況。これなら上智に追いつき追い越せの気持ちが出やすく、偏差値につながっていくでしょう。SMARTとして括られたことがどんな影響を与えていくのか、まずはSMARTの浸透を願うばかりです。