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青学(青山学院大学)経済学部の傾向と対策!難易度も解説

2021.04.29

平成に入ってから学部学科の新設が目立つ青山学院大学。その中にあって1953年に設置され、70年ほどの歴史を誇るのが経済学部です。経済学科と現代経済デザイン学科の2学科で構成されています。

今回は青学経済学部の入試情報から学部全体の傾向、科目別の対策、難易度などをまとめました。

青学(青山学院大学)経済学部の入試情報

70年の歴史を誇る青学の経済学部。ここでは学科ごとの偏差値や入試方式の詳細をご紹介します。

青学経済学部の学科ごとの偏差値

経済学科 偏差値 62.5~65.0
現代経済デザイン学科 偏差値 62.5

若干経済学科の方が偏差値は上ですが、全学部日程で偏差値65をマークしている以外はどの入試方式でも62.5です。

青学経済学部の入試方式ごとの配点・試験時間・合格最低点

経済学科・共通テスト利用入試

必須・英語:リスニングあり200〔100〕点(80分)
必須・国語(近代以降の文章):100点(80分)
必須・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・現社or倫理or政経or倫理政経:100点(60分)
必須3教科+選択1教科の合計4教科で行う。
合計:500点
合格最低点:410点

経済学科・個別A方式

必須・外国語:150点(90分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
必須1教科+選択1教科の合計2教科で行う。
合計:250点
合格最低点:総合点185点かつ英語131点以上

経済学科・個別B方式

外国語:150点(90分)
数学:100点(60分)
合計:250点
合格最低点:174点

経済学科・全学部日程

必須・外国語:150点(80分)
必須・国語総合(古文・漢文を除く):100点(70分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数学:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:350点
合格最低点:283点

現代経済デザイン学科・共通テスト利用入試

必須・英語:リスニングあり200〔100〕点(80分)
必須・国語(近代以降の文章):100点(80分)
必須・数ⅠAor数ⅡB:100点(60分)
選択・世界史Bor日本史Bor地理B:100点(60分)
選択・現社or倫理or政経or倫理政経:100点(60分)
必須3教科+選択1教科の合計4教科で行う。
合計:500点
合格最低点:410点

現代経済デザイン学科・個別A方式

必須・外国語:150点(90分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
必須1教科+選択1教科の合計2教科で行う。
合計:250点
合格最低点:185点/p>

現代経済デザイン学科・個別B方式

外国語:150点(90分)
数学:100点(60分)
合計:250点
合格最低点:167点

現代経済デザイン学科・全学部日程

必須・外国語:150点(80分)
必須・国語総合(古文・漢文を除く):100点(70分)
選択・世界史Bor日本史B:100点(60分)
選択・政治経済:100点(60分)
選択・数学:100点(60分)
必須2教科+選択1教科の合計3教科で行う。
合計:350点
合格最低点:272点

青学(青山学院大学)経済学部の傾向と対策

入試形式はそこまで差がなかった経済学科と現代経済デザイン学科。ここでは経済学部全体の傾向、科目別の傾向、それぞれの対策をご紹介します。

経済学部全体の傾向と対策

科目数が少ないからこそ英語が重要に

青山学院大学では共通テストのスタートに合わせ、これまでの方針を変えました。共通テストと独自問題の併用を行い始めたのです。これにより、ほとんどの学部学科は共通テストと独自問題の併用を行うようになりました。しかし、経済学部に関してはこれまで同様、独自問題のみの入試形式となっています。英語、数学もしくは地歴公民のいずれか1教科の2教科での勝負になっており、科目数の少なさもポイントです。

それだけ激戦になりやすく、2021年度の合格最低点は経済学科において、英語で131点以上。得点率9割に迫る点数を残さないと合格できないほど、レベルは高かったと見るべきでしょう。

数学が得意なら数学が利用できる入試形式がおすすめ

2021年度の合格最低点を見ると、全学部日程や地歴公民を使う個別A方式、共通テスト利用入試では軒並み8割前後がボーダーになっています。しかし、数学を使う個別B方式では合格最低点が7割を切りました。英語で8割ぐらいの点数がとれれば、数学で6割程度の点数で合格が狙えることになります。また共通テスト利用入試でも数学が必須となっているため、チャンスがさらに増えるでしょう。

取りこぼしに注意

地歴公民などは問題数が多く、パッパッと解いていかないと時間切れに終わる可能性が出てきます。また科目に限らず、知識問題が多く、そこで取りこぼすことがあると厳しくなります。標準的な問題で落とすことは厳禁、確実に正解し、取りこぼさないようにしていくことが求められます。

科目別の傾向と対策

英語

英語の青山と称されることがある青山学院大学。英米文学科ほどではないものの、問題レベルは高めです。長文読解が1000語をオーバー、扱われるテーマが広範囲に及び、専門性が問われるのが難易度を高める要因となっています。語彙力を問う問題も多く、基礎固めの徹底はもちろんのこと、1000語以上の長文をスピーディーに読む、専門性のある文章理解をクリアする必要があります。語彙力を徹底して鍛えた後に、文法や英文解釈などを段階的に鍛えてから、長文読解に挑みましょう。

国語

2022年度入試の個別学部日程で除外されている国語。過去には評論文と古文がそれぞれ出題されていました。評論に関しては専門性を感じさせる文章になっており、初見では対応しにくいでしょう。古文は一般的なレベルにまとめられ、単語や文法の知識などが問われやすいです。今後復活する場合、これまでの流れが踏襲される可能性があり、現代文と古文、それぞれで語彙力を高め、知識問題で取りこぼさないようにし、問題演習を多くこなすことが求められます。

数学

幅広く問われることが特徴的な数学。証明問題や図形問題、ベクトルなど幅広く出題され、その難易度は高め。1つ得意分野があっても高得点は難しく、いかに苦手をなくすかが重要です。基礎的な内容をしっかりと理解して応用できるレベルであれば、そこまで苦戦するわけではないでしょう。苦手分野を潰すことから始めて、基礎を固めてから演習問題をこなしていくことを心がけ、短時間で解けるようにしていくのがポイントです。

日本史

教科書に出てくるような標準レベルの問題が多い日本史。時代は満遍なく出てきますが、近現代史はそれなりに出やすくなっているのが特徴的です。教科書に書かれている内容を正しく理解し、用語や史料などをしっかりと読み込んでいれば、点数が狙えます。講義形式の参考書を利用して通史理解に努めるところから始めましょう。

世界史

ヨーロッパ史が出やすく、何かしらのテーマ史が必ず出題される世界史。どのテーマ史が出るかはその年で異なるため、テーマ史をそれぞれ勉強しておくといいでしょう。日本史同様、世界史でも近現代史が出やすく、時事的な話題が試験に出ることも。一方で出題傾向が割とはっきりしてつかみやすいため、過去問を多くこなすことも有効な対策になり得るでしょう。

政治経済

政治分野と経済分野がそれぞれ満遍なく出されるため、どちらかに偏ることは考えにくいです。政治経済という性質上、時事的な内容が出やすく、日々のニュースをチェックし、疑問に思ったことを調べるのも有効な勉強法と言えます。

それでも教科書の内容をしっかりと把握しておけば点数はおのずと狙えるので、勉強しながらニュースもチェックするような形で十分です。知識問題も出やすいので、一問一答形式の参考書などでインプットとアウトプットを積極的に行っていきましょう。

青学(青山学院大学)経済学部の難易度はどれくらい?

偏差値だけを見れば十分難易度が高そうな青学の経済学部。実際の難易度をご紹介します。

青学経済学部の難易度

独自問題のみの入試形式で最低でも5倍、高いところでは7倍に迫る倍率、合格最低点の高さから見ても、その難易度は十分に高いと言えます。数学を用いるB方式では合格最低点の割合が7割を切っており、数学で高得点を狙える人にはチャンスがあるかもしれません。英語の青山とあって、英語の点数で一定以上の点数がとれないとそこで不合格にされる可能性も。偏差値相応の難易度と考えていいでしょう。

青学内での経済学部の難易度はどれくらい?

共通テストを併用しない分、独自の対策をしっかりと立てなければいけないのが経済学部。他の学部では独自科目は1教科、しかも小論文や論述などが用意されているので、対策の多さという点で見れば、経済学部の難易度は青学内で見ても高いでしょう。英米文学科などと比べるとややマシですが、英語を乗り越えなければならず、難易度を高める要因になっています。

MARCH内での青学経済学部の難易度はどれくらい?

青学経済学部の偏差値は、上智大学経済学部の偏差値とほぼ同じで、慶應の経済学部ともわずかの差しかありません。当然MARCHの中でも上位を争っており、明治大学の看板学部である政治経済学部とも僅差の戦いになっています。平均的な偏差値では青学経済学部に軍配。難易度は間違いなくMARCHの中ではトップクラスと言えるでしょう。

まとめ

青学の経済学部は青学の中でも高い難易度であり、看板学部に匹敵する存在です。ゆえに共通テストとの併用入試がなく、独自問題オンリーでの入試のままになっています。英語や数学などレベルも高いですが、基礎固めを徹底し、応用問題が解けるような状況に持ち込めるかがポイントになるでしょう。早めに基礎固めを終わらせ、参考書などを使って演習をこなすことが合格への近道です。