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早慶上智の漢文なしで受験可能な学部一覧!漢文なしの私立大学も紹介

2021.03.14

早慶上智のような最難関レベルの大学を受験する際、英語がハイレベルにあることはほぼすべての学生が熟知しています。英語を必死で勉強する一方、差がつきやすいのが英語以外の科目です。文系でも苦手にする人が多い漢文の有無は死活問題と言えます。

今回は早慶上智において漢文や古文を選ばなくても受験できる学部、早慶上智以外で漢文なしで受験できる大学などをまとめました。

早慶上智の漢文なしで受験できる学部とは?

早慶上智の各学部において漢文なしで受験できる学部はどれくらいあるのか、まとめました。

早稲田大学

早稲田大学では漢文を含む「古典B」を対象にする学部が多く、早稲田大学を受験する際には現状古文と漢文の対策は必須です。

教育学部

教育学部の理系部門は、数学と理科、外国語の3科目で国語がないため、漢文なしでも受験ができます。

国際教養学部

国際教養学部は共通テスト、英語4技能テスト、外国語に関する個別学力試験が課され、国語がありません。ですので、漢文なしでの受験が行えます。

理工系3学部

先進理工学部、基幹理工学部、創造理工学部の理工系3学部は基本的に数学、理科、外国語の3科目で構成され、国語の科目がないため、漢文なしでの受験が可能です。

人間科学部

人間科学部の理系方式では数学と理科、外国語で構成され、国語の科目がありません。そのため、漢文なしでの受験が可能となります。

政治経済学部

2021年度から入試形式が変わった政治経済学部では、英語や現代文などが総合的に出題されることになりました。古文や漢文などは登場しないため、漢文なしでもいけます。

スポーツ科学部

スポーツ科学部では小論文を採用しており、漢文なしでの受験が行えます。

慶應義塾大学

慶應義塾大学に関しては全学部で漢文なしで行けます。正確には国語の試験は課されず、小論文が採用されています。この小論文の配点は学部によって異なり、経済学部のように配点の割合が低いケースもあります。また理工学部では数学と理科、外国語の3科目で最初から小論文を採用していない学部も存在するなど、古文漢文はおろか、現代文すら出題されない大学です。

上智大学

上智大学では英語は外部検定試験で行われることが多く、英語については独自試験ではないケースがほとんどです。国語に関しては「国語総合」として出題されます。多くの学部の入試要項では「古文・漢文含む」という表記が見られ、古文と漢文が出題されることがわかります。

また大学入学共通テストと独自試験を併用する方式ではほとんどの学部の独自試験で漢文が出てきません。共通テストで漢文の対応が求められることになります。文学部国文学科で古文や漢文の読解力が問われる程度です。

経済学部

経済学部の理系選択では独自試験で数学が課されます。そのため、漢文なしで受験することができます。

理工学部

理工学部では独自試験で数学と理科が課されるため、国語がありません。よって、漢文なしで受験できます。

早慶上智の古文なしで受験できる学部とは?

入試科目に漢文が含まれる学部が意外と多かったのですが、では、古文ではどうなのか、チェックします。

早稲田大学

早稲田大学では文系学部はほぼすべて古文を採用しており、政治経済学部など総合問題を出す場合を除き、古文なしで受験するのは難しいです。今後変化する可能性も考えられますが、現状では古文の勉強は必須と考えるべきでしょう。

慶應義塾大学

漢文同様、国語ではなく小論文を導入している関係で、全学部において古文なしで入試に参加することができます。早稲田のように古文が入試科目になっている大学が多い中で、慶應義塾大学は古文漢文は必要とせず、いかに小論文で高得点を残せるかがポイントになります。

上智大学

漢文の項目でもご紹介しましたが、国語は「国語総合」として出題され、入試要項では「古文・漢文含む」と書かれています。ほとんどの学部で古文と漢文が出題されることは明白で、一部の理系学部以外では古文はしっかりと出題されます。共通テストを利用する場合でも古文漢文が含まれるほか、共通テストと独自試験の併用方式でも、文学部国文学科において古文が登場します。

共通テストを利用する場合でも完全に古文を使わずに受験するのは厳しく、早稲田同様、古文の対策をしておく必要があるでしょう。

漢文なしで受けられる有名私立大学一覧

早稲田や上智のように古文漢文を必要とする大学、慶應義塾のように小論文で対応する関係で古文漢文を必要としない大学に分かれます。では、他の大学はどうなのか、有名私立大学を中心に解説します。

青山学院大学

青山学院大学では多くの学部で古文や漢文が個別学力試験で課されず、現代文のみで受けられます。古文漢文いずれも課されるのは文学部日本文学科、史学科、比較芸術学科の3つ、古文は出題されるけど漢文が出題されないのが文学部英米文学科で、これ以外の学部学科では古文漢文なしで受けられます。

東京理科大学

東京理科大学は理系大学ですが、文系でも受けられる学部に経営学部があります。経営学部の一般入試における入試要項を見ると国語総合のところに、「古文・漢文を除く近代以降の文章」と書かれています。要するに現代文のみ出題されることが明確に書かれています。数学が課されるため、数学が得意な文系が受ける学部ですが、現代文のみで済むのは大きな要素となるでしょう。

法政大学

法政大学ではT日程であれば国語を選ばずに受験を行うことができます。その場合は数学を選ぶことになりますが、国語を選んだ場合でも「古文や漢文の独立問題は出題しない」ため、文学部日本文学科以外は現代文のみで受けられます。その他の日程でも、法学部のように古文は出題範囲とするものの、漢文は出題範囲としない学部、経済学部や社会学部のように古文も漢文も出さない学部に分かれます。

文学部では哲学科や日本文学科、史学科で古文漢文を必要とするケースがある一方、その他の学科は古文を出題範囲に含んで、漢文は出さないようになっています。

まとめ

早慶上智の間でも古文漢文を出すか出さないかでかなりはっきりと分かれていることがお分かりになったかと思います。慶應義塾大学のように小論文に統一し、現代文すら出さないケースがある一方で早稲田や上智のように古文漢文を重んじるケースもあります。とはいえ、現代文のみだから楽と言い切れないのも難しいところで、現代文のみだから取りこぼしが許されないことも考えられます。

また古文漢文も勉強量をそこまで多くしなくても効率的に勉強を行っていけば十分な点数を確保することができます。むしろ理系学生にとって得点源にすることもできるくらい、きっちりと勉強すればチャンスが大きい科目です。まずは志望校・志望学部を明確にし、その結果、古文漢文が必要かどうかを調べて対策を立てていきましょう。