学び

早慶上智の英語難易度・レベルとは?早慶上智内の難易度ランキングも公開

2021.03.14

偏差値が高い大学の共通点は総じて英語が難しいこと。難関大学における英語の難しさに多くの受験生が苦しむ。私立大学の最高峰に位置する早慶上智においては、英語の難易度はどれくらいなのでしょうか。

早慶上智の英語の難易度や英語科目の配点、特徴、早慶上智内での英語難易度ランキングなどをまとめました。

早慶上智の英語難易度・レベルはどれくらい?

早慶上智の英語難易度やレベルはどのくらいなのか、様々な面からチェックしていきます。

偏差値面から見る英語難易度・レベル

早慶上智は文系学部を中心に偏差値が65~70あたりに集まっており、英語の難易度も偏差値に準じた難易度になると想定できます。センター試験時代では英語で満点を獲得しても偏差値70を確保するのは難しく、早慶上智レベルの偏差値をたたき出すには、センター試験や共通テストで満点クラスの成績を残すことが「最低限」に。偏差値の面から見ただけでいかに英語の難易度が高いかがわかります。

入試問題面から見る英語難易度・レベル

早慶上智それぞれに入試問題の特徴がありますが、どの大学にも共通しているのが、長文読解1題あたりの語数が非常に多い点です。500語は当たり前、600、700、800、1000まで行くケースもあります。慶應の文学部のように辞書を持ち込んでいいという、一見すると好条件の学部もありますが、記述問題が多く、英作文を含め記述の力をつけないとどうにもなりません。高いレベルでの総合力が問われるのが早慶上智の英語入試です。

早慶上智の英語は英検何級レベル?

早慶上智レベルの英語入試でがっぷり四つに組むにはしっかりと語彙力をつける必要が出てきません。早慶上智に太刀打ちするために求められる語彙力は7,000~10,000語レベルとされ、英検準1級と同じ語彙力が求められます。語彙力だけで判断するのであれば、早慶上智の英語は英検準1級と考えるのが妥当でしょう。

早慶上智の英語科目の配点と平均点を学部別に解説

早慶上智の英語科目の配点や平均点について、各大学の学部ごとに解説を行います。

早稲田大学の英語科目の配点と平均点

2021年度から総合問題という形で出題される政治経済学部を除いた、早稲田大学の各学部の配点と平均点をご紹介します。商学部は配点が60点ないし80点で、平均点は合計45.729点です。法学部は配点60点平均点27.987点、社会科学部は配点50点平均点19.404点、教育学部は配点50点平均点は非公表です。国際教養学部は配点80点で平均点が54.141点、文化構想学部が配点75点平均点が36.901点。

基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部は配点120点で平均点はいずれも非公表となっています。文学部は配点75点で平均点が39.154点、人間科学部は配点50点平均点29.061点です。学部によって平均の得点率に大きな違いが見られます。(参照:早稲田大学)

慶應義塾大学の英語科目の配点と平均点

続いて2021年度における慶應義塾大学各学部の配点と平均点をご紹介します。文学部は配点150点で平均点が77.32点、経済学部が配点200点で平均点は非公表、法学部は配点200点で法律学科が104.55点、政治学科が106.65点と平均点に違いがあります。商学部は配点200点で平均点が100.3点です。

医学部と理工学部は配点150点で平均点は非公表、総合政策学部と環境情報学部は配点200点で平均点は非公表、看護医療学部は配点300点、薬学部は配点100点ですが、こちらも平均点は非公表です。(参照:慶應義塾大学)

上智大学の英語科目の配点と平均点

最後に上智大学の各学部の配点をご紹介します。上智大学では英語外部検定試験を利用するTEAPスコア利用型が一般的です。配点は基本的に150点で、経済学部経営学科が200点、経済学部理系と理工学部が100点に設定されています。共通テスト併用型で英語の独自試験が課せられるのはまず文学部英文学科で配点は100点、次に経済学部経営学科の英語選択で配点150点、外国語学部で配点50点です。

ちなみに共通テスト利用型において外国語外部検定試験の提出を行うことができ、CEFRレベルでC1を超えれば200点とみなされます。ちなみにCEFRレベルでC1になるには英検で1級が必要で、B2だと100点になってしまうため、普通に共通テストを受けた方がいい場合がほとんどです。(参照:上智大学)

早慶上智の英語難易度を配点・平均点から考察

上智大学のように率先して外部試験を導入する場合、事前に英語力を高める必要があります。このため、英検だけでなくTOEFLやTEAPなどが重要となり、少なくとも英検準1級以上を受験時に取得しないと厳しいでしょう。英検のように高3秋が実質的なラストチャンスになる場合は高3秋までに準1級レベルを確保しなくてはならず、その難しさがあります。

早慶に関しても受験者平均点で5割を確保するのがやっとで、かなりの苦戦が想定できます。今後早慶も外部試験を本格的に導入する可能性があり、上智レベルの英語力を事前に確保することが求められます。

早慶上智の英語の特徴を大学ごとに解説

早稲田大学の英語の特徴

早稲田大学では配点こそ違いがありますが、試験時間はどの学部も90分で行われます。90分と聞くと長く感じる方もいるでしょうが、1題あたりの語数が多く、それに付随して問題数も豊富にあり、英作文も課せられるため、実際は90分でも足りないぐらいです。特に英作文は演習量が如実に出てしまい、日本語で文章を考えてそれに英語を当てはめた結果、よくわからない英文になってしまうことも。テキパキとスピーディーに正確に答えられるかがカギになります。

慶應義塾大学の英語の特徴

慶應義塾大学の英語入試に関しても早稲田大学と似ており、英語長文の文章量が多いうえに問題量が豊富で、語彙力もかなり問われます。慶應も90分、問題量が多いために時間配分が大きなカギを握ります。長文読解1題につき20分、30分とかかるのが普通で、いかに素早く読み解けるかがポイントになるでしょう。

上智大学の英語の特徴

上智大学では外部検定試験の結果を利用するため、英語の独自試験で特徴を見出すのは難しいです。一部学部の独自試験ではマーク式と記述式の併用で行われるなど、求められるレベルは英検準1級以上の語彙力を要するものと想定できます。

早慶上智内での英語難易度ランキング

早慶上智の中で一番英語が難しい大学はどこか、ランキングをつけていきます。

第3位:上智大学

英語の独自問題がかなり少なく、その多くは外部試験に委ねられており、3位にしました。しかし、英検準1級などを事前に取得しなければならず、英語に関しては他の教科よりも一歩早く準備を進めなければならず、より計画的な勉強が求められます。

第2位:慶應義塾大学

辞書の持ち込みが許されるなど、一定の配慮が見られる慶應義塾大学。ただ早稲田と比較してもその難しさは突き抜けており、早稲田とどちらが1位でもおかしくないレベルです。特に難関学部になればなるほど、時間配分をシビアに考えなければならず、いかに演習量をこなすかがポイントになります。

第1位:早稲田大学

政治経済学部では入試改革が行われるなど、現状英語の難易度を読みにくい点で1位にしました。慶應同様、90分の時間で多くの問題をこなさないといけないため、事前に過去問を多くこなし、語彙力をつける必要があります。そして、英作文を作る際に日本語で文章を作って翻訳せず、たとえ用いる語彙のグレードを下げてでも自然な英作文を最初から作ることを心がけていきましょう。

まとめ

今後は上智大学のように外部試験を活用するケースが目立ち、早い段階から英検準1級を目指す動きなどが出てくるかもしれません。結局早慶を受けるには英検準1級レベルの語彙力が必要になります。それに関する勉強が少し早まるかどうかの違い。計画的に英語の勉強を行っていきましょう。