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【青学(青山学院大学)経済学部の国語】傾向と対策を徹底解説

2021.04.29

青山学院大学において古参の部類に入る経済学部。共通テストと独自問題の併用なしで、独自問題のみというスタイルとなっています。ただし、国語を受験科目にしたい人にとって、現状は全学部日程や共通テスト利用入試で受けざるを得ません。それはなぜか。

今回は青学経済学部の国語に注目し、国語に関する基本情報や傾向、対策、おすすめの参考書をまとめました。

青学(青山学院大学)経済学部の国語の入試情報

文系学部の経済学部に国語は欠かせないと思いきや、青学経済学部の個別日程に国語はなし。国語を利用できる入試形式をご紹介します。

基本情報

経済学部では個別学部日程は2科目受験で、英語+数学or地歴公民となっています。国語はこの中に入っていません。このため、国語を使って経済学部に入りたい学生は全学部日程、もしくは共通テスト利用入試を利用する必要があります。ちなみに、全学部日程の国語は、現代文2題のみで古文はなく、70分とそれなりに余裕がある条件です。

青学経済学部の国語の配点情報

経済学科・全学部日程

350点満点中、国語の配点は100点です。

経済学科・共通テスト利用入試

500点満点中、国語の配点は100点です。

現代経済デザイン学科・全学部日程

350点満点中、国語の配点は100点となっています。

現代経済デザイン学科・共通テスト利用入試

500点満点中、国語の配点は100点です。

出題範囲

全学部日程における出題範囲は古文や漢文を除く国語総合となっています。要するに現代文のみが出題されます。2021年度では評論文と論説文が出題されており、そのテーマは毎年異なります。できるだけ多くのテーマに関して評論文や論説文を解いてみて、経験を重ねておくことがおすすめです。ちなみに以前国語が採用されていた時代は、評論文1題、古文1題で構成されていました。

問題量と時間配分

全学部日程の場合は大問が2題、試験時間は70分のため、1題あたり35分と長めです。共通テストに置き換えても長めなので、時間をかけて問題文を読みましょう。入試改革前は国語も試験科目にありましたが、この時は古文もあったため、いかに古文をスピーディに解くかが求められました。

大問ごとの特徴

現在は全学部日程と共通テスト利用入試のみで国語が用いられていますが、ここでの特徴は過去の経済学部で出題された国語をメインに解説します。

大問1

大問1は評論文が基本的に出てきます。例年テーマが異なるのは全学部日程の現代文と同じです。記述式とマーク式の併用で、問題数は最大で15問ほど。文章量が年によって多かったり少なかったりするため、多めの文章を想定した対策が必要です。現代文は読み応えがある分、試験時間の半分強は欲しいところ。語彙力はもちろん、読解力、速読力も問われるため、基礎固めだけでなく演習量も確保しておきましょう。

大問2

過去の経済学部の国語では古文が出題されていました。他の大学と比べ、文字数は平均的な部類で、問題数も10問程度。古文の文法や古典常識などが出され、現代語訳なども出てきました。今後国語が復活し、古文が登場する際には古文単語、文法をしっかりと固めていき、そこから演習に取り掛かりましょう。

青学経済学部の国語の難易度・レベルはどれくらい?

経済学部の英語ではかなり語彙力が重視されていますが、国語でもその流れは変わりません。専門性のある文章を読み解くのに必要であり、知識問題もしっかりと出てくるからです。ただ全体的に難易度は標準的で、基礎を築いてそれを基に演習をこなしていけばクリアできるレベルと言えるでしょう。全学部日程の国語でも同じことが言えるため、まずは語彙力を固め、様々なジャンルの評論文に触れていくことをおすすめします。

青学(青山学院大学)経済学部の国語の傾向と対策

個別学部日程が3教科になった際、復活が確実視される国語。これまでの傾向が踏襲される可能性もあるため、過去の傾向をチェックします。

知識問題

漢字の書き取りなど知識問題に関してはやや問題数が多めで、問われやすい傾向にあります。知識があることを前提に問題が作られるため、語彙力レベルを高めることが大前提となります。問題集、参考書を絞って1冊を何回も解き切るような形がいいでしょう。

読解問題(現代文)

文量が多い傾向にある現代文の読解問題。長い文章であればあるほど、正確に読み解く力が求められます。読解問題のスキルは演習量に比例するため、できるだけ多くの問題をこなすこと、そして解説を読み込んで解き方のテクニックを吸収しましょう。

古文

古文に関しては標準レベルで、古文の単語や文法に関する問題がそれなりに出てくるため、この2つを徹底して勉強することは必須です。この2つが徹底できていれば初見の文章が来ても、中身に関してかなり理解できます。逆にこの2つが疎かだと苦戦は必至。まずは古文単語、文法の勉強から徹底していきましょう。

青学(青山学院大学)経済学部の国語対策におすすめの参考書

全学部日程の対策にも通じてくる、おすすめの国語対策の参考書をご紹介します。

知識問題

入試漢字マスター1800+

「入試漢字マスター1800+」は、入試で登場しやすい漢字問題をまとめた参考書です。新書サイズのため、持ち運びがしやすいのも特徴的。言葉の意味もすべてに書かれているため、漢字の勉強と言葉の意味を並行して行っていくことができます。

ことばはちからダ!

「ことばはちからダ!」は、入試の現代文で登場しやすいキーワードをまとめた参考書です。20年以上前の著書でありながら、本質をつかんでいるため、20年間受験生に愛され続けています。押さえておくべきフレーズを吸収できるので、おすすめです。

現代文キーワード読解

「現代文キーワード読解」は、テーマごとに分けられた頻出ワードをまとめた参考書です。実際に入試で登場した文章を例題にし、どんな場面で用いられるのかを実感しながら、知識の吸収につなげていくことができます。

読解問題(現代文)

船口のゼロから読み解く最強の現代文

「船口のゼロから読み解く最強の現代文」は、現代文を解く上での基本から振り返り、ゼロベースで積み重ねていくことができる参考書です。正しい解き方がレクチャーされており、自分の手で正しい答えを導けるように進めていける1冊です。

入試現代文へのアクセス

「入試現代文へのアクセス」は、読解力を高めるために必要なスキルを学んでいける参考書です。難易度別に用意され、シリーズ化されており、すべてを購入して網羅できれば現代文のスキルは難関大学レベルまで引き上げることができます。

現代文読解力の開発講座

「現代文読解力の開発講座」は、読解力を鍛えていくために必要なものを学べる参考書です。進むごとに難易度が高まる一方、問題が進む中でテクニックを吸収していくため、段階的に強化ができ、力になっていることを実感できる1冊です。

古文

望月光の古文単語333

「望月光の古文単語333」は、大学受験で頻繁に登場する古典単語をまとめた参考書です。古文で成績を残すために必要不可欠な単語333を網羅し、基礎固めにつなげられる1冊となっています。

日々古文常識-入試問題を解くための27のテーマ

「日々古文常識-入試問題を解くための27のテーマ」は、古文を読み進める上で必要な古文常識に絞ってまとめられた参考書です。宮廷や信仰、結婚など複数のテーマで構成されており、文章を読み進めていくのに欠かせない知識を得ることができます。

古文上達 基礎編 読解と演習45

「古文上達 基礎編 読解と演習45」は、古文文法を基礎から発展まで段階的に学べる参考書です。文法としての知識を身につけるだけでなく、読解問題で活用していくための文法、読解に欠かせない古文の常識も身につけられます。

青学(青山学院大学)経済学部の国語の過去問情報

過去にどんな問題が登場したのか、ネットを使って手っ取り早く調べたいことがあるでしょう。ここでは過去問が掲載されているサイトをご紹介します。

2021年度の国語の過去問

2021年度から個別学部日程から国語が消えたため、大学受験パスナビに掲載されている国語は全学部日程のものとなります。その他の英語や地歴公民は掲載されているので、腕試しに解くのに最適です。2022年度の過去問に関しても同様の形で掲載される可能性が高いです。

2021年度以前の国語の過去問

2020年度までは国語も試験科目に入っているため、2018年から2020年までは大学受験パスナビで過去問を見られます。それよりも前の過去問をチェックしたい場合は東進で残されている可能性が高く、チェックしておきましょう。ない場合は赤本を購入することをおすすめします。

まとめ

今後復活する可能性も想定される国語。全学部日程で受ける場合は古文の対策は必要なく、現代文での出来次第。全学部日程では8割レベルの正答率が求められるなど、取りこぼしが許されない状況です。語彙力を固めて読解問題に挑むほか、夏場に出てくる入試概要を見てから慌てることがないよう、春の時点から古文対策を始めることをおすすめします。