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早慶は難しすぎる?難易度の高い科目や難しいと言われる理由を解説

2021.02.06

学生であれば誰もが憧れる早稲田大学と慶應義塾大学の早慶。就職面でもプライベートの面でも早慶のブランド力は凄まじく、婚活でも早慶だと有利に働くと言われるほど。そんなこともあってか、早慶に実際入るとなるとその難易度は相当なもののようです。

早慶は本当に難しいのか、早慶が難しい理由、実際の早慶の難易度、なぜ早慶は難しくなってきたのか、様々な角度から解説します。

早慶が難しすぎるって本当?

本当に早慶は難しすぎるのか、入試科目の面などから早慶の難しさを解説していきます。

早慶は科目によっては確かに難しすぎる

例えば早稲田大学の商学部の一般入試において、数学が日本でハイレベルに難しいと言われています。その難しさはあの東大よりも難しいとされ、学部学科によっては特定の科目が異様に難しいというのは確かのようです。慶應でもそのような傾向はあり、英語などで大苦戦をする学生も多くいます。科目によって非常に難しいと感じても仕方ないようです。

早慶で特に難しすぎると言われる科目は?

先ほど紹介した早稲田大学商学部の数学。その平均点は60点満点で10点を切るレベル。日本史や世界史などは30点を超え、政治経済は40点に迫る中で商学部の数学は9点台。これだけで異常に難しいことを感じさせます。また早稲田の英語は全学部で受験者平均点が5割近辺にあるなど、英語も相当難しいことがわかります。早慶を受ける学生は早慶対策を必死に行い、受験に臨んでおり、決してぶっつけ本番ではありません。にもかかわらず、60点満点で10点もとれない学生ばかりという光景は、異様としか言いようがないでしょう。

早慶が難しすぎると言われる理由とは?

複数の知識が問われる

これまでのセンター試験では単純な知識が問われ、知識を詰め込んでいれば点数が狙えました。しかし、早慶は複合的な知識が問われており、複数の知識を持ち合わせることで1つの答えを導けるようにしています。つまり、単純な知識をひたすら覚えるだけでは点数につながりにくいのです。偏差値が高ければ高いほど複合的な知識が問われていくため、早慶は難しいと感じるようになります。

論理的思考力が問われる

早稲田の商学部で出される数学の問題は、大問3つを90分で解くため、時間的にはそこまで厳しくありません。何が大変かといえば論理的思考力が問われ、一度沼にハマると脱出に時間がかかるくらい、思考の沼がとても深いことが関係しています。なぜこの結果になるのか、それを常に考えに考えて考え抜く姿勢がないと早慶合格は難しく、思考の癖がついていないと本当に大変です。

学部によってクセが違う

慶應で最も偏差値が高いのはSFCと呼ばれる2学部、総合政策学部と環境情報学部です。実は小論文と英語もしくは数学が受験科目なので一見すると難易度は低そうに見えます。しかし、英語のレベルは帰国子女じゃないと苦戦するほど難しく、数学は単純な計算問題ではなく、巡回サラリーマン問題など非常にややこしい問題が目立ちます。つまり、早慶それぞれの学部で問題のクセが異なり、それぞれで対策を立てないと大苦戦します。これも早慶は難しすぎるという所以です。

早慶の難易度はどれくらい?

早慶の難易度はだいたいどれくらいなのか、様々な観点から解説します。

偏差値から見る難易度

偏差値で見ていくと早慶はいずれも偏差値65から70あたり、先ほどのSFCで72.5といったところ。しかし、この偏差値は河合塾でC評価、合格可能性50%の数字なので、A評価をとるにはこれに5ポイントをプラスしないといけません。最低でも70はないと厳しいことがわかります。

入試問題から見る難易度

英語に関しては早慶の全学部で難しく、その語彙力は単語1万語レベル、英検準1級レベルでないと厳しく、学部に応じて専門性のある単語を覚えていかないと長文は読めません。加えて英作文の作成などやるべきことはたくさんあります。入試問題を見る限り、難易度がかなり高いことは明らかです。

受験者のレベルから見る難易度

早慶一本で受験に挑む学生は実は少なく、東大京大、東工大といった旧帝大の併願で早慶を受ける人が多いのが実情です。旧帝大などを受ける人からすれば早慶は同じレベルにある大学の1つなので、最終的に早慶に進学する人はこれらの国立大学受験で散った人がほとんど。こうした人たちと戦い、勝ちぬかないと早慶に入れないとすれば相当難易度が高いことは言わずもがなといったところでしょうか。

同レベルの国立大学から見る難易度

早慶を併願先として受験する国立大学を狙う学生たちは、東大や京大など旧帝大、一橋大学や東工大などを狙っており、いずれの大学も学歴フィルターにほぼかからないようなハイレベルの大学です。ここまで来ると運要素が強く、どれだけ勉強しても合格の可能性は五分五分と言われるほど、高いレベルで1点2点を争う勝負に。早慶でもその戦いになりやすく、難易度の高さを感じさせます。

早慶やマーチが年々難しすぎる問題に変化してきている理由

早慶やマーチはなぜ年々難しくなっていくのか、いくつかの理由が考えられますのでご紹介します。

定員の厳格化

東京には早慶を始め、MARCHや日東駒専など主力の大学が集中的に存在します。すると、全国レベルでこれらの大学に学生が集中します。この状況を改善するために文部科学省が打ち出したのが定員の厳格化。定員を決める以上、その定員になるべく抑えることを求め、逸脱すれば助成金が交付されないといったペナルティが。そのため、合格者を減らし、倍率が高まる要素となり、日東駒専まで一気に難化の流れを作り出していきます。

推薦枠の拡大

早稲田大学では将来的に推薦枠の割合を6割まで増やすことを計画に入れており、近い将来半数以上の学生が推薦入試などで早稲田に入る時代を迎えるでしょう。この推薦枠の拡大は先ほどの定員厳格化と連動しており、推薦でメドを立て、残りを一般入試で補うような形になってきています。一般入試の枠は少ないわけですから戦いが激化するのは必至。それが難化につながっていると考えられます。

知名度重視と安全志向

私大難化で受験生にどんなマインドの変化が起きたか。それは誰もが知る大学を目指し、できるだけリスクを負わないように堅実に立ち回るようになりました。少々可能性がなくても早慶を狙うのではなく、手堅くMARCHを狙います。また誰もが知る大学に入りたい気持ちが強く、学歴フィルターに引っかからない大学へ入ろうとします。早慶を狙うべき学生がMARCHに、MARCHを狙える学生が日東駒専にという感じで難化が進み、旧帝大などを志望して併願先で早慶を選ぶ学生は変わらず狙うため、自然と少数精鋭になっていきます。

早慶が難しすぎると感じる人はどうする?おすすめの対策

早慶は難しすぎるかもしれない、そのように感じた人はどんな対策をとればいいのか、解説します。

可能であれば推薦入試を活用する

偏差値が高くて厳しそうな場合、おすすめなのは推薦入試です。3年間の評定平均が一定の水準をクリアし、資格や部活で一定の成績を残していれば推薦入試を利用できます。この場合の資格は英検や数検でよく、準1級などの水準をクリアしていれば活用できる可能性は高いでしょう。これなら検定を頑張るなど、高校3年間を充実させれば合格できる可能性が出てきます。

1年間浪人をする

早慶は難しすぎると感じても、1年間浪人をすればクリアできる可能性は高まります。早慶対策に集中的に取り組み、過去問などを積極的に取り組んでいけば早慶は難しすぎると匙を投げることもなくなり、まずは頑張ってみようと思えるはずです。早慶は1年間の浪人であれば入る価値が十分ある大学なので、狙ってみて損はありません。

諦めてランクを落とす

一生懸命取り組んでも学力アップはこれ以上厳しそうだと感じた場合、早慶を諦めるのも1つの手です。自分にとって納得のいく決断であれば決して逃げではありません。もし自分自身が早慶に行きたいと強く願っていれば浪人してでも狙うべきですが、それほどではなかった場合、無理に勉強して無謀な挑戦をする必要はないでしょう。

まとめ

早慶へのチャレンジは、東大京大、東工大、一橋大などを受ける学生との勝負になってきます。生半可な気持ちで挑んではいけないのです。早慶へ行きたい本気度を改めて再認識し、本気度が高ければ勝負する、低ければ諦める、そして後悔のない選択をしていくことをおすすめします。