学び
2021.01.13
「仮面浪人したいけど就職で不利になるのかな?」
この記事ではこのような疑問を解決していきます。
具体的には
・仮面浪人は就職で不利なのか?
・仮面浪人失敗で留年した場合就活に不利?
・仮面浪人は履歴書や面接では隠すべき?
・仮面浪人が就職に不利にならないためにできること
の順に解説します。
6分位で読めるのでぜひ一読ください。
仮面浪人をすると就職で不利なのではないかと心配になりますよね。ここでは仮面浪人が就職で不利なのかどうか検討していきます。
結論から言うと仮面浪人は就職において不利ではありません。なぜなら仮面浪人かどうかにそこまで比重が置かれていないから。
確かに学歴は大切と言われます。しかし実際に仕事ができるかどうかは別。仕事ではコミュニケーション能力や、改善力、向上心など、総合的な力が必要だからです。
そのため就職においても学歴だけでその人を判断することはありません。
仮面浪人への面接官の印象は、普通の浪人生と変わりません。
冷静に考えてみると。仮面浪人した人間と浪人した人間に、大きな差があるでしょうか。
実際はほとんどないですよね。
面接官は面接のプロです。何千人もの人々を面接してきています。そのため仮面浪人だから優秀ではないというような、偏った考え方はしていません。
それよりも「会社に貢献してくれる人材かどうか」という本質的な部分を見てきます。
仮面浪人は就職で不利ではないという話をしましたが、仮面浪人の努力を伝えられれば、むしろ就職では有利になるでしょう。
なぜなら仮面浪人というのは、自分が頑張ったエピソードですよね。就活ではこの頑張ったエピソードが有効になるのです。
会社というものは基本的に長い間、務めることを前提にしています。
そのため、今この人がどんな結果を出しているかも重要ですが、それ以上に
・努力できるかどうか
・どのように問題解決行くか
を見ています。
努力できる人材であれば、長い目でみれば仕事でも結果を出してくれると予想できるからです。
そのため仮面浪人のエピソードを通じて、自分の努力を伝えられればむしろ有利に働くでしょう。
では仮面浪人に失敗し、留年した場合は就職に不利なのでしょうか。結論からいうと、使い方によるといえます。
どういうことか説明します。まず仮面浪人に失敗し留年したこと自体はそれほどマイナスではありません。
人間だれしも失敗はありますし、会社側も失敗しない人材を求めているのではなく、失敗を乗り越えられる人材を求めているからです。
そのためその後に何をしたかが重要です。
例えば今の大学でできることを考えて、資格の勉強に切り替えた、仮面浪人での経験があったおかげで、勉強に集中でき資格に合格したとなれば、強力なエピソードになります。
このように失敗した時点ではマイナスかプラスかはわかりません。そこからどうしていくかが重要です。
仮面浪人は履歴書や面接で隠すべきなのでしょうか。
結論は履歴書や面接で隠す必要ありません。むしろ隠し事や触れられたくないことを抱えたまま、面接に挑むと自分の良さを出しにくいでしょう。
仮面浪人の理由を語れば大丈夫です。
例えば
「仮面浪人した経緯を教えてください」
と言われれば
「~大学で、~の勉強がしたくて仮面浪人をしました」
と正直に語りましょう。
面接官もそこまで仮面浪人を気にしません。きちんと受け答えができれば大丈夫です。
仮面浪人が就職に不利にならないためにできることを解説します。
仮面浪人が就職に不利にならないためにできること1つ目は仮面浪人の理由はポジティブに語ることです。
就職では伝え方が大切になります。
例えば「第一志望に落ちたから」という理由。これでは良い評価には繋がりません。
・「~大学にいって、~の勉強がしたかったから」
・「~大学の~教授のもとで勉強したかったから」
・「~大学の部活がしたかったから」
など明確な目的を語りましょう。
さらに具体的に
・毎日7時間勉強した
・スキマ時間を使って、常に勉強していた
・効率的な勉強法を学び、受験勉強した
などどのように取り組んだかを語ることで良い印象が持たれます。
仮面浪人が就職に不利にならないためにできること2つ目は仮面浪人からの学びを語ることです。
面接官は結果よりもその人がどのようなことを考えて努力したのかを知りたがります。結果は様々な要素で左右されることですが、努力の姿勢は、仕事でも共通してくるからです。
そのため、仮面浪人からの学びを語ることで、仮面浪人をただの受験で終わらせることなく、プラスにできます。
例えば
・時間のない中でも、高い熱量を持って取り組めば目標達成できることを学んだ
・自分を分析し、苦手科目を重視して改善することで合格できた
・モチベーションを継続するために環境を整える大切さを実感した
など仮面浪人からの学びを伝えましょう。
仮面浪人が就職に不利にならないためにできること3つ目は自信を持って語ることです。
これは精神論ではありません。明確な根拠があるのです。
例えば面接では「何をいうか」という会話の中身が重要だと思いがちですよね。しかし人は、言語情報からは2割程度しか、情報を得ていません。
それよりも
・声のトーン
・姿勢
・話すスピード
・表情
・身振り手振り
・体の動作のスピード
といった非言語情報から情報を得ているのです。
そのため面接では、内容も大切ですが、どのように振る舞うかが重要になります。もちろん話す内容も情報を伝えていますから意味はあります。
しかし最も重要なのは堂々とした態度だということを忘れないようにしましょう。
ここまで仮面浪人は就職で不利なのか、不利にならないためにできることを解説してきました。
重要なポイントをまとめます。
・仮面浪人は就職において不利ではない
・仮面浪人は努力を伝えられれば就職では有利
・仮面浪人が就職に不利にならないためにできること
① 仮面浪人の理由はポジティブに語る
② 仮面浪人からの学びを語る
③ 自信を持って語る
仮面浪人は就職において不利になりません。そのため就職を心配して仮面浪人を躊躇している人はぜひ挑戦してみてください。