学び

早慶上智合格に必要な勉強時間とは?学年ごとの1日の勉強時間も紹介

2021.05.13

受験生であれば目標でもいいから掲げてみたい早慶上智合格。もしも本当に早慶上智を目指すのであれば相当な勉強時間が求められます。果たしてどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。

今回は早慶上智合格に必要な勉強時間、学年別の勉強時間や勉強時間の割合、いつから勉強するべきかなどをまとめました。

早慶上智合格に必要な勉強時間はどれくらい?

早慶上智に合格するためにどのくらいの勉強時間が必要なのか、ご紹介します。

勉強時間は人それぞれ

まず最初に説明したいことは、これだけの勉強時間をやったからといって必ず合格するわけではないことです。人によってはこの後ご紹介する勉強時間より多くやった方がいい場合もあれば、反対に短くても問題ないケースもあります。必要な勉強を積み重ねた結果が勉強時間であることを念頭に置いておきましょう。

早慶上智合格者の大体のトータル勉強時間とは

東進の調査では、難関大学を現役で受験した学生に、高校3年間での総学習時間を尋ねています。難関大学に現役合格を果たした学生の平均総学習時間は4,247時間、反対に不合格に終わった学生は平均3,898時間勉強していました。この勉強時間は「授業以外」で行われた時間であり、この時間に学校の授業がプラスされます。最低でも高校3年間で4,000時間は勉強しないといけないことがわかります。

早慶上智合格者の学年ごとの勉強時間はどれくらい?

次に学年別の勉強時間ですが、高1の時は現役合格者が761時間、不合格者は667時間と100時間ほどの差しかありません。この100時間ほどの差は高2、高3でも同様。高2の時は現役合格者は1,012時間に対し、不合格者は905時間、高3の時だと現役合格者は2,474時間に対し、不合格者は2,326時間。たった100時間の違い、積み重ねが合否を分けるといっても過言ではありません。(参照:東進)

早慶上智合格に必要な1日の勉強時間はどれくらい?

早慶上智に合格するためには、1日どれくらいの勉強時間が必要なのか、現役生・浪人生それぞれの勉強時間をご紹介します。

高1・高2生の場合

現役合格者は高1では平均761時間、高2では平均1,012時間それぞれ勉強しています。これをベースに、学校がある日、休みの日、長期休暇中の勉強時間、スケジュールをご紹介します。

学校がある日の勉強時間

先ほどの東進の調査では、1日あたりの勉強時間も調査されており、難関大学に合格できた人は高1で平均2時間5分、高2で平均2時間46分、授業以外の勉強を行っています。学校がある日はこれらの時間がベースとなるので、2時間が理想です。もし2時間はきつい場合、休みの日に補い、平均2時間5分や2時間46分になるように休みの日に調整すればいいでしょう。(参照:東進)

・6:30 起床
・6:30~7:15 朝食など身支度を済ませて登校
・7:15~8:00 通学の時間を利用して学習
・8:00~8:45 学校で自主学習
・8:45~15:15 学校での授業
・15:15~18:15 部活動
・18:15~19:00 帰宅までの時間を利用して学習
・19:00 帰宅
・19:00~21:00 夕食や風呂など
・21:00~23:00 勉強
・23:00~24:00 授業の予習や復習
・24:00 就寝

休みの日の勉強時間

休みの日は学校がある日の勉強時間に1時間半をプラスし、3時間半勉強するのがいいでしょう。平日2時間、休日3時間半であればその週の平均勉強時間は2時間半近くになります。高1ならこれで水準を満たします。高2はこれをベースに30分ずつ伸ばし、2時間半と4時間にすればほぼ平均3時間になり、十分な時間となります。

・6:30 起床
・6:30~7:15 部活動に行くための身支度、学校へ
・7:15~8:00 通学の時間を利用して学習
・8:00~12:00 部活動
・12:00~13:00 昼食
・14:00 帰宅
・15:00~17:00 勉強①
・17:00~19:00 休憩など自由時間
・19:00~21:00 夕食や風呂など
・21:00~23:00 勉強②
・23:00~24:00 授業の予習など
・24:00 就寝

長期休暇中の勉強時間

長期休暇中であれば、ベースは休みの日の勉強時間を守るのがいいでしょう。もし長期休暇前までの平均勉強時間が明らかに足りない場合、長期休暇中で挽回するのが理想的で、休みの日の勉強時間にプラスアルファを行って挽回しましょう。すると、1日4時間、5時間の勉強が普通となるので、勉強の体力が身につきます。

・6:30 起床
・6:30~7:15 部屋の掃除など
・7:15~8:00 前日に行った暗記の進捗状況の確認など
・8:00~10:00 勉強①
・10:00 休憩
・10:30~12:00 勉強②
・12:00~13:00 昼食
・13:00~15:00 勉強③
・15:00 休憩
・15:30~17:30 勉強④
・17:30~19:00 休憩など自由時間
・19:00~21:00 夕食や風呂など
・21:00~23:00 勉強⑤
・23:00~24:00 自由時間
・24:00 就寝

高3生の場合

高3では、現役合格者の勉強時間が平均2,474時間と非常に多いため、1日にあたりの勉強時間もそれなりです。

学校がある日の勉強時間

高3では1日あたり平均で6時間47分も勉強しなければなりません。学校がある日に6時間以上を確保するのは大変なので、せめて4時間、5時間の勉強時間をスキマ時間を含めて確保しておきたいところです。

・6:30 起床
・6:30~7:15 朝食など身支度を済ませて登校
・7:15~8:00 通学の時間を利用して学習
・8:00~8:45 学校で自主学習
・8:45~15:15 学校での授業
・15:15~16:00 帰宅までの時間を利用して学習
・16:00 帰宅
・16:30~18:30 勉強①
・19:00~21:00 夕食や風呂など
・21:00~23:00 勉強②
・23:00~24:00 授業の予習や復習
・24:00 就寝

休みの日の勉強時間

休みの日は平日よりも多めに勉強時間を確保して、10時間に迫る勉強を行うことが求められます。そうすることで平均すれば7時間程度の勉強時間になります。部活動を引退してからは無駄な時間を少しでもなくす必要があるでしょう。

・6:30 起床
・6:30~7:15 前日夜に行った勉強の復習、確認
・7:15~8:00 朝食など
・8:00~10:00 勉強①
・10:00 休憩
・10:30~12:00 勉強②
・12:00~13:00 昼食
・13:00~15:00 勉強③
・15:00 休憩
・15:30~17:30 勉強③
・17:30~19:00 休憩など自由時間
・19:00~21:00 夕食や風呂など
・21:00~23:00 勉強④
・23:00~24:00 授業の予習など
・24:00 就寝

長期休暇中の勉強時間

高3の場合、部活動が終わってしまえば、長期休暇も休みの日も変わらず、勉強時間をフルに確保できます。スケジュールには書いていませんが、個々に休憩をとっていき、勉強への集中力を保ち続けましょう。10時間以上は確保したいところです。

・6:30 起床
・6:30~7:15 前日夜に行った勉強の復習、確認
・7:15~8:00 朝食など
・8:00~10:00 勉強①
・10:00 休憩
・10:30~12:00 勉強②
・12:00~13:00 昼食
・13:00~15:00 勉強③
・15:00 休憩
・15:30~17:30 勉強④
・17:30~18:00 休憩など自由時間
・18:00~19:30 勉強⑤
・19:00~21:00 夕食や風呂など
・21:00~22:30 勉強⑥
・22:30 休憩もしくは仮眠
・23:00~24:00 勉強⑦
・24:00 就寝

浪人生の場合

浪人生に関しては少なくとも現役合格者が高3で勉強した2,474時間を超える勉強時間が必要です。既にベースはあるため、いかに時間をかけて演習問題に取り組めるかにかかっています。

平日の勉強時間

独学で勉強を行う場合、予備校に通う場合に関係なく、できるだけ高校に通っていた時と同じスケジュールにするのがおすすめです。変にリズムを崩すよりも、同じようなスケジュールにした方がリズムが崩れず、勉強をし続けていくことができるでしょう。

・6:30 起床
・6:30~7:15 予備校に行くための身支度、予備校へ
・7:15~8:00 通学の時間を利用して学習
・8:00~12:00 予備校到着、授業へ
・12:00~13:00 昼食
・13:00~15:00 予備校の自習室で勉強
・15:00 休憩
・15:30~17:30 自習室で勉強②
・17:30 休憩
・18:00~19:00 自習室で勉強③
・20:00 帰宅
・20:00~21:00 夕飯や風呂など
・21:00~23:00 勉強④
・23:00~24:00 予備校の授業準備
・24:00 就寝

土日祝日の勉強時間

土日祝日でも予備校の自習室は空いていますが、万が一空いておらず、自宅で勉強をする際は予備校での授業、自習室での勉強をそのまま部屋での勉強に置き換えれば問題ありません。

・6:30 起床
・6:30~7:15 前日夜に行った暗記内容の定着ぶりをチェック
・7:15~8:00 朝食など
・8:00~10:00 勉強①
・10:00 休憩
・10:30~12:00 勉強②
・12:00~13:00 昼食
・13:00~15:00 勉強③
・15:00 休憩
・15:30~17:30 勉強④
・17:30 休憩
・18:00~20:00 勉強⑤
・20:00~21:00 夕飯や風呂など
・21:00~23:00 勉強⑥
・23:00~24:00 予備校の授業準備
・24:00 就寝

早慶上智合格に必要な勉強時間の科目割合とは?

早慶上智に合格するために相当な勉強量が必要なのは明らか。ただ、必要な勉強を適宜行っていくことがもっと重要です。どのように振り分けを行っていくのか、科目割合についてご紹介します。

科目割合は本人の得意不得意によって変わる

基本的に科目割合は、本人次第で大きく変わります。英語が苦手であれば英語に時間を割き、地歴がそれなりに得意であれば、スキマ時間を有効活用しながら工面する程度にするといったこともできます。上智のように英検などを利用する入試を受ける際には早めに英検準1級などを取得しなければならず、割合を増やす必要も。状況に応じて科目割合は変化していきます。

おすすめの科目割合

文系の場合

英語に不安を感じる場合は英語を集中的に勉強するやり方がおすすめで、全体の半分を英語に費やしてもいいでしょう。国語や地歴公民に関しては半々にするか、国語と地歴公民で2:1にするのも1つのアイデアです。7時間を確保しているとすれば英語:国語:地歴公民=4:2:1の割合にできます。8時間であれば国語を増やすのもいいでしょう。英語がまずまずできる場合は英語を減らして、地歴公民を増やすのもおすすめです。

理系の場合

理系の場合も考え方は同じですが、英語と数学がそれぞれ難易度的にきついため、同じだけの時間を確保するのがいいかもしれません。英語数学:理科=4:1、英語:数学:理科=2:2:1という分け方が理想的です。10時間の勉強時間であれば英語と数学はそれぞれ4時間ずつ、理科が2時間という分け方になります。

早慶上智に合格するためにはいつから勉強すべき?

早慶上智に合格するためにいつから勉強を始めるべきなのか、解説します。

早ければ早いほど良い

東進で行われたアンケートで、難関大学を現役合格した学生を対象に、受験勉強をいつ始めたかというアンケートが行われました。すると、高2までに始めた人が全体の3分の2に迫る結果が出ています。高1で10%強、高2で50%程なので、少なくとも高2で始めておけばそこまで差がつかないことを意味しますが、できれば高1の段階で始めておくなど、早ければ早いほど良いことは明らかです。(参照:東進)

勉強開始時期と必要な勉強時間の関係

高3で平均2,474時間の勉強を行って合格できた人は、決して高3から勉強を始め、ゼロスタートから積み重ねてきたわけではありません。高1の761時間、高2の1,012時間を重ねてから、2,474時間の勉強を行います。勉強開始の時期が遅れれば遅れるほど、高1高2で稼ぐべき勉強時間を逃し、その分、高3で積み重ねないといけません。高3においてほぼゼロに近いところから勉強したのでは現役合格は厳しいでしょう。だからこそ、少しでも早く勉強を始めるのがいいのです。

結論:最低でも高2の冬からやるべき

高2までに受験勉強に着手する人が6割、残りは高3からなので、早めに始めればチャンスが出てきます。入試全範囲をいつまでに終わらせたかという調査では8月までに終わらせた人が現役合格者全体の8割に。中でも難関大合格者に絞れば、入試全範囲の修了率が低ければ低いほど合格の可能性を低くしており、高3の8月までに入試全範囲を終えられるかがポイントです。それを達成するためには遅くとも高2の冬から始めるべきでしょう。

まとめ

1日当たりの勉強時間で難関大学に現役合格できた学生、出来なかった学生の比較をすると、1日当たりの勉強時間の差はわずか20分程度でした。高校3年間、1000日以上かけて20分でも多めに勉強しておけば積み重ねていく中で数百時間の差を生みます。不合格者でも相当な勉強時間をとっていますが、プラスアルファの積み重ねができるかどうか、それが合否を左右することが明らかです。