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MARCH(マーチ)理系の入りやすい穴場学部5選!文系・理系の入りやすさ比較も

2021.01.10

近年は大学のブランド力を重視するケースが増えており、何はともあれ有名大学を目指せ!と親からのプレッシャーを受ける学生も少なくありません。理系学生の場合、何が何でもMARCHには入っておけ!と言われた人もいるはずです。

今回はMARCHの理系学部の中でも入りやすい学部・学科をご紹介します。なぜ入りやすいのかの説明だけでなく、実はとても入りにくい学部も存在します。穴場学部や大激戦の学部などをご紹介します。

MARCH(マーチ)理系の入りやすい穴場学部ランキング5選

MARCHの理系は学科だけで数十も存在します。その中から穴場となっている学部・学科をご紹介します。

第5位:法政大学生命科学部環境応用学科

基本情報

法政大学生命科学部環境応用学科は偏差値50.0でMARCHの学部の中で低いグループに入ります。後ほどご紹介する大学入学共通テスト利用B方式では倍率が2.4倍で、入試科目は数学2科目、理科、外国語、それぞれ200点ずつ計600点です。

なぜ入りやすいのか

環境応用学科の偏差値は河合塾の最新のボーダーで50.0と低く出ています。河合塾では2.5刻みで偏差値が変動するため、少し前まで52.5だったことを考えると50をすぐに割るとは限りません。ただし50.0に最も近い学科であるのは間違いなくMARCHの中でも低めです。法政大学の理系学部は一般入試で倍率が高く、共通テスト利用入試で倍率が低くなる傾向にあり、環境応用学科も同じです。共通テスト利用B方式では合格最低点が73%と法政大学の理系学部の中では低い数字となっており、狙い目と言えるでしょう。しかも生物が利用できるため、点数がとりやすいのもポイントです。(参照:法政大学)

第4位:明治大学理工学部電気電子生命学科

基本情報

明治大学理工学部電気電子生命学科は偏差値が57.5で、後ほどご紹介する大学入学共通テスト利用3教科方式では倍率が2.8倍~3.2倍、共通テスト利用入試3教科方式では数学2科目、理科と外国語それぞれ200点ずつ計600点となっています。

なぜ入りやすいのか

理工学部の中で電気電子生命学科は一番偏差値が低く、特に共通テスト利用入試を見ると他の学科に比べ、倍率が低めです。3教科方式の理科では生物が選べるため、生物で大きく点数を稼ぐことが可能です。数Ⅲも使用しないため、数学と理科にそこまでの時間を割かなくて済み、英語に力を入れて挑むことができます。合格最低点のボーダーはギリギリ80%を割っており、意外な狙い目と言えるでしょう。(参照:河合塾)

第3位:青山学院大学理工学部物理科学科

基本情報

青山学院大学理工学部物理科学科は偏差値が52.5で一般入試の倍率は1.6倍~2.8倍、最も募集人数が多い個別学部日程A方式の科目は数学、理科、外国語がそれぞれ150点、計450点です。物理科学科のため、理科は物理しか選べません。

なぜ入りやすいのか

物理科学科は理工学部の中では偏差値が低く、偏差値52.5で青山学院大学に入ることができます。個別学部日程A方式は数学が100分、他が80分とかなり試験時間が長いのが特徴です。合格最低点が60%を切ってるのが特徴的で、共通テスト利用に至っては75%がボーダーになっています。文系学部と比べ、理系学部は総じて合格最低点が低いですが、偏差値も倍率も低く合格最低点が60%を切るとなれば穴場としてチェックすべきでしょう。(参照:青山学院大学)

第2位:立教大学理学部数学科

基本情報

立教大学理学部数学科は偏差値が55.0で一般入試の倍率は2.3倍、科目は数学200点、理科100点、外国語100点計400点です。数学科ということもあり、他の学科と比べて数学の配点が高いのが特徴的です。

なぜ入りやすいのか

理学部の中でも数学科は偏差値55.0と学部の中で見ると一番低く、かつ倍率も低めになっています。理学部の一般入試では外国語のテストは行わず、英語の資格や検定試験におけるスコアもしくは共通テスト英語の成績が採用されます。共通テスト英語の成績は直近のものを利用しますが、一般入試で用いる英検などのスコアは出願期間の初日から2年以内と定められており、直近の成績は関係なく2年以内に好成績を残していれば問題ありません。そのため、数学と理科に特化して勉強すればよく、しかも理科では生物が使えるため、数Ⅲを利用する数学に集中して取り組むこともできます。(参照:立教大学)

第1位:法政大学理工学部

基本情報

法政大学理工学部は偏差値52.5~57.5でMARCHの学部の中で一番低いグループです。大学入学共通テスト利用B方式では倍率が2.5倍~3.3倍で、入試科目は数学2科目と理科、外国語、それぞれ100点ずつです。

なぜ入りやすいのか

元々偏差値が理系学部の中でも低めになっており、MARCHの全ての学部学科を見ても下から数えた方が早い学部です。また法政大学理工学部のキャンパスは小金井市にあり、中央線が走っているものの、都心からはやや離れた位置にあります。学部全体を通して一般入試よりも共通テスト利用入試の方が倍率が低い傾向にあります。共通テスト利用入試において、理工学部では数学2科目と理科、外国語が使われ、いずれも100点ずつです。英語の比重が低く、合格最低点は得点率80%を切っており、英語が苦手な理系学生にとってかなりおすすめです。(参照:河合塾)

MARCH(マーチ)理系の入りにくい学部ランキング3選

MARCHの理系学部に穴場学部がある一方、なかなか入りにくい学部も存在します。ここでは入りにくい学部についても解説します。

第3位:中央大学理工学部情報工学科

中央大学理工学部情報工学科は2021年度の一般入試において理工学部内で最も志願者数が多かった学科です。募集人員は10ある学科の中で5番目とちょうど真ん中ながら志願者数が最も多いため、激選であることがうかがえます。特に激戦だったのは共通テスト利用入試併用方式で、全体で見れば前年度より志願者数を大きく減らす中、情報工学科は志願者数を増やしていました。偏差値は60.0と高く、東京都心部のキャンパスも手伝い、人気が集まり入りにくい学科となっています。(参照:中央大学)

第2位:青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科

青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科は一般入試での倍率が高く、2021年度は4.5倍と理工学部の中では高い倍率となっています。合格最低点を見ると、他の学科は5割台の得点率がボーダーになる中で情報テクノロジー学科は最低でも65%以上とレベルが抜きんでています。偏差値は60.0と高く、就職先もソフトウェア系や情報通信など誰もが知る有名企業に卒業生を送り込むなど、かなりハイレベルな学科です。(参照:青山学院大学)

第1位:明治大学農学部食料環境政策学科

明治大学農学部食料環境政策学科は常に倍率が高く、ここ10年は一般入試で倍率5倍以上を記録し、偏差値は60.0、もしくは62.5とMARCH理系学部の中でもトップクラスです。明治大学農学部自体が農学部がある私立大学の中で最上位、国公立大学を含めても偏差値ではトップクラス。倍率も高く、偏差値も高いとなると、かなり勉強しないと入れない学部・学科であることは間違いなさそうです。(参照:明治大学)

MARCH(マーチ)は文系よりも理系の方が入りやすいの?

偏差値だけを見ればMARCHの理系よりも文系の方が高めなので、理系の方が入りやすいと錯覚しがちです。しかし、文系の受験科目は国語、英語ともう1教科で、日本史など暗記科目がほとんど。理系は英語と数学、化学や物理、生物で、暗記科目は生物ぐらいしかありません。勉強のむずかしさや求められる能力を鑑みれば、理系の方が難しく、偏差値以上に入るのは難しいでしょう。

しかも、文系であればどの学部を選んでも問題は生じにくいでしょう。理系だと学部学科の違いは非常に大きく、どこでも入れればいいや!と思っていても入ってから大苦戦することもしばしばです。入るのも大変、入ってからも大変、そして卒業するのも大変、それが理系学部です。

まとめ

MARCHの理系学部の中には河合塾の偏差値で50.0扱いになっている学部学科もあり、文系学部よりも入りやすい印象を与えますが、実際はそんな単純なものではありません。文系の偏差値よりも低く出やすく、いくらかプラスしたものが実際の偏差値になるとも言われています。実際に必要な偏差値は文系学部とさほど変わらないと考えるべきでしょう。MARCHの理系学部に入りたい方は、偏差値や入試科目、倍率をチェックしてみることをおすすめします。