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多くの人が逆転合格できない理由とは?やるべきことも解説

2021.04.27

偏差値が50を切っている人でも、努力次第では難関校に合格できる、いわゆる逆転合格の可能性があります。多くの受験生がそれを信じて勉強に励む一方、すべての受験生が逆転合格ができるわけではありません。それはなぜか。

今回は多くの人が逆転合格できない理由、逆転合格を実現させるための方法、やるべきことをご紹介します。

多くの人が逆転合格できない理由とは?

逆転合格をしたくても、全ての人が逆転合格を達成できるわけではありません。それはなぜか。逆転合格できない理由を解説します。

現状を正しく把握できていないから

逆転合格ができない人は、現状の学力と本来必要な学力の間にあるギャップを正しく把握していないことがほとんどです。例えば、偏差値40の現状で、偏差値60の大学を目指すとします。正しく現状を把握できている人は、現状の偏差値と、科目ごとの習熟度などを調べた上で、やるべきことを積み重ねていきます。しかし、把握していないと何をどのように積み重ねればいいかがわからず、闇雲に勉強するだけに終わるでしょう。まずは自分の現在地を理解し、ゴールとの距離をつかむ、これが大事です。

他の受験生も同じように勉強しているから

猛勉強を行って逆転合格を目指すのが理想的であり、現実的な道のりですが、それでも逆転合格が果たせないことも珍しくありません。理由は明快で、逆転合格を目指す受験生と同じだけ、他の受験生も勉強している可能性が高いからです。自分はこれだけ勉強したんだ!と自信を持っても、他の受験生も同じだけ勉強し、その受験生の方が偏差値が高ければ差は埋まらないでしょう。

どこかで満足しているから

勉強時間にも通じますが、これだけ勉強をしたんだから大丈夫という自信を持ってしまって、厳しく追い込みをかけずに本番を迎えてしまう人がいます。何をもって大丈夫なのか、論理的に説明できればいいのですが、結局はたくさんの勉強時間に満足してしまったと言わざるを得ません。どこかで満足をしてしまうと、妥協や甘えを生じさせ、詰めの甘さが露呈して逆転合格を逃すことにつながります。

逆転合格はありえないの?

逆転合格はありえないことなのか、それともありえることなのか。その可能性を探りました。

逆転合格はありえる

逆転合格を目指すのは確かに大変な道のりかもしれませんが、実際に逆転合格を果たした人はいます。逆転合格は現実にありえることであり、正しい努力を重ねれば誰しも逆転合格を果たすことが可能です。問題は「正しい努力を重ねる」ことができるのかどうか。それさえなんとかすれば、そのチャンスは十分にあるでしょう。

逆転合格は想像以上に難しい

正しい努力を重ねることができれば逆転合格はありえる、それは事実です。しかし、正しい努力を重ね続けていくことは意外と難しく、どこかで緩んだり怠けたり、過信してしまったりします。そのスキを見せる度に逆転合格の可能性は下がります。逆転合格に向けて完璧に近い立ち回りをして初めて逆転合格を達成できます。そのように考えると逆転合格はかなり難しいチャレンジであると言えるでしょう。

本当に逆転合格したい人がやるべきこと

どうしても逆転合格を果たしたい、そんな人はどんなことをやるべきなのか、段階別にご紹介します。

❶:適切な計画を立てる

一番やるべきことは適切な計画を立てることです。計画を立てるには、現在のポジションや状況を正確に把握すること、ゴールを明確にすること、目標達成のために何が足りなくてどのように補うべきか考えることを繰り返して、適切な計画を立てます。具体的な目標から具体的な方策まできちんと考えていく、これが軸になるため、妥協をせずに計画を立てましょう。

❷:計画を確実に実行する

妥協のないように計画を立てたのであれば、計画を確実に実行していくことも当然重要です。計画は立派なのに、何も実行していないとなれば、何の意味もありません。妥協なく計画を立てた以上、例外なしに計画を実行していく、これを受験日当日まで貫いていけるかが大きな課題になります。

❸:わからないまま進まない

逆転合格を目指す状況に追い込まれた学生のほとんどは基礎的な知識が抜けている部分があります。基礎的な知識さえあれば、演習をこなしていくことで応用までこなせるようになります。家でも基礎がガタガタだと地震などで簡単に家屋が壊れてしまいますが、勉強でも同じ。わからないところがあれば、それができるまで次に進まないようにしましょう。わからないまま進んでしまえば、後々そのツケを支払うことになるはずです。

逆転合格を実現するための5つのポイント

逆転合格を実現するにはどんなことが必要になるのか、そのポイントをまとめました。

時間ではなく勉強量を意識する

1日10時間、12時間と勉強できる人は逆転合格の可能性が高まる人ですが、10時間や12時間の勉強をただただしていればいいわけではありません。その日にやるべきことを積み重ねた結果が10時間や12時間になっただけで、英単語の丸暗記10時間を続けたところで逆転合格には程遠いでしょう。中身の詰まった勉強を行い、その結果10時間以上になる、それが逆転合格を目指す上での基本姿勢であり、勉強量の意識を持つことが必要です。

あともう少しを積み重ねる

例えばジムに行くと、インストラクターがあと何回と声掛けをします。20回バーベルを持ち上げる場合、予定の20回が終わってもインストラクターは、まだまだいける!と促してあと数回やらせようとします。限界までやり切ることを促しつつ、まだまだ伸びシロがあることを実感することになります。逆転合格ができない人もかなり長い時間勉強をしています。できる人との勉強時間の差はわずかです。そのわずかの積み重ねが逆転合格の可否を左右しており、「あともう少し!」という気持ちを持ちましょう。

マイペースを貫く

浪人生はまだしも、現役生が逆転合格を目指すのはかなり大変です。学校の授業をこなさなければならないですし、不必要な勉強を行う必要が出てくるからです。そうなるとついつい学校に合わせようとしがちですが、これだと逆転合格が難しくなります。マイペースを貫き、やれることをやるという姿勢を持ち、赤点にならない程度に済ませて受験勉強に特化することも時には必要です。

できるだけ模試は受ける

例えば駅伝の場合、途中の中継地点で前や後ろのチームとの差を確かめます。その中継地点が少なければ、自分がどれくらいの差で走っているのかがわかりません。同じような学力のライバルを見つけるのも逆転合格には欠かせませんが、模試をできるだけ受けて、ライバルとの差を確認していくことは大変重要です。現状何が足りて何が足りないかが一目瞭然で、軌道修正もしやすくなります。

初志貫徹で挑む

模試の結果、ライバルの動向、推薦入試の結果などで気持ちがブレることがあります。これでは逆転合格は難しいと思うこともあれば、あまりにも順調すぎて志望校のランクを上げようかと魔が差すことも。志望校を変えることはゴールを変えることを意味し、すべての計画を練り直さなくてはなりません。いくつも志望校を受ける形で対策を立てるようにし、目標を掲げた際のゴールだけはいじらない、初志貫徹で挑むことが求められます。

まとめ

E判定は合格可能性20%未満とされ、少なくとも最大19%台の可能性しかない状況です。しかし、10%もあれば10人に1人は合格する可能性があり、E判定でも諦める必要はありません。もちろん早ければ早いほど逆転合格の可能性は高まり、直前のE判定ではさすがに厳しいかもしれないでしょう。何が何でも合格するという気持ちに1日でも早くなれれば、逆転合格は決して夢物語ではなくなります。