学び

早慶上智に受かるには?合格勉強法を教科ごとに徹底解説

2021.03.14

誰もが憧れる早慶上智。早慶上智に入ることができれば、就職先も色々と可能性が出てくるだけでなく、学生生活も楽しいものになりやすいでしょう。そんな早慶上智に受かるにはどんなことをしていけばいいのか。

今回は早慶上智に合格するために必要な勉強法をご紹介するとともに、早慶上智の穴場学部、早慶上智合格に必要な勉強時間などをまとめました。

早慶上智に受かるには?必勝勉強法を教科ごとに解説

早慶上智を受けるには受験科目を決めておく必要があります。主に9科目に関して勉強法をご紹介します。

英語

早慶上智の英語の特徴

早慶の英語は私大最難関レベルとされ、英検準1級クラスの語彙力と1つの長文読解だけで500以上もある文章をスピーディに読み解く能力が問われます。学部ごとに違いはあるものの、どの学部も最難関レベルです。その一方、上智は外部検定試験を活用するケースが多く、入試までに英検などで一定の成績を残して、入試に備えることが求められます。

早慶上智の英語対策

英語における語彙力はスポーツをする際の基礎体力、筋力と同じなので、英検準1級レベルの語彙力を身につけるところから対策が始まります。その後、長文読解や英作文などの対策を1つずつこなし、過去問を何年分も解くことが求められます。上智の場合は外部検定試験で結果を残すことが重要ですが、準備すべきことは早慶対策と同じで、検定試験の過去問を行っていきましょう。

早慶上智の英語対策におすすめの参考書

「やっておきたい英語長文」シリーズは1題300語から1,000語までを網羅した参考書です。早慶の英語では500、700、1,000語レベルの英語長文が出題されます。これをいかにスピーディに解いていくかが大切であり、1冊やりこむことで長めの英語長文にも対応ができるでしょう。

文系数学

早慶上智の文系数学の特徴

文系数学といってもその難易度はやや高めな事が多く、学部によっても異なりますが、多くの学部においては数ⅡBまでの知識が問われていきます。理系数学と比べれば易しめですが、それでもレベルは高く、なめてかかると痛い目を見るでしょう。

早慶上智の文系数学対策

基本的に標準レベルの問題でいかに取りこぼさないかがポイントになるため、教科書に出てくるような問題は完璧に解けるようにするだけでなく、参考書の標準レベルはマスターしておくのが無難です。あとは学部によって問題形式や傾向がバラバラなため、特定の学部学科の過去問を解いて、傾向を知るとともに、解いたら解きっぱなしにしないことが重要です。

早慶上智の文系数学対策におすすめの参考書

「数学基礎問題精講」は、数学の基本的な問題から発展問題までをシリーズにした参考書です。文系数学の場合は基礎でも十分なレベルであり、それでも物足りない場合にはもう1段階上の参考書を行っていくといいでしょう。解説も充実しており、チャート式とは別に購入することをおすすめします。

理系数学

早慶上智の理系数学の特徴

早慶の理系数学ではバランスよく様々な分野から出題され、早稲田のように記述メインのところもあれば、慶應のように記述が少ないところもあります。ただ意外にもそのレベルは標準レベルとされ、最難関の英語とバランスをとった形で出題レベルが設定されています。もちろん十分に難易度は高いですが、いかに点数をとり、取りこぼしを防ぐか、この要素が求められます。

早慶上智の理系数学対策

いかに空欄をなくし、ミスなく答案を埋めていくかが早慶上智の理系数学のポイントです。このためにはまず全範囲の標準レベルを少なくとも網羅すること、時間を意識してスピーディに解いていくこと、同じミスを何度も繰り返さないことが大切です。参考書を何度も解く、過去問で傾向を知るなど、演習量がモノを言います。

早慶上智の理系数学対策におすすめの参考書

「合格る計算 数学I・A・II・B」は、正確さとスピーディさを一緒に鍛えられる参考書です。解き方は知っているのに時間が足りないという人におすすめで、より正しい解き方で点数を確保していくやり方を叩き込むことができます。

国語

早慶上智の国語の特徴

慶應の場合は国語ではなく小論文が出題されますが、早稲田と上智の場合、古文漢文まで出てくることがほとんどです。早稲田では語彙力も幅広いものが求められ、記述も多く、一筋縄ではいきません。上智は英語が難しい分、国語はそこまで難しくならない傾向にあります。慶應の小論文はそれぞれの学部で専門性のある題材が出されるため、こちらも簡単とはいきません。

早慶上智の国語対策

早稲田を受ける場合は語彙力を最初に身につけ、その後に読解力を高めていくことが大切です。難しい言葉も多く、サッと読むだけではなく勘違いするような文章になっており、慎重かつスピーディな読解力が問われます。上智も早稲田と同様の対策を立てれば十分高得点が狙えるでしょう。商学部では計算問題が出るなど、学部によって傾向が全く異なるため、受験する学部に合わせた対策が必須です。

早慶上智の国語対策におすすめの参考書

「入試現代文へのアクセス」シリーズは、現代文の基礎レベルから発展レベルまでをまとめた参考書です。どのように読み解けばいいかを段階ごとに理解できます。現代文の解き方がわかっていない段階から、1つ1つプロセスを経てステップアップができるため、完成編まで網羅して自力で解けるようになれば高得点も狙えます。

物理

早慶上智の物理の特徴

理科は2科目120分の試験時間で行われる早慶、入試形式によっては2科目90分で受けなければならない上智。理科は1科目45分ないし60分で解かなければなりません。早慶は短い時間に問題が詰め込まれているため正確さとスピードが求められ、上智は時間にゆとりがあり、問題の難易度も標準レベルです。この中では早稲田が一番難しく、複数の分野を融合させた問題が登場するなど、受験生を惑わせます。

早慶上智の物理対策

まず重要なのは基本的な原理を理解すること。そして、公式などを単に丸暗記するのではなく、覚えた知識を正しく活用できるのかが重要です。記述式の問題もあり、いかに答えまで導いたか、そのプロセスも重要なため、参考書で問題を解く流れを読み、自分のモノにできるまで演習を重ねていきましょう。

早慶上智の物理対策におすすめの参考書

「良問の風物理頻出・標準入試問題集」は、物理の入試問題で頻繁に出やすい問題をまとめた参考書です。丸々入試問題が出てくるわけではなく、多少変えられているほか、基礎と応用のバランスが素晴らしく、1冊解き切るころには物理の苦手意識がなくなります。

化学

早慶上智の化学の特徴

化学も時間が短い分、正確さとスピードが重要です。難易度もそこまで高くなく、あとは時間との戦いになりやすいです。化学の3分野は満遍なく出題されるため、特定の分野だけを勉強するのではなく、体系的に学んでいって知識をつけていくことが高得点を狙う上で大切です。

早慶上智の化学対策

化学のベースになるのは理論化学であり、この理論化学をマスターしないことには他の2分野の理解度が深まりにくくなります。あとは参考書を活用して1つ1つ知識をつけていき、どんどん演習問題を解いていくこと。解説を読み込んで解答までのプロセスを把握し、自分の言葉で説明できるようになるところまでいけば大丈夫です。

早慶上智の化学対策におすすめの参考書

「らくらくマスター化学基礎・化学」は、化学の基礎固めには最適な参考書です。化学は基礎を固めないことには応用を解きようがないため、まずは焦らず、基礎を徹底的に固めていくことをおすすめします。その知識を持って過去問やもう1段階上の参考書をこなすと、得点力につながりやすいです。

生物

早慶上智の生物の特徴

理科系唯一の暗記科目と言われる生物。しかし、暗記すればそのまま点数に反映されないのが早慶上智の入試問題です。もちろん暗記は必要ですが、覚えた問題をどのように活用するか、考えさせる問題が結構見受けられ、記述問題も相当あります。完璧に暗記をするのがスタートライン。それだけではスピーディに解くことは難しく、苦戦します。

早慶上智の生物対策

早々に暗記を終わらせることはもちろんのこと、とにかく早慶上智の生物の入試問題を理解することが第一です。早慶上智で傾向は異なり、それぞれに対策を立てる必要が出てきます。解説を読みながらどのように知識を使えばいいのかを知り、自力で解けるように何度も繰り返し解いていくことが大事です。

早慶上智の生物対策におすすめの参考書

「生物(生物基礎・生物)基礎問題精講」は、入試でよく出やすい問題をまとめた参考書です。基礎とはいっても解きごたえを感じるレベルになっており、暗記したものを詰め込むだけではすぐに解けないものばかりです。1冊解き切ればそれなりの得点力になるでしょう。

日本史

早慶上智の日本史の特徴

意外と苦戦しやすいのが早慶上智の日本史。上智大学の日本史はかなりハイレベルとされ、教科書の知識だけでは足りず、より細かな知識を詰め込んでいかなければ点数に結びつきません。暗記科目だから直前にやれば大丈夫!と余裕を出していると足元をすくわれる科目です。

早慶上智の日本史対策

日本史に関しては英語や国語と同様に早めに対策を立て、暗記を早々に終わらせないといけません。そして、早めに過去問に触れ、どんな問題が出やすいのか、どれくらいの難易度なのかを理解し、とにかく何回も過去問は解きましょう。そして、通史で勉強を重ね、歴史を線で覚えていき、関連する事柄を網羅していくように詰め込んでいくことをおすすめします。

早慶上智の日本史対策におすすめの参考書

「実力をつける日本史100題」は、日本史の流れを理解しながら知識をつけていくことができる参考書です。時代やテーマ、論述を厳選し、すべて自力で解けるようになるころには難易度の高い早慶上智の日本史にも対応できるようになります。

世界史

早慶上智の世界史の特徴

世界史は早慶上智三者三様の特徴が見られます。早稲田は正誤問題が出題されやすく、正確な歴史の知識が問われ、記述問題も出ます。慶應は近現代から出やすく、最近の時事につながる問題も出やすく、最新の世界情勢をつかんでおくことが大切です。上智は正誤問題はもちろん、地図問題が出やすいため、地理的な知識も問われることから総合的な知識が問われます。

早慶上智の世界史対策

まずは通史で世界史を勉強していくことが早慶上智共通の対策です。歴史を線で覚えることにより正誤問題で判別しやすくさせるほか、知識が定着しやすくなります。これを近現代で色濃く勉強していけば慶應対策になります。上智の場合は過去の地図問題を解いて、どのように出題されるのかを把握した上で、地図の理解を深めることが大切です。

早慶上智の世界史対策におすすめの参考書

「実力をつける世界史100題」は、バランスのとれた問題100題を集めた本です。解説が充実しているため、歴史を線で学んでいくことができるとともに、必要な知識を効率的に詰め込めるため、レベルアップには欠かせない1冊です。

早慶上智に受かるには?穴場学部を受験しよう

どうしても早慶上智に受かりたい、ならばどの学部を受験すれば受かりやすいのか、穴場学部をご紹介します。

穴場学部を受験することで合格可能性を上げられる

ここでの穴場学部とは、偏差値が意外と低い、倍率がそれほど高くない、入試科目が少ないから対策を立てやすいなど様々な要素を含んでいます。看板学部だと3科目すべてで対策を完璧に立てないと厳しいですが、穴場学部ならそこまでのことをしなくてもいいわけです。穴場学部の受験で合格可能性を高めることは十分に可能です。

早慶上智の穴場学部5選

上智大学文学部

上智大学文学部は7つの学科があり、哲学や史学、国文学などを学びます。女性人気が高く、男性にはいささか肩身が狭いかもしれませんが、哲学などは穴場になりやすいほか、英語は外部検定試験で事前に英検などを頑張れば、残り2科目の勉強に集中すればよくなります。

上智大学総合人間科学部

あまり聞き馴染みのない学部ですが、学科には教育や心理、看護などがあります。法学部や経済学部のように早慶と互角を演じるような学部ではないため、一生懸命勉強して、早めに英検準1級などを取得しておけば、試験勉強は多少楽になるでしょう。その点では穴場になりやすい学部です。

慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部

慶應義塾大学総合政策学部は、必須の小論文、数学もしくは外国語の選択1科目で受けられます。英語が苦手な人は小論文と数学で受けられます。数学も英語もやや難しく、一筋縄ではいかないのも事実。ただ科目を絞るのであれば、それくらいの労力はかけなければならず、偏差値の割に穴場っぽさを感じさせます。あとは小論文対策が正しく行えれば可能性が出てきます。

早稲田大学人間科学部

人間科学部は早稲田の中では偏差値は下から数えた方が早い学部です。人気がそこまで上がらない背景には所沢キャンパスが挙げられます。高田馬場や西早稲田と比べ、都心からも遠く、交通のアクセスもそこまでいいわけではないため、学生が敬遠する要素となります。

早稲田大学教育学部

教育学部も早稲田の中では下位学部の偏差値にあたりますが、こちらは人間科学部と違って高田馬場が最寄り駅のキャンパスに。学科が色々と分かれており、将来的に教職を狙いたいなど、それなりに考えがある人であれば教育学部がいいでしょう。

早慶上智に受かるにはどれくらいの時間勉強すればよい?

早慶上智に合格するためには、一体どれくらいの勉強時間が必要になるのか、解説します。

早慶上智に合格するために必要な勉強時間

早慶上智に合格するために必要な勉強時間は、高校3年間で4,200時間ほどです。この数字は難関大学を受験し、現役で合格した学生にアンケートをとって算出されています。実は現役で不合格だった学生は3,800時間ほどとわずか400時間しか変わらないにもかかわらず、大きな差がついています。3年間で3,800時間でも十分な勉強時間に思えますが、これよりも長い時間勉強しないと早慶上智には合格できないと考えるべきでしょう。

学年ごとの勉強時間の目安

高校1年生

現役で難関大学に合格した学生は高校1年生の時にはおよそ800時間勉強していました。そのため、この800時間が1つの目安になります。現役で不合格だった学生は720時間ほど勉強していたため、このあたりも参考になるでしょう。単純に1年365日で割れば、1日当たり2時間以上ですが、これに学校の勉強も含むので相当な勉強時間になります。

高校2年生

高校2年生では、現役で難関大に合格した学生は1,150時間も勉強をしていました。不合格だった学生は1,000時間とこちらも十分な勉強をしていましたが、さらに150時間、1日あたり30分を上乗せできるかどうか、その根性も問われることになります。

高校3年生

高校3年生では不合格に終わった学生でも2,100時間の勉強を行います。ここでも現役合格者はさらに150時間を上乗せした、2,250時間の勉強を行うのです。ここでの2,250時間は、過去2年で2,000時間近く勉強してからの2,250時間なので、2,000時間近く勉強してこなかった学生は、より長い時間勉強をしないと追いつかない計算です。

まとめ

早慶上智に合格するには涙ぐましい努力が必要であることは明らかで、1日でこれだけ勉強した!と納得するのではなく、もっと勉強しようと思える精神状況、メンタルが問われます。そして、効果的に勉強を行い、効率なども重視して学習を重ねていき、結果を出していきましょう。