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早慶上智の偏差値ランキング!偏差値推移や偏差値の高い学部も解説

2021.02.17

全国的な知名度が高く、そのレベルもトップクラスに位置する早慶、この早慶と同格の存在として括られることが多い上智。早慶上智の大学群は幅広い年代に知られるものとなっています。

そんな早慶上智の偏差値ランキング、偏差値の推移や偏差値の高い学部、そして、早慶上智の難易度差や早慶上智に行くならどこがおすすめかなどを解説します。

早慶上智とは?

早慶上智は早稲田、慶應義塾、上智の3大学で形成される大学群です。早慶上智という括りは1980年代から存在しており、早慶に上智大学が力量的に接近し始めてから早慶上智と呼ばれるようになりました。それ以降は早慶のライバル関係に上智が割って入るような構図となって、今に至ります。

早慶上智の偏差値を徹底解説

早慶上智の偏差値は現在どのくらいなのか、河合塾の偏差値を参考にランキングなどをまとめました。

早慶上智の学部学科ごとの偏差値ランキング

第76位タイ:上智大学神学部神学科 偏差値57.5
第76位タイ:上智大学総合人間学部看護学科 偏差値57.5

第73位タイ:慶應義塾大学看護医療学部看護学科 偏差値60.0
第73位タイ:上智大学理工学部物質生命理学科 偏差値60.0
第73位タイ:上智大学理工学部機能創造理学科 偏差値60.0

第71位タイ:上智大学外国語学部ロシア語学科 偏差値60.0~62.5
第71位タイ:上智大学理工学部情報理工学科 偏差値60.0~62.5
第61位タイ:慶應義塾大学薬学部薬学科 偏差値62.5
第61位タイ:慶應義塾大学薬学部薬科学科 偏差値62.5
第61位タイ:早稲田大学教育学部理学科 偏差値62.5
第61位タイ:早稲田大学教育学部数学科 偏差値62.5
第61位タイ:早稲田大学創造理工学部社会環境工学科 偏差値62.5
第61位タイ:早稲田大学創造理工学部総合機械工学科 偏差値62.5
第61位タイ:上智大学文学部哲学科 偏差値62.5
第61位タイ:上智大学文学部ドイツ文学科 偏差値62.5
第61位タイ:上智大学文学部フランス文学科 偏差値62.5
第61位タイ:上智大学外国語学部ポルトガル語学科 偏差値62.5
第57位タイ:早稲田大学人間科学部健康福祉学科 偏差値62.5~65.0
第57位タイ:早稲田大学人間科学部人間情報学科 偏差値62.5~65.0
第57位タイ:上智大学外国語学部フランス語学科 偏差値62.5~65.0
第57位タイ:上智大学外国語学部イスパニア語学科 偏差値62.5~65.0

第27位タイ:慶應義塾大学文学部人文社会学科 偏差値65.0
第27位タイ:慶應義塾大学理工学部学問A 偏差値65.0
第27位タイ:慶應義塾大学理工学部学問B 偏差値65.0
第27位タイ:慶應義塾大学理工学部学問C 偏差値65.0
第27位タイ:慶應義塾大学理工学部学問D 偏差値65.0
第27位タイ:慶應義塾大学理工学部学問E 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学教育学部国語国文学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学教育学部英語英文学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学教育学部社会科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学教育学部複合文化学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学基幹理工学部学系Ⅰ 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学基幹理工学部学系Ⅱ 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学基幹理工学部学系Ⅲ 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学創造理工学部建築学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学創造理工学部経営システム工学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学創造理工学部環境資源工学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学先進理工学部物理学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学先進理工学部応用物理学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学先進理工学部応用化学科 偏差値65.0
第27位タイ:早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学文学部史学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学文学部国文学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学文学部英文学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学文学部新聞学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学外国語学部ドイツ語学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学総合人間学部教育学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学総合人間学部社会福祉学科 偏差値65.0

第27位タイ:上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科 偏差値65.0
第27位タイ:上智大学法学部地球環境学科 偏差値65.0

第26位:上智大学経済学部経済学科 偏差値62.5~67.5
第22位タイ:慶應義塾大学商学部商学科 偏差値65.0~67.5
第22位タイ:早稲田大学教育学部教育学科 偏差値65.0~67.5
第22位タイ:早稲田大学人間科学部人間環境学科 偏差値65.0~67.5
第22位タイ:上智大学外国語学部英語学科 偏差値65.0~67.5

第12位タイ:慶應義塾大学法学部法律学科 偏差値67.5
第12位タイ:慶應義塾大学法学部政治学科 偏差値67.5
第12位タイ:慶應義塾大学経済学部経済学科 偏差値67.5
第12位タイ:早稲田大学社会科学部社会科学科 偏差値67.5
第12位タイ:早稲田大学法学部法学科 偏差値67.5
第12位タイ:早稲田大学先進理工学部生命医科学科 偏差値67.5
第12位タイ:上智大学法学部法律学科 偏差値67.5
第12位タイ:上智大学法学部国際関係学科 偏差値67.5
第12位タイ:上智大学総合人間学部心理学科 偏差値67.5
第12位タイ:上智大学総合人間学部社会学科 偏差値67.5<

第8位タイ:早稲田大学文化構想学部文化構想学科 偏差値67.5~70.0
第8位タイ:早稲田大学文学部文学科 偏差値67.5~70.0
第8位タイ:早稲田大学商学部商学科 偏差値67.5~70.0
第8位タイ:上智大学経済学部経営学科 偏差値67.5~70.0

第4位タイ:早稲田大学国際教養学部国際教養学科 偏差値70.0
第4位タイ:早稲田大学政治経済学部政治学科 偏差値70.0
第4位タイ:早稲田大学政治経済学部経済学科 偏差値70.0
第4位タイ:早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科 偏差値70.0

第1位タイ:慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科 偏差値72.5
第1位タイ:慶應義塾大学医学部医学科 偏差値72.5
第1位タイ:慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科 偏差値72.5

早慶上智の偏差値推移

早慶の偏差値推移に関してはここ20年で激しく変化しており、法学系以外の学部学科では抜きつ抜かれつのデッドヒートを演じています。一方で看板学部以外の学部で偏差値が上昇し、肉薄する現象も起きており、全体的なレベルは上がっています。上智に関しても同様の動きを見せますが、早慶の併願先になりやすいこともあり、早慶の動きに連動しやすい部分もあるようです。(参照:プレジデントオンライン)

早慶上智の偏差値の高い学部5選

経済学部

早稲田の場合は政治経済学部の中にある経済学科、慶應と上智は経済学部ですが、早稲田と上智に関しては1番上の偏差値が経済学部であり、慶應もそれに準じたところにあり、最低でも偏差値67.5となっています。早稲田の政治経済学部は改革が行われ、経済学科も少数精鋭となり、難易度はより高まるなど、早慶上智内での経済学部の争いは激しいです。

法学部

早慶上智すべての法学部は全く同じ偏差値67.5とハイレベルの横一線状態にいます。いずれの学部も看板学部のため、その難易度は常に高い状態。ただ早慶のダブル合格で法学部がそれぞれ合格していた場合は慶應法学部をチョイスする学生がかなり多いため、法学部に関しては慶應優勢と言えます。

商学部

商学部は法学部、経済学部と比べるとやや偏差値が下がりますが、早稲田商学部が一番上で偏差値70まであります。そのため、2021年では慶應商学部より早稲田商学部を選ぶ学生がわずかに多く、難易度も高めです。

文学部

文学部は早稲田が抜きん出た存在となり、慶應と上智が同じ位置から追いかける状態にあります。難易度も高めですが、これまで登場した学部ほどではなく、附属高校の内部進学率も早慶はさほど高くないため、一般入試でのチャンスが多めです。

理工学部

早慶の理工学部は私大理工系学部の中でトップクラスの位置にあり、偏差値は当然高く、難易度も高めです。上智の理工学部は早慶上智全体の偏差値ランキングで低めのため、早慶と比べれば難易度的には低めでしょう。

早慶上智の難易度差はどれくらい?

早慶上智の難易度差はどれくらいあるのか、入試問題、倍率、偏差値の各ファクターから探っていきます。

早稲田大学の難易度

入試問題面

早稲田はどの学部も英語が相当難しく、それ以外の科目も非常に難しいレベルにあるため、一筋縄ではいきません。商学部における数学のように、60点満点の中で平均点が10点にも満たないケースもあり、相当勉強を重ねないと苦戦は必至です。

倍率面

入試改革の影響で政治経済学部で受験者が激減するなど、全体的に倍率も下がっている状況です。ただし、記念受験レベルの学生が回避した程度で全体のレベルが下がっているわけではないため、倍率が低下したからレベルも下がったということにはならないのが大きなポイントです。

偏差値面

看板学部以外で偏差値が上昇しており、現状慶應SFCなどにトップを譲るものの、早稲田の学部が慶應SFCの上に行く可能性を秘めています。看板学部、非看板学部に関係なくレベルアップが見られるのが早稲田の強みであり、ここ数年の人気上昇の秘密でもあります。

慶應義塾大学の難易度

入試問題面

共通テストを利用せず、独自試験のみで勝負する慶應。国語ではなく小論文を課すなど、早稲田や上智とは違う独自路線を歩みます。慶應SFCは小論文、英語か数学の2科目で勝負できるため、小論文の出来が左右することも。そして英語は早稲田同様、非常に難しいことが言えます。

倍率面

小論文を課す、共通テストは一切使わないなどの路線を歩んでいることもあってか、倍率も全体的に低め。科目数が少ない慶應SFC以外は倍率的に低く、看板学部ですら3倍台にとどまっているのが現状です。

偏差値面

偏差値に関しては後から慶應の仲間入りを果たした看護医療学部や薬学部を除き、高いレベルを保ち続けます。特に慶應SFCと医学部は早慶上智でナンバー1の偏差値を誇るなど、難易度の高さを物語ります。

上智大学の難易度

入試問題面

早慶と比べると、入試問題の難易度はそこまで難しいものではなく、多少時間はかかるものの、奇問難問はあまり見られない傾向にあります。一方で国語の難易度が高いなど、学部や科目で差が見られるため、志望学部ごとに対策を立てないといけません。

倍率面

早慶は倍率低下の影響を受けていますが、上智は対照的にその影響はそこまで受けていません。これは学科が細かく分けられており、募集人員が少なく、ちょっとした変化で倍率が大きく変化することも要因としてあります。年によってかなりバラつきがあるため、あまり気にしない方がいいのが実情です。

偏差値面

偏差値面では早慶と比べわずかに下回る学部が目立ちます。併願先になりやすい学部では早慶に近い偏差値に落ち着きますが、あくまでの早慶との兼ね合いによっての偏差値のため、それがない学部ではやや苦戦気味です。

早慶上智の難易度差はどれくらい?

早慶との難易度差ですが、早慶はほぼ互角で早稲田人気があったとしてもどちらが抜きん出ていると断言するには差が小さすぎます。そのため、早慶間で難易度差はほぼないでしょう。早慶と上智では経済学部でほぼ互角など、難易度差が小さい学部もありながら、理工系学部でははっきりと差がつけられ、偏差値での差がそのまま難易度差になっている印象です。

早慶上智に行くならどこがおすすめ?早慶上智を徹底比較

果たして早慶上智なら行くべきところはどこか、早慶上智で比較を行っていきます。

合格難易度面

経済学部であれば早慶上智いずれも難しく、早慶のいずれかに合格して上智で落ちるという現象が起きても不思議ではありません。ただ基本的に早慶が上、わずかに上智が下回るようなイメージでいいでしょう。

人気面

2021年12月時点での、高校生が選んだ大学人気ランキングでは、私立大学部門で慶應が4位、早稲田が6位、上智が7位といずれも上位にいます。MARCHや関関同立などの大学が入り混じる中で、それでも人気面で上位に食い込む早慶上智。ただ早慶上智間での対決となると慶應が抜きん出た存在になります。(参照:日本の学校)

世間イメージ面

THE世界大学ランキングの日本版で総合ランキング1位になったのが国際基督教大学、ICUでした。2位が慶應、3位が早稲田、4位が上智と並び、部門別でそれぞれの大学がランクインを果たしています。このため、イメージ的には三者三様のオリジナリティを発揮しており、それぞれに世間へのアピールがうまくいっているという印象です。(参照:THE世界大学ランキング日本版)

就職面

就職面では、有名企業を対象にした実就職率ランキングで慶應が私立1位、早稲田が私立4位、上智が私立5位でした。数値を見ると慶應が抜きん出ており、早稲田と上智の間も多少離れています。早慶上智全体で見れば十分高いですが、やはりこの3校で比べると差がついている状況です。(参照:大学通信オンライン)

立地面

立地面では基本的に大差がついている状況ではありません。ただ理系学部に関しては早稲田と上智が都心部にキャンパスがあるのに対し、慶應は神奈川県にキャンパスがあります。文系学部では大差がないものの理系学部のキャンパスでは都心部と神奈川で差がついています。

結論:早慶上智に行くならどっちがおすすめか

総合的に判断すれば、慶應が様々な指標で早慶上智内でトップになることが多く、その後早稲田が続き、少し離れて上智と続きます。早稲田が入試改革の影響で人気が出ていることを加味すると現状では慶應が上にいながらも早慶の激しい戦いが続くことが予想され、上智はその後ろをつく形に。三者三様で独自性があるため、魅力的な部分を探し、行くべきところを決めるのがいいでしょう。

早慶上智と他大学の偏差値・難易度を比較

早慶上智と他の大学を比較するとどのようなことになるのか。他の大学の偏差値や難易度を早慶上智より上に来るか下に来るかで解説します。

早慶上智の上

旧帝大

早慶上智の上位学部は偏差値70前後を想定するため、旧帝大の中でも東大京大のように早慶上智を上回る大学もあれば、互角の大学もあります。ただ単純な偏差値で見たもので、科目数などを加味すれば旧帝大の方が上に来ますし、難易度も上です。

東京一工

東大京大、一橋大、東京工業大の4つで形成される東京一工もその考え方は旧帝大に似ています。一橋大、東京工業大は互角で精一杯、総合的には早慶上智が負けるようなイメージです。科目数が多く、全ての科目で同じような点数をとらないといけないのは想像以上に大変です。

早慶上智の下

ICU

ICUは偏差値的に早慶上智の看板学部よりやや下回っています。ICUは早慶上智以上に独自色があるため、偏差値で単純に比べられない部分もありますが、総合的に見てわずかに下回るような情勢です。

GMARCH

これまでのMARCHに学習院大学のGが加わったGMARCH。これらの上位学部でようやく早慶上智と対等に迫ろうかという状況で、実際にはしっかりと差がつけられています。明治など難化が進む大学はありますが、上智にようやく近づけるかどうかという状況です。

日東駒専

日東駒専とはだいぶ差がついており、早慶上智を受けて日東駒専を滑り止めにするのは弱気過ぎると指摘せざるを得ません。偏差値で10ポイント以上離れると滑り止めとしては弱気で、GMARCHレベルを滑り止めとするべきでしょう。

まとめ

早慶上智のランキングは想像以上に早慶上智の間ではっきりと差がついていることをうかがわせます。入試改革を各大学が行い、それを学生や先生がどのように評価するかにもよりますが、現状早稲田がその点でリードし、慶應優勢の流れを変えつつあるのは間違いありません。上智がそれをどのように捉えてどんな改革を見せるかに注目しましょう。