学び

志望校を下げるのはあり?大学受験で志望校を下げる判断基準も解説

2021.02.17

「志望校を下げようか悩んでいる」
「志望校を下げる基準が知りたい!」

この記事ではこのような疑問を解決します。

具体的には
・志望校を下げるのはあり?逃げなの?
・志望校を下げる判断基準とは?
・志望校を下げる時期はいつ頃が良い?
・志望校を下げる時に後で後悔しないためのポイント
・志望校を下げる場合に親が取るべき対応とは?
の順に解説します。

10分くらいで読めるのでぜひ一読ください。

志望校を下げるのはあり?逃げなの?

志望校を下げるのはありなのでしょうか。

基本的に志望校は下げないほうが良い

基本的に志望校は下げないほうが良いです。実際、志望校を下げた学生は良い結果になっていない人が多いです。

志望校を下げないほうが良い理由

ではなぜ志望校を下げないほうが良いのか理由を解説していきます。

勉強の質が下がる

志望校を下げないほうが良い理由1つ目は勉強の質が下がるからです。

今までは必死に勉強しないと受からないと思っていたのに、志望校を下げることで「受かるだろう」と油断が生まれます。

油断は受験においてとても危険。なぜなら人は危機感を持ったときに、ノルアドレナリンという脳内物質が出てパフォーマンスが上がるからです。

例えば締め切り間近の課題をやっているときにいつもより集中できるのはそのため。

志望校を下げることで、油断が生まれ集中力が下がってしまうのです。

勉強時間が少なくなる

志望校を下げないほうが良い理由2つ目は勉強時間が少なくなるからです。

志望校を下げた生徒を見ていると今までは「もっと追い込まないと!」という前のめりだった姿勢がなくなります。

すると前はしんどくても夜まで頑張っていた生徒が「今日はいいか。明日その分頑張ろう」と勉強を切り上げてしまうのです。

その結果、勉強時間が少なくなります。

将来の選択肢が狭まる

志望校を下げないほうが良い理由3つ目は将来の選択肢が狭まるからです。志望校を下げることで将来選べる選択肢は狭くなります。

例えば名のある大学に行けば、難易度の高い企業も低い企業も選択肢に入ります。しかし大学によっては難易度の低い大学しか選べないこともあるのです。

志望校を下げる判断基準とは?

志望校を下げる判断基準は何なのでしょうか。

将来やりたいことが変わったとき

志望校を下げる判断基準1つ目は将来やりたいことが変わったときです。

大学はその大学でしか取れない資格や、そこにしかいない教授など、偏差値とは違う基準で選ぶこともできます。

そのため将来やりたいことが変わり、志望校を下げることで、その夢に近づけるなら志望校を下げてもいいでしょう。

ただし受験への不安、焦りがきついからと言う理由で志望校を下げるのはおすすめしません。自分の中で妥協したという記憶が残って後悔につながるからです。

「あのとき頑張っていれば・・・」とならないためにも、妥協して志望校を下げるのはやめましょう。

絶対に合格できないとき

志望校を下げる判断基準2つ目は絶対に合格できないときです。

例えば受験直前の12月に帰ってきた模試の結果でE判定だった場合、そのまま受験をするのは懸命ではありません。

一旦落ち着いて「今の志望校で本当にいいのか」考える必要があります。

例えば浪人を覚悟してでもその大学が良いなら、そのままでもいいのですが、そうではない場合は変更が必要でしょう。

このように受験直前の時期になると、戦略的に志望校を下げることは十分ありえます。

金銭的に厳しいとき

志望校を下げる判断基準3つ目は金銭的に厳しいときです。

「~大学に行きたい!」
という気持ちがあるのは素晴らしいことです。

しかし多くの場合、大学の費用は親に払ってもらいます。そのため自分の意思だけでは、どうにもならないこともあるでしょう。

その場合は奨学金などを検討した後、志望校を下げるのも1つの選択肢です。

志望校を下げる時期はいつ頃が良い?

志望校を下げるタイミングを間違えると大変なことになるかもしれません。志望校を下げる時期はいつ頃が良いのでしょうか。

志望校を下げる判断は遅すぎるとダメ

志望校を下げる判断は遅すぎるとダメです。なぜなら受験直前に変えてしまうと、落とした大学の対策が間に合わず、不合格になってしまうから。

せっかく志望校を下げたのに、不合格になってしまったら、ずっと後悔することになるでしょう。

そうならないために志望校を下げるベストなタイミングを解説してきます。

志望校を下げる最終判断は高3夏頃がベスト

志望校を下げる最終判断は高3夏頃がベストです。高3の夏頃であれば、志望校をさげたとしても十分対策のための時間があります。

また夏休み直後にある模試をみれば、現在の志望校に間に合うかどうかもかなりわかります。

「これだけやってもこの結果か」
となった場合は志望校の変えることを真剣に考えてみましょう

諦めたくない場合は共通テスト後まで

諦めたくない場合は共通テスト後まで頑張ることができます。最終の決定は共通テストの自己採点を行って判断できるのです。

その点数を見て「行ける!」と思えばそのまま第一志望にいけばいいですし、「厳しい」と思えば志望校を下げられます。

志望校を下げる時に後で後悔しないためのポイント

志望校を下げる時に後で後悔しないためのポイントを解説します。

納得して志望校を選ぶ

志望校を下げる時に後で後悔しないためのポイント1つ目は納得して志望校を選ぶことです。

なぜなら納得感を得られていないと「あのとき志望校を下げていなかったら」といった考えになるからです。

例えば大学に入って自分が想像していた大学生活と違かった場合、「志望校を下げていなかったらもっと楽しいキャンパスライフだったのに」という思いが強くなってきます。

その結果、大学に在学しながら受験生として勉強する、仮面浪人になることもあるのです。

また就活でうまく行かないとき、「大学を一つ下げていなければもっとうまくいったのに」という思いに駆られるかもしれません。

しかしその時思ってももう過去は変えられません。そのため本当に志望校を1つ下げた人生で後悔はないのか考えてから選択するようにしましょう。

信頼できる人に相談する

志望校を下げる時に後で後悔しないためのポイント2つ目は信頼できる人に相談することです。

本当に志望校を下げて後悔はしないかと考えるのは大切なことです。しかし自分一人で考えていても、考えられる範囲は限られています。

そんなときは信頼できる人に相談してみましょう。

例えば自分の好きな先生に相談してみましょう。すると自分の体験談や、今まで見てきた受検生の体験談を語ってくれるかもしれません。

その話を聞いてより志望校を下げてもいいという思いを固めるかもれませんし逆もありえます。

また自分の好きな偉人や、著名人の本を読んだり、ネットで調べて情報を得たりするのも一つの手です。

最初に決めた目標をやりきりなさいと書いてあるかもしれませんし、柔軟に変化しなさいと書いてあるかもしれません。

このように自分の中だけではなく、いろいろな視点を取り入れて考えてみましょう。そうすることで後悔する確率は大きく減らせるでしょう。

絶対に油断しない

志望校を下げる時に後で後悔しないためのポイント3つ目は絶対に油断しないことです。人間ですから何も意識せず志望校をさげると自然に緊張感が減ります。

その結果、下げた志望校にもおちることがあるのです。そうなった場合、大きな後悔が残ります。

そうならないためにも事前に「絶対油断しない」と気持ちの準備をしておきましょう。

志望校を下げる場合に親が取るべき対応とは?

志望校を下げる場合に親が取るべき対応を3つ解説します。

子供の意思を尊重する

志望校を下げる場合に親が取るべき対応1つ目は子供の意思を尊重することです。逆に一番やってはいけないのが、子ども考えを頭ごなしに否定すること。

親としても
「これだけ高いお金を払って塾に行かせたのだから~大学以上はいってほしい」
などといった期待があるでしょう。

しかしそのような思いを伝えるにしてもまずは子どもが志望校を落としたいと考えていることを受け入れるべきです。

子どもの話を聞いた後に「私は志望校を落とさず頑張って欲しいけど、最終的にはあなたの意見を尊重するね」と伝えてあげましょう。

落ち着いて話し合いをする

志望校を下げる場合に親が取るべき対応2つ目は落ち着いて話し合いをすることです。

受験でよくあるのが親と子どものコミュニケーションが取れておらず、感情的な話し合いになること。

例えば子どもから「いきなり志望校を下げたい」と言われたとき、「~大学目指して頑張るっていってたのはどうなったの?」と感情的に返さないようにしましょう。

まずは子どもがどう思っているかを聞くことが大切です。

またいきなりの情報に驚かないように普段から、志望校や将来について今どう考えているか、やり取りできていると理想的です。

もし直接話す時間が取れない場合はLINEなどの文字上でもいいので、話しておくといいでしょう。

応援する

志望校を下げる場合に親が取るべき対応3つ目は応援することです。

子どもの判断は大人から見ると、
「そんなすぐ決めちゃっていいの?」
「どうなるかよく考えて出した決断?」
と言いたくなるもの。

しかし批判的な姿勢を続けていると、「親は自分の味方じゃない」と思われ、話を聞き流すようになってしまいます。

たとえ失敗したとしても「子どもの人生なのだから」と考え、子供の選択を応援してあげましょう。

まとめ

ここまで志望校を下げるのはありか、大学受験で志望校を下げる判断基準を解説してきました。

重要な内容をまとめます。

・基本的に志望校は下げないほうが良い
下げてもいいのは以下の3つのとき
・将来やりたいことが変わったとき
・絶対に合格できないとき
・金銭的に厳しいとき

志望校はよく考えて下げないと一生後悔することになるかもしれません。ここで紹介した基準に従って、本当に志望校を下げていいのか検討してみましょう。