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『パス単準1級』で早慶対策は可能?早慶合格に最適な英単語帳も紹介

2021.02.17

早慶の英語は私立大学の中でも最難関のレベルとされ、一筋縄ではいかないとされています。その大きな要因は豊富な語彙力を必要とするためで、必要とされる語彙力は1万語レベルとも言われます。その語彙力強化に向けて強い味方になってくれそうなのがパス単準1級。

パス単準1級で早慶対策はできるのか、パス単準1級で他の大学の対策が行えるのか、別の参考書との比較などを行っています。

『パス単準1級』で早慶対策は可能?

パス単準1級は英検準1級向けの単語帳ですが、果たしてそれで早慶対策は可能なのか、まとめました。

『パス単準1級』で早慶対策は可能

早慶で合格するために、英語の単語数は7,000語から10,000語とされ、その差にバラつきがあります。それだけ守備範囲を広くしておかないと、全く分からない単語がどんどん出てきて、自分の首を絞める結果に。そこでおすすめなのがパス単準1級です。英検準1級合格のためには8,000語が必要とされ、早慶合格に必要な単語数と合致します。2級では4,000語しか必要ではないため、準1級までに語彙力を倍にしなければなりません。

パス単準1級では単語と熟語合わせて1,850語が収録され、派生語も加えれば十分カバーできる領域です。そのためパス単準1級で語彙力を鍛えれば、十分早慶レベルの語彙力を手にできます。

早慶英語に『パス単1級』までは必要ない

パス単準1級まで行ったのだから、念には念を入れてパス単1級まで視野に入れる人もいるかもしれませんが、さすがにパス単1級まではやりすぎです。英検1級合格のためには準1級よりさらに4,000語が必要です。つまり、12,000語が目安になります。多くても10,000語あればいい早慶英語において、12,000語はやり過ぎ。ですので、パス単準1級で十分と言えるでしょう。

早慶で絶対に準1級レベルが必要な学科とは?

英検準1級レベルの語彙力が「絶対に」必要な学科は果たしてどんな学科か。慶應の場合はSFCの2学部が該当します。偏差値は早慶でトップクラス、70以上の偏差値でも合格可能性50%というレベルです。SFCは2学部とも文章が専門的で、しかも長め。専門性のある単語を覚えないと大変です。早稲田であれば社会科学部社会科学科が該当します。600語から800語レベルの長文が3つ登場し、すべて解かなければいけません。しかも、登場する単語は難解なので読み進めるのに時間が。だからこそ準1級レベルがどうしても必要なのです。

『パス単準1級』ではどこまで対策可能?

パス単準1級を勉強することで準1級レベルまでを勉強することができます。1冊マスターすれば、英検準1級レベルに合格するような語彙力を手に入れられるというわけです。それでもまだ語彙力が不足している可能性もありますが、学部によって出てきやすい話題があり、それにちなんだ語彙力が別に必要になるかもしれません。パス単準1級ではどの学部でもそれなりに通用するようなレベルまで高めてくれる存在になるでしょう。

『パス単準1級』での早慶以外の大学対策は可能か?

パス単準1級によって早慶以外でも対策は行えるのか。他の大学群に関しても調べてみました。

『パス単準1級』での東大対策

二次試験で登場する東大英語は、自由英作文からリスニング、和訳と高いレベルでの総合力が問われます。120分もある試験時間の中でみっちり英語と向き合うわけですが、英検1級を持つ人でも必死に向き合わないといけないレベルなので、少なくとも英検1級レベルの語彙力は必要になる可能性が高いです。東大英語はすべての大学で最難関とされ、構造が複雑な英文、文法などが登場します。パス単準1級では若干不十分かもしれませんが、それと同じくらい複雑な構造の英文が出されても解けるだけのスキル、経験が必要です。

『パス単準1級』での旧帝大対策

こちらも二次試験で登場する旧帝大の英語ですが、早慶と同じレベルの語彙力が必要とされています。そのため、パス単準1級で勉強をしていれば旧帝大対策になり得るでしょう。ただし二次試験においてどのような出題がなされるかはかなり分かれるため、大学によってはさらに対策を立てるべきケースも出てくるでしょう。少なくともパス単準1級をマスターすれば困ることにはなりにくいです。

『パス単準1級』でのMARCH対策

MARCHに関しては5,000語、6,000語が必要とされるため、パス単準1級だとかなり多く習得することになります。しかし、2級レベルではMARCHレベルには達しないので、パス単準1級で途中まで勉強していくのがいいかもしれません。もちろんパス単準1級以外の単語帳を使うのも、MARCH対策の場合には有効の可能性がありますが、パス単準1級でも十分対策を立てることは可能です。

『パス単準1級』とその他の参考書の難易度を比較

パス単準1級が様々な大学別の受験においてカバーできることがわかりましたが、他の単語帳と比較するとどのようなことになるのか、調べました。

『パス単準1級』と『鉄壁』

鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁は、収録されている単語数が実に3,000語を超えます。東大合格を目指す塾が作った単語帳ということもあって、その守備範囲は東大英語でも利用できるレベル。意外なことに共通テストレベルのモノも含まれているので、復習にもなりますが、鉄壁に手を出すまでに鉄壁に収録されている英単語の半分以上はおぼろげでも知っている、覚えているぐらいでないと厳しいでしょう。難易度という点では、パス単準1級よりも鉄壁の方が、収録されている単語数、レベルを加味してもかなり上の存在です。

『パス単準1級』と『シス単』

シス単は難関大学を目指す受験生なら誰でも持っていておかしくない英単語帳です。シス単では2,021語の単語と多義語が含まれており、マスターすればMARCHレベルに到達すると言われています。しかし、早慶レベルの最難関クラスにはやや届かず、カバーできていないのが実情で、シス単だけでは不十分。つまりシス単よりもパス単準1級の方がカバーでき、難易度的にパス単の方が上です。

『パス単準1級』と『リンガメタリカ』

リンガメタリカは早慶を目指す学生なら持っておきたい単語帳です。リンガメタリカの特徴は幅広いテーマに関する英文を集めており、その際、専門性の高い英単語が英文に混じっています。この英文を読んでいく中で難しい単語を覚えていきます。難易度は旧帝大、早慶レベルとされ、専門性のある文章をスラスラと読みたい際に欠かせません。パス単準1級ではカバーできない専門性のある単語を、リンガメタリカならカバーできる可能性が高いので、パス単準1級と併用して使っていくのがいいでしょう。

『パス単準1級』と『速単』

リンガメタリカと同じく、英文を活用しながら英単語を覚えていくのが速読英単語です。速読英単語は必修編や上級編とあり、上級編で早慶レベルにまで達します。そのため、速単をやる場合、必修編では不十分。必ず上級編まで手をつけましょう。パス単準1級と比較すると同じレベルにありますが、英文を読みながら覚えていく方が性に合っている方は速単もおすすめです。

早慶合格に最適な英単語帳3選

早慶合格に向けて最適な英単語帳とは何か、解説します。

パス単準1級

「パス単準1級」は音声アプリを活用して暗記に挑めるため、効率的な学習に適しています。またでる順にまとめられているため、より実践的に、覚えるべきものを優先的に覚えられるため、おすすめです。

単語王2202

「単語王2202」は、別売りのフラッシュカードを活用していくことでより効率的に勉強することができる単語帳です。楽しみながら最難関レベルまで到達できるなど、色々な仕掛けがあるのもポイント。単語王2022のホームページが用意され、抜き打ちテストを初め、単語王2202で学んだことをテスト形式で取り組めることから、習熟度がはっきりと示されるとともに、ライバルと比較ができるのも魅力的な要素です。

早慶上智の英単語

「早慶上智の英単語」は文字通り早慶上智を受験する人に向けて作られた単語帳です。英単語ばかりではなく、早慶上智の英語入試に適した解釈、和訳などが登場し、より実践的な早慶上智の入試対策が行えます。パス単準1級の後、2冊目に行うのもいいでしょう。

まとめ

早慶レベルの英語を習得するにはまず単語を仕入れるところから始めましょう。その単語のベースになるのがパス単準1級です。これで早慶対策のほとんどは完成しますが、これだけだと時事英語に対応できない場合があるため、2冊目の英単語帳が時に必要となります。リンガメタリカのようなもの、単語王2202、早慶上智の英語といった単語帳など候補はたくさんあります。あとは自分の弱点や実際に単語帳を見てみて、やりやすそうなものを選んでみてはいかがでしょうか。