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逆転合格は甘くない!その理由や難易度を解説

2021.04.27

逆転合格は誰でもできる!と塾や予備校が何度も宣伝を行っているので、塾や予備校に通えばだれでも逆転合格ができるんだと勘違いしがちです。しかし、逆転合格はそんなに甘いものではありません。とても大変な道のり、努力の先に逆転合格はあるのです。

今回は逆転合格が全く甘くない理由、逆転合格の難易度、実際に逆転合格を果たすための勉強時間などをまとめました。

逆転合格は甘くない!その理由とは

なぜ逆転合格は甘くないのか、その理由を3つのポイントにまとめました。

安全圏のライバルも必死に勉強している

クイズ番組のように最終問題で逆転できるようなことは大学受験ではありません。コツコツと積み重ねた結果で合否を左右します。逆転合格を目指す学生の上には、既に安全圏にいる学生がたくさんおり、この学生を超えないことには合格はありません。その安全圏のライバルも手を抜かず、必死に勉強します。要するに同じような勉強をやっても、勝つことは難しいでしょう。

ちゃんとした計画と実行なくして逆転合格はない

逆転合格を目指すには、逆転合格までの道筋を明確にし、計画を最後まで実行することが重要です。現状では足りないものが多く、足りないものを洗い出して見つけ出し、それを埋める作業が欠かせません。これなしには逆転合格はあり得ず、途中で頓挫するでしょう。計画を立てて満足してしまう学生もいますが、これもいけません。実行してやり抜く姿勢が求められます。

やり抜く覚悟が非常に重要

なぜ逆転合格をしたいのか、まずはその気持ちを突き詰める必要があります。何となく逆転合格を目指したいとなると意志にブレが生じやすく、やり抜くことができない恐れが。確固たる思いがあって、自分はどうしても逆転合格をしたい!となれば可能性は見えてくるでしょう。大事なのはやり抜く覚悟があるのかどうか。その裏付けとなる、逆転合格を目指す確固たる理由があるのかどうか。それがないと逆転合格の実現は難しいでしょう。

逆転合格はどれくらい難しい?勉強時間から難易度を解説

逆転合格はどれくらい難しいものなのか、勉強時間からその難易度をチェックしていきます。

0の状態からのMARCH逆転合格を想定

基礎固めも何もない、いわゆる0の状態からMARCHへの逆転合格を目指すとします。その際、どれくらいの勉強時間が必要なのかを解説します。

逆転合格に必要な平日の勉強時間

MARCHに合格した学生は1日平均5時間程度の勉強をしているケースが多く、これがベースになります。既に偏差値50以上にいる人が5時間程度の勉強だとすれば、ゼロベースで積み重ねていくとなればさらに1時間以上の勉強時間が必要です。そのため、平日でも6時間以上の勉強をしないと追い付けないというわけです。しかも、この時間は中身が伴っていなければいけないので、なかなか大変です。

逆転合格に必要な土日の勉強時間

土日の場合は、夏休みや冬休みのような1日丸々フリーな状況を想定します。MARCHを志望する学生の、夏休みや冬休みの勉強時間はだいたい8時間あたりとされており、先ほどのプラス1時間を考慮すると、できれば10時間は欲しいところです。いずれは平日も10時間ほど勉強できるようになれば、逆転合格への道筋はついてくるかもしれません。

0からMARCHへの逆転合格に必要な総勉強時間は?

一般的にMARCH合格のために必要な総勉強時間は1500~2000時間と言われています。もしMARCHを狙う一般的な学生の勉強時間、平日5時間土日8時間と仮定した場合、10カ月から1年程度で到達します。しかし、ゼロベースとなると話は変わります。基礎固めとして500時間以上は必要になり、できれば2500時間は確保したいところ。平日6時間土日10時間かければ、1年程度で到達します。2500時間を確保し、平日6時間土日10時間をずっと続けていけば、逆転合格の可能性は出てくるでしょう。

結論:逆転合格はかなり難しい

平日6時間土日10時間の勉強は、定期テストであれば短期的にやったことがある人は多いかもしれません。しかし、これを年間を通して行い続けなければならず、1日休めば取り返すのにかなりの労力が必要となります。ゼロベースから逆転合格を目指すのは非常に大変で、強い意志がなければ継続できません。逆転合格の難しさがお分かりいただけることでしょう。

逆転合格は甘くない!失敗する人の特徴とは

逆転合格が果たせる人もいる一方、あえなく失敗に終わる人もいます。逆転合格ができずに終わる人にはどんな特徴があるのかを解説します。

逆転できると思い込み危機感がない人

塾や予備校、家庭教師をつけることで、「逆転合格はできるんだ!」と思い込んでしまう人がいます。実際のところ、逆転合格に向けての勉強を実行し続けるのは学生本人であり、主体性がなければ逆転できません。塾や予備校におんぶにだっこでは、逆転合格はほぼ不可能です。にもかかわらず、塾や予備校に入った段階で逆転できると思い込んでしまい、危機感のかけらもない人は失敗に終わりやすいでしょう。

逆転合格を目指す大学のことを知ろうともしない人

もし明確な目標を定め、何が何でもクリアしたい場合、その目標達成に向けて色々な対策を立てるはずです。ライバルに勝つなら弱点を見つけてそれを突くのもそうですし、自分の武器を見つけて磨き上げるのもその1つ。逆転合格であれば、大学入試の傾向、必要な学力などをリサーチして、その上で足りないものを必死に補って合格につなげられます。その作業をしない時点で逆転合格への意志が強いとは言えないでしょう。オープンキャンパスにすら足を運ばず、入試日に初めてキャンパスに行くような状態では、失敗に終わってもおかしくありません。

行動せずに言い訳ばかりする人

逆転合格で大事なのは、しっかりとした計画を立て、最後まで実行していくことです。計画を立てるまでは意外と誰でもできるものの、これを実行するとなるとなかなか大変です。自分で立てた計画なのに言い訳をして勉強時間を削る、ここまでやらなくていいのではないかと勝手に計画を変えるなど。こんなことをしていれば逆転合格は夢のまた夢です。逆転合格が失敗に終わる人はやたら言い訳をして、勉強を回避しようとします。実行力に乏しく、回避力だけ高めても意味はないでしょう。

逆転合格は甘くないけどメリットも多い!逆転合格の良い点とは

逆転合格は確かに大変です。ただ逆転合格を果たした時に得られるものが大きいのもいいところ。逆転合格の良い点を解説します。

自分に自信を持てる

逆転合格のためには、毎日猛勉強を重ねてプレッシャーに耐え抜く必要があります。逆転合格に成功した人は1年の努力が報われたことを意味します。合格発表で号泣している人を見かけますが、1年やり抜いたことが報われてホッとしたことが大きいです。これだけやれば自分でもやれるんだ、やればできるんだという成功体験は、間違いなく自信につながります。自分に自信を持てるのが、逆転合格を成功させた時の特典です。

無駄な努力なんてないと理解できる

国民的なアイドルの言葉に「努力は必ず報われる」という言葉があります。しかし、本当に努力は必ず報われるものなのかと疑っている人も少なくなく、確かに必ず報われるとは断言できません。それでも努力をすればこれだけの結果が得られると知ることができれば、少なくとも、「無駄な努力なんてこの世にはない」と知ることができます。この経験は社会人になってから、困難に立ち向かう際や逆境に立たされた際に勇気を与えるはずです。

逆転合格を経験すれば、起業や転職など新たな世界でゼロから頑張る時、努力をすればいつか報われるはずだと自然と思えるでしょう。この経験の有無は自己の成長度合いに影響を与えます。

困難から目を背けなくなる

大学時代までに訪れる困難も大変なものが多いですが、社会人になってから降りかかる困難も相当大変です。修羅場に遭遇することもあれば、理不尽な思いをすることもあります。そして、色々な困難が容赦なく襲い掛かっても不思議ではありません。そんな時、正面から困難を受け止めて立ち向かえる人間になれるのか、困難を交わして回避しようとする人間になってしまうかで、今後の成長は大きく変わってしまいます。困難を受け止めることで時に痛い目を見ることもあるでしょうし、うまくいくこともあるでしょう。その経験1つ1つが様々な成長につながっていきます。

逆転合格ができた人は目の前の困難を受け止めることができます。逆転合格そのものが相当な難易度であり、自分で望んで困難に挑んだようなものだからです。それに挑んだ人にしか困難を受け止めることはできませんし、それによって成長の機会を得られます。逆転合格を目指して成功した人は、その後の人生でも同じような経験を重ねて一気に成長できるはずです。

まとめ

確かに逆転合格は甘くないですし、能動的に取り組まなければ失敗に終わる可能性が非常に高いです。しかし、逆転合格を果たすことで、色々な経験を得られます。本来なら部活動で得られるようなものが、ずっと帰宅部だった人でも得ることができ、自分自身を強くさせます。逆転合格を目指すのであれば、なぜ逆転合格をする必要があるのかを明確にしましょう。そして、意志を強く持ち、できる限りのことをやり尽くして完全燃焼できるように努力を重ねていくことができれば、おのずと逆転合格は見えてきます。