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MARCH(マーチ)は上位何パーセント?同年代の人数から計算してみた

2021.12.24

偏差値が高位安定し、知名度も相変わらず高い状態が続くMARCHの5大学。ネットでは揶揄する声がある一方、その実績は揺るぎません。一生懸命勉強した人たちが入学できる大学というイメージは誰しもが持っていることでしょう。

今回はMARCHが上位何パーセントに入っているのかに注目するとともに早慶上理や旧帝大だと上位何パーセントになるのか、調べました。

MARCH(マーチ)は上位何パーセントか?

いきなりMARCHが果たして上位何パーセントに入るのかをチェックしていきます。ここでは実際の入学者数や偏差値を利用し、上位何パーセントかを判断します。

同年代で上位何パーセント?

同年代って何人くらいいるの?

例えば2022年度入試に挑む2003年生まれを例にみると、出生数はおよそ112万人です。早生まれなどを考慮しても110万人と考えていいでしょう。出生数は年々下がるため、同年代のライバルはそれだけ減ります。令和元年度に大学へ入学したのは63万人で、大学進学者のうち2割が浪人生とされるため、50万人ほどが現役合格を果たします。「同学年のライバルは50万人」と考えていいでしょう。

MARCH(マーチ)以上の大学への進学者は何人?

MARCHや早慶上理など難関大学に進学できた人は果たして何人ぐらいなのか。実際に調べてみると、MARCH以上の大学に入った学生は13万人ほどです。ちなみに早慶上智や旧帝大に絞ると5万人弱、東大京大はおよそ7000人ほど、段々と狭き門になります。

結論:MARCH(マーチ)は同年代で上位何パーセント?

MARCH以上の大学に入った学生の割合は上位15%弱、7人ないし8人に1人あたりがMARCH以上に入る計算です。MARCHに入る人たちがいかに選ばれた人たちであるか、実際の入学者数などを見れば明らかです。

大学進学者の中で上位何パーセント?

MARCH(マーチ)の偏差値はどれくらい?

さて、次は偏差値から上位何パーセントかをチェックします。そのためにはMARCHの偏差値を知る必要があります。河合塾がまとめた2022年度の入試難易度ランキングのボーダーラインをチェックすると、MARCH5大学の偏差値はおおむね55.0~65.0のところに入ります。平均するとだいたい60程度と考えていいでしょう。河合塾のボーダーラインは合格率50%を示しており、偏差値60があって合格率50%なので難易度は高めです。

偏差値と上位何パーセントかの関係は?

偏差値は基本的に偏差値50が真ん中になるため、上位50パーセントとなります。偏差値60の場合は上位15.8パーセントです。偏差値65までいけば6.6パーセント、偏差値55まで下げると30.8パーセントに。学部や学科によっては狭き門になったり、比較的入りやすかったりしますが、偏差値60だとやや狭き門になっている印象です。

結論:MARCH(マーチ)は大学進学者の中で上位何パーセントか?

偏差値60を想定した場合、MARCHの進学者は上位15.8パーセントに入ることになります。先ほど紹介した実際の入学者数から見た数字と比べると2パーセント程度の差がありますが、難易度的にはどちらも同じです。このため、MARCHに入るには、同学年の上位13パーセントから15パーセントにいなければいけません。

MARCH(マーチ)以外の大学は上位何パーセント?

MARCHがだいたい上位13パーセントから15パーセントにいることが分かりましたが、それ以外の大学は上位何パーセントなのか、偏差値などを使って解説します。

早慶上理

早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学で構成される早慶上理。偏差値はかなりバラけていますが、偏差値52.5から72.5に設定されています。偏差値62だった場合は上位11.2パーセント、偏差値65は上位6.6パーセント、偏差値67は上位4.4パーセント、偏差値70は上位2.2パーセント、偏差値72は上位1.3パーセントに。かなり狭き門であることがわかります。

東京理科大学はやや低めの偏差値で早慶上智が高めなので、早慶上理の中でもかなり差が大きく、特に早慶は60が最低ラインになりやすいので、上位10パーセント以内には入っておかないと大変です。

旧帝大

旧帝大は北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の7大学で構成されています。偏差値の幅は非常に大きく52.5から72.5に設定されています。やはり東京大学や京都大学の偏差値は高く70を超えます。東大京大の入学者数はおよそ7000人ほどで、偏差値的には上位1.3パーセントとなるため、若干の誤差がありますが、より偏差値は上に寄っている可能性があります。

ただ偏差値といっても、共通テストで多くの科目をこなさないといけないため、複数の科目で同じような偏差値を揃える必要があるため、私立と比べると多少ハードになるでしょう。

難関国立

旧帝大に入っていない、一橋大学や東京工業大学、神戸大学、横浜国立大学を難関国立大学と仮定すると、偏差値は55.0から72.5となります。横浜国立大学がこの中だと偏差値的に低めですが、それでも67.5がないといけない学部学科があり、偏差値的に上位5パーセントあたりには入っておくべきでしょう。こちらも共通テストで多くの科目を受け、安定的に点数をとらないといけないので大変です。

日東駒専

MARCHの滑り止めの扱いになることが多い日東駒専ですが、偏差値の幅が非常に大きく37.5から67.5まであります。この上限と下限の数字は日本大学がたたき出しており、東洋大学と駒澤大学は偏差値60、専修大学は57.5です。55ないし57.5の学部学科が多いため、上位24パーセントから30パーセントあたりになります。

関関同立

関関同立は偏差値50.0から67.5となっています。この偏差値はMARCHと同ランクに位置するため、求められる偏差値もMARCHと同じと考えてよく、上位13パーセントから15パーセントに入る必要があります。

大東亜帝国

大東亜帝国は数年前と比べてかなり難化しているものの、偏差値47.5や50の学部学科が多めです。上位50パーセントから60パーセントあたりにいれば入ることができます。日東駒専に迫る偏差値を持つ学部もありますが、まだ差は大きいです。

産近甲龍

医学部がある近畿大学で偏差値65があるものの、2番手が偏差値57.5になり、下限は偏差値42.5までになります。偏差値を見れば、大東亜帝国から日東駒専までの幅広さがあるので、学部学科によっては上位50パーセントレベルでも大丈夫でしょう。

まとめ

40人学級だった場合、上位15パーセントに入るということは、クラスで6番目までに入る必要があります。結構な狭き門であり、日東駒専ならトップ10近辺でよく、シビアさが変わります。大東亜帝国ならば上位20人までに入れば問題ない計算です。身近な目印を見つけると、目標は立てやすいでしょう。少しでも上を目指していき、MARCHやその上の大学を目指すべきです。