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早慶上智と同志社はどっちが上?上智と同志社の徹底比較も

2021.05.13

関東はもちろん、全国的にも知られている大学群といえば早慶上智。一方で関西を中心に根強い人気を誇る大学群が関関同立。その関関同立の中でも知名度が高いのが同志社大学です。

早慶上智と同志社ではどちらが上なのか、両者を比較するとともに大学ランクの比較、上智との比較などを行っていきます。

早慶上智と同志社はどっちが上?

早慶上智と同志社ではどちらが上なのか、偏差値を中心に解説します。

早慶上智と同志社の偏差値を比較

河合塾が用いる偏差値で比較すると、同志社大学の偏差値は最低で55.0、最高で62.5となっており、数値的にはMARCHとあまり変わりません。62.5を記録するのは社会学部と商学部、心理学部など5学部。57.5から62.5に多くの学部学科がひしめくイメージです。早慶上智は最高偏差値が72.5で、最低の偏差値が60.0あたりと偏差値を見れば、明らかに同志社との差を感じさせます。

基本的には早慶上智が上

最大の偏差値、平均偏差値ともに早慶上智が上に来るなど、早慶上智と同志社という比較をする場合、基本的に早慶上智が上です。同志社はMARCHとあまり変わらないポジションであるため、MARCHと早慶上智に一定の差がある以上、同志社にも同じことが言えるでしょう。

学部によっては同志社大学が上の学部も?

完全に早慶上智が上、同志社が下というイメージを持ちやすいですが、現状では競い合う学部がないわけではありません。例えば理工学部の場合、早慶とは差がついていますが、上智とはそれほど差がなく、同志社の生命医科学部と慶應の看護医療学部であれば、わずかに慶應が上であるものの、その差は少ないです。学部によっては同志社が上に来てもおかしくはなく、一律で完敗しているわけではありません。

結論:早慶上智と同志社はどっちが上か

現状では早慶上智の方が上であり、同志社が下にならざるを得ません。偏差値面では明らかな差がある以上、それを無視するわけにはいかないからです。ただ同志社が今以上に成長を見せ、難化が加速した場合にはこのパワーバランスが崩れても不思議ではありません。

早慶上智と同志社大学の大学ランク比較

早慶上智と同志社、それぞれの大学ランクはどのようなものなのか、大学ランクでの比較を行います。

早慶上智の大学ランク

早慶上智の大学ランクですが、現状では私立トップクラスのため、Sランクとしたサイトが複数存在します。Sランクを絞ってAクラスの上位に置いているところもありますが、現状では上から数えた方が早いです。

同志社大学の大学ランク

同志社に関してはサイトによって大学ランクにバラツキがみられます。高い評価をつけるところもあれば、偏差値相応のランクにするケースも。少なくとも早慶上智と同格にはなっておらず、若干下回るか決定的な差をつけられているか、いずれかの傾向が見られます。

結論:早慶上智と同志社大学の大学ランク比較

それぞれの大学ランクを比較すると総じて高い評価を集めるのが早慶上智ですが、早慶上智でも早慶の上位学部と下位学部で分けられており、上智は早慶の下位学部と同格の扱いを受けています。このため、大学ランクを細かく見ると、早慶と上智で若干のランクの差が見られ、そこからやや離れて同志社という差になっていると言えるでしょう。

上智大学と同志社大学を徹底比較

意外と差が接近しているとされる上智と同志社。この2つの大学で徹底比較を行います。

基本情報の比較

上智大学はイエズス会が設置した大学であり、日本初のカトリック教会系大学として誕生しました。長年カトリック系大学の誕生を期待され、1913年に上智大学が設立されました。同志社大学もキリスト教系の大学であり、新島襄によって1920年に設立。当時専門学校令と大学令があり、上智大学は専門学校令、同志社大学は大学令によって作られるなど、若干の違いがあります。

偏差値比較

偏差値は上智の方がかなり上回っている学部と、両大学が競り合う学部で分かれています。上智がかなり上を行く学部は早慶とも競り合っている学部であり、70に迫る偏差値を見せており、同志社に大きな差をつけます。しかし、理工学部を始め、複数の学部で上智と同志社は接戦を演じるなど、偏差値の濃淡が学部によって見られます。

人気比較

全国的な人気面では上智の方が上に来ており、早慶上智の力を感じさせます。しかし、エリアを限定していくと、この人気が逆転し、関西ともなれば上智より断然同志社の方が人気になります。西日本に住む人はわざわざ関東に行くよりも大阪で事足りるわけですから、上智もいいけれど同志社でも十分と考える人が出てきてもおかしいことではないでしょう。

世間イメージ比較

世間のイメージも、人気に比例する部分があります。関東を中心に上智大学に対するイメージはよく、上品さを感じる人も多くいるほか、英語教育に力を入れる印象を抱いている学生も少なくありません。関西における同志社は地元での評判が高め。これは関関同立の中でも抜きん出た存在であり、長い歴史を誇る大学も大きいでしょう。関東と関西でそれぞれイメージに違いはありますが、好感を持たれている、好感を持たれやすいという点では共通点があります。

就職状況比較

有名企業を対象にした実就職率ランキングにおいて、上智の方が上におり、就職面でも上智が優勢に。しかし、同志社大学の位置取りは国立の神戸大学と九州大学の間にあり、決して低くはなく、過去には1ポイント以内に肉薄した時期もあります。そのため、高いレベルでの争いになっており、一時的にでも同志社が上智を上回る可能性が今後想定されます。

同志社以外の難関私大は偏差値を操作している?

同志社の偏差値は十分に高いですが、同志社以外の私大は実際の偏差値と乖離している部分もあるのだとか。それはなぜか、理由を解説します。

全学部学科で3科目入試を実施しているのは同志社大学のみ

2019年、同志社大学の学長名義で出された声明が大きな波紋を呼びました。学長へ質問するコーナーで、同志社大学だけが3教科ないし4教科入試を実施しているのに、他の大学は1教科や2教科での入試が行っており、偏差値操作をしているのではないかという内容の質問が投げかけられます。これに対し、同志社大学の学長は特に偏差値操作に関することには触れず、同志社大学の入試における基本方針を紹介しています。早慶上智の中には入試科目を削って、工夫を重ねる大学もある中で、同志社は3教科ないし4教科での入試を堅持し続けます。

本当の学力では同志社の方が上という可能性も

もしも3教科入試をどの大学でも徹底した場合、他の大学と比べても同志社の方が上なのではないかという見方も出てきています。得意科目だけで勝負するのと、苦手科目を克服しながら挑むのでは学力的な伸び、困難に立ち向かう姿勢など学びの姿勢にも違いは出てきます。偏差値的には同志社の方が低くても実質的な学力では上智に迫り、上智を追い越しても不思議ではないポテンシャルが秘められているのかもしれません。

同志社大学は企業からの評価も高い

先ほどもご紹介した通り、大企業からの信頼、評価が高いからこそ、有名企業を対象にした実就職率ランキングで上智に迫る数字を残せたと言えます。社会人が必要とされる基礎能力があるとされ、就活で高い評価を集める要素となっています。関関同立の中でも先頭を走るなど、関西での評価が高いのも特徴的でしょう。

まとめ

早慶上智と同志社を比較すると、明らかに早慶上智の方が上でしたが、上智と同志社を比較すると所々で接戦になるなど、決してすべてにおいて上回っているとは言えません。関関同立の中でも抜きん出た存在である同志社。関西での人気は抜群で、憧れの大学とされるなど、存在感は関東における早慶上智クラス。今後全国区になるのか、それとも関西でより異彩を放つ存在になるかはわかりませんが、今後への期待が高まります。