学び
2021.03.14
「勉強しているのに成績が上がらない!」
「どうすれば成績は上がる?」
一生懸命、受験勉強しているのに、全然成績が上がらないこのように不安になりますよね。しかし成績が上がらないの、間違ったやり方で勉強しているからかもしれません。
この記事では勉強しても成績が上がらない原因や改善策を解説します。
具体的には
・勉強しても成績が上がらないのは病気なの?
・勉強しても成績が上がらない人に共通する特徴とは?
・勉強しても成績が上がらない場合の改善策を学年ごとに解説
・勉強しても成績が上がらないのが辛いと感じる場合の対処法や考え方
の順に解説します。
10分くらいで読めるのでぜひ一読ください。
勉強しても成績が上がらないのは病気なのでしょうか。
勉強しても成績が上がらないとしてもほとんどの場合病気ではありません。
もちろん中には平均的な人より知能が生まれつき低い人もいます。
しかし日常生活を普通に送り、高校に通っていて不都合なことがないので有れば、問題ないと言えるでしょう。
もし、過去にも心当たりがあるという場合は一度病院に行ってみるのがおすすめです。
同じ時間勉強していても成績が上がる人と上がらない人がいますよね。その違いは勉強の仕方にあります。
ここでは成績が上がらない原因を解説します。
成績が上がらない理由1つ目は復習不足です。
成績を上げたいなら、復習をすることはとても大切です。なぜなら、人の脳は復習しない情報は忘れるようにできているから。
例えば母の名前を答えてと言われたらすぐに言えますよね。しかし1週間前の夜ご飯は?と聞かれたら困ると思います。
これは生きてきた中で何度も母の名前を復習しているからです。このように人は何度も使われた情報を「忘れてはいけない重要な情報なのだ」と認識するのです。
成績が上がらない理由2つ目は勉強時間が少ないからです。
単純なことですが、勉強時間が少ない人と多い人では多いは人の方が成績が伸びますよね。成績がどんどん上がっていく人は勉強時間をたっぷりとっています。
つまり当たり前の基準が高いのです。成績が伸びる人にとって9時間勉強は当たり前、その中でいかに密度を濃くしていけるかを考えています。
一方成績が伸びない人は5時間の勉強で満足してしまうのです。
成績が上がらない理由3つ目は時間をはからないからです。
時間を測ることで勉強の密度は大きく上がります。
例えば夏休みの宿題を夏休みが終わる前日にやった記憶はないでしょうか。最終日はいつもなら考えられないほど集中して宿題を終わらせますよね。
このように締め切りがあると人の集中力は倍増するのです。受験でも同じことが言えます。
「今から1時間は英単語を100個覚える」と決めることで、常に時間を意識しながら勉強できるのです。
勉強しても成績が上がらない人に共通する特徴を解説します。
学習計画面での共通する特徴を解説します。
学習計画面での共通する特徴1つ目は目標を立てていないことです。
目標を立てないということはゴールのわからないマラソンをしているのと同じ。
マラソン選手は42.165キロで終わるとわかっているから走れるのです。
学習計画面での共通する特徴2つ目は目標が曖昧なことです。
目標を「夏休みで英語を頑張る!」と決めていないでしょうか。英語を頑張るではなく、「この参考書を3周する!」と具体的に決めましょう。
学習計画面での共通する特徴3つ目は期限を決めないことです。
例えば高校の課題は次の授業などの期限があるので、ほとんどの人が出しますよね。しかし期限なしの課題が出たら、どれだけの人が出せるでしょうか。
期限を決めないことは実行できません。
学習に対する理解面での共通する特徴を3つ解説します。
学習に対する理解面での共通する特徴1つ目は自分で説明できるか確認しないことです。
成績が上がらない人は、学んだことを本当に理解できているのか確認しません。しかし実際に説明できるかやってみると、全然できないもの。
ここを説明できるようにしていくと成績は伸びていきます。
学習に対する理解面での共通する特徴2つ目は覚えきるまでやらないことです。
例えば英単語1000個があったとします。成績の伸びない人は900個で満足してしまうのです。
しかし英単語は英語の基礎。この最後の爪の甘さが積み重なると成績は伸びにくくなります。
学習に対する理解面での共通する特徴3つ目はわからないところをそのままにすることです。
わからないところをわかるようにしていくことで成績は伸びていきます。当たり前のことをしっかりとやれば成績は伸びるのです。
学習の実行面での共通する特徴を3つ解説します。
学習の実行面での共通する特徴1つ目は
学習の実行面での共通する特徴2つ目は1問に時間をかけすぎることです。
わからない問題を長時間考えていたら、受験は時間が足りません。
5分考えてわからない場合は答えを見るというように、答えを見て溶けるようになることを重視しましょう。
学習の実行面での共通する特徴3つ目はたくさん解けばいいと思っていることです。
成績はもちろんたくさん解くことで伸びます。しかしそれは理解、復習をした場合の話。ただ闇雲にたくさん解いても成績は伸びません。
そのことは忘れないようにしましょう。
塾面での共通する特徴を3つ解説します。
塾面での共通する特徴1つ目は授業を聞いていないことです。
塾の授業は成績を伸ばすために作られた優秀なカリキュラムです。しっかりと取り組めば成績は伸びます。
しかしどんなにすごい授業も聞いていなければ、無駄。せっかく塾に行くのであれば、授業を有効活用しましょう。
塾面での共通する特徴2つ目はわかっていないのにわかったと言ってしまうことです。
個別塾では自分のペースに合わせて進めてくれます。
しかし成績が伸びない生徒は、わからないところで立ち止まらず、わかったと言ってしまうのです。
塾面での共通する特徴3つ目はノートを取ることに集中しすぎていることです。
たしかにノートを取ることは大事です。しかし、ノートを取るよりも授業の理解の方が大切。
ノートは見返して読めればいいので、まずは儒教の理解を優先しましょう。
勉強しても成績が上がらない場合の改善策を学年ごとに解説します。
中学生が勉強しても成績が上がらない場合は勉強のやり方を学びましょう。
例えば
・朝は数学系の理解が重要な勉強が良い
・復習重視の勉強で記憶に定着する
・疲れる前に休憩を挟むと長く勉強できる
など勉強のやり方をわかっていないことが多いです。
学校で学ぶことは少ないでしょうから本などから自分で学ぶことが大切です。
次に高校生が勉強しても成績が上がらない場合を解説します。
高校1年生で勉強しても成績が上がらない場合は中学範囲をやり直しましょう。
高校の勉強は中学の勉強を元に行っています。そのため中学の勉強が固まっていないと、高校で全く成績が伸びなくなるのです。
高校2年生で勉強しても成績が上がらない場合は高校範囲の基礎を徹底しましょう。
基礎を固めた後に標準、発展と進むことで成績は順調に伸びます。逆に伸びていないということは、どこかに穴があるということ。
その穴を埋めるために基礎を復習していきましょう。
大学受験を控えた高校3年生が勉強しても成績が上がらない場合はアウトプットを重視しましょう。
受験勉強が本格化して、ずっと机の前で参考書を読んでいないでしょうか。
知識はアウトプットすることで記憶に定着しやすくなります。つまり問題演習をしていくことが大切なのです。
知識を学んだ後は問題演習を重視して、知識を使うようにしていきましょう。
勉強しても成績が上がらない場合は模試や過去問を解いても苦手を見つけましょう。
浪人生は一通りの勉強をしているので、たしかに成績は伸びにくいです。
しかし苦手な分野をうまく見つけて、集中的に勉強することで、まだ成績は伸ばせます。
勉強しても成績が上がらないのが辛いと感じる場合の対処法や考え方を解説します。
勉強しても成績が上がらないのが辛いと感じる場合の対処法や考え方1つ目は睡眠を最優先にすることです。
睡眠をしっかり取ることで自律神経が整うので気分が安定しやすくなります。
具体的には
・寝る前90分前に風呂出る
・寝る前2時間はスマホを見るなど脳が興奮することをしない
・睡眠は7~8時間とる
ことを徹底しましょう。
勉強しても成績が上がらないのが辛いと感じる場合の対処法や考え方2つ目は日記を書くことです。
日記には頭の中でぐるぐる回っていた思考を、外に吐き出して冷静に見れる効果があります。
特に辛いと感じているときは、辛いという思考にどっぷりと浸かってしまいやすいです。筆記を書いて自分の気持ちを吐き出すことで気持ちを落ち着かせましょう。
また日記を書いて自分を客観的にみることで、
・疲れているときは休む
・元気なときは頑張る
と調整し、継続して勉強できるようにしていきましょう。
勉強しても成績が上がらないのが辛いと感じる場合の対処法や考え方対処法3つ目は人に話すことです。
人のストレスホルモンは人に相談するだけで9割も減ることがわかっています。しかも問題を解決する必要はなく、人に話すだけでこれだけの効果が見られたのです。
そのため家族や友達に「ちょっと話聞いてくれる?」と話を聞いてもらいましょう。
ここまで勉強しても成績が上がらない原因、共通する特徴や改善策を解説してきました。
重要なポイントをまとめます。
勉強しても成績が上がらない理由
・復習不足
・勉強時間が少ない
・時間をはからない
勉強しても成績が上がらない場合の改善策
・アウトプットを重視する