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早慶合格のための英語参考書ルートを単元別に徹底解説!

2021.01.19

早慶に合格するために、文系理系に関係なく重要になるのが英語です。他の科目はいい成績だったのに英語が苦手だったために早慶に合格できないというケースは昔からあります。できればそのようなことは避けたいところ。

今回は早慶に合格するために英語を基礎から積み重ねていく参考書ルートを、単元ごとにご紹介するとともに、早慶の附属高校に入るために必要な参考書に関する情報もご紹介します。

早慶に合格するための参考書ルートを単元別に解説

英語は英単語や文法といった要素が、1つ欠けても好成績は狙えません。ここでは5つの単元を中心に参考書ルートをご紹介します。

単語・熟語の参考書ルート

レベル1:速読英単語入門編

「速読英単語入門編」は長文に書かれている単語を長文とセットで覚えていくタイプの参考書です。シリーズ化されている中で入門編は基本的なレベルの単語を学べます。基礎固めをしたい場合におすすめで、ここで苦戦しているようだと早慶を目指すのはかなりしんどいです。

レベル2:DUO3.0

「DUO3.0」は、短い文章で英単語を覚えていく参考書です。先ほどと違って短い文章の分、文章で登場しやすい英語表現を覚えやすいのが特徴です。また短い時間で効率的に覚えていくことができるため、多くの単語を詰め込んでいきたい場合に最適です。

レベル3:システム英単語

「システム英単語」は入試で出やすい順番に単語が並べられている参考書です。受験生の多くが持っている参考書であり、フレーズが収録されており、単なる単語の暗記だけではとどまらない形になっています。難関大学レベルまで網羅しており、早慶レベルまで押し上げることができます。

英検準1級でる順パス単

「英検準1級でる順パス単」は、英検準1級で登場する単語や熟語をまとめた参考書です。準1級レベルは早慶の英語と同程度とされ、準1級の勉強をすることで早慶レベルを目指すことができます。1冊丸々網羅することができれば、早慶英語に必要な語彙力は備えたといってもよく、より効率的に勉強が行えます。

リンガメタリカ

「リンガメタリカ」は、早慶の長文で登場する専門性のある英単語を学べる参考書です。早慶の英語は政治や法律、経済、環境など時事的な話題が長文として出てくるため、専門的な単語が飛び交います。リンガメタリカはこうした専門性のある単語を収録しており、学んでくことができます。

文法の参考書ルート

レベル1:安河内の英語をはじめからていねいに

「安河内の英語をはじめからていねいに」は、文法があまり理解できていない、基礎が心配という人に向けて作られた参考書です。講義形式で進められるので1つ1つ丁寧に説明をしてもらい、コツコツと積み重ねていくことができます。基礎固めにはもってこいの1冊となっています。

レベル2:肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本

「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」は、文法に関する解説がとても詳しい参考書です。1つ1つの紹介が徹底されているため、細かなところで躓いている人でも納得しながら読み進めていくことができます。

レベル3:総合英語 Evergreen

「総合英語 Evergreen」は、基礎レベルから難関大学まですべてを網羅している参考書です。1つ1つの文法を事細かに紹介しており、その分厚さはまるで辞書のようなもの。文法の勉強をしていてわからないところがあった時にその部分を読み込んで理解力を高めていくことにも使えます。

レベル4:Next Stage

「Next Stage」は文法を本当に理解できているか、見開きページでどんどん問題に答えていくように設計されてある参考書です。持ち運びが容易なので電車の中などで開くことができ、スキマ時間を活用したい学生にとって欠かすことができない1冊となっています。

レベル5:頻出英文法・語法1000

「頻出英文法・語法1000」は早慶を受験する学生なら誰しもが持っている文法の参考書です。問題のレベルが高いことに加えて、解説がとても詳しく書かれているため、解説を読み込むだけでも十分参考になる1冊です。文法を完璧に仕上げたい場合におすすめであり、早慶を受けるのであれば必ず持っておきたいです。

解釈の参考書ルート

レベル1:英文読解入門基本はここだ!

「英文読解入門基本はここだ!」は、英文解釈の基礎中の基礎を学べる参考書です。1冊のボリュームがとても薄いため、1冊丸々終えるのにさほど時間がかからず、何度も解いてレベルを高めていくことができます。

レベル2:基礎英文問題精講

基礎英文問題精講は英文解釈のレベルを高めるのにぴったりな参考書です。短い文章を実際に英文解釈していき、難しく訳したくなるところを自然な文章に仕立てていくことができます。ひっかけのような問題が多く、どこで間違いやすいかを身をもって体感できる1冊です。

レベル3:ポレポレ英文読解プロセス50

「ポレポレ英文読解プロセス50」は、英文解釈のバイブルといえる参考書です。発売は1993年と実に30年近く経過しながらも、本質は変わらず、英文解釈を行っていくうえで知っておくべきテクニックや読み解き方を知ることができます。英文解釈をする上では欠かせない1冊です。

長文の参考書ルート

レベル1:英語長文ポラリスシリーズ

「英語長文ポラリスシリーズ」は段階的に英語長文の力をつけていくことができる参考書です。3冊で構成されており、一番下のレベルは高校基礎レベルから、一番上は私大難関レベルと幅広いです。一番下は英語長文ポラリス1。解説がわかりやすく、英文解釈もなされているため、解説を読めばどのように長文を読み進めていけばいいかがわかります。

レベル2:英語4技能ハイパートレーニング長文読解

「英語4技能ハイパートレーニング長文読解」は、解釈を終えて長文読解に切り替えていく中でおすすめの参考書です。英文解釈も解説でなされているほか、文章で登場した英単語がまとめられているため、これまでに学んだ英単語が覚えられているかをチェックできます。またリスニング対策にもつながる付属のCDもあり、至れり尽くせりです。

レベル3:やっておきたい英語長文700

「やっておきたい英語長文700」は、1題で700の単語が出てくる参考書です。早慶では実際に1題に700以上の単語が登場する問題ばかりですが、やや少ない700で実践し、問題に慣れていき、解くスピードを高めていくのがいいでしょう。早慶の一歩手前の状態の時に挑むとちょうどいいです。

レベル4:英語で読む力。54のサンプル・リーディングで鍛える!

「英語で読む力。54のサンプル・リーディングで鍛える!」は、グラフを使った問題、メールなど英検などでよく出てくるような形式に対応した参考書です。読み進めていくうえでのポイントや語彙力の確認などが行えるだけでなく、より実践的な読解力をつけていくことができます。

レベル5:合格へ導く英語長文 Rise 読解演習 4.最難関編

「合格へ導く英語長文 Rise 読解演習 4.最難関編」は、早慶や旧帝大の受験者向けに作られた参考書です。過去問が収録されており、単語数と大学名、制限時間がかかれており、より本番に近い状態で解いていくことができます。問題形式がバラエティに富んでおり、記述式にも選択式にも対応できています。

英作文の参考書ルート

レベル1:英作文基本300選

「英作文基本300選」は、英作文の基礎をつかみたい時におすすめの参考書です。英作文で使える表現がたくさん出てくるため、英作文を作る上で重要なフレーズや枠組みをマスターできます。英作文をどのように書けばいいかわからないと悩んでいる人にぴったりです。

レベル2:減点されない英作文

「減点されない英作文」は、英作文を書く中で減点をしやすいポイントをまとめて、解説がなされている参考書です。どのような局面で減点されやすいかが豊富な添削経験を持つ筆者の説得力あふれる言葉で書かれています。これを踏まえた上で英作文に取り組むことができます。

レベル3:基礎英作文問題精講

「基礎英作文問題精講」は、英作文の基本から自由英作文までを網羅し、力をつけていくことができる参考書です。大学で出題されたものをベースにしているほか、解答のパターンがいくつもあるため、様々な切り口から英作文のスキルを高められます。

早慶英語の難易度はどれくらい?

早慶英語の難易度はどれくらいなのか。英語資格、偏差値、受験者のレベルなどから解説します。

早慶の英語入試問題から見る難易度

早稲田の英語入試問題の特徴

早稲田の場合は英語の平均点が5割を切るケースが多く、必死に勉強を重ねてきたであろう受験生を苦しめるような問題が目立ちます。学部によっては1000語を超える問題が何題も出たり、英作文が2題出たりして時間が限られるため、効率よく解くことが求められます。国際教養学部では事前に英語資格や検定のスコアを提出することになっており、独自問題を用意しないケースもあるなど、英語入試の行く末に変化が訪れる可能性があります。

慶應の英語入試問題の特徴

慶應も早稲田同様、英語長文の語数が多く、内容も専門性の高いものが目立ちます。学校の教科書で出てくるようなほのぼのとしたものは少なく、移民や司法取引、母子家庭など世相に関する話題も出てきます。設問が多く解答時間が短いケースもある一方、文学部のように辞書持ち込みが許されることも。学部によってかなり難易度が異なるものの、易しければ楽ということはなく、易しいからこそミスが許されない苦しさもあります。

英語資格から見る難易度

早慶のレベルは英検に置き換えると準1級レベルにあると言われています。これは準1級が求める語彙力と早慶の英語が問う単語の数が同じようなレベルにあるからで、英検準1級の勉強を普段からしていればクリアできるレベルにあります。英検2級は高校卒業レベルなので、準1級は現役だとそれなりに難しい位置にあることがお分かりいただけるでしょう。

早慶の英語偏差値から見る難易度

早慶の偏差値はおおむね65から72.5の位置にあり、確実に合格を目指すのであれば少なくとも偏差値70は必要です。英語の偏差値が70なければ厳しく、これを超えられるかどうかがポイントになるでしょう。模試には偏差値表があるため、この時の模試で偏差値70をとるにはどれだけの点数が必要で、何が足りていないかをチェックするとアプローチがしやすくなります。

早慶の受験者レベルから見る難易度

早慶は基本的に3教科なので、3教科とも偏差値70レベルの学力を持つような人、それに準じた学生が参加します。偏差値70レベルなので旧帝大を受ける人やそれに準じた国公立大学を受ける人が参戦するため、おのずとその難易度は高くなります。偏差値70は学年に置き換えればトップか2番、3番までが該当するため、学年3位の成績をどうすれば出せるのかを考え、どんな人物が学年3位に入っているのかを思い浮かべるとおのずとイメージがしやすくなるでしょう。

早慶の参考書を活用した英語勉強法

早慶合格に向けて参考書を購入しても、それで満足してはいけません。効果的に活用する勉強法をご紹介します。

1冊を完璧に仕上げる

今回、多くの参考書をご紹介しましたが、基本的なこととして「1冊を完璧に仕上げる」ことを心がけましょう。一通り解いたとしても参考書の内容を完璧に理解しているとは言い難く、覚えきれていない部分もあります。完璧に仕上げることは参考書に書かれていることを完全に網羅し、いつでも知識を引き出せる状態にあることを意味します。そうすることでどんな参考書でも1冊仕上げることでそれなりの学力アップが見込めます。

解説が丁寧なものを選ぶ

参考書の中にはただひたすら問題を解くものもありますが、ただ解けばいいわけでもなければ、ただ合っていればいいわけでもありません。大事なことは解答までのプロセスであり、このプロセスに至るまでにどんな考え方があるのかを理解することです。そのためには解説が丁寧なものを選ぶことが大切であり、それを読み込むだけで十分に勉強になるようなものがいいでしょう。

記述問題が多い参考書を選ぶ

参考書によっては記号で選んでいくタイプの問題がありますが、これだと偶然に正解した場合にそのままスルーしてしまう恐れも。できるだけ記述問題が多く存在する問題集や参考書を購入して、記述形式でもしっかりと問題を答えられるようにしていきましょう。基礎固めから始める際には特に記述形式がおすすめです。少しでも苦労を重ねて色々なパターンを知ることが重要です。

早慶の高校に合格するためにおすすめの英語参考書5選

小学校受験、いわゆるお受験をするケースもありますが、一般的なのは早慶の附属高校に合格してエスカレーター式で大学に行く手です。早慶の高校に合格するためにおすすめの英語参考書をご紹介します。

中学版システム英単語

「中学版システム英単語」は1800の単語を収録した参考書です。早慶の大学受験でも利用する人が多いシステム英単語の中学生バージョンで、中1レベルから中2レベル、入試レベル、高校英語と段階的に勉強ができるほか、音声ダウンロードのサービスがついており、スキマ時間の活用も行えます。

塾で教える高校入試 英語 塾技63

「塾で教える高校入試 英語 塾技63」は、塾でおしえてくれる英語に関する技を教えてくれる参考書です。無理なく教科書レベルから入試レベルまで引き上げられるほか、難関高校の受験で差がつくような問題も多く収録しており、文法の確認などにも利用できる1冊です。

最高水準問題集 高校入試 英語

「最高水準問題集 高校入試 英語」は、国公立や私立の難関高校における入試問題を網羅した参考書です。難関高校で頻繁に出る問題や最上級に難しい問題などを収録しているほか、文法などそれぞれの分野に対応した問題も多く収録し、最後は模擬テストで実力を調べることができます。

英語長文テーマ別 難関攻略30選

「英語長文テーマ別 難関攻略30選」は、早慶の附属高校のような難関高校における英語の長文問題を分析して作られた参考書です。高校で取り上げるような文法の内容などもしっかりと網羅されており、最初は解きやすいものから段階的に難易度を高めていくなど、解き終わるころには一定の力が身についているようになっています。

中学 英語長文 ハイクラステスト

「中学 英語長文 ハイクラステスト」は、教科書レベルから難関私立、国公立高校レベルまで幅広く難易度が設定されている参考書です。できるだけ良問のみを取りそろえ、塾に通わなくても自宅学習で英語の成績が伸びるように、解説も詳しく書かれています。

まとめ

早慶合格のために時間をかけて段階的に学んでいくことが重要です。高3の1年だけで合格を目指すとなると学校生活にも支障が出るような猛勉強をせざるを得なくなります。例えば、英語は英検準1級レベルであることが言われているので、英検準1級を時間をかけて目指していくのもいいでしょう。いずれにしても、できるだけ長いスパンで計画を立てて合格をつかみとっていきましょう。