学び

志望校って高望みして良いの?どこまで高望みして良いかも解説

2021.03.28

「志望校って高望みしてもいいの?」
「高望みして失敗しない?」

このような悩みを抱えている受験生もいるのではないのでしょうか。この記事ではこのような受験生の悩みを解決します。

具体的には
・志望校って高望みして良いの?
・志望校はどこまで高望みして良いのか
・志望校を高望みするメリットとは?
・志望校を高望みするデメリットとは?
・志望校を高望みした際の成功例と失敗例を解説
・子どもが志望校を高望みしている時に親はどう対処すべき?
の順に解説するのでぜひ一読ください。

8分位で読めるのでぜひ一読ください。

志望校って高望みして良いの?

志望校を選ぶ際、どうせ受験するならいい大学に行きたいと思いますよね。

はたして志望校は高望みして良いのでしょうか。

志望校はある程度高望みしたほうが良い

結論は志望校はある程度高望みした方が良いです。なぜなら受験のモチベーションが出るから。

例えば受験に合格しても、自分がすごいと思っていない大学だったら、そこまで喜びは大きくないかも知れません。

しかし自分からみてレベルが高そうだと思っている大学に合格したら嬉しいですよね。また多くの人ができる単純作業などはIT化によって代替されると言われています。

そのためなるべく高い学歴を持つことで、ITに代替されない仕事につけるのです。

高望みして本当に受験に合格できるの?

「高望みしていいとわかったけど、合格できるの?」

高望みしても合格できなければ意味はないですよね。しかしそれも問題ありません。なぜなら高望みして、間に合わないと思えば下げればいいからです。

例えば東京大学を目指していて、途中でダメだと思ったら九州大学を受ければいいのです。しかし最初から九州大学を目指していたら、おそらく九州大学にはいけないでしょう。

志望校は一度決めたら変えてはいけないルールはありません。そのため高望みしていいのです。

志望校はどこまで高望みして良いのか

ある程度は高望みしていいとは言ってもどの程度なら良いのかわかりませんよね。

ここでは大学受験、高校受験、中学受験に分けてどこまで高望みしていいのか解説します?

大学受験の場合どこまで高望みして良い?

大学受験の場合、最大で偏差値+7までにしましょう。

大学生は思春期も終わり、学校生活や部活を通して精神的に強くなっています。そのため高い目標に向かっていても、うまく心のバランスを保てる人が多いのです。

しかしもちろん個人差はあるので自分を分析することが大切なことは忘れないようにしましょう。

偏差値の注意点(高校偏差値と大学偏差値)

高校偏差値と大学偏差値は実は単純には比べられません。高校偏差のほうが5~10ほど高く出るからです。

そのため偏差値70の高校にいるからといって大学も偏差値70のところに入れるわけではないことに気をつけましょう。

偏差値の注意点(私立大学と国立大学)

私立大学と国立大学でも偏差値を見る際は注意点があります。それは受験回数と受験科目の多さが違うからです。

私立大学であれば学部を選ばなければ5回程度受験チャンスはあります。また共通テスト利用を使えばさらにチャンスはあるでしょう。

しかし国立大学は基本的に共通テスト+二次試験のみ。

また私立は3教科であるのに比べて、国立は共通テストがあるので5教科7科目が必要です。このように偏差値のみでは難易度は比べられないので注意しましょう。

高校受験の場合どこまで高望みして良い?

高校受験の場合、偏差値+5以内で高望みするようにしましょう。高校受験が初めての受験という人も多いはず。

そのため受験のやり方がわかっていなかったり、受験への姿勢が身についていなかったりして順調に成績を伸ばせないこともあります。

そこで高望みをしてしまうと、理想とのギャップが大きすぎて、気持ちが耐えきれません。そのため最大でも偏差値+5の範囲に収めるようにしましょう。

中学受験の場合どこまで高望みして良い?

中学受験の場合、偏差値+3が妥当です。なぜならこの時期に高望みしすぎると、自己肯定感が低い人になる可能性があるから。

高望みをすると自分の足りていないところに目が行きがちです。そのため「自分はダメな人間だ」という意識が強くなってしまうのです。

またこの時期の体験はその後の人生に大きく関わってきます。この時期に自己肯定感が低い状態が続くと、その後の人生でも自信を持てない人になるかもしれません。

そのためあまり高望みしすぎないことが大切です。

志望校を高望みするメリットとは?

志望校を高望みするメリットを解説します。

良い大学にいける

志望校を高望みするメリット1つ目は良い大学にいけるからです。

例えば100m走で考えてみましょう。100mをゴールにしている人はゴール直前でスピードを落としてしまいます。

120mのつもりで走っている人は100mを全力で走り抜けますよね。結果的にはやくゴールできます。

これと同じことが受験でも言えます。高い目標を立てることで、全力でやり抜けるのです。

自信がつく

志望校を高望みするメリット2つ目は自信がつくことです。

例えば自分が厳しいと思っていた学校に一年後合格していたらどうでしょうか。自分はやればできるのだという感覚になりますよね。

この成功体験は自信に大きくつながります。また、もし失敗したとしても後悔が少ないでしょう。

なぜならやらなかった後悔よりもやった後悔の方がマシだからです。逆に挑戦しなかった場合、「あの時、頑張っていれば」といつまでも後悔することになります。

同級生のレベルが高い

志望校を高望みするメリット3つ目は同級生のレベルが高いことです。

人は周りの環境にとても影響されています。例えば周りの生徒が「今日くらいはゆっくりカラオケいこう!」など誘ってくる人ならどうでしょうか。

少なくともその人を見て、「負けてられない」と気が引きしまることはないですよね。

一方周りの同級生のレベルが高いと、これと反対のことが起こります。周りが自分よりも勉強時間が長かったり、本気度が高かったりするのです。

すると自分も追いつこうとして自然とレベルが上がっていきます。この切磋琢磨してレベルアップしていく経験はとても貴重なものです。

志望校を高望みするデメリットとは?

志望校を高望みするデメリットを解説します。

落ちた時のショックが大きい

志望校を高望みするデメリット1つ目は落ちた時のショックが大きいことです。

志望校を高望みする場合、「合格したい」という気持ちが大きくなっていると思います。期待が大きい分、落ちた時のショックも大きくなるのです。

大きなショックを受けた心は、もう2度とこんな思いをしたくないとなります。

その結果何をするにもやる前から諦めてしまうなど、今後の行動に大きく関係してくるのです。

焦って勉強が身につかない可能性がある

志望校を高望みするデメリット2つ目は焦って勉強が身につかない可能性があることです。

受験勉強は基礎が大切です。なぜなら基礎ができていないと標準・発展問題を解いてもやった気になるだけで、力にならないからです。

しかし高望みする場合「はやく先に進まないと」という心理になりやすくなります。

そうすると
・単語帳を一周しかせず、過去問に時間を割く
・参考書を次々解いていくが、どれもやりっぱなし
といったことになるのです。

もちろん基礎を固めることが結果的に効率的に成績を伸ばすことにつながると理解できていれば問題ありません。

ですが焦って勉強が身に付かなくなることがあることは忘れないようにしましょう。

精神的にきつい

志望校を高望みするデメリット3つ目は精神的にきついことです。受験というのはただでさえプレッシャーのかかる時期です。

それに加えて高望みするとなるとプレッシャーはさらに大きくなるでしょう。

・「もし合格できなかったらどうしよぅ」
・「この勉強で間に合うかな」
という気持ちと戦わなくてはなりません。

受験鬱という症状もありますから、
・自分はストレスを受け流すのが苦手だ
・精神的な強さには自信がない
という人は高望みしないほうが良いかもしれません。

志望校を高望みした際の成功例と失敗例を解説

志望校を高望みした際の成功例と失敗例を解説します。

志望校を高望みした際の成功例

志望校を高望みした際の成功例として、諦めない人になることがあげられます。

最初は偏差値を見ても大きな差があり、周りの人からも難しいと言われる。そんな状況から一生懸命努力して、成績を伸ばして合格した体験は大きな自信になります。

自信があれば他のことにも意欲的に挑戦していけます。また難しいと思われることがあっても諦めずに全力を尽くす姿勢でいられるでしょう。

これは社会に出てからも重要とされる力です。志望校を高望みした体験はこのようにその後の人生において大きな影響を与えます。

志望校を高望みした際の失敗例

志望校を高望みした際の失敗例としてギリギリ合格したはいいものの、入学後に苦労することがあげられます。

例えばチャレンジ校だった高校に合格したとしましょう。合格を知った時の喜びは大きく、自信になるかも知れません。

ですが入学してみるといきなり赤点。周りのレベルが高く、3年間で自分は「勉強ができないのだ」という意識が植え付けられるのです。

また大学では高校よりも留年が現実的になってきます。ギリギリ入れたはいいものの、授業のレベルについていけず結局、卒業できなかったということもあり得るのです。

子どもが志望校を高望みしている時に親はどう対処すべき?

子どもが志望校を高望みしている時に親はどう対処するべきか迷いますよね。

もし対応を間違えると、子どもからの信頼を失うかも知れません。ここでは子どもが志望校を高望みしている時に親はどう対処すべきか解説します。

合格できるかを冷静に考える

まずは合格できるかを冷静に考えることが大切です。自分のことは客観的に見にくいもの。特に受験はその先の人生を左右するので、子どもは冷静に見れなくなります。

本当に子どもにとって厳しいのか、それとも努力次第では合格の可能性があるのか、親はしっかり検討しましょう。

合格可能性が低い場合は志望校を変えさせるべき

親の目線で合格できるかを考えてみて、合格可能性が低い場合は志望校を変えさせるべきです。

受験は大きな出来事です。もし子どもが不合格になった場合、高望みの反動で大きなショックを受けます。その傷は簡単に癒やされるものではありません。

他のことに挑戦するのが怖くなったり、自分を信じるのが怖くなったりするのです。そうならないように、親としてできる限りのことをしましょう。

子どもに気付かせることが大事

志望校を変えさせる際は子どもに、その志望校は厳しいことを気づかせることが大事です。

逆にやってはいけないのは子どもの志望校を無理矢理変えさせること。例えば「絶対落ちるから志望校落としなさい!」といっても子どもは聞かないでしょう。

むしろ反発して絶対受かってやるとよりやる気を出すかも知れません。

子どもに気づかせる場合は「お母さんの気持ちを聞いてくれる?」と前置きし、子どもに考えを伝えましょう。

その場合、子どもが親の意見を参考に、自分で考えて決めることになるので、スムーズにいきます。

まとめ

ここまで志望校は高望みして良いのか、どこまで高望みして良いかを解説してきました。重要なポイントをまとめます。
・志望校はある程度高望みしたほうが良い

〈志望校はどこまで高望みして良いのか〉
大学受験:偏差値+7
高校受験:偏差値+5
中学受験:偏差値+3

志望校選びは受験でとても大切です。この記事で解説したことを参考に自分にあった志望校を決めましょう。