学び

秋からの逆転合格は可能か?秋からの逆転に欠かせないことも解説

2021.04.27

逆転合格を目指して必死に頑張る学生は全国に大勢います。特に夏まで部活動に励み、青春を全うした学生たちは秋から逆転合格を目指すケースも。果たして秋からの逆転は可能なのか。

今回は秋からの逆転合格は可能なのか、秋からの逆転合格に必要なこと、実際に秋からの逆転合格を実現させる人の特徴などをまとめました。

秋からの逆転合格は可能か

秋からの逆転合格は本当に可能なのか、様々な観点からその可能性を探っていきます。

個人の学力と志望校による

結論から言えば、現状の学力と志望校のボーダー偏差値次第で逆転合格の可能性は変化します。秋からとなると、既に1学期から必死に頑張ってきた生徒たちのさらに上をいかなければならなくなり、現状の学力と志望校のボーダー偏差値がかなり離れていると、なかなか厳しいでしょう。そこそこのギャップしかない場合には秋からの猛勉強でいくらでも埋めることができ、逆転合格につなげられます。

0からMARCHレベルへの逆転合格には10か月かかる

例えばMARCHを例に出すと、基礎からのスタート、ゼロベースから積み重ねていこうとした場合、実際にボーダーに到達するまでにだいたい10カ月はかかると言われています。秋から逆転合格を目指すにしても10カ月は物理的に不可能でしょう。全く何の準備もしないまま秋まで過ごすことは少々厳しく、部活で勉強に打ち込めないにしても、やれることはやっておく必要がありそうです。

秋から偏差値は最大どれくらい伸ばせる?

では、秋から本腰を入れて勉強を始めるとすれば、どこまで偏差値を伸ばすことができるのか。最大限効率化を求めて勉強を重ねていったとしても、最大で偏差値15~20程度しか伸ばせないと言われています。つまりMARCHを狙う場合には秋の時点で偏差値40以上あればなんとかなる計算ですが、あくまでもムダのない勉強が求められます。秋から逆転合格を目指すにしても、相当な準備が必要と言えるでしょう。

秋からの逆転合格に欠かせないこと

秋からの逆転合格へのチャレンジのために必要なこと、欠かせないことは何か、3つご紹介します。

❶:適切な計画を立てる

ムダのない、効率的な勉強を行って初めて偏差値15以上を上げることができます。そのためには適切な計画を速やかに立てていく事が必要です。行き当たりばったりで臨んでも痛い目を見るのは明らか。段階的に学習の強度を高め、偏差値を上げていく道筋を作っておき、疑うことなく邁進できる体制を作りましょう。

❷:計画を確実に実行する

秋からの逆転合格なので、とにかく時間がありません。1日もムダにできないわけですから、入試までの計画は確実に実行することが大前提となります。寄り道も許されないですし、休むことも最低限にしないと間に合わなくなるでしょう。この時期だけでも遊びを度外視して必死に勉強することはとても大事です。

❸:わからないまま進まない

時間がないので、どんどん先に進もうとしてしまう焦りは誰にでもあります。それ自体は致し方ないことですが、これだとわからないまま進めてしまうため、注意が必要です。たとえわからないことがあったとしても、そのままにせず、しっかりと立ち止まって勉強を進めることで着実に成績を上げていくことができます。

秋からの逆転合格を実現する人の特徴

秋から逆転合格に向けた勉強をスタートさせて夢を現実のモノにする人には色々な特徴があります。その特徴をまとめました。

誘惑に負けず、最後まで集中できる

逆転合格を目指すにはとにかく最後まで集中し続けることが大切です。部活動が終わって完全にフリーとなり、その反動で遊びたくなる気持ちは理解できます。しかし、そこで遊ばずに、うまく逆転合格に切り替えて勉強に精を出していくことで逆転合格を果たすことができるので、いかに誘惑に負けず集中できるかがポイントになるでしょう。

疑わずに勉強し続けられる

勉強をしていく中で、本当に大丈夫だろうか?と不安になることがあります。事前にしっかりとした計画を立てた以上、その計画通りにやることが効率的な勉強なので、疑ってしまえばその効率は落ちます。そうなれば、せっかくの計画も台無しであり、集中して取り組むこともできなくなります。時間がないので、まずは疑わずに勉強に集中する、これが重要です。

塾などを積極的に活用する

独学で逆転合格を目指すことも当然可能ですが、より効率的に逆転合格を目指す場合におすすめなのが塾や予備校の活用です。塾や予備校に行けば、同じような境遇の人はたくさんおり、刺激になることも多々あります。そして、効率的に勉強できているかどうか、そのチェックも行ってくれます。塾や予備校を積極的に活用していくことで効率性を高めることができます。

秋からの逆転合格の具体的なスケジュールとは?

秋から逆転合格を目指す場合にどんなスケジュールを組めばいいのか、解説します。

10~11月

11月まではまず基礎を固めることに専念していきましょう。基礎を固めていない状態で応用問題をこなそうとしてもなかなか解けません。応用問題は基礎をベースにした問題であり、基礎が固められていないと解けません。焦りを感じるのは仕方ないですが、11月までは苦手分野の克服を目標に勉強を進めていきましょう。

12月

12月からは基礎をベースに、応用問題が解けるよう、どんどん問題を解いていきます。最初は時間を意識せず、しっかりと解き切ることに専念しましょう。そして、答え合わせの際には解説を読み込み、もう1度自分で解き直していき、確実に理解をしてから次の問題に挑みます。これを繰り返していく中で応用力が身につくようになり、時間を意識した勉強も行えるようになるのです。

1月

1月以降は共通テストなど過去問を解くことに専念し、経験を積み重ねていきます。この時期からは風邪を引かないよう、体調管理を万全にし、できれば早寝早起きを心がけて、メンタルなども落ち着いた状態に持っていけるのが理想的です。そして、時間を意識し、見直しの余裕ができるぐらいになればいいでしょう。

2月~受験

第一志望の大学を受けるまで複数の大学で受験をするようなスケジュールのはずです。ついつい振り返りをしたくなるところですが、終わった以上は次の大学に専念し、過去問を1問でも多く解くことが重要になります。今から英単語のインプットやアウトプットをしても仕方ないので、実践の中で足りないものを補うような形がいいでしょう。

秋からの逆転合格には出願戦略も大事!3つのポイントを解説

秋からの逆転合格を目指すにあたって、忘れてはならないのが出願戦略です。ライバルの動向を見ながら出願を行うことが求められますが、その際のポイントをまとめました。

共通テスト利用入試を活用する

できれば第一志望や第二志望の大学を受験しながら、滑り止めや第一志望よりも難しめの大学を出願して経験を積むのが理想的です。しかし、受験料が結構かかるため、それなりの負担になります。そこでおすすめなのが共通テスト利用入試の活用です。滑り止めの大学を共通テスト利用入試で受けることにし、一般入試の日程に余裕を持たせることができます。ただ激戦になりやすく、ボーダーは上がりやすいので事前にボーダーの点数に届くかどうかを考慮し、受験することをおすすめします。

模試でライバルとの差を知り、活用する

予備校の模試を受けると、自分自身の成績が出されますが、それ以外にもその大学を第一志望にしているライバルを含めた順位が出ます。正直に書いている人がほとんどなので、かなり参考になるデータであり、今の現状で行けそうかどうかがわかります。分が悪そうであれば大学のランクを落とす、別の大学にシフトするといったこともできるでしょう。いずれにしても、複数の予備校で模試を受けて、状況を知ることが大切です。

出願速報をできる限りチェックする

東進などでは大学入試の出願倍率に関する速報を毎週更新しており、おおよその状況をつかむことができます。昨年からの反動がありそう、反動と関係なく人気が高そうなど色々なものを読み取ることができるでしょう。これならライバルが少なそうだとなれば、特定の大学、学部学科に出願し、厳しそうならパスするのもアリです。ただ願書の準備に時間がかかるので、実際には時間の余裕はそこまでないですが、おおよその傾向を知るだけでも十分参考になるので、出願戦略につながる要素でしょう。

まとめ

秋からの逆転合格はちゃんとした計画を立て、妥協せずに実行し続けることができれば十分に可能です。ただ部活動を終えて、自由時間ができた学生からすれば、ついつい遊んでしまうのが実情で、楽をしようとしがちです。そうならないよう、家族にお願いするのも1つの手ですし、塾や予備校のようなモチベーションの高い環境で勉強するのもいいでしょう。どんな手を使ってでも逆転合格を果たす、その気持ちが大事です。